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	<title>Into the Wild 2.0｜大場正明のブログ</title>
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		<title>杉江松恋さんによる読み応えのある新書版『サバービアの憂鬱』レビューがカドブン（WEB）に掲載されました</title>
		<link>https://www.c-cross.net/articles/book/sugie-suburbia230327.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[webmaster]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Mar 2023 01:25:25 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[サバービア]]></category>
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					<description><![CDATA[以前の記事「『サバービアの憂鬱』と杉江さんや川出さんの『サバービアとミステリ』とジョン・カッツのサバービア探偵シリーズのこと」で触れたように、杉江松恋さんは、旧版『サバービアの憂鬱』を参考書にして、川出正樹さん、霜月蒼さ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>以前の記事「<a href="https://www.c-cross.net/articles/book/suburban-detective202302.html">『サバービアの憂鬱』と杉江さんや川出さんの『サバービアとミステリ』とジョン・カッツのサバービア探偵シリーズのこと</a>」で触れたように、杉江松恋さんは、旧版『サバービアの憂鬱』を参考書にして、川出正樹さん、霜月蒼さん、米光一成さんとの対談形式で電子書籍『サバービアとミステリ』をまとめられたりして、本書をしっかり読み込んでいただいているので、この新書版レビューでも、サバービア（郊外住宅地と文化）をめぐる全体的、歴史的なビジョンと、スピルバーグの『激突！』やレッドフォードの『普通の人々』、ビル・オウエンズの写真集『Suburbia』、ジョン・チーヴァーやアップダイク、スティーヴン・キングやフィリップ・K・ディックといった構成要素の双方に目配りしていただき、読み応えのある内容になっています。<br />
そして個人的になによりも嬉しかったのが、「ページを追ううちに点と点が結ばれて線になり、さらに面を形成していく。この読み心地にはたまらない快感がある」というお言葉。旧版執筆時には、章と章が様々なかたちで密接に結びついていく構成にしようと何度も変更を加え、時間を割いたので、そのように感じていただけるのは最高の喜びです。</p>
<p>● <a href="https://kadobun.jp/reviews/review/entry-47977.html">大場正明『サバービアの憂鬱 「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程』レビュー【評者：杉江松恋】｜カドブン</a></p>
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		<item>
		<title>『サバービアの憂鬱』の古書の素晴らしい紹介文をきっかけに京都の書店「誠光社」の店主・堀部篤史さんとお知り合いになる</title>
		<link>https://www.c-cross.net/articles/book/seikosha2302.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[webmaster]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 27 Feb 2023 03:18:14 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トピック]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[サバービア]]></category>
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					<description><![CDATA[１月19日に『サバービアの憂鬱』復刊決定の告知をしたあとで、復刊ドットコムで本書に投票してくれた読者の方々がいたことをなんとなく思い出し、久しぶりにチェックしてみたら、昨年の12月22日に何年かぶりの投票があり、「誠光社 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>１月19日に『サバービアの憂鬱』復刊決定の告知をしたあとで、復刊ドットコムで本書に投票してくれた読者の方々がいたことをなんとなく思い出し、久しぶりにチェックしてみたら、昨年の12月22日に何年かぶりの投票があり、「誠光社が選ぶ復刊リクエスト10選。ジャンルも時代も横断し、今再び手に取りたいタイトルを古本好きの観点も交えてセレクトしました」というコメントが添えられていた。</p>
<p>そのときはまったく気づいていなかったが、あとで本書の投票ページを見直したら、実はそれは「誠光社×復刊ドットコム コラボリクエスト」という企画として投票された１票で、別枠に以下のような説明があった。</p>
<p>「2015年の開店直後から、こだわりのある本のセレクトや独特の陳列方法で話題を呼びいまや京都の観光スポットのひとつにもなっている独立系書店「誠光社」。<br />
このたび復刊ドットコムでは、誠光社代表である堀部篤史さんのご協力をいただき「誠光社×復刊ドットコム コラボリクエスト」を開催いたします。<br />
本の仕事に長年携わってきた堀部さんが選ぶ、いま復刊すべき究極の10冊とは？ みなさまの投票をお待ちしています」</p>
<p>それを先に知っていたらその後の展開も違ったものになっていたかもしれないが、筆者が次に見つけたのは、誠光社が扱っている『サバービアの憂鬱』の古書の紹介文だった（誠光社は、店舗では新刊書中心だが、通信販売で古書も扱っている）。その紹介文の内容が素晴らしかったので、どんな方が書いているのか興味がわき、誠光社のHPをチェックした。</p>
<p>筆者は寡聞にして存じ上げなかったが、誠光社店主の堀部篤史さんは、『本を開いてあの頃へ』、『本屋の窓からのぞいた京都』、『街を変える小さな店』、『90年代のこと―僕の修業時代』、『火星の生活』などの著書があり、「ケトル」、「アンドプレミアム」、「本の雑誌」などの雑誌に寄稿し、本屋の新しいあり方や本のある空間づくりを提案し、イベントや講演などもこなすすごい方だった。</p>
