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	<title>Sooey</title>
	
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	<pubDate>Fri, 03 Jul 2009 02:16:23 +0000</pubDate>
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		<title>インターネットが死ぬ日</title>
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		<pubDate>Fri, 03 Jul 2009 02:16:23 +0000</pubDate>
		<dc:creator>juno</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Uncategorized]]></category>

		<category><![CDATA[book]]></category>

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		<description><![CDATA[まだ、読んでいる途中なので感想というわけではないのだけど、インターネット黎明期のエピソードとして、こんな話が書かれている。

これは初のインターネットワームと言われるソフトウェアで、コーネル大学の大学院生、ロバート・タッパン・モーリス・ジュニア（当時23歳）が作ったものだった。彼はニューヨーク州イサカの端末から、まず、MITのコンピューターをワームに感染させた。ワームは感染したマシンにあるアドレスブックを次々にチェックし、インターネット上にある他のコンピューターをみつける。動作はシンプル。自分のコピーを他のマシンに送り、そのマシンですでに動いていたソフトウェアと一緒に自分のコピーを走らせる。これをくり返すだけである。

このワームは、わずか1日の間に当時インターネットに接続されていたコンピューターの5％から10％に感染したと言われている。

（中略）

こんなことをなぜしたのかと尋ねられたモーリスは、インターネットに接続されたマシンの台数を数えたかったと答えた（パソコン通信サービスでは会員数が正確に把握できたが、シンプルなインターネットにはそのようなメカニズムがなかった）。解析してみると、モーリスのプログラムはそのような機能となっていた。ただ、ちょっと間抜けな作りになっていたのだ。きちんと作られていればホストの動作速度が落ちることはなく、注意を集めることもなかっただろう。そうすれば、数日あるいは数ヶ月もインストールされた状態が続き、「存在確認」メッセージをモーリスが指定したマシンに送るなど、さまざまな活動を行い、デジタル的集計が行えたはずであった。

（中略）

モーリスの行動に対しては、コンピューター研究者のコンセンサスとして、一定の処罰に値するが「前途を閉ざすほど厳しい」ものとすべきではないとした。モーリスに対して下された処罰は、まさしくそのようなものだった。モーリスが正式に謝罪したほか、刑事裁判では、3年間の保護観察、400時間の労働奉仕、10,050ドルの罰金が言い渡された。しかしキャリアが失われることはなく、その後モーリスはハーバードに移り、1995年に友人と起業したドットコムスタートアップを1998年、ヤフーに4,900万ドルで売却する。博士号も取得し、現在はMIT教授として活躍している。

ロバート・モーリス、ベンチャー、4,900万ドルで売却、ヤフー…ってViawebをポール・グレアムと設立したロバート・モリスじゃねえか。

Robert Tappan Morris - Wikipediaを読んでみると、

He is best known for creating the Morris Worm in 1988, considered the first computer worm on the Internet.

ビンゴ！
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="amazon-image">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4153200034/sooey-22/ref=nosim/"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/417ds7EMauL._SL160_.jpg" alt="インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice)" /></a>
</div>

<p>まだ、読んでいる途中なので感想というわけではないのだけど、インターネット黎明期のエピソードとして、こんな話が書かれている。</p>

<blockquote>
  <p>これは初のインターネットワームと言われるソフトウェアで、コーネル大学の大学院生、ロバート・タッパン・モーリス・ジュニア（当時23歳）が作ったものだった。彼はニューヨーク州イサカの端末から、まず、MITのコンピューターをワームに感染させた。ワームは感染したマシンにあるアドレスブックを次々にチェックし、インターネット上にある他のコンピューターをみつける。動作はシンプル。自分のコピーを他のマシンに送り、そのマシンですでに動いていたソフトウェアと一緒に自分のコピーを走らせる。これをくり返すだけである。</p>
  
