<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><rss version="2.0"
	xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
	xmlns:wfw="http://wellformedweb.org/CommentAPI/"
	xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
	xmlns:atom="http://www.w3.org/2005/Atom"
	xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
	xmlns:slash="http://purl.org/rss/1.0/modules/slash/"
	>

<channel>
	<title>BIG ISSUE ONLINE</title>
	<atom:link href="http://bigissue-online.jp/feed" rel="self" type="application/rss+xml" />
	<link>https://bigissue-online.jp</link>
	<description>見えない課題に、光をあてる</description>
	<lastBuildDate>Mon, 01 Jun 2026 02:16:33 +0000</lastBuildDate>
	<language>ja</language>
	<sy:updatePeriod>
	hourly	</sy:updatePeriod>
	<sy:updateFrequency>
	1	</sy:updateFrequency>
	<generator>https://wordpress.org/?v=7.0</generator>

<image>
	<url>https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2024/12/cropped-favicon-32x32.png</url>
	<title>BIG ISSUE ONLINE</title>
	<link>https://bigissue-online.jp</link>
	<width>32</width>
	<height>32</height>
</image> 
	<item>
		<title>日雇い労働者の街、山谷。りんりんふぇす2026での座談会「山谷の昔、今、そしてこれから」より</title>
		<link>https://bigissue-online.jp/archives/27671</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 01 Jun 2026 21:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[イベントレポート]]></category>
		<category><![CDATA[経済・産業]]></category>
		<category><![CDATA[貧困・ホームレス]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://bigissue-online.jp/?p=27671</guid>

					<description><![CDATA[東京都の台東区と荒川区の境となるエリアに、通称「山谷」と呼ばれてきた地域がある。現在の住所として「山谷」という地名は残っていないが、かつて日雇い労働者が集まる「寄せ場」として知られていた街だ。戦後から高度経済成長期にかけ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">東京都の台東区と荒川区の境となるエリアに、通称「山谷」と呼ばれてきた地域がある。現在の住所として「山谷」という地名は残っていないが、かつて日雇い労働者が集まる「寄せ場」として知られていた街だ。戦後から高度経済成長期にかけて、多くの日雇い労働者が建設や土木の仕事を求めてこの地域に集まり、いわゆる「ドヤ」（簡易宿泊所）に泊まりながら、都心のビル群や都市インフラの構築を支えてきた。山谷の「玉姫公園」で、今年も音楽イベント「りんりんふぇす」が行われた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「りんりんふぇす」は、シンガーソングライター・文筆家の寺尾紗穂さんが「隣」の人と「輪」になろうと呼びかけて始まった。アーティスト、山谷の人々、ビッグイシューの販売者、音楽ファン、支援団体、地域の人たちなど、多様な人々が同じ場に集い、音楽を楽しむイベントで、青山梅窓院で10回続けた開催を含めると今回で13回目だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">2026年4月最後の日曜日、りんりんふぇすのライブの合間に開かれた座談会のテーマは、「山谷の昔、今、そしてこれから」。東京・山谷で夜回りしながら路上生活者を支援する現役僧侶・吉水岳彦さんのファシリテートで、NPO法人ビッグイシュー日本共同代表・稲葉剛や、山谷にかかわる３人が語った。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full"><img fetchpriority="high" decoding="async" width="1000" height="665" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6811.jpg" alt="" class="wp-image-27672" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6811.jpg 1000w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6811-300x200.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6811-768x511.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /><figcaption class="wp-element-caption">Ⓒ浅野カズヤ</figcaption></figure>



<h3 class="wp-block-heading">使い捨ての労働力が「集められた」過去と、「分散させられた」現代／中村光男さん（一般社団法人あじいる）</h3>



<p class="wp-block-paragraph">1980年代から山谷で活動してきた中村さんは、こども食堂や外国人、生活困窮者などの支援団体に食品を提供してきたフードバンクを運営する一般社団法人「あじいる」のスタッフだ。「人づきあいが苦手で、すぐになごませるようなことはできないんだけども」と言いながら、訥々と山谷の歴史を振り返った。</p>



<p class="wp-block-paragraph">山谷や大阪の釜ヶ崎のようなドヤ街は、“使い捨て”の労働力をプールする場所として都市の周辺に形成されてきた。住民票を置くことができず、選挙権や社会保障からも切り離され、社会保険も適用されない労働のあり方を、中村さんは「奴隷的な労働だった」と表現する。戦後、100万人をゆうに超える人たちが臨時・日雇労働に従事してきたが、90年代になるとバブルがはじけ、あらゆる産業が末端の人たちを切り捨てた。そうして日雇い労働者たちは仕事をなくし、路上に放り出されたのだと中村さんは話す。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「それでも、唯一よかったのは、路上に出てしまったけれども、コミュニティがあったこと。当事者のエネルギーがつながる場所があった。一緒に汗流す、一緒に何か作るなどのことを通じて人間的にわかり合って、なんとか飯を食い、自分たちの居場所を確保していった。」</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full"><img decoding="async" width="1000" height="665" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6847.jpg" alt="" class="wp-image-27673" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6847.jpg 1000w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6847-300x200.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6847-768x511.jpg 768w" sizes="(max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /><figcaption class="wp-element-caption">Ⓒ浅野カズヤ</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">当時中村さんは、週に1度ずつ、山谷、新宿、上野で600食から1300食を、当事者と一緒に炊き出しで提供し、そのなかでつながりを作っていった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「いま、非正規労働者という名の労働者は、2200万人近くいる。働いても食べていけない人たちがあふれ返り、それぞれが分断されてお互いがわからない社会になってしまっている。分断された中で、気持ちをわかり合い、つながり合い、協力し、なんとか生き残って、こういうふうに発信している力を付けていくことが肝心なんだと思います。」</p>



<p class="wp-block-paragraph">山谷は、単に「貧しい人が集まる場所」だったのではない。都市の基盤となる建造物やインフラを建て、社会を支えてきた労働者たちの街だった。働けるあいだは働く。働けなくなれば路上に出る。かつてはそれが目に見える形で繰り返されてきたが、今はそれが不可視化されているのだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">労働歌の歌詞に見える、搾取の歴史／寺尾紗穂（シンガーソングライター・文筆家）</h3>



<p class="wp-block-paragraph">「アジアの汗」は、路上生活となったSさんに聞いたエピソードを元に、寺尾紗穂さんが作った歌だ。</p>



<h5 class="wp-block-heading">アジアの汗/寺尾紗穂</h5>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-4-3 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<div class="c-responsive-container-16-9"><iframe title="寺尾紗穂｜Saho Terao - アジアの汗（Uncontrolled Version） [Official Music Video]" width="1220" height="915" src="https://www.youtube.com/embed/i9jHwdrmOH0?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div>
</div></figure>



<p class="wp-block-paragraph"><br>稲葉や吉水さんとともに、生前のSさんのエピソードを懐かしそうに振り返る。Sさんは高度経済成長期に日本に出稼ぎに来て共に働いていたアジアの人たちとコミュニケーションできるよう、いろんな言語を体得していた人だ。新宿のテント村に初めて来たボランティアや学生がなじめるように声かけをしていた、絵を描くのが好きで個展を開いた、解体の仕事に従事していて、エレベーターの開口部から落ちて怪我をしたことで働けなくなり、路上に出た…等の解像度の高いエピソードに、Sさんが「日雇い労働者」や「路上生活者」という一括りの属性だけでは語れない、一人の存在だったことが浮かび上がる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">去年、寺尾さんは、「わたしの好きな労働歌」という古い仕事歌を集めたアルバムを出した。そのアルバムには、島根県の銅山で歌われてきた「佐津目銅山鉱夫歌」が収録されている。歌の３番は「神戸行こうとわし連れ出して ここが神戸かヨー山の中」で終わる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「これは“（兵庫の）神戸にいけばいい仕事あるから”と手配師にうまいこと言いくるめられて、島根の神戸川（かんどがわ）周辺の銅山に連れて来られてしまった労働者がいたということだと思います。」</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="1000" height="665" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6629.jpg" alt="" class="wp-image-27674" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6629.jpg 1000w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6629-300x200.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6629-768x511.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /><figcaption class="wp-element-caption">当日は寺尾さんの歌声に合わせ、ダンスグループ「ソケリッサ！」がダンスを披露<br>Ⓒ浅野カズヤ</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">寺尾さんは、各地に残された労働歌や、全国各地に埋もれた忘れられた子守歌やわらべうたを探して歌ってきた。そうした歌や記録が残っているのは、そこで経験や思いが紡がれ、歌い継がれてきたからだ。そうした共有されてきたつぶやきのような歌が消えた現在、働くものたちのつながりはどこに見出せるのか。寺尾さんの語った労働歌は、次の稲葉の話にもつながっていく。</p>



<h3 class="wp-block-heading">「都市全体が寄せ場化」する時代に／稲葉剛（NPO法人ビッグイシュー日本共同代表、一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事）</h3>



<p class="wp-block-paragraph">稲葉は、2000年代以降の都市の変化を「都市の寄せ場化」という言葉で表現した。</p>



<p class="wp-block-paragraph">かつての「寄せ場」では、山谷や釜ヶ崎のような特定の地域に労働者が集められ、手配師が求職者たちを集め、過酷な労働現場へ送り込むシステムがあった。ところが、携帯電話やスマートフォン、バイトアプリ等が普及したことで、労働者を物理的に一カ所へ集める必要がなくなり、現在は、仕事を求める人たちはバイトアプリで短期・単発の仕事をしながら、都心のネットカフェに泊まって働いている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「そうすると、お互いを知り合う機会がない。それだけ分断されているということだと思います」</p>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、山谷には、かつて寄せ場として形成されてきたがゆえの簡易宿泊施設や支援団体とのつながりが、今も残っている。都市全体に不安定な労働や生活困窮が広がり、人々が分散して見えにくくなる中で、山谷という地域は、行き場を失った人が支援につながるための接点にもなっている。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="1000" height="665" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6858.jpg" alt="" class="wp-image-27675" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6858.jpg 1000w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6858-300x200.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6858-768x511.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /><figcaption class="wp-element-caption">Ⓒ浅野カズヤ</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">「ここ数年は、難民認定申請をしている人たちの相談も増えていますが、公的な支援がほとんどないのに加えて、難民申請中の人たちを泊めてくれる場所も少ない。でもそんななかで、山谷地域には、宿泊を受け入れてくださる施設もある。山谷という地域とつながることは、また大事になってきていると感じます」</p>



<p class="wp-block-paragraph">日本では、母国から逃れてたどり着いた人が、難民申請中で働くことができず、公的支援にもつながれないまま、生活に困窮するケースがある。座談会では、妊娠中にもかかわらず食べ物に困り、ゴミ捨て場をまわらざるを得なかった女性の事例にも触れられた。山谷は、過去の遠い地域の話ではない。働きたくても食べていけず、住まいも確保できず、孤立が進む現在の社会の姿とつながっているのだ。</p>



<h3 class="wp-block-heading">当事者の主体化、関係性の価値に重きを置いたケア労働を／千葉翼さん（特定非営利活動法人自立支援センターふるさとの会）</h3>



<p class="wp-block-paragraph">千葉さんは、山谷の変化を大きく三つの時代に分けて説明した。労働者の街としての山谷。その後、1990年代から2010年代にかけての福祉の街としての山谷。そして2020年代の山谷は「再開発の街」だという。</p>



<p class="wp-block-paragraph">かつて山谷には、「山谷に来れば、どうにかなる」というセーフティーネット機能があった。行き場を失った人がたどり着き、寝泊まりする場所を見つけ、支援につながることができる。その街のあり方を、再開発の波が押し寄せる中でどう維持し、つくり直していくのか。それが今の山谷の大きな課題だと千葉さんは語った。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ふるさとの会」は、1990年代に山谷地域を中心に炊き出しや居場所づくりの活動を始めた。その後、路上で寝泊まりせざるを得ない人たちに住まいを確保するため、空き家や建物を活用した居住支援に取り組んできた。現在は、山谷で支援付き住宅を運営し、住まいだけでなく日常生活を支える仕組みをつくっているという。</p>



<p class="wp-block-paragraph">山谷には、住宅だけでなく、労働、貧困、医療、介護、依存症、国籍など複数の問題が重なっている。だからこそ、単に居住スペースが確保されるだけではなく、生活支援も必要になる。さらに、生活支援だけでは地域生活を支えることもできない。様々な支援者との連携が不可欠になる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこで山谷地域では2008年に「山谷・地域ケア連携をすすめる会」が発足し、複数の支援団体、訪問看護ステーション、クリニック、行政、研究機関などが連携しながら、重篤化した生活困窮者の地域生活をどう継続させるかに取り組んできた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「当事者の主体化、連帯性が重要なポイントだと思います。当事者が単にケアを受ける、支援を受けるという受動的なあり方だけではなくて、今度はその当事者の方が主体化して隣の当事者のケアを担う、そういう双方向的なケアの循環システム、互助のつながりに重きを置いています」</p>



<p class="wp-block-paragraph">単に、当事者同士がインフォーマルに助け合うだけではない。その関係性を、具体的な雇用の形にどう落とし込むか。単なる労働ではなく、関係性の価値に重きを置いたケア労働を、当事者にも担ってもらう。ふるさとの会では、こうした取り組みを「ケア付き就労支援プログラム」と呼び、雇用の形にしてきた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「当事者の方が地域のケアの担い手として立ち上がっていく。こういう試みは、社会的にも非常に重要なのかなと思います」</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="1000" height="665" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6782.jpg" alt="" class="wp-image-27676" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6782.jpg 1000w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6782-300x200.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6782-768x511.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /><figcaption class="wp-element-caption">当日はふるさとの会の当事者たちがフランクフルトを販売<br>Ⓒ浅野カズヤ</figcaption></figure>



<h3 class="wp-block-heading">再開発でセーフティーネット機能が失われていく</h3>



<p class="wp-block-paragraph">一方で、山谷の風景は大きく変わりつつある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">千葉さんによれば、高度経済成長期には220軒以上あったとされる山谷の簡易宿泊所は、現在では100軒を切っているのではないかという。高層マンションが建ち、低家賃住宅や簡易宿泊所が減っていく。再開発が進めば、街はきれいになり、便利になるだろう。しかし、低家賃で暮らせる場所が失われれば、山谷が持ってきたセーフティーネット機能は弱まっていく。行き場を失った人が「山谷に来れば、どうにかなる」と思えた街のあり方が、保てなくなる可能性がある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">この点について千葉さんは、慎重に言葉を選びながら話す。大切なのは、再開発そのものを単純に否定することではなく、そのプロセスに何を組み込むかだという。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「再開発のプロセスの中に、生活困窮者向けのソフトにあたるものをどう組み込んで、再開発それ自体の意味を再編するようなアクションをどう考えるかというところが大事だと思います」</p>



<p class="wp-block-paragraph">山谷の再開発を、ただ地価を上げ、建物を建て替え、外から来る人にとって便利な街にするだけで終わらせない。そこに、生活困窮者が暮らし続けるための住まいや支援、地域のつながりをどう組み込むのか。再開発の意味そのものが問われている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「声を上げないと、もうどうしようもない」</p>



<p class="wp-block-paragraph">終盤、中村さんは、住まいの問題は山谷だけの問題ではないと語った。普通に働いている人にとっても、住まいを確保することが難しい社会になっているからだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">都内では、マンション価格が高騰し、普通に働いているサラリーマンでも家を買うことが難しくなってしまった。30平方メートル以下の賃貸住宅でも、平均家賃が11万円を超える。東京23区のマンションの平均価格は1億円を超える。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ふつうに働いていりゃ、そんなの買えるわけないじゃないですか。やっぱり声を上げないと、もうどうしようもない状況になってきているんですよね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">つながりをつくること、問題を社会に伝えていくことを改めて強調する。<br>これからの山谷に必要なのは、利益を最大化するためだけの開発ではない。行き場を失った人でも住まいを得て、支援につながり、地域で暮らし続けられるための開発だ。住まいをつくること、ケアを組み込むこと、当事者が支えられるだけでなく支える側にもなること。<br>「隣」の人と「輪」になる、というメッセージが込められた「りんりんふぇす」は、2026年に過去最多となる900名の来場者を迎えた。一方で、誰もが参加しやすい場として続けていくには、運営資金面での課題もあるという。それでも、働いても暮らせない人が増え、住まいを持つことが難しくなり、困っている人同士が顔を合わせる場も失われていく社会の中で、りんりんふぇすが大切にしてきた「隣」の人と「輪」になるという言葉の意味が、改めて重く感じられる。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="1000" height="665" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6583.jpg" alt="" class="wp-image-27678" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6583.jpg 1000w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6583-300x200.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/06/DSC_6583-768x511.jpg 768w" sizes="auto, (max-width: 1000px) 100vw, 1000px" /><figcaption class="wp-element-caption">山谷の歴史についての展示に多くの人が見入っていた<br>Ⓒ浅野カズヤ</figcaption></figure>



<h4 class="wp-block-heading">あわせて読みたい</h4>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://bigissue-online.jp/archives/10739">「都市型限界集落」となった山谷：歴史とその変遷（吉間慎一郎）</a></li>



<li><a href="https://bigissue-online.jp/archives/10722">無料診療所を運営する「山友会」・油井和徳さんと山谷を歩く</a></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>表紙＆スペシャルは「岡本多緒」、特集は「“紙とデジタル”を使い分ける」／『ビッグイシュー日本版』６月１日発売の５２８号</title>
		<link>https://bigissue-online.jp/archives/27644</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 31 May 2026 03:01:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ビッグイシューのご案内]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://bigissue-online.jp/?p=27644</guid>

					<description><![CDATA[（リレーインタビュー　私の分岐点）元日本代表女子バスケットボール選手　　　　栗原三佳さん 15年には女子バスケットボール日本代表としてアジア選手権に出場して優勝に貢献、16年のリオデジャネイロ五輪では３ポイントシュート成 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h3 class="wp-block-heading">（リレーインタビュー　私の分岐点）元日本代表女子バスケットボール選手　　　　栗原三佳さん</h3>



<p class="wp-block-paragraph">15年には女子バスケットボール日本代表としてアジア選手権に出場して優勝に貢献、16年のリオデジャネイロ五輪では３ポイントシュート成功確率世界第３位を記録した栗原三佳さん。<br>　バスケの強豪校だった大阪薫英女学院高校へ進学。全国からバスケのエリートたちが集まり、長時間の練習や技術的に優れた仲間を前にして、不安もあったと言います。そんな栗原さんのバスケに対する向き合い方が変わるきっかけになった言葉とは？</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/a515217dd42eef442626cb78c8c0cc8e-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-27665" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/a515217dd42eef442626cb78c8c0cc8e-1024x1024.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/a515217dd42eef442626cb78c8c0cc8e-300x300.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/a515217dd42eef442626cb78c8c0cc8e-150x150.jpg 150w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/a515217dd42eef442626cb78c8c0cc8e-768x768.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/a515217dd42eef442626cb78c8c0cc8e.jpg 1259w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">（スペシャルインタビュー）岡本多緒（日本人初カンヌ女優賞受賞）</h3>



<p class="wp-block-paragraph">これまで数々の映画賞に輝いた濱口竜介監督の最新作『急に具合が悪くなる』が6月19日から全国公開されます。Ｗ主演を務める岡本多緒さんに、ステージⅣのがん患者である演出家を演じる中で考えたことや、人生に影響を与えた監督の言葉などについて聞きました。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<div class="c-responsive-container-16-9"><iframe loading="lazy" title="6.19(金)公開!濱口竜介監督最新作『急に具合が悪くなる』【本予告】" width="1220" height="686" src="https://www.youtube.com/embed/Ol8EHDA4XUw?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div>
</div></figure>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/19225673d0f2dc430cc0989e70b072ed-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-27663" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/19225673d0f2dc430cc0989e70b072ed-1024x1024.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/19225673d0f2dc430cc0989e70b072ed-300x300.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/19225673d0f2dc430cc0989e70b072ed-150x150.jpg 150w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/19225673d0f2dc430cc0989e70b072ed-768x768.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/19225673d0f2dc430cc0989e70b072ed.jpg 1259w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">（特集）“紙とデジタル”を使い分ける</h3>



<p class="wp-block-paragraph">梅雨が始まる季節、窓の外の雨をながめて「本でも読もう」と思い立つ人も多いでしょう。そんな時、あなたは紙の本と電子書籍、いったいどちらを選びますか？<br><br>柴田博仁さん（群馬大学大学院教授）はユーザインタフェース・デザインと認知科学を専門とする研究者。紙の本を１冊も読まずデジタルのみで読書をする「紙なし読書」を14ヵ月にわたって実践し、紙とデジタルの読書パフォーマンスの比較実験などを行ってきました。その結果、紙の本とデジタル読書の使い分けの基準、人間の認知の奥深さなどが浮かび上がってきたと語ります。<br>現在、教育現場ではデジタル教科書の導入をめぐり、世界的な議論が続いています。デジタル教科書をいち早く取り入れた北欧などでは、紙の本への回帰も始まったといいます。<br>柴田さんに「紙の本とデジタル読書、それぞれの利点と問題点」について聞きました。<br>一緒に、読書の未来を考えてみませんか？</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/dfd97767d053170a381477f20956f4f9-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-27664" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/dfd97767d053170a381477f20956f4f9-1024x1024.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/dfd97767d053170a381477f20956f4f9-300x300.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/dfd97767d053170a381477f20956f4f9-150x150.jpg 150w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/dfd97767d053170a381477f20956f4f9-768x768.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/dfd97767d053170a381477f20956f4f9.jpg 1259w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">（国際）セルビア。施設“卒業”後、路頭で迷わないために</h3>



<p class="wp-block-paragraph">かつて空爆の被害を受けたベオグラードの街。復興後の発展から置き去りにされ、路上生活の状態にあった子どもたちや若者が保護施設を出た後も、安心して働けるカフェバーが生まれています。運営元のNGOスタッフが支援の様子を語りました。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/551507ffa98e20042f0a1e3d238be2e7-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-27666" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/551507ffa98e20042f0a1e3d238be2e7-1024x1024.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/551507ffa98e20042f0a1e3d238be2e7-300x300.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/551507ffa98e20042f0a1e3d238be2e7-150x150.jpg 150w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/551507ffa98e20042f0a1e3d238be2e7-768x768.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/551507ffa98e20042f0a1e3d238be2e7.jpg 1259w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">（BI eye）AI と 3D プリンタ駆使し、世界初の安価な義足を実現。徳島泰さん</h3>



<p class="wp-block-paragraph">発展途上国などでは、多くの人が義足を必要としているにもかかわらず、価格が高いため入手できない現状があります。そんな中、最新技術を用いて安価な義足づくりを実現し、フィリピン、インドをはじめ、ウクライナでも義足を提供する事業を開始したインスタリム株式会社。代表の徳島泰さんに話を聞きました。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/bc5410b3982748eb377fc963194037bf-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-27667" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/bc5410b3982748eb377fc963194037bf-1024x1024.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/bc5410b3982748eb377fc963194037bf-300x300.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/bc5410b3982748eb377fc963194037bf-150x150.jpg 150w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/bc5410b3982748eb377fc963194037bf-768x768.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/bc5410b3982748eb377fc963194037bf.jpg 1259w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-style:none;--smb-box--border-width:0px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<h4 class="wp-block-heading">『ビッグイシュー日本版』の購入</h4>



<p class="wp-block-paragraph">『ビッグイシュー日本版』は、全国の路上で販売者からお買い求めいただけます。お近くに販売者がいない場合は、委託販売・定期購読・通信販売でのご購入もご検討ください。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://www.bigissue.jp/buy/" data-type="page" data-id="2" target="_blank" rel="noreferrer noopener">全国の路上</a>（約100か所）　</li>



<li><a href="https://www.bigissue.jp/buy/shop/" data-type="page" data-id="2" target="_blank" rel="noreferrer noopener">委託販売店</a>　（約50か所）</li>



<li><a href="https://bigissue.jp/buy/subscription/">定期購読</a>　（１年間・最新号を順次お届け：24冊）</li>



<li><a href="https://www.bigissue.jp/2023/12/28049/">販売者応援3ヵ月通信販売</a>　（３ヵ月分・最新号を含む６冊のお届け）</li>



<li><a href="https://bigissue.jp/buy/mail_order/">バックナンバー通信販売</a>　（最新号を除くお好きな号３冊以上のご注文でお届け）</li>
</ul>
</div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>リペアカフェ：無料で修理スキルを学べる地球や財布にやさしい場所</title>
		<link>https://bigissue-online.jp/archives/27361</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 29 May 2026 00:19:16 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[アート・文化]]></category>
		<category><![CDATA[気候・自然]]></category>
		<category><![CDATA[経済・産業]]></category>
		<category><![CDATA[イギリス]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://bigissue-online.jp/?p=27361</guid>

					<description><![CDATA[掃除機などの家電が壊れたら…、カバンの持ち手がはずれたら…、修理を試みる人はどれくらいいるだろうか？&#160; すぐに買い替えようとする人がほとんどになってはいないだろうか。修理に必要な道具もないし、やり方も分からない [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">掃除機などの家電が壊れたら…、カバンの持ち手がはずれたら…、修理を試みる人はどれくらいいるだろうか？&nbsp; すぐに買い替えようとする人がほとんどになってはいないだろうか。修理に必要な道具もないし、やり方も分からない&#8230;&#8230;そんな人たちのために「リペアカフェ」という活動が、米国やヨーロッパで広がりを見せている。英国シェフィールド大学サステナビリティ評価の研究員スチュアート・ウォーカーが『The Conversation』に寄稿した記事を紹介する。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>買い替えよりも修理で環境負荷軽減へ</strong></h3>