  <p>このワームは、わずか1日の間に当時インターネットに接続されていたコンピューターの5％から10％に感染したと言われている。</p>
  
  <p>（中略）</p>
  
  <p>こんなことをなぜしたのかと尋ねられたモーリスは、インターネットに接続されたマシンの台数を数えたかったと答えた（パソコン通信サービスでは会員数が正確に把握できたが、シンプルなインターネットにはそのようなメカニズムがなかった）。解析してみると、モーリスのプログラムはそのような機能となっていた。ただ、ちょっと間抜けな作りになっていたのだ。きちんと作られていればホストの動作速度が落ちることはなく、注意を集めることもなかっただろう。そうすれば、数日あるいは数ヶ月もインストールされた状態が続き、「存在確認」メッセージをモーリスが指定したマシンに送るなど、さまざまな活動を行い、デジタル的集計が行えたはずであった。</p>
  
  <p>（中略）</p>
  
  <p>モーリスの行動に対しては、コンピューター研究者のコンセンサスとして、一定の処罰に値するが「前途を閉ざすほど厳しい」ものとすべきではないとした。モーリスに対して下された処罰は、まさしくそのようなものだった。モーリスが正式に謝罪したほか、刑事裁判では、3年間の保護観察、400時間の労働奉仕、10,050ドルの罰金が言い渡された。しかしキャリアが失われることはなく、その後モーリスはハーバードに移り、1995年に友人と起業したドットコムスタートアップを1998年、ヤフーに4,900万ドルで売却する。博士号も取得し、現在はMIT教授として活躍している。</p>
</blockquote>

<p>ロバート・モーリス、ベンチャー、4,900万ドルで売却、ヤフー…ってViawebを<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A2%E3%83%A0">ポール・グレアム</a>と設立したロバート・モリスじゃねえか。</p>

<p><a href="http://en.wikipedia.org/wiki/Robert_Tappan_Morris">Robert Tappan Morris - Wikipedia</a>を読んでみると、</p>

<blockquote>
  <p>He is best known for creating the Morris Worm in 1988, considered the first computer worm on the Internet.</p>
</blockquote>

<p>ビンゴ！</p>
]]></content:encoded>
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		<title>15秒で切り替わるスライド20枚で何を伝えるか</title>
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		<comments>http://www.sooey.com/journal/2009/06/28/1133/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 28 Jun 2009 14:21:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>juno</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Uncategorized]]></category>

		<category><![CDATA[event]]></category>

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		<description><![CDATA[Originally uploaded by Barack Obama

アート・オブ・プロジェクトマネジメントやイノベーションの神話を書いたScott Berkunの新しいムービーがScott Berkun on Why You Should Speak (at Ignite) - O&#8217;Reilly Radarで紹介されていたので見てみたら、えらい早口で5分のプレゼンをまくし立てる姿があった。画面下には15秒のカウントダウンをあらわすバーと、時間経過をあらわすバーが表示されている。

最初よくわからなかったが、どうもこれはO&#8217;ReillyがスポンサードしているIgniteというコミュニティ・イベントでの1シーンのようだ。Igniteは、サイトに書かれた説明によると、

If you had five minutes on stage what would you say? What if you only got 20 slides and they rotated automatically after 15 seconds? Around the world geeks have been putting together Ignite nights to show [...]
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="flickr">
<a class="flickr-image" href="http://www.flickr.com/photos/barackobamadotcom/2700673895/" title="20080724_Berlin_Germany_Speech_Horizontal0001.jpg on Flickr"><img src="http://farm4.static.flickr.com/3035/2700673895_c321cdec4d_o.jpg" width="450" height="260" alt="20080724_Berlin_Germany_Speech_Horizontal0001.jpg" /></a><br />
Originally uploaded by <a href="http://www.flickr.com/people/barackobamadotcom/">Barack Obama</a>
</div>

<p><a href="http://www.oreilly.co.jp/books/4873112990/">アート・オブ・プロジェクトマネジメント</a>や<a href="http://www.oreilly.co.jp/books/9784873113456/">イノベーションの神話</a>を書いた<a href="http://www.scottberkun.com/">Scott Berkun</a>の新しいムービーが<a href="http://radar.oreilly.com/2009/06/scott-berkun-on-why-you-should.html">Scott Berkun on Why You Should Speak (at Ignite) - O&#8217;Reilly Radar</a>で紹介されていたので見てみたら、えらい早口で5分のプレゼンをまくし立てる姿があった。画面下には15秒のカウントダウンをあらわすバーと、時間経過をあらわすバーが表示されている。</p>