<p class="wp-block-paragraph">水曜日の夕方、私は友人のピートと一緒に、コーンウォール州ペンリン市役所にて「リペアカフェ」のボランティアをしている。テーブルを並べて必要な道具を揃え、看板を立てたら準備完了。それから３時間、総勢４人のボランティアが、ノートパソコン・デスクランプ・時計・電動スケートボードを修理した。掃除機にいたっては３台も修理した。修理以外にも、ボタン・チャック・ヒューズ・電球の交換といったサポートも行った。中には、部品を別途注文する必要があり、日を改めて持ってきてもらう必要があるものや、残念ながら、構造上、私たちでは修理できないものもあった。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="774" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/photo2-18-774x1024.avif" alt="" class="wp-image-27363" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/photo2-18-774x1024.avif 774w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/photo2-18-227x300.avif 227w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/photo2-18-768x1016.avif 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/photo2-18-1162x1536.avif 1162w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/photo2-18-1452x1920.avif 1452w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/photo2-18.avif 1508w" sizes="auto, (max-width: 774px) 100vw, 774px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">私たちはいつもクリーニングから始める。それだけで問題が解決したり、故障の原因が明らかになることもよくある。次に、締め具を使って部品を接着し直す方法や、液漏れしている箇所を綿棒で掃除する方法などを伝える。電子機器など複雑なモノの場合は、念入りに手順を踏むことが求められる。部品を取り外し、工具を使って検証しながら、どの部分が、なぜ故障しているのかを確認していく。手に負えないと思っていた故障も、案外すんなりと直せることがある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ドリルの故障に対応したときも、上部ライト部分のワイヤーが外れていることが原因と判明したため、はんだ付けの方法を説明した。スペア部品を使って何度か練習してもらった後、ワイヤーを取り付け直し、修理できた。「ドリルを修理することで、新しいスキルが身に付いた」と喜んでもらえた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">リペアカフェの繁忙期はクリスマス後の数週間で、宅配で届けられたプレゼントが輸送中に破損していたからと、修理ニーズが高まるのだ。ある報告によると、クリスマスに受け取ったおもちゃのほぼ半分が壊れ、春までに廃棄されているとのデータもあるくらいだ*1。</p>



<p class="wp-block-paragraph">*1 <a href="https://www.wastemanaged.co.uk/our-news/christmas/christmas-waste-facts/">Christmas Waste Facts – Tis The Season To Recycle</a></p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>「修理する権利」の公布により欧州で拡大中</strong></h3>



<p class="wp-block-paragraph">リペアカフェ運動は、買い替えよりも修理を促すことで、環境への負荷を軽減しようという狙いがある。コーヒーメーカー、ヘッドフォン、懐中電灯、パソコンの画面交換などに対応することが多い。シニア女性が持ち込んだ宝石や家宝、子どものおもちゃなどの修理にも対応してきた。掃除機もよく持ち込まれるアイテムの一つで、英国にあるリペアカフェのうち80拠点で、常時トップ３にランクインしている。掃除機を修理することで、新品の製造にかかる二酸化炭素70kgの排出を遅らせることができる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">現在、リペアカフェ国際財団*2 が認定するカフェは世界で3,823拠点ある（英国に446拠点、ドイツに550拠点、EU全体では合計2,500拠点に上る）。2024年4月に「修理する権利法」（正式名称：修理に関する欧州指令）が可決され、消費者の修理サポートを強化するようメーカーに義務付けることで、ヨーロッパ全域でより多くの日用品を修理する運動を推進している。最近のある調査では、ヨーロッパ全体で約3,500万トンの商品が修理可能であるにもかかわらず廃棄されていることが明らかとなった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">*2 <a href="https://www.repaircafe.org/en/">https://www.repaircafe.org/en/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">リペアカフェの存在意義は、モノを買い替える必要がないということを人々に示すとともに、修理のやり方を学べるところにある。最終的に修理を行うのはボランティアであるにしても、クリスマスのプレゼントが直せると気づけることは、実に前向きな体験で、感動的ともいえる瞬間でもある。2021年のノルウェーの調査で指摘されているように、新品が低価格で売られていることが人々を修理から遠ざけている。安いなら新品を買う方が手っ取り早く、自分が生み出す廃棄物について考えようとしなくなる。修理することで節約になり、新品を買い続ける流れに歯止めをかけることで、地球規模での二酸化炭素排出量の削減にもなる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">修理には時間がかかる。急いでやろうとすると、修理ボランティアが全てやってしまうことになり、それでは持ち込んだ人が得るものが少なく、彼らにお金を払わなければと感じさせてしまう。そうなると、リペアカフェのあるべき力学が変わってしまう。営利目的の修理業者に持ち込むと費用が高くつきがちだが、私たちボランティアの修理屋は料金を請求せず、基本無料で対応している（少額の寄付は随時受け付け）。リペアカフェを通じて、より多くの人たちが、「修理してモノを使い続ける」ことを学ぶお手伝いができればと思う。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><strong>著者</strong><br><a href="https://theconversation.com/profiles/stuart-walker-2541690"><strong>Stuart Walker<br></strong></a>Research Fellow in Sustainability Assessment, University of Sheffield</p>



<figure class="wp-block-image size-full"><img loading="lazy" decoding="async" width="450" height="51" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2024/12/conversation-e1734965652749.png" alt="THE CONVERSATION" class="wp-image-21354"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph">※本記事は『The Conversation』<a href="https://theconversation.com/i-volunteer-in-a-repair-cafe-we-can-help-you-learn-to-fix-your-broken-christmas-gift-271459">掲載記事</a>（2025年12月30日）を著者の承諾のもとに翻訳・転載しています。</p>



<img loading="lazy" decoding="async" src="https://counter.theconversation.com/content/271459/count.gif?distributor=republish-lightbox-advanced" alt="The Conversation" width="1" height="1" style="border: none !important; box-shadow: none !important; margin: 0 !important; max-height: 1px !important; max-width: 1px !important; min-height: 1px !important; min-width: 1px !important; opacity: 0 !important; outline: none !important; padding: 0 !important" referrerpolicy="no-referrer-when-downgrade" />



<p class="wp-block-paragraph">編集部おすすめ書籍：『修理する権利』（<a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%8A%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%BC/e/B0FJ7RNVYR/ref=dp_byline_cont_book_1">アーロン・パーザナウスキー</a>著, <a href="https://www.amazon.co.jp/s/ref=dp_byline_sr_book_2?ie=UTF8&amp;field-author=%E8%A5%BF%E6%9D%91%E4%BC%B8%E6%B3%B0&amp;text=%E8%A5%BF%E6%9D%91%E4%BC%B8%E6%B3%B0&amp;sort=relevancerank&amp;search-alias=books-jp">西村伸泰</a>訳）</p>



<p class="wp-block-paragraph">米国やヨーロッパで「修理する権利」運動が巻き起こっている。その現状を縦横無尽に分析した決定的入門書。<br><a href="https://amzn.asia/d/03V8ZuoT">https://amzn.asia/d/03V8ZuoT</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">編集部オススメ映画：『リペアカフェ』<br><a href="https://ideasforgood.jp/documentary-repair-cafe/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://ideasforgood.jp/documentary-repair-cafe/</a></p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<div class="c-responsive-container-16-9"><iframe loading="lazy" title="映画『リペアカフェ』予告編 &quot;The Repair Cafe&quot; Trailer - IDEAS FOR GOOD Original Documentary Film" width="1220" height="686" src="https://www.youtube.com/embed/APUyza68JAo?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div>
</div></figure>



<p class="wp-block-paragraph">参考：日本おもちゃ病院協会<br>日本にはおもちゃ修理を原則無料で行うボランティア「おもちゃ病院」が全国に700か所以上で活動している。<br><a href="https://www.toyhospital.org/">https://www.toyhospital.org/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">あわせて読みたい：<a href="https://bigissue-online.jp/archives/11082">クリックひとつで何でも注文できる時代の、「修繕生活」…金継ぎ、繕い、リペアカフェ、工具の図書館</a></p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--border-radius:5px;--smb-box--background-color:var(--_lightest-color-gray);--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-container smb-container c-container"><div class="smb-container__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-container-is-layout-constrained" style="width:600px">
<h5 class="wp-block-heading">ビッグイシュー・オンラインのサポーターになってくださいませんか？</h5>



<p class="wp-block-paragraph">ビッグイシューの活動の認知・理解を広めるためのWebメディア「ビッグイシュー・オンライン」。<br>提携している国際ストリートペーパー（INSP）や『The Conversation』の記事を翻訳してお伝えしています。より多くの記事を翻訳してお伝えしたく、月々500円からの「オンラインサポーター」を募集しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://bigissue-online.jp/supporter" data-type="page" data-id="68">募集概要はこちら</a></p>



<div class="wp-block-buttons is-content-justification-center is-layout-flex wp-container-core-buttons-is-layout-cd2f9bf5 wp-block-buttons-is-layout-flex">
<div class="wp-block-button"><a class="wp-block-button__link wp-element-button" href="https://www.bigissue.jp/contact/onlinesupporter/?action=form" target="_blank" rel="noreferrer noopener">サポーターに申し込む</a></div>
</div>
</div></div>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>盲目の水上スキー選手ダニエレ・カッシオウリ</title>
		<link>https://bigissue-online.jp/archives/27654</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 26 May 2026 00:05:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[障害・特性]]></category>
		<category><![CDATA[スポーツ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://bigissue-online.jp/?p=27654</guid>

					<description><![CDATA[イタリア出身、盲目の水上スキー選手ダニエレ・カッシオウリ。数々のメダルやタイトル、栄誉を獲得してきた彼は、「スポーツはいつも私の人生を方向づけてきました」と語る。生まれつき盲目ではあったが、物心がつく前からスポーツに打ち [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">イタリア出身、盲目の水上スキー選手ダニエレ・カッシオウリ。数々のメダルやタイトル、栄誉を獲得してきた彼は、「スポーツはいつも私の人生を方向づけてきました」と語る。生まれつき盲目ではあったが、物心がつく前からスポーツに打ち込んできた。「他の子どもたちのようにサッカーができなかったから、何か自分ができるものを見つけなくてはと。最初は水泳と空手、その後にスキー、最後に水の世界にたどり着きました」。そして今や、その世界でレジェンド的存在になろうとしている。</p>



<figure class="wp-block-embed is-type-video is-provider-youtube wp-block-embed-youtube wp-embed-aspect-16-9 wp-has-aspect-ratio"><div class="wp-block-embed__wrapper">
<div class="c-responsive-container-16-9"><iframe loading="lazy" title="Daniele Cassioli, cieco dalla nascita e campione di sci d&amp;apos;acqua: &quot;Così mi sento libero&quot;" width="1220" height="686" src="https://www.youtube.com/embed/ORIWqMqy_j8?feature=oembed" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture; web-share" referrerpolicy="strict-origin-when-cross-origin" allowfullscreen></iframe></div>
</div></figure>



<p class="wp-block-paragraph">スキーとの出会いはゲレンデではなく、実家のリビングルームだった。「いろんな物を壊して、結構やらかしましたね」と苦笑いを浮かべる。だが、アオスタ渓谷で人生が変わった。「初めて山でスキーをしたとき、それまで感じたことのない可能性と自由を感じたことをよく覚えています。自分一人で自由に動き回ることができる、そんな感覚は初めてでした」。こうしてスポーツが新たな可能性の扉を開いていった。</p>



<h3 class="wp-block-heading">前人未踏の快挙を達成し、次の世代に勇気を</h3>



<p class="wp-block-paragraph">結果がすべてを物語っている。世界選手権２８回優勝、金メダルを１００個以上獲得、イタリアで最高のスポーツ栄誉である「コッラーレ・ドーロ・アル・メリト・スポルティーボ（黄金のスポーツ功労勲章）」も受賞した。最も印象深いのは、２０１３年にミラノのイドロスカロで開催された世界選手権で５つの金メダル獲得という前例なき快挙を達成したことだろう。「もしかしたら自分は障害を持つ子どもたちの励みになれるかもしれない、不可能だと思えることを成し遂げる一助になれるかもしれないと思うようになりました」と、その頃から使命感が芽生えていったという。</p>



<p class="wp-block-paragraph">カッシオウリの物語では、自己発見というスポーツのもう一つの側面も際立っている。すべてのトレーニング、競争、転倒が自分の限界を再定義し、新たな可能性に変える手段となる。これは障害の有無にかかわらず、困難に直面するすべての人に当てはまる教訓だ。真の成果とは勝利だけではない。挑戦を続け、努力、リスク、そして再挑戦する喜びを受け入れられることだとカッシオウリの経験が物語っている。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="712" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/SDT_Daniele-Cassioli_1-1024x712.png" alt="" class="wp-image-27656" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/SDT_Daniele-Cassioli_1-1024x712.png 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/SDT_Daniele-Cassioli_1-300x209.png 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/SDT_Daniele-Cassioli_1-768x534.png 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/SDT_Daniele-Cassioli_1-1536x1069.png 1536w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/SDT_Daniele-Cassioli_1.png 1811w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /><figcaption class="wp-element-caption">Photos courtesy of Daniele Cassioli</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">アスリートとしてのキャリアと並行して理学療法を学び、医学的な観点からスポーツ界を支えられたらとも考えている。執筆活動にも精力的で、２０１８年には視覚障害や人生のさまざまな困難とどう向き合ってきたのかを、誠実さとユーモアを交えて描いた自伝『Il vento contro（向かい風）』を出版した。執筆活動を通して、自身の経験をメソッドとして他者を支えるものに昇華させている。さらに、教室での講義や体験型学習プログラムを通して、自身の洞察を共有し、耳を傾け、そしてモチベーションを高める企業研修にも取り組み始めた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「課題に優劣はない、あるのは戦略の優劣だけ」とカッシオウリはよく口にする。スキーをする時も同じで、「盲目である私がこのスポーツを楽しむことができるのは、地形を説明し、曲がったり減速したりするタイミングを適切に導いてくれるガイドがいるおかげ。選手とガイドが調和と責任の共有に基づく関係性を築けているかが重要な戦略となります」とほほ笑む。「ガイドをどれだけ信頼できているか、そこから楽しさが生まれます。スポーツをする上で信頼は単なる感情ではなく技術的な問題ですから」</p>



<p class="wp-block-paragraph">近年は視覚障害のある子どもたちの支援にも活動を広げている。２０１９年に慈善団体「リアル・アイズ・スポーツ（Real Eyes Sport）」を設立し、視覚障害のある子どもたちの運動を促進している。「障害のある子どもたちは、病人や患者のように見なされがちですが、それは間違っています。彼らが自分らしく生きていけるよう、ごく普通の生活への架け橋としてスポーツを活用していければと考えています」</p>



<h3 class="wp-block-heading">インクルージョンを日常的な選択に</h3>



<p class="wp-block-paragraph">だが、課題が山積していることも十分に認識している。「スポーツにおけるインクルージョン（多様性の受け入れ）は実現に程遠い状況です。バリアフリー施設の不足、スタッフの意識向上、学校でのトレーニング環境の不足など……皆が同じ状況ではないーーそれが本来あるべき姿ーーとの認識が広がった文化と、それに基づく繊細なアプローチが必要です。インクルージョンが日常的な選択となる、それができて初めてスポーツが真の味方になるのだと思います」</p>



<p class="wp-block-paragraph">彼がスポーツ界のみならず文化界においても中心人物となっているのは、こうした信念があるからこそだろう。カッシオウリは講演、著書、研修、テレビ出演などを通じて、「障害は制約ではなく、異なる出発点である」との画期的なメッセージを明確に伝えている。「大切なのは、とにかくやってみること」と語る。「私は８０歳になってもスキー板を履いているんじゃないかと想像しています。人工股関節の置換手術は受けているかもしれないけど、スキーはしているんじゃないかな。何事も遅過ぎるということはないのです」</p>



<p class="wp-block-paragraph">一見乗り越えられないように思える障害でさえ自由への踏み台になり得る、そのことを思い出させてくれる彼の物語は、まさにこうした信念に支えられているのだろう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ダニエレ・カッシオウリ（Instagram）<br><a href="https://www.instagram.com/danielecassioli/?hl=ja" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://www.instagram.com/danielecassioli/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">慈善団体リアル・アイズ・スポーツ（Instagram）<br><a href="https://www.instagram.com/realeyessport/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://www.instagram.com/realeyessport/</a></p>



<p class="wp-block-paragraph">By Giulia Ghirardi<br>Translated from Italian via Translators Without Borders<br>Courtesy of Scarp de’ tenis / INSP.ngo</p>



<p class="wp-block-paragraph">サムネイル：Photos courtesy of Daniele Cassioli</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--border-radius:5px;--smb-box--background-color:var(--_lightest-color-gray);--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-container smb-container c-container"><div class="smb-container__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-container-is-layout-constrained" style="width:600px">
<h5 class="wp-block-heading">ビッグイシュー・オンラインのサポーターになってくださいませんか？</h5>



<p class="wp-block-paragraph">ビッグイシューの活動の認知・理解を広めるためのWebメディア「ビッグイシュー・オンライン」。<br>提携している国際ストリートペーパー（INSP）や『The Conversation』の記事を翻訳してお伝えしています。より多くの記事を翻訳してお伝えしたく、月々500円からの「オンラインサポーター」を募集しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://bigissue-online.jp/supporter" data-type="page" data-id="68">募集概要はこちら</a></p>



<div class="wp-block-buttons is-content-justification-center is-layout-flex wp-container-core-buttons-is-layout-cd2f9bf5 wp-block-buttons-is-layout-flex">
<div class="wp-block-button"><a class="wp-block-button__link wp-element-button" href="https://www.bigissue.jp/contact/onlinesupporter/?action=form" target="_blank" rel="noreferrer noopener">サポーターに申し込む</a></div>
</div>
</div></div>
</div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>今やるべきは「買いだめ」ではない。プラスチックを減らすために個人ができること　８選</title>
		<link>https://bigissue-online.jp/archives/27639</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 22 May 2026 01:53:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[気候・自然]]></category>
		<category><![CDATA[経済・産業]]></category>
		<category><![CDATA[プラスチック]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://bigissue-online.jp/?p=27639</guid>

					<description><![CDATA[「プラスチックごみを減らそう」という活動に対して、「意識高いね～」「わかるけど、自分には無理」と距離をとっていた人たちも、他人事ではなくなってきている。多くのプラスチックは、原油からつくられるナフサを原料にしており、原油 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">「プラスチックごみを減らそう」という活動に対して、「意識高いね～」「わかるけど、自分には無理」と距離をとっていた人たちも、他人事ではなくなってきている。<br>多くのプラスチックは、原油からつくられるナフサを原料にしており、原油産出国の情勢によっては原油や関連原料の供給が揺らぐ。私たちの身近な容器や包装、日用品や、塗装関連の調達にも不安が高まってきている。<br><br>使い捨てのプラスチックに依存しない暮らしへスイッチしていくことは、環境のためだけではない。政治や国際情勢に振り回されにくい社会をつくるために、それぞれの生活のレジリエンスを高めていきたい。今回は、<a href="https://bigissue-online.jp/archives/11605">2019年に公開した記事</a>から「個人でできるプラスチック削減」アクションを抜粋する。</p>



<h3 class="wp-block-heading">8つの実践でプラスチックを減らそう</h3>



<p class="wp-block-paragraph">日々の暮らしからプラスチックを減らしたいと思っている人たちに、ジャーナリストで『Turning the Tide on Plastic: How Humanity (And You) Can Make Our Global Clean Again（未邦訳）』の著者でもあるルーシー・シーグルがお勧めする「8つの実践（8R）」を紹介する。</p>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>1.RECORD ： 記録する</strong></h4>



<p class="wp-block-paragraph">まずは、1週間で使用したプラスチックを書き出してみましょう。数日だけでも、スマホでもノートでも構いません。ストロー、ペットボトル、お菓子の袋、チョコレートの包装…毎日の生活にプラスチックが登場する度にメモしていくのです。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="300" height="300" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1402968765-300x300.jpg" alt="" class="wp-image-27640" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1402968765-300x300.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1402968765-150x150.jpg 150w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1402968765-768x768.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1402968765.jpg 1024w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /><figcaption class="wp-element-caption">ONYXprj/iStockphoto</figcaption></figure>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>2.REDUCE: 減らす</strong></h4>



<p class="wp-block-paragraph">記録したメモを見てみましょう。知らず知らずのうちに、いかに多くのプラスチックを使っているか驚くでしょう。実はプラスチックだった、というものもあります。ガムを噛めば口の中はスッキリするかもしれませんが、これもプラスチックの一種でできていることがあります。ティーバッグの袋にもプラスチックが含まれています。これらを使わないようにしましょう。ネットショッピングや宅配を使う時も、プラスチック不使用のものを選択できないか、チェックしてみましょう。</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<p class="wp-block-paragraph"><strong>その他の例</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>肉や魚を買うときは、食べきれる範囲で小パックを複数買うより大パックを選ぶ（余った分は早めに小分け冷凍する）</li>



<li>個包装のお菓子より、大袋・紙包装を選ぶ</li>



<li>洗剤やシャンプーは、小容量ボトルを繰り返し買わず、大容量詰め替えを選ぶ　等</li>
</ul>
</div></div>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>3.REPLACE: 置き換える</strong></h4>



<p class="wp-block-paragraph">「プラスチックを使わない代替品はないの？」いつでもどこでもこう問いかけ、あるならぜひそれを使いましょう。綿棒も持ち手がプラスチック製のものから紙製のものに取り替えるなど、プラスチック未使用製品に乗り換えていきましょう。</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<p class="wp-block-paragraph"><strong>その他の例</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>ボディソープのボトル　→固形石鹸</li>



<li>食器用スポンジ　→　天然素材たわし</li>



<li>プラスチックハンガー　→　アルミ・ステンレスハンガー</li>



<li>ペットボトル飲料　→　紙パック飲料</li>
</ul>
</div></div>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>4.REFUSE: 拒否する</strong></h4>



<p class="wp-block-paragraph">プラスチック製品を上手に断れるようになりましょう。「レジ袋はいりません」「プラ容器は要りません」と言えるように。私は店頭でもあらゆるプラスチック包装を断っています。リサイクルが難しく、ゴミにしかならないのですから。</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<p class="wp-block-paragraph"><strong>断れるものの例</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>コンビニやカフェ：ストロー、使い捨てカトラリー、おしぼり</li>



<li>パン屋・菓子店：商品ごとの個包装</li>



<li>ケーキ店・惣菜店：保冷剤</li>



<li>飲食店：子どものおもちゃ</li>



<li>全般：ノベルティ・試供品</li>



<li>ホテル・宿泊施設：使い捨て歯ブラシ・カミソリ・くしなどのアメニティ</li>
</ul>
</div></div>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>5.REUSE: 再利用する</strong></h4>



<p class="wp-block-paragraph">プラスチック製品を買う場合は、再利用できるものかをチェックしましょう。さすがにサンドイッチの包み紙まではお勧めしませんが、もっとしっかりしたものなら何かしら使い道があるはずです。密閉できるものなら、残り物の冷蔵庫保存に、肉屋や魚屋での買い物に、お弁当箱に、いろいろ用途があります。私はペットボトルも再利用しています。名前を書いておけば、捨てられることもありません。</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<p class="wp-block-paragraph"><strong>備考：地域のリユースイベントを調べてみよう</strong></p>



<p class="wp-block-paragraph">地域で不用品を持ち寄り、必要なものを持ち帰るリユースイベントが行われていることがある。「もったいない市場」「０円マーケット」「リユース市」などで検索してみよう。</p>
</div></div>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>6.REFILL: 満たす</strong></h4>



<p class="wp-block-paragraph">常に水筒を持ち歩きましょう。街なかには冷水器（ウォータークーラー）や無料で飲み水を補充できるサービスも増えてきました。外でコーヒーを飲むのが好きなら、KeepCup (参考) がお勧めです。よくある紙のコーヒーカップは簡単にリサイクルできそうですが、実はプラスチックが含まれています。</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<p class="wp-block-paragraph"><strong>参考：給水スポット情報</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://www.refill-japan.org/map/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">給水/リフィル スポットマップ</a></li>



<li><a href="https://my-bottle.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">マイボトルスポットMAP | 関西広域連合</a></li>



<li><a href="https://www.muji.com/jp/ja/special-feature/other/water/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">無印良品の水プロジェクト</a></li>
</ul>
</div></div>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>7.RETHINK: 見直す</strong></h4>



<p class="wp-block-paragraph">長年、当たり前にやっている「便利さを求める行動」を見直しましょう。昔は日常的に使うことのなかったウェットティッシュも、今ではスキンケアなどに大量に使用されています。プラスチックでできているので、トイレに流すことができません。これを再利用可能なモスリン(*)の布などに替え、エッセンシャルオイルを1〜2滴足らすのはどうですか？</p>



<p class="wp-block-paragraph">*モスリン：綿や羊毛などの単糸で平織りした薄地の織物。</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<p class="wp-block-paragraph"><strong>その他の例</strong></p>