<p>最初よくわからなかったが、どうもこれはO&#8217;Reillyがスポンサードしている<a href="http://ignite.oreilly.com/">Ignite</a>というコミュニティ・イベントでの1シーンのようだ。Igniteは、サイトに書かれた説明によると、</p>

<blockquote>
  <p>If you had five minutes on stage what would you say? What if you only got 20 slides and they rotated automatically after 15 seconds? Around the world geeks have been putting together Ignite nights to show their answers.</p>
  
  <p>ステージで5分という時間が与えられたら何を喋りますか？
  スライドは20枚だけ、それも15秒で自動的に切り替わっていくとしたら？
  世界中のギークたちが、その答えを示すためにIgniteナイトに集結しています。</p>
</blockquote>

<p>というイベントらしい。</p>

<p>日本でも定着しているライトニング・トークに比べるとさらに制約があるので、なかなか有意義なものにすることは難しそうだけれど、人前で喋るのが苦手な人にはかえって言い訳する余地があって参加しやすそうだ。日本人のライトニング・トークって基本的に時間が足りなくなる人が多いし、慢性的に時間が押し気味なイベントなんかはこういうスタイルを取り入れてみるのも面白いかもね。</p>

<p>とりあえず、Scott Berkunのプレゼンは熱い。</p>
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		<title>Hello, Android</title>
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		<pubDate>Tue, 16 Jun 2009 17:03:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>juno</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Uncategorized]]></category>

		<category><![CDATA[android]]></category>

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		<description><![CDATA[このあいだのGoogle Developer Day 2009で貰ったGDD Phoneで、Hello Worldアプリが動きました。オライリーの初めてのAndroidに書かれたとおりにやってるだけですが、セットアップも転送も非常に簡単。Android SDKとEclipseとADT(Android Development Tools)を入れるだけで、5分もあればひな形を作成して実機に転送までできちゃいます。

Javaで書けるぶん、個人的にはiPhoneより敷居が低いなあ。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<div class="flickr">
<a class="flickr-image" href="http://www.flickr.com/photos/sooey/3633114572/" title="Hello, Android! by junojapan, on Flickr"><img src="http://farm4.static.flickr.com/3386/3633114572_8f70e0e616.jpg" width="500" height="375" alt="Hello, Android!" /></a>
</div>

<p>このあいだのGoogle Developer Day 2009で貰ったGDD Phoneで、Hello Worldアプリが動きました。オライリーの<a href="http://www.oreilly.co.jp/books/9784873114095/">初めてのAndroid</a>に書かれたとおりにやってるだけですが、セットアップも転送も非常に簡単。Android SDKとEclipseとADT(Android Development Tools)を入れるだけで、5分もあればひな形を作成して実機に転送までできちゃいます。</p>

<p>Javaで書けるぶん、個人的にはiPhoneより敷居が低いなあ。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>Redmine勉強会で発表してきた</title>
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		<pubDate>Fri, 12 Jun 2009 18:37:13 +0000</pubDate>
		<dc:creator>juno</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Uncategorized]]></category>

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		<category><![CDATA[redmine]]></category>

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		<description><![CDATA[12日にトライコーン株式会社さんに場所をお借りして開催されたRedmine勉強会にて、「完璧なRedmineなど存在しない」というタイトルで発表してきました。なにやら大げさなタイトルではありますが、ホッテントリメーカーさまさまです。

There are No Perfect RedmineView more Microsoft Word documents from juno.