<ul class="wp-block-list">
<li>使い捨てラップやフリーザーバッグ　→　みつろうラップ、保存容器</li>



<li>プラスチック製ストロー　→　使わない</li>



<li>使い捨てカトラリー　→　自分のを持ち歩く</li>



<li>化繊の使い捨て掃除シート　→　雑巾</li>
</ul>
</div></div>



<h4 class="wp-block-heading"><strong>8.RECYCLE: リサイクルする</strong></h4>



<p class="wp-block-paragraph">これら7つのステップを実践してから、最後にリサイクルを考えましょう。プラスチックは何でもかんでもリサイクルできるわけではありません。リサイクル業者の負担軽減も考えなければなりません。ごみ回収ルールや回収日をきちんと守り、ゴミに出す前にしっかり洗っておくことも大切です。プラスチックごみはきっちり分別してください。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="273" height="300" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1144515463-273x300.jpg" alt="" class="wp-image-27641" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1144515463-273x300.jpg 273w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1144515463-931x1024.jpg 931w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1144515463-768x845.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1144515463.jpg 976w" sizes="auto, (max-width: 273px) 100vw, 273px" /><figcaption class="wp-element-caption">elenabs/iStockphoto</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">By Clare Speak<br>Courtesy of Big Issue North / INSP.ngo<br>サムネイル：Marlon Trottmann/iStockphoto</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--border-radius:5px;--smb-box--background-color:var(--_lightest-color-gray);--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-container smb-container c-container"><div class="smb-container__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-container-is-layout-constrained" style="width:600px">
<h5 class="wp-block-heading">ビッグイシュー・オンラインのサポーターになってくださいませんか？</h5>



<p class="wp-block-paragraph">ビッグイシューの活動の認知・理解を広めるためのWebメディア「ビッグイシュー・オンライン」。<br>提携している国際ストリートペーパー（INSP）や『The Conversation』の記事を翻訳してお伝えしています。より多くの記事を翻訳してお伝えしたく、月々500円からの「オンラインサポーター」を募集しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://bigissue-online.jp/supporter" data-type="page" data-id="68">募集概要はこちら</a></p>



<div class="wp-block-buttons is-content-justification-center is-layout-flex wp-container-core-buttons-is-layout-cd2f9bf5 wp-block-buttons-is-layout-flex">
<div class="wp-block-button"><a class="wp-block-button__link wp-element-button" href="https://www.bigissue.jp/contact/onlinesupporter/?action=form" target="_blank" rel="noreferrer noopener">サポーターに申し込む</a></div>
</div>
</div></div>
</div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>私は生まれ変わっても、また養蜂家になりたい：養蜂の伝道師「銀座ミツバチプロジェクト」藤原誠太さん</title>
		<link>https://bigissue-online.jp/archives/10807</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 20 May 2026 05:44:42 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[気候・自然]]></category>
		<category><![CDATA[食・農]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://bigissue-online.jp/archives/10807</guid>

					<description><![CDATA[銀座ミツバチプロジェクトの立ち上げをはじめ、全国各地で日本ミツバチの「伝道師」を務める藤原誠太さん。養蜂家の３代目として生まれたものの「ハチが大嫌い」、日本ミツバチは「将来性がない」と、紆余曲折を経てきたミツバチとの交流 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph"><br><a href="https://bigissue-online.jp/archives/10795">銀座ミツバチプロジェクト</a>の立ち上げをはじめ、全国各地で日本ミツバチの「伝道師」を務める藤原誠太さん。養蜂家の３代目として生まれたものの「ハチが大嫌い」、日本ミツバチは「将来性がない」と、紆余曲折を経てきたミツバチとの交流は、今アジアにも飛び立とうとしている。</p>



<p class="wp-block-paragraph">※この記事は2010年2月15日発売、ビッグイシュー日本版137号より転載しました。</p>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2024/12/1_7_17fd4265.png" alt="NewImage" title="NewImage.png"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h3 class="wp-block-heading">蜂アレルギーの特異体質、祖父に教わった蜂蜜の味</h3>



<p class="wp-block-paragraph">どんなに仲がよい恋人同士でも、最初の出会いは「最悪」だったりもする。藤原さんの場合もそれは同じだった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ハチが、大嫌い。<br>「特異体質だったんですよ。ハチに刺されると、普通の人じゃありえないぐらいの腫れ方でね。汗が出たり、昏睡状態になったりして、ものすごくかゆくなる。それでハチは大嫌いでした」</p>



<p class="wp-block-paragraph">藤原さんの家は、祖父の代から続く養蜂家。幼い頃から身近に飛び回っていたハチも、天敵のような存在だったのだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">それが今は、すっかり仲むつまじくなってしまった、藤原さんとミツバチの関係。何だかおかしくなるぐらいの変わりようだが、思い返してみると、その仲を最初に取りもつようにしたのは、祖父の誠祐さんだった。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「私はおじいさん子でね。４人兄弟のうち特に自然が好きだったこともあって、祖父がすごくかわいがってくれたんですよ。昆虫博士と呼ばれるぐらい、虫にはすごい興味をもっていたからね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">誠祐さんが山に行く時は、その背中を追いかけるようにしてついていった日々。ハチに刺されるのは怖いので、誠祐さんが仕事をしている間は養蜂場の中へ入らず、柵の周りでカマキリやコガネムシなどを捕ったりしていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「そうして時々、祖父が巣枠を手に持って、養蜂場の垣根から『ほら来てみろ』と私を呼ぶんです。それで怖がりながら指を入れて、蜂蜜を舐めてみると……なるほど、おいしいんだよね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">今でも藤原さんがミツバチの勉強会を開く時は、参加者に必ず指を入れてもらい、蜂蜜を舐めてもらうという。それから平均体温35℃のハチの肌に触れさせて、その温かさを感じてもらう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「それでみんな、だいたい虜になるね。ハチは刺すものだって教わったものが、まったく逆の状況に置かれるわけだから。ほら、恋の始まりもドキドキ感が惚れさせるというじゃない？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">それでも「アレルギー体質だったから、養蜂家になるなんてことはまったく考えてなかった」と藤原さんは言う。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「でも自然は好きだったからね。ちょうど高校進学の時に、農業をやろうと思ったんだ。やるにしても日本じゃなくて、外国に行くって決めたんですよ。それは祖父に『南米に移住してミツバチを飼っている弟子は、地平線の果てまでの広大な土地で、悠然と暮らしている』と聞かされた影響でね。自分はハチに刺されるのがいやだけど、養蜂についての感覚はあるから、それを人に任せて、自分は農業をやろうと考えたんですよ」</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h3 class="wp-block-heading">夢はブラジル移住、それを引き止めたミツバチ</h3>



<p class="wp-block-paragraph">そんな藤原さんが日本ミツバチと最初に〝ハチ合わせ〟したのは、ブラジル移住を夢みながら大学に進学していた時のこと。それも日本ミツバチに「出会った」というより、むしろ「すれ違った」というほうが正しいかもしれない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「アレルギーは相変わらず起きるけど、やっぱりミツバチについて知りたかったから、研究会に入ったんですよ。そこには日本ミツバチと西洋ミツバチを扱うグループがあったわけ。でも私は、日本ミツバチを『まったく無駄なハチ』『将来性なし』と思ってたからね。一切タッチしませんでした。そんな私が、なぜでしょう？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">今は笑い話にもなった日本ミツバチへの「誤解」だが、実はそれも養蜂の歴史と深いかかわりがあるのだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">明治生まれの祖父・誠祐さんは、北日本で初めての専業養蜂家。中学の終わり頃には50箱ほどのミツバチを飼っていたというから、養蜂業を創業することは自然な流れだったといえるだろう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">当時の日本は、より蜂蜜の生産力があるとされる西洋ミツバチの輸入を始めていた。誠祐さんも養蜂業を本格的に始めるにあたって、より経済性のある西洋ミツバチを手に入れる。その選択は、古来から日本に棲んでいた野生の日本ミツバチを手放し、大量の西洋ミツバチを輸入することで、欧米の合理主義的な養蜂を取り入れた日本の歴史と重なるものだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「そのせいで、日本ミツバチには『祖父が手放したハチ』というイメージがあったんです。そうしたボタンのかけ違いが言い伝えのようにして、ずーっと日本の養蜂家に伝わっていたんですよ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">その結果、日本ミツバチとはすれ違いのまま、藤原さんは大学2年の時、南米留学へ向けた準備を始める。</p>



<p class="wp-block-paragraph">&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">その最中、藤原さんは一週間寝込む覚悟で、西洋ミツバチを毎日10匹以上確保。アレルギーの「荒療治」としてその針を自ら刺したというから、その情熱にこちらも驚いてしまう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「全身が腫れ上がって、６時間ぐらい昏睡状態になったけどね。何度か繰り返すうち、２〜3日のうちに治っちゃったんですよ。それから蜂アレルギーがよくなったんです」</p>



<p class="wp-block-paragraph">医者からは「運がよかっただけ」と言われたが、そうまでして行きたかった南米で、藤原さんは夢と現実の落差を知る。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ブラジルへ移住の下見に行って、いろいろな発見をしました。ただ住みつくのは無理だったんです。こちらからある程度の資金を持っていかないとダメだとか、マフィアもいるから特別な存在<br>――大地主にならなければいけないとかね。昨日まで大金持ちだったじゃがいも農家の先輩が、首を吊っていたこともあった。これは生半可じゃないなと思って日本に戻ってきたけど、それでも移住したいと思ったから、親に援助してくれと頼んだんです。そしたら『地元で10年働けば、ブラジルに藤原支場をつくってやる』とだまされてね！　まぁ本当にそのつもりだったかもしれないけどさ。でもその後、自分を日本に引き止めたのは、結局、日本ミツバチの存在だったんだよ」</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h3 class="wp-block-heading">生産力の西洋ミツバチ<br>自然力の日本ミツバチ</h3>



<p class="wp-block-paragraph">ブラジルへ移住する資金稼ぎのために、ひとまず自宅の養蜂場で仕事を始めた藤原さん。</p>



<p class="wp-block-paragraph">そこへある時「どうやったらミツバチが飼えますか？」と、日本刀の研ぎ師が訪ねてきた。話を聞いてみると、自分のもとに飛来してきた野生の日本ミツバチを飼ってみたいという。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「うまくは飼えないよ」</p>



<p class="wp-block-paragraph">藤原さんはそう答えたが、相手は日本刀の研ぎ師ということもあって、日本と名のつくものに愛着がわいていた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「それであんまり食い下がるもんだから、巣箱は売ったけど、どうせうまくいかずにすぐあきらめるだろうと思ってた。そしたら一ヵ月してまた道具を買いにきた。しかも『飼育がうまくいってます』って言うんだよね。それでカチーンときた。自分のイメージが狂っちゃったわけだからさ。もしかしたら西洋ミツバチかなと思って実際見に行ったら、ちゃんと日本ミツバチだったわけですよ。それは触る前にわかった。日本ミツバチ特有の波打つような音を出していたからね」</p>



<p class="wp-block-paragraph">それは藤原さんにとって、まさに目から鱗の体験だった。西洋ミツバチならば失敗するような巣枠の使い方で、日本ミツバチがきれいな巣を形成していたのだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「これなら日本ミツバチも保護の対象ぐらいにはできると思ったんですよ。保護すらできなければ、研究なんて不可能ですからね。これは研究者も気づいていないことがわかるかもしれない。もしかして日本ミツバチには、いくつもそういう可能性があるんじゃないかと思い始めたんです」</p>



<p class="wp-block-paragraph">&nbsp;</p>



<p class="wp-block-paragraph">情報収集や研究を始めてみると、日本ミツバチに備わる独特の強さが次々とわかってきた。</p>



<p class="wp-block-paragraph">たとえば、それにかかってしまうと養蜂場すべてを焼かなくてはならないとされる「アメリカ腐蛆病」など、種々の病気にかからない。西洋ミツバチであれば大きな被害を受けてしまうダニを、お互いに取り合うことができる。ミツバチの天敵であるスズメバチを、集団で取り囲むようにして襲い、返り討ちにしてしまう……などなど。藤原さんは長いあいだ誤解され続けてきた日本ミツバチに将来性を見出し、その可能性を信じ始めていく。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「日本ミツバチは行動範囲が狭いから、限られた地域のいろんな花の蜜を一所懸命集めてくる。そうすると地方ごとにいろんな味の蜂蜜ができるんですよ。それを巣にはダメージを与えずに遠心分離機で採るようにすれば、日本ミツバチにとっても暮らしやすく、飼育者も管理しやすい巣箱が提供できる。両ミツバチの蜂蜜の味は、同じ時期、同じ養蜂場で飼育していても、歴然とした違いがあります。西洋ミツバチの瞬間風速的な蜂蜜生産量だけをミツバチの価値としないで、日本ミツバチのもつさまざまな強みも生かしていくのが、これからの日本の養蜂です」</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h3 class="wp-block-heading">昆虫の激減をフォローしてきたミツバチ</h3>



<p class="wp-block-paragraph">日本ミツバチの研究を始めて一年ほどして、藤原さんは89年に「日本在来種みつばちの会」を立ち上げる。日本ミツバチの保護を進めながら、独自に開発した飼育方法を全国に伝道するのが藤原さんの目標だ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「今までは20代から60代ぐらいまでの人しかミツバチを飼わなかったんです。業者のためにつくられた巣箱を使ってたから、素人や女性、高齢者の人には使いづらかったんだよね。でも私の開発した日本ミツバチの巣箱は重さも半分にしてあるし、飼ってくれる人がどんどん増えていくわけ。もしかしたら養蜂家は将来、ピアノの調律師と同じように、全国を回りながらインストラクターとして食べていける道もあると思いますよ。自分の縄張りばかりを主張して、他の人たちを養蜂の世界に入れないようなことをしたら、将来はないだろうと思います」</p>



<p class="wp-block-paragraph">そうして全国各地に日本ミツバチ愛好家や弟子が増えると共に、農薬問題へ関心を寄せる人が増えていることも藤原さんにとっては心の頼りだ。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「広く農薬が使われて昆虫が激減してきたのに、それでも作物が減らなかった理由は、ミツバチがそれを補って余りあったからです。ところが今は、そのミツバチにまで引導を渡す特殊な農薬が出てきてしまった。これまでとは全然次元の違う農薬です。トドメですからね。今これを止めなきゃ、生態系が大変なことになります」</p>



<p class="wp-block-paragraph">「ミツバチが元気に暮らしていける農業のほうが健康にいいっていうのは、誰もが言うところでしょう？　石油系農業を生態系農業に切り替えていくには、今が絶好のチャンスです。これからの養蜂家は、人間社会と自然の触媒役でいなくちゃなりません」</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<h3 class="wp-block-heading">養蜂に向いている半島や島々、限界集落</h3>



<p class="wp-block-paragraph">岩手県盛岡市にある飛鳥地区では、地元の人々の協力を得ながら、藤原養蜂場と日本在来種みつばちの会が協力して「日本みつばちの里」づくりを進めている。これまでに日本ミツバチが共存しやすい無農薬の実験田を設けたり、多様な生物の水飲み場ともなるビオトープ（水棲生物の住みやすい生息空間）も作ってきた。</p>



<figure class="wp-block-image"><img decoding="async" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2024/12/0_4_04b6875e.png" alt="NewImage" title="NewImage.png"/></figure>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph">「この飛鳥地区にいる日本ミツバチは、ものすごく能力が高いんですよ。だいたい日本ミツバチが飼えるギリギリ限界の標高に生息していて、冬は長いし、急激な温度差もあるから、蜜を集める量が多いんです。それでいて、非常におとなしい。保温能力を高めるために群れも大きく育ちます。同じような能力をもった東洋ミツバチがインドのカシミール地方にもいるけど、飛鳥にいる日本ミツバチとはやはり違った系統なんですね。そうした遺伝子の多様性もちゃんと保護しないといけない。遺伝子には手をつけないで、自然に任せながら強いハチをつくっていく。それも目的の一つとしてあります」</p>



<p class="wp-block-paragraph">――「ところで藤原さん」と私はたずねた。「ブラジル移住って、まだ考えているんですか？」</p>



<p class="wp-block-paragraph">その質問に「うーん」と腕を組みながら藤原さんが考え込む。そして「移住をする理由が今はないねぇ」とほほ笑み返した。</p>



<p class="wp-block-paragraph">「なぜかというと、自分の生きる道が大体決まったんですよ。確かに養蜂のための道具や知識は、南米やアジアでもいかせると思う。たとえば、今度タイに行く用事があって、それは自分の開発した新型巣箱で、山奥にある村の助けになるかどうかを実験するためです。山に生息する東洋ミツバチを飼育し、蜂蜜の生産力を上げることで、村の貧困層の子どもたちも学校へ行けるようになるかもしれない。また日本の限界集落、特に島々や半島の先端は養蜂にすごく向いていると考えていて、その普及もやりたい。そんなふうに私じゃなければできないことを、これからはやっていきたいんです。ブラジル移住というのは大きな夢だったけど、もし移住をしていたら、こんなことは今できなかったわけだから。弟子もたくさんできたし、日本ミツバチもこれからどんどん広まっていく。そういう意味では、これ以上の幸せは今のところない。それは日本ミツバチのおかげだし、ハチにまつわる人たちのおかげです。私は生まれ変わっても、また養蜂家になりたい!!」</p>



<p class="wp-block-paragraph">ハチが大嫌いだった藤原さんも、今ではすっかり日本ミツバチの虜。養蜂の伝道師は、これからも世界を飛び回る。</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<p class="wp-block-paragraph">（プロフィール）</p>



<p class="wp-block-paragraph">ふじわら・せいた<br>１９５７年、岩手県生まれ。百年以上にわたる養蜂家の三代目。東京農業大学・農業拓殖学科卒業（在学中に南米で約一年間養蜂研究）。日本ミツバチの飼育法を独自に開発（藤原式）。現在、藤原養蜂場・専務取締役、日本在来種みつばちの会・会長、東京農大客員教授。著書に『日本ミツバチ　在来種養蜂の実際』（農文協）、3月に日本ミツバチ飼育の新技術に関する本を刊行予定。</p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">（土田朋水）</p>



<p class="wp-block-paragraph">連載の続きはこちらから。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://bigissue-online.jp/archives/10799">農業の未来つくる日本ミツバチ、離島で成功した復活プロジェクト&#8212;-久志 冨士男さんに聞く</a></li>



<li><a href="https://bigissue-online.jp/archives/10795">ミツバチ飛び、野菜やハーブ畑広がる銀座の街「銀座ミツバチプロジェクト」</a></li>
</ul>



<p class="wp-block-paragraph"></p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>自分や周囲の人の「感情の起伏」との付き合い方</title>
		<link>https://bigissue-online.jp/archives/27628</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 17 May 2026 21:30:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[健康・衛生]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://bigissue-online.jp/?p=27628</guid>

					<description><![CDATA[理解しがたい衝動的な言動が多い同僚や、気分のアップダウンが激しいパートナーなど、「気分の波が激しい人」に心当たりはあるだろうか。臨床心理士でザルツブルク州心理療法協会の会長を務めるマリア・トリグラーに、気分の浮き沈みへの [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">理解しがたい衝動的な言動が多い同僚や、気分のアップダウンが激しいパートナーなど、「気分の波が激しい人」に心当たりはあるだろうか。臨床心理士でザルツブルク州心理療法協会の会長を務めるマリア・トリグラーに、気分の浮き沈みへの対処法についてオーストリアのストリートペーパー『アプロポス』誌が話を聞いた。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ー気分の浮き沈みはどの程度なら「正常」と言えるのでしょうか？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">気分の波があるのはごく自然なこと。特に思春期、初恋、出産、リタイヤ時など、人生の大きな転換期には強い感情が湧き上がりやすくなりますし、そこにはホルモンバランスの変化も影響してきます。「正常」から「治療が必要」の間は流動的で、重要なのはその気分の変化が説明可能な範疇のものかどうかです。何か特定のトリガーと関連しているのか、それとも突如起きたことなのか。自分で気分を安定させることはできそうかどうか、等。ただ、感情が極端に激しく変動することが長く続き、生活や仕事の質に大きく影響するのなら、それは正常な範囲を越えていると言わざるを得ません。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="300" height="200" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-2159716370-300x200.jpg" alt="" class="wp-image-27634" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-2159716370-300x200.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-2159716370-1024x683.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-2159716370-768x512.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-2159716370.jpg 1254w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /><figcaption class="wp-element-caption">ADenis Novikov/iStockphoto</figcaption></figure>



<h3 class="wp-block-heading">ー感情的に不安定な人とうまくやっていける人もいれば、そうでない人もいます。</h3>



<p class="wp-block-paragraph">一般的にうまくやっていけるのは、心理的安全性が担保された環境で育った人です。そういう人は他人の感情の起伏に引きずられず対処できる傾向にありますが、幼い頃から周囲の人の気分に適応せざるを得なかった人は、どうしてもより敏感に反応してしまいがちです。結局、他人がどうあるかということより、自分はそれに付き合えるのか、相手と自分のあいだに線引きできるかどうかなのです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">もちろん、相手の激しい感情や不安定さに巻き込まれて苦しくなるのはごく自然な反応ですが、その出来事に心を占領され続けると、自分自身がさらに消耗してしまいかねません。自分が責任を持てる範囲を確認し、自分がよくいられる状態や大切にしたいことを知り、そうした対策をできる範囲で日常生活に取り入れていく。それが、相手の感情に巻き込まれすぎず、自分の生活や心を守るための力になります。レジリエンスは、ある程度自らの力で育んでいくこともできると私は考えています。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="300" height="200" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1880803817-300x200.jpg" alt="" class="wp-image-27631" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1880803817-300x200.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1880803817-1024x683.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1880803817-768x512.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1880803817.jpg 1254w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /><figcaption class="wp-element-caption">Denis Novikov/iStockphoto</figcaption></figure>



<p class="wp-block-paragraph">心の疾患は大抵、ストレスが原因となっています。レジリエンスが高ければ、心理的な問題を回避できる可能性が高くなります。ハワイのカウアイ島で行われた優れた研究では、困難な環境で育った子どもでも、目標を持ち、家族以外に信頼できる大人（親身になってくれる教師など）がいれば、驚くほどのレジリエンスを身につけられることが分かりました。友人のグループや職場環境が「再養育」の役割を果たすこともあるのです。</p>



<h3 class="wp-block-heading">ー「心が安定している」ことへの大きな期待に応えていく上で大切なこととは？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">とかくメンタルヘルスについては「欠けているもの」、つまり「正常でない状態」ばかりが語られがちです。しかし、そもそも「精神的な健康」とはどういうことなのかを、もっと社会として考えていく必要があると思います。人を強く、しなやかで、力を発揮できる状態にするにはどうしていくべきかに視点を向けていくことが大切で、これはもっと早い段階で、子どもを取り巻く社会の中で直接的に教えていくべきです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">自分の心の健康を維持できる環境、についてよく考えてみるとよいと思います。これは非常に個人的なもので、社会環境や信念のみならず、状況によって大きく違ってきます。家族なのか、同僚なのか、見知らぬ人とのちょっとした出会いなのか。自分のコミュニケーション能力を踏まえ、どう対処するのが賢明なのか。一歩引いて、自分の気持ちを冷静に伝えることは可能だろうか…など。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-medium"><img loading="lazy" decoding="async" width="300" height="200" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1348978357-300x200.jpg" alt="" class="wp-image-27632" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1348978357-300x200.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1348978357-1024x683.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1348978357-768x512.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/iStock-1348978357.jpg 1254w" sizes="auto, (max-width: 300px) 100vw, 300px" /><figcaption class="wp-element-caption">Denis Novikov/iStockphoto</figcaption></figure>



<h3 class="wp-block-heading">ー職場の人間関係がストレス原因になることも多いです。おかしな言動を取る同僚にどう対応すればよいですか？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">職場では一緒に働くだけでなく、人間関係も築いていかなければなりません。基本、毎日顔を合わせるので衝突も起こりやすく、ほんのささいなことでも人間関係の問題に発展してしまいます。しかも、そこには明確な上下関係があって、それが迅速な意思決定を可能にしているのですが、直属の上司を飛ばしてその上に相談をしたりすると反感を買い、システムがうまく機能しなくなることも。上下関係が絡むと、単なる「ファクト」ではなく、責任や権力の問題に発展しかねません。</p>



<p class="wp-block-paragraph">相手の不安定さや攻撃的な言動まで、あなたが引き受ける必要はありませんが、自分を守るために、自分の反応の傾向を知っておくことは役に立つでしょう。たとえば、自分は何につけ気にしすぎの傾向がないか、相手の言動をすぐに自分への攻撃と受け止めていないだろうか、事実の問題と関係性の問題を切り分けて考えられているだろうか、扱いにくい同僚であっても仕事上の成果や貢献があればそれを評価できているだろうか、などです。　</p>



<h3 class="wp-block-heading">ー対立を解決するためのアドバイスはありますか？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">自分はどれくらいのストレスに耐えられる人間なのかを把握しておくことが重要です。誰からも好かれようとする人は、自分の限界（バウンダリー）をすぐに押し広げようとする傾向があり、それが過剰な負担を背負うことや燃え尽き症候群につながる可能性があります。大切なのは、コミュニケーション能力、傾聴力、そして相手の立場に立って考える力です。すぐに誰かを責めようとするのではなく、解決策を見つけるために協力する姿勢を心がけたいものです。</p>