ある程度の規模のRedmineユーザの集まりとしては、わりと本邦初なものだったと思うのですが、Redmine.JPの中のひとである前田さんがはるばる島根からいらっしゃってたりして、懇親会ではRedmineのレアな話題が飛び交っていたような気がします。私は、とりあえず国内外に散在しているプラグインに関する情報を集約する場が欲しいですなー、そうですなー、という感じのことを話していました。

ちゃんとした勉強会で発表するのは初めてで、残念ながらとてもメモをとっている余裕はありませんでした。どんな内容の勉強会だったのかは、Redmine勉強会のページに寄せられた参加者のみなさんのトラックバックから辿ってみてください。主催されたyandodさん、会場提供のすずきさんを始め、参加された皆さん、お疲れさまでした。

週末は、先日ゲットしたGDD Phoneで遊ぼうとおもいます。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>12日にトライコーン株式会社さんに場所をお借りして開催された<a href="http://events.php.gr.jp/events/show/80">Redmine勉強会</a>にて、「完璧なRedmineなど存在しない」というタイトルで発表してきました。なにやら大げさなタイトルではありますが、<a href="http://pha22.net/hotentry/">ホッテントリメーカー</a>さまさまです。</p>

<div style="width:425px;text-align:left" id="__ss_1575024"><a style="font:14px Helvetica,Arial,Sans-serif;display:block;margin:12px 0 3px 0;text-decoration:underline;" href="http://www.slideshare.net/juno/there-are-no-perfect-redmine?type=powerpoint" title="There are No Perfect Redmine">There are No Perfect Redmine</a><object style="margin:0px" width="425" height="355"><param name="movie" value="http://static.slidesharecdn.com/swf/ssplayer2.swf?doc=redmine-2009-06-12-090612125555-phpapp01&#038;rel=0&#038;stripped_title=there-are-no-perfect-redmine" /><param name="allowFullScreen" value="true"/><param name="allowScriptAccess" value="always"/><embed src="http://static.slidesharecdn.com/swf/ssplayer2.swf?doc=redmine-2009-06-12-090612125555-phpapp01&#038;rel=0&#038;stripped_title=there-are-no-perfect-redmine" type="application/x-shockwave-flash" allowscriptaccess="always" allowfullscreen="true" width="425" height="355"></embed></object><div style="font-size:11px;font-family:tahoma,arial;height:26px;padding-top:2px;">View more <a style="text-decoration:underline;" href="http://www.slideshare.net/">Microsoft Word documents</a> from <a style="text-decoration:underline;" href="http://www.slideshare.net/juno">juno</a>.</div></div>

<p>ある程度の規模のRedmineユーザの集まりとしては、わりと本邦初なものだったと思うのですが、<a href="http://redmine.jp/">Redmine.JP</a>の中のひとである前田さんがはるばる島根からいらっしゃってたりして、懇親会ではRedmineのレアな話題が飛び交っていたような気がします。私は、とりあえず国内外に散在しているプラグインに関する情報を集約する場が欲しいですなー、そうですなー、という感じのことを話していました。</p>

<p>ちゃんとした勉強会で発表するのは初めてで、残念ながらとてもメモをとっている余裕はありませんでした。どんな内容の勉強会だったのかは、<a href="http://events.php.gr.jp/events/show/80">Redmine勉強会</a>のページに寄せられた参加者のみなさんのトラックバックから辿ってみてください。主催されたyandodさん、会場提供のすずきさんを始め、参加された皆さん、お疲れさまでした。</p>

<p>週末は、先日ゲットしたGDD Phoneで遊ぼうとおもいます。</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス</title>
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		<pubDate>Mon, 01 Jun 2009 15:48:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>juno</dc:creator>
		
		<category><![CDATA[Uncategorized]]></category>

		<category><![CDATA[book]]></category>

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		<description><![CDATA[クックパッドの中の人たちはなかなかに熱いひとたちなのだな、ということがわかった。

クックパッド成功の一番の要因は「徹底したユーザ目線」ということで、サイト内でのユーザの動きを調査したり、些細な意見も吸い上げて直ちにサイトに反映したりと、文字にすればとても当たり前なことばかり。とは言うものの、世のサイトの多くはこの当たり前のことがなかなかできておらず、ましてやクックパッドのように「徹底した」次元にまで昇華させるのはかなり困難だろう。

これは、平たく言うと「あらゆる局面で訪問者に対するおもてなしを第一に考える」ということであり（クックパッドの場合はサイト内のバナー広告にまでユーザ目線の決まりごとがある）、また「決して利用者をバカにしてはいけない」ということなのだと思う。とくに後者は意識していないと意外とやってしまっているもの。利用者から「○○がどこにあるのかわからない！」という苦情があったとき、サイトの運営者や開発者はその言葉の価値を低く見積もりすぎてはいないだろうか。「この手のサイトなら、こういう手順で進めばいいのは普通わかるよね」といった具合に無意識に利用者のリテラシーに頼ったサイト構築をしてしまっているのではないか。