<p class="wp-block-paragraph">時々、自分に問いかけてみてください。これは本当に自分が争うべき問題なのか？ 自分がこの問題にこだわりすぎているだけではないのか？と。些細なもめごとが、あっという間に終わりの見えない対立に発展してしまうこともあるので、対立はなるべく早い段階での解決を目指したいものです。</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-media-text smb-media-text" data-sm-split-point="lg"><div class="c-row c-row--reverse c-row--lg-middle"><div class="c-row__col c-row__col--1-1 c-row__col--lg-3-4"><div class="smb-media-text__contents-wrapper"><div class="smb-media-text__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-media-text-is-layout-constrained">
<p class="wp-block-paragraph">By Sandra Bernhofer<br>Translated from German via Translators Without Borders<br>Courtesy of Apropos / INSP.ngo</p>
</div></div></div><div class="c-row__col c-row__col--1-1 c-row__col--lg-1-4"><div class="smb-media-text__figure"><img loading="lazy" decoding="async" width="1502" height="1894" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/APR_Maria-Trigler.jpg" alt="" class="wp-image-27633" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/APR_Maria-Trigler.jpg 1502w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/APR_Maria-Trigler-238x300.jpg 238w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/APR_Maria-Trigler-812x1024.jpg 812w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/APR_Maria-Trigler-768x968.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/APR_Maria-Trigler-1218x1536.jpg 1218w" sizes="auto, (max-width: 1502px) 100vw, 1502px" /></div></div></div></div>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--border-radius:5px;--smb-box--background-color:var(--_lightest-color-gray);--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-container smb-container c-container"><div class="smb-container__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-container-is-layout-constrained" style="width:600px">
<h5 class="wp-block-heading">ビッグイシュー・オンラインのサポーターになってくださいませんか？</h5>



<p class="wp-block-paragraph">ビッグイシューの活動の認知・理解を広めるためのWebメディア「ビッグイシュー・オンライン」。<br>提携している国際ストリートペーパー（INSP）や『The Conversation』の記事を翻訳してお伝えしています。より多くの記事を翻訳してお伝えしたく、月々500円からの「オンラインサポーター」を募集しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://bigissue-online.jp/supporter" data-type="page" data-id="68">募集概要はこちら</a></p>



<div class="wp-block-buttons is-content-justification-center is-layout-flex wp-container-core-buttons-is-layout-cd2f9bf5 wp-block-buttons-is-layout-flex">
<div class="wp-block-button"><a class="wp-block-button__link wp-element-button" href="https://www.bigissue.jp/contact/onlinesupporter/?action=form" target="_blank" rel="noreferrer noopener">サポーターに申し込む</a></div>
</div>
</div></div>
</div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>小笠原村・南鳥島で核ごみ最終処分？近海は「プチスポット火山」の活動域</title>
		<link>https://bigissue-online.jp/archives/27583</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 15 May 2026 21:00:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ビッグイシューのご案内]]></category>
		<category><![CDATA[原発ウォッチ！]]></category>
		<category><![CDATA[気候・自然]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://bigissue-online.jp/?p=27583</guid>

					<description><![CDATA[2026年3月3日、経済産業省は東京都小笠原村に、高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定プロセスの最初の段階にあたる「文献調査」を実施するための申し入れを行った。南鳥島はプレート境界から遠く離れた太平洋プレートの上にあり、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">2026年3月3日、経済産業省は東京都小笠原村に、高レベル放射性廃棄物の最終処分場選定プロセスの最初の段階にあたる「文献調査」を実施するための申し入れを行った。南鳥島はプレート境界から遠く離れた太平洋プレートの上にあり、地震や火山の影響を受けにくい地域とされている。そのため、複数の専門家が、地質学的な安全性の観点から、南鳥島を地層処分の最も有力な候補地として挙げてきた。小笠原村の渋谷正昭村長は4月13日、住民説明会で「国の責任で決めるべきだ」と述べ、文献調査を容認する考えを示した。ただ、この案の実現可能性は多くの点から疑問がある。</p>



<h3 class="wp-block-heading">青森からは2200kmの航路<br>輸送距離の長さ自体もリスク</h3>



<p class="wp-block-paragraph"><br>南鳥島ははるか昔の海底火山の噴火と、その上にできたサンゴ礁の堆積でできた総面積は1.5㎢の小島だ。東京から南東方向に約1900km離れた絶海の孤島で、村役場のある父島からも約1200km離れている。現在は自衛隊の飛行場と気象観測所があり、住民はすべて政府職員だ。周辺海底でレアアースが確認されているが、地層処分エリアからは離れている。人間の生活環境から遠く離れていることはメリットかもしれない。</p>



<p class="wp-block-paragraph">ただし、離島ゆえのデメリットも大きい。すべての建設資材は本土からの輸送が必要だ。作業員もすべて本土からになる。それだけでも従来想定されていた建設費をはるかに上回る。また、通常の地点であれば地域への経済効果も考えうるが、これほど離れていると、それも難しい。処分される高レベル放射性廃棄物は製造地の青森県六ケ所再処理工場から2200km近くを船で運ぶことになる。この輸送距離の長さ自体もリスクだと言える。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="972" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/map01-1024x972.jpg" alt="" class="wp-image-27584" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/map01-1024x972.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/map01-300x285.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/map01-768x729.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/map01.jpg 1134w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">また地形的な問題もある。現在考えられている最終処分場は地上施設約1～2km²、地下施設約6～10km²が必要だが、総面積1.5km²の南鳥島には標準的なレイアウトでは地上施設を設置できない。島が海底から急峻に立ち上がっているため、地下300～500mに作る地下施設の面積確保も困難だ。事業主体のNUMO（原子力発電環境整備機構）はレイアウトを小さくする案を示したが、これも処分費用に跳ね返る。</p>



<h3 class="wp-block-heading">遮水性の低い石灰岩<br>放射性物質が漏れだす可能性</h3>



<p class="wp-block-paragraph">地下に放射性廃棄物を処分するのは人間の生活環境や自然界から隔離するためだ。ところが、南鳥島では遮水性の低い石灰岩が地表から数百m以上にわたって堆積していると考えられる。そのため地下水（この場合海水）によって環境中に放射性物質が漏れだすリスクが高い。石灰岩を避けるためには1000m以上深い位置に処分するという選択肢もあるが、従来の処分方法とは大きく異なることから、研究開発に時間を要する。</p>



<p class="wp-block-paragraph">さらに、地質的な安定性にも疑問がある。南鳥島近海では海洋プレートの屈曲が原因で生じる、「プチスポット火山」の活動が確認されているからだ。300万年前以降に活動したこれらの火山の活動領域は、南鳥島から最短で約46 kmであるという。地層処分で考慮されるのは第四紀（約258万年前から現在）に活動した火山の中心から15km圏内だが、海底であるということもあり、確認は通常の地点よりもさらに困難だろう。</p>



<p class="wp-block-paragraph">南鳥島の文献はほとんどなく、文献調査でわかることは少ない。結果、実際にボーリング調査などを行う「概要調査」、場合によっては「精密調査」まで進まなければ、適不適は判断できないことも十分に考えられる。実現可能性の低い南鳥島が長く選択肢として残り続けることで、時間とコストの浪費にもなりかねない。<br>これまで何度か行われた説明会での住民発言からは、合意形成にはほど遠いことが読み取れる。過去、処分場候補地として名前の挙がった自治体では、受け入れ是非をめぐって住民間の深刻な分断が引き起こされてきた。今からでも遅くはないので、文献調査の受け入れは多様な住民・専門家の意見を踏まえ、慎重に判断することを求めたい。（松久保肇）</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<p class="wp-block-paragraph">まつくぼ・はじめ<br>1979年、兵庫県生まれ。原子力資料情報室事務局長。<br>金融機関勤務を経て、2012年から原子力資料情報室スタッフ。<br><a href="https://cnic.jp/" target="_blank" rel="noreferrer noopener">https://cnic.jp/</a></p>
</div></div>



<p class="wp-block-paragraph">2026年5月1日発売の『ビッグイシュー日本版』526号・「原発ウォッチ！」第228回より転載しました</p>



<p class="wp-block-paragraph"></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>表紙＆スペシャルは「ジェニファー・ローレンス」、特集は「とっておきの植物園」／５月１５日発売の『ビッグイシュー日本版』５２７号</title>
		<link>https://bigissue-online.jp/archives/27574</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 14 May 2026 03:01:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[ビッグイシューのご案内]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://bigissue-online.jp/?p=27574</guid>

					<description><![CDATA[（リレーインタビュー　私の分岐点）車いすバスケットボール選手　網本麻里さん 　車いすバスケットボールの選手として、パラリンピックや世界選手権に出場するなど活躍を続ける網本麻里さん。運動が大好きで、小学３年生からミニバスケ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<h3 class="wp-block-heading">（リレーインタビュー　私の分岐点）車いすバスケットボール選手　網本麻里さん</h3>



<p class="wp-block-paragraph">　車いすバスケットボールの選手として、パラリンピックや世界選手権に出場するなど活躍を続ける網本麻里さん。運動が大好きで、小学３年生からミニバスケを始めたと言います。成長するにつれ、足首への負担が増えて医者から禁止令を出されながらも、大好きなバスケを続けていた網本さん。そんな網本さんが、本格的に車いすバスケを始めるきっかけになった出来事とは？</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b4729ab85c8b68719cf13f81f11d87b2-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-27620" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b4729ab85c8b68719cf13f81f11d87b2-1024x1024.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b4729ab85c8b68719cf13f81f11d87b2-300x300.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b4729ab85c8b68719cf13f81f11d87b2-150x150.jpg 150w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b4729ab85c8b68719cf13f81f11d87b2-768x768.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b4729ab85c8b68719cf13f81f11d87b2.jpg 1259w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">（スペシャルインタビュー）ジェニファー・ローレンス</h3>



<p class="wp-block-paragraph">圧倒的な演技力をもつオスカー俳優であり、映画製作に積極的なことでも知られるジェニファー・ローレンス。６月公開予定の映画『DIE MY LOVE／ダイ・マイ・ラブ』で、心の均衡を失っていく産後うつの母親役として強烈な演技を見せた彼女が、自身の出産や役づくり、女性監督との仕事を語ります。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/2e4d85d42acfadb6b74b57b465acfd67-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-27621" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/2e4d85d42acfadb6b74b57b465acfd67-1024x1024.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/2e4d85d42acfadb6b74b57b465acfd67-300x300.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/2e4d85d42acfadb6b74b57b465acfd67-150x150.jpg 150w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/2e4d85d42acfadb6b74b57b465acfd67-768x768.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/2e4d85d42acfadb6b74b57b465acfd67.jpg 1259w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">（特集）とっておきの植物園</h3>



<p class="wp-block-paragraph">植物園の門をくぐると、あたりに植物の気配が立ち込め、五感すべてが鋭敏に反応します。国内外から集められた珍しい植物の集積地であり、植物の生命の素晴らしさを感じる特別な場所です。<br>中国の伝説の帝王「神農」、世界最古の植物園をつくった漢の武帝、バラの塀に囲まれた花壇があった古代エジプトなど植物園のルーツは古いですが、現代的な植物園としては有用植物を栽培した中世ヨーロッパの修道院までさかのぼります。１６２１年には英国のオックスフォード大学で研究のための植物園が生まれました。日本で最も古い植物園は１６８４年に徳川幕府が設けた「小石川御薬園」を前身とする「小石川植物園」。１９２４年開園の「京都府立植物園」は一般に開かれた最初の植物園です。今では全国に約１０００以上の植物園があるといいます。<br>タンポポ研究などで知られる保谷彰彦さん（植物学者・文筆家）、山や森歩きのエキスパートである、若菜晃子さん（編集者・文筆家）と三浦豊さん（森の案内人）に、植物園の魅力やおすすめ植物園について聞きました。<br>あなたも身近な植物園に出かけてみませんか？</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/664da367a1e98096b6828a43edddaa4f-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-27622" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/664da367a1e98096b6828a43edddaa4f-1024x1024.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/664da367a1e98096b6828a43edddaa4f-300x300.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/664da367a1e98096b6828a43edddaa4f-150x150.jpg 150w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/664da367a1e98096b6828a43edddaa4f-768x768.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/664da367a1e98096b6828a43edddaa4f.jpg 1259w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">（国際）そのカシューナッツ、価格は本当にフェア？</h3>



<p class="wp-block-paragraph">お菓子などの材料としてなじみのある、カシューナッツ。それがどのようなプロセスを経て、お茶の間に届くかを想像したことがあるでしょうか。西アフリカの生産地で起きている実態を、現地の関係者たちが語りました。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/799a47d4092ba32cd8ab9cba3c0349a2-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-27623" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/799a47d4092ba32cd8ab9cba3c0349a2-1024x1024.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/799a47d4092ba32cd8ab9cba3c0349a2-300x300.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/799a47d4092ba32cd8ab9cba3c0349a2-150x150.jpg 150w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/799a47d4092ba32cd8ab9cba3c0349a2-768x768.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/799a47d4092ba32cd8ab9cba3c0349a2.jpg 1259w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<h3 class="wp-block-heading">（BI eye）ほしい未来を一日だけ先どりする「難民・移民フェス」。金井真紀さん</h3>



<p class="wp-block-paragraph">日本で暮らす難民・移民と出会う機会をつくり、物販やワークショップを通じて支援するイベント「難民・移民フェス」。今年6月には第7回が開催予定です。難民・移民の当事者にとっても、社会とつながる貴重な機会になっているというこのフェスについて、実行委員の金井真紀さん（文筆家・イラストレーター）にお話を伺いました。</p>



<figure class="wp-block-image size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b13b12af152ac207ad19d54a7824f770-1024x1024.jpg" alt="" class="wp-image-27624" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b13b12af152ac207ad19d54a7824f770-1024x1024.jpg 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b13b12af152ac207ad19d54a7824f770-300x300.jpg 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b13b12af152ac207ad19d54a7824f770-150x150.jpg 150w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b13b12af152ac207ad19d54a7824f770-768x768.jpg 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/05/b13b12af152ac207ad19d54a7824f770.jpg 1259w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-style:none;--smb-box--border-width:0px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<h4 class="wp-block-heading">『ビッグイシュー日本版』の購入</h4>



<p class="wp-block-paragraph">『ビッグイシュー日本版』は、全国の路上で販売者からお買い求めいただけます。お近くに販売者がいない場合は、委託販売・定期購読・通信販売でのご購入もご検討ください。</p>



<ul class="wp-block-list">
<li><a href="https://www.bigissue.jp/buy/" data-type="page" data-id="2" target="_blank" rel="noreferrer noopener">全国の路上</a>（約100か所）　</li>



<li><a href="https://www.bigissue.jp/buy/shop/" data-type="page" data-id="2" target="_blank" rel="noreferrer noopener">委託販売店</a>　（約50か所）</li>



<li><a href="https://bigissue.jp/buy/subscription/">定期購読</a>　（１年間・最新号を順次お届け：24冊）</li>



<li><a href="https://www.bigissue.jp/2023/12/28049/">販売者応援3ヵ月通信販売</a>　（３ヵ月分・最新号を含む６冊のお届け）</li>



<li><a href="https://bigissue.jp/buy/mail_order/">バックナンバー通信販売</a>　（最新号を除くお好きな号３冊以上のご注文でお届け）</li>
</ul>
</div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>生成AIは人間を助けているのか、世界を壊そうとしているのか― 21世紀の仕事のあり方</title>
		<link>https://bigissue-online.jp/archives/27355</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 10 May 2026 00:04:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[経済・産業]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://bigissue-online.jp/?p=27355</guid>

					<description><![CDATA[ChatGPTやGeminiといった生成AIが膨大なレポート分析から小論文やメールの作成、複雑な数学問題を解けるまでになった。「これからの仕事」や「働くことの意義」に関する問いが、今あらためて浮上している。 1930年、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[
<p class="wp-block-paragraph">ChatGPTやGeminiといった生成AIが膨大なレポート分析から小論文やメールの作成、複雑な数学問題を解けるまでになった。「これからの仕事」や「働くことの意義」に関する問いが、今あらためて浮上している。</p>



<p class="wp-block-paragraph">1930年、英国の経済学者ジョン・メイナード・ケインズは、「20世紀末までにテクノロジーが飛躍的に進歩し、先進国の人々は週15時間以上働く必要がなくなる」と予測していた。だが、それから80年以上が経った現在の世界は、それとは正反対の状況にある。テクノロジーの進歩によって自由な時間が増えるどころか、人々はますます長時間働くようになり、やりがいを感じられる仕事は減り続けている。ジャーナリスト兼ヴィジュアル・アーティストのドゥニャ・カラノヴィッチがセルビアのストリートペーパー『Liceulice』に寄稿した記事を紹介しよう。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>AIがもたらす無意味な仕事「ブルシット・ジョブ」</strong></h3>



<p class="wp-block-paragraph">著書『ブルシット・ジョブ――クソどうでもいい仕事の理論（原題：Bullshit Job: A Theory）』を2020年に発表した米国の人類学者デヴィッド・グレーバー（1961-2020）は、無意味でばかげた仕事ーーいわゆるブルシット・ジョブ（どうでもいい仕事）ーーを、その仕事をしている本人がその意味を理解できない、あるいは社会の役に立っていると感じられない仕事としている。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large"><img loading="lazy" decoding="async" width="1024" height="576" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_2-1024x576.png" alt="" class="wp-image-27356" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_2-1024x576.png 1024w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_2-300x169.png 300w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_2-768x432.png 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_2-1536x864.png 1536w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_2-1920x1080.png 1920w" sizes="auto, (max-width: 1024px) 100vw, 1024px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">テクノロジーは生産的な仕事の多くを自動化させたため、人間にはスプレッドシートの入力やメール対応（返信ボタンを押すだけのケースも）といった作業が残された。生成AIが新たに「どうでもいい仕事」を生み出す可能性も高い。いわゆるAIハルシネーション（生成AIが事実と異なる情報や架空の事実を、もっともらしく生成してしまう現象）が起こりやすいという懸念もある。既存の枠組みの中でしか問題解決できないチャットボットには監視が必要となるため、人間の行う事務作業の多くが、AIが出力した内容の誤りを修正・改善する作業になっていく可能性もある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">また、世界中の多くの批評家は、AIが職種間の賃金格差を拡大させるとの懸念を示している。企業経営の仕事やフードデリバリーの仕事が今すぐChatGPTに奪われることはないだろうが、人々の社会的流動性を支えてきた「ブルシット・ジョブ」の多くがAIに置き換えられる可能性はある。AIアシスタントは人間と違って、昇給や昇進を望まない。企業にとっては好都合だろうが、働く側にとっては厳しい現実である。</p>



<p class="wp-block-paragraph">グレーバーが述べているように、この状況がベーシックインカムの導入につながり、人々が自分の興味や能力、やりがいにもとづいて仕事を選べる社会になるのなら前向きに捉えることもできよう。資本主義は誰の役にも立たない仕事を生み出したが、仕事とは単に労働者がお金を稼ぎ、生き延び、モノやサービスを購入して気の遠くなるような労働時間を正当化するための手段ではない。仕事とは本来、個人的な達成感、社会に貢献しているという実感、帰属意識などを感じさせてくれるものでもある。</p>



<figure class="wp-block-image aligncenter size-large is-resized"><img loading="lazy" decoding="async" width="975" height="1024" src="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_1-975x1024.png" alt="" class="wp-image-27357" style="width:500px" srcset="https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_1-975x1024.png 975w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_1-286x300.png 286w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_1-768x806.png 768w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_1-1463x1536.png 1463w, https://bigissue-online.jp/wp-content/uploads/2026/02/LUL_Manifesto-of-Futurism-2.0_1-1829x1920.png 1829w" sizes="auto, (max-width: 975px) 100vw, 975px" /></figure>



<p class="wp-block-paragraph">生成AIの技術は、単調なスプレッドシートの入力や報告書作成に使われているが、詩を書くことや視覚芸術といったクリエイティブな作業に用いられることも多いのが、昨今の皮肉な現状である。2025年3月、ChatGPTの画像生成機能が大幅にアップデートされ、短いテキスト指示を与えるだけで高品質な画像を生成できるようになった。美術分野とインターネット分野の膨大なデータを学習したこの高度なボットは、複雑な視覚表現（人間の指、ピアノの鍵盤など）にも混乱しない。少し前によくあったAIアートならではのミスも改善されつつある。</p>



<h3 class="wp-block-heading"><strong>写真をジブリ風に加工するAI技術が政治</strong></h3>



<p class="wp-block-paragraph">イラストや写真を本物そっくりに生成することもできるようになり、ネット上の新しいトレンドを生み出している。とりわけ話題となったのが、写真を、『もののけ姫』や『となりのトトロ』など数々の名作アニメを輩出しているスタジオジブリ風のイラストに変換できる技術だ。このトレンドは瞬く間にＳＮＳ上で拡散され、AIアートの倫理感をめぐる議論を再燃させた。存命中の表現者の作風を、本人の許可を得ることなく無報酬でAIに学習させることには、法的にも疑問の余地がある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">AIの急速な普及により大量の電力を消費し、環境に大きな負荷がかかること。それに、表現者が独自のスタイルを確立するのに費やした年月と努力を踏みにじっているといった道徳的葛藤を脇に置いたとしても、依然、「パクリでは」という問題が文字どおりの意味で残る。一般人の結婚式の写真や自分の幼い子どもの写真を大好きなアニメ風に加工するくらいならそれほど害はないだろうが、これを政治目的で使用するとなると無害とは言ってられなくなる。</p>



<p class="wp-block-paragraph">各国の大統領・首相たちのアニメ風画像が生成され、こぞってクリーンなイメージをアピールしてもいる。米国同時多発テロ事件（2001年9月11日）、ジョージ・フロイド殺害事件（2020年5月25日）などの悲劇を特定のアニメの作法に似せて描いたAI画像まで生成された。イスラエル国防軍は、パレスチナを攻撃中の兵士を同じくアニメ風にしてＸの公式アカウントに投稿、ホワイトハウスも国外退去を命じられて涙を流すドミニカ人女性画像を生成し、投稿した（<a href="https://x.com/WhiteHouse/status/1905332049021415862">参考</a>）。</p>



<p class="wp-block-paragraph">テック業界を牽引する者たちが、AI技術の検閲をめぐる議論に意見し、政治的にも大きな影響力を持ちつつある。そして今や、スピード至上主義がテック業界のみならず、公共政策や外交政策の領域にまで入り込み、そのスピードのもと、数十年かけて培われてきた国際法、人権、ジェンダー平等、生殖に関する権利、連帯、社会的セーフティネットの原則が壊されつつある。</p>



<p class="wp-block-paragraph">1909年、イタリアの詩人フィリッポ・トンマーゾ・マリネッティが新聞『フィガロ』で「未来派宣言」を発表し、前衛的な芸術運動の指針を打ち出した（<a href="https://www.project-archive.org/0/104.html">参考</a>）。“芸術は過去の継承ではなくエネルギーを爆発させるものだ”として、旧来の価値観を破壊するために、あえて過激なスローガンを掲げた。危険、攻撃性、戦争、軍国主義、スピード、技術、女性軽蔑などを称えるべきと主張したのだ。長文から成るその宣言は今日のＳＮＳ時代にはそぐわないが、ソーシャルメディア「Ｘ」を所有するイーロン・マスクのモットー「素早く行動し、破壊せよ」は、ある意味、「未来派宣言 2.0」と捉えることもできよう。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><em>By Dunja Karanovic</em><br><em>Translated from Serbian to English</em><br><em>Courtesy of Liceulice / INSP.ngo</em></p>



<p class="wp-block-paragraph">※２０２６年２月に掲載の記事に加筆・修正しました。</p>



<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-box smb-box" style="--smb-box--border-radius:5px;--smb-box--background-color:var(--_lightest-color-gray);--smb-box--background-opacity:1;--smb-box--border-width:1px"><div class="smb-box__background"></div><div class="smb-box__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-box-is-layout-constrained">
<div class="wp-block-snow-monkey-blocks-container smb-container c-container"><div class="smb-container__body is-layout-constrained wp-block-snow-monkey-blocks-container-is-layout-constrained" style="width:600px">
<h5 class="wp-block-heading">ビッグイシュー・オンラインのサポーターになってくださいませんか？</h5>



<p class="wp-block-paragraph">ビッグイシューの活動の認知・理解を広めるためのWebメディア「ビッグイシュー・オンライン」。<br>提携している国際ストリートペーパー（INSP）や『The Conversation』の記事を翻訳してお伝えしています。より多くの記事を翻訳してお伝えしたく、月々500円からの「オンラインサポーター」を募集しています。</p>



<p class="wp-block-paragraph"><a href="https://bigissue-online.jp/supporter" data-type="page" data-id="68">募集概要はこちら</a></p>



<div class="wp-block-buttons is-content-justification-center is-layout-flex wp-container-core-buttons-is-layout-cd2f9bf5 wp-block-buttons-is-layout-flex">
<div class="wp-block-button"><a class="wp-block-button__link wp-element-button" href="https://www.bigissue.jp/contact/onlinesupporter/?action=form" target="_blank" rel="noreferrer noopener">サポーターに申し込む</a></div>
</div>
</div></div>
</div></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
	</channel>
</rss>