Webに対するリテラシーの低い人たちが自分たちのサイトをどのようにアクセスするか、というのは興味深い話題だけれど、同時にかなり計測しづらいものでもある。リアルの店舗なら、店員同士がお喋りしっぱなしのコンビニや、売り場を尋ねても面倒くさそうにあしらうようなショップが繁盛するわけないのは誰でもわかるが、Webになるとどうもその辺がぼやけてくる。ただ、１つ強調しておきたいのは、リテラシーの低い人であっても「なんだか使いづらいサイトだ」とか「どうも信用できないショップだ」という印象は無意識に感じているだろう、ということ。

自社のサイトを接客業として見直したときに傲慢な物言いになっているところはないだろうか。幽霊でもなんでもいいから会員数を確保しておきたい一心で、「退会される方は、○○というタイトルのメールを事務局まで云々」なんて馬鹿げたルールを押しつけていないだろうか。

これまで「作り手側のいいなりにされてきた人たち」をちゃんともてなすことができるかどうかが、コモディティ化していくWebにおいて作り手が最低限備えなければならないスキルになりつつあると思う。そして、多少極端かもしれないが、そういったことが無意識にできない人はWebサイトの制作には向いていない。
]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>クックパッドの中の人たちはなかなかに熱いひとたちなのだな、ということがわかった。</p>

<div class="amazon-image">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4827550719/sooey-22/ref=nosim/"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41JCp%2BEGTrL._SL160_.jpg" alt="600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス (角川SSC新書)" /></a>
</div>

<p>クックパッド成功の一番の要因は「徹底したユーザ目線」ということで、サイト内でのユーザの動きを調査したり、些細な意見も吸い上げて直ちにサイトに反映したりと、文字にすればとても当たり前なことばかり。とは言うものの、世のサイトの多くはこの当たり前のことがなかなかできておらず、ましてやクックパッドのように「徹底した」次元にまで昇華させるのはかなり困難だろう。</p>

<p>これは、平たく言うと「あらゆる局面で訪問者に対するおもてなしを第一に考える」ということであり（クックパッドの場合はサイト内のバナー広告にまでユーザ目線の決まりごとがある）、また「決して利用者をバカにしてはいけない」ということなのだと思う。とくに後者は意識していないと意外とやってしまっているもの。利用者から「○○がどこにあるのかわからない！」という苦情があったとき、サイトの運営者や開発者はその言葉の価値を低く見積もりすぎてはいないだろうか。「この手のサイトなら、こういう手順で進めばいいのは普通わかるよね」といった具合に無意識に利用者のリテラシーに頼ったサイト構築をしてしまっているのではないか。</p>

<p>Webに対するリテラシーの低い人たちが自分たちのサイトをどのようにアクセスするか、というのは興味深い話題だけれど、同時にかなり計測しづらいものでもある。リアルの店舗なら、店員同士がお喋りしっぱなしのコンビニや、売り場を尋ねても面倒くさそうにあしらうようなショップが繁盛するわけないのは誰でもわかるが、Webになるとどうもその辺がぼやけてくる。ただ、１つ強調しておきたいのは、リテラシーの低い人であっても「なんだか使いづらいサイトだ」とか「どうも信用できないショップだ」という印象は無意識に感じているだろう、ということ。</p>

<p>自社のサイトを接客業として見直したときに傲慢な物言いになっているところはないだろうか。幽霊でもなんでもいいから会員数を確保しておきたい一心で、「退会される方は、○○というタイトルのメールを事務局まで云々」なんて馬鹿げたルールを押しつけていないだろうか。</p>

<p>これまで「作り手側のいいなりにされてきた人たち」をちゃんともてなすことができるかどうかが、コモディティ化していくWebにおいて作り手が最低限備えなければならないスキルになりつつあると思う。そして、多少極端かもしれないが、そういったことが無意識にできない人はWebサイトの制作には向いていない。</p>
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