<p>筆者は『サバービアの憂鬱』の古書の紹介文をこのブログで取り上げたかったので、誠光社の問い合わせフォームを使って、本書の復刊が決定したこと、紹介文を引用させていただきたいことをお伝えした。</p>
<p>先述した復刊ドットコムとのコラボ企画にまだ気づいてなかったこともあり、その返信の内容にはびっくりした。堀部さんは、『サバービアの憂鬱』をことあるごとに読み返し、影響を受け、トークイベントの出演時や原稿の執筆時などに何度も参照されていた。そればかりか、誠光社は出版活動も行っており、ここ数年、復刊ができないだろうかと考え、いつかご挨拶をと思われていたとのこと。そんなときに筆者が連絡したのでお互いにびっくりすることになった。</p>
<p>おかげで新書版『サバービアの憂鬱』を誠光社で扱っていただけることになった。「<a href="https://seikosha.stores.jp/items/63d1ddb093f61968fc44d84b">《ご予約》サバービアの憂鬱　「郊外」の誕生とその爆発的発展の過程</a>」。こちらからの予約もご検討ください。</p>
<p>ということで、堀部さんの許可も得て、古書の紹介文に加筆された新書版の素晴らしい紹介文を以下に引用させていただく。</p>
<p>「『E.T.』のオープニング、小高い丘から宇宙人目線で見下ろす郊外住宅地の整然とした灯り。几帳面に刈り揃えられた前庭の芝生をクローズアップし、虫がたかる人の耳をカメラが捉える『ブルーベルベット』のショッキングな冒頭。</p>
<p>平凡で当たり前とされていたアメリカ郊外の暮らしを、客観的な目線で捉え、その内側にある歪み、違和感、狂気、さらにはアメリカン・ウェイ・オブ・ライフの本質を暴き出す小説、映画、写真、広告などを俎上に、多角的にサバービア文化を分析する名著。スピルバーグ、デヴィッド・リンチ、ビル・オーウェンズの&#8221;SUBURBIA&#8221;、ジョン・チーヴァーにジョン・ヒューズ。本書を読めば、アメリカ映画やフィクションの細部がクリアに、興味深く見えてくるコンタクトレンズを与えてくれるような一冊。</p>
<p>初版刊行30年を経て、ついに加筆修正がほどこされ、新書版として再登場。本書の内容がいまなお古びないのは、戦後にはじまるわれわれのライフスタイルと考え方が、サバービアに根ざしていようが、その反発であろうが、多大なる影響を維持し続けているから。映画、小説、音楽と、アメリカン・ポップカルチャーのガイドとしても楽しめる名著です」</p>
<p>堀部さんからは、ご著書『火星の生活』、誠光社が手がけた軸原ヨウスケ・中村裕太著『アウト・オブ・民藝』、堀部さんのご友人の和井内洋介さん（ちなみに『サバービアの憂鬱』を愛読していただいているとのこと）が自費出版し、誠光社で扱っているZINE『ESCAPE FROM SUBURBIA』を送っていただいた。そちらはまた別記事で取り上げたい。今度、京都に行ったら誠光社を訪れ、堀部さんにご挨拶させていただこうと思っている。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<item>
		<title>『サバービアの憂鬱』と杉江さんや川出さんの『サバービアとミステリ』とジョン・カッツのサバービア探偵シリーズのこと</title>
		<link>https://www.c-cross.net/articles/book/suburban-detective202302.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[webmaster]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Feb 2023 04:06:08 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[トピック]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[90年代]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[ギリアン・フリン]]></category>
		<category><![CDATA[サバービア]]></category>
		<category><![CDATA[ジョン・カッツ]]></category>
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					<description><![CDATA[拙著『サバービアの憂鬱』が角川新書の一冊として復刊されることについては前の記事でお知らせした。その新書版のあとがきを書き終えたあとで、思い出していたのが、もうだいぶ前に杉江松恋さんのご厚意で拝読させていただいた『サバービ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>拙著『サバービアの憂鬱』が角川新書の一冊として復刊されることについては前の記事でお知らせした。その新書版のあとがきを書き終えたあとで、思い出していたのが、もうだいぶ前に杉江松恋さんのご厚意で拝読させていただいた『サバービアとミステリ　郊外／都市／犯罪の文学』のことだった。</p>
<p>この電子書籍は、杉江さん、川出正樹さん、霜月蒼さん、米光一成さんが、ミステリをコミュニティの動態を描いた小説という観点から眺めてみることに挑戦した座談会を収録したもので、『サバービアの憂鬱』がその参考書として取り上げられていた。</p>
<p>『サバービアの憂鬱』の視点を応用して、ミステリの作家や作品の世界を多面的に読み解いていくアプローチは刺激的だった（もっと個人的なことをいえば、筆者がその昔、ロス・マクドナルドや横溝正史を好んで読んでいた理由も説明されているようで興味深かった）。</p>
<p>この『サバービアとミステリ』の冒頭には、杉江さんの以下のような発言がある。</p>
<p>「この『サバービアの憂鬱』には、1940 年代後半からのアメリカ社会の動きが書かれていて、巻末に各章で採り上げられた参考図書のリストがあるんですね。しかし、われわれとしては意外なことに、その中にはミステリがほとんど入っていないんです。音楽、映画、一般文芸など様々なサブカルチャーには言及しているのにミステリについては全くない。これは、もしかすると『サバービアの憂鬱』では語られなかった要素が、ミステリについて触れることによって見えてくるんじゃないかという期待があるわけです。そうした形で『サバービアの憂鬱』になかった視点を補うということが一つの目標でもあります」</p>
<p>ブログの前の記事では、「新書版あとがきでは、本書出版後に公開されたサバービア映画から、本書の内容とつながりのあるものをピックアップし、出版以後についてもいくらかフォローしました」と書いたが、実はミステリも１本、取り上げている。ギリアン・フリンの『ゴーン・ガール』だ。ただ、必ずしもミステリを意識したわけではなく、この小説には、『サバービアの憂鬱』の第21章「サバーブズからエッジ・シティへ」や第22章「新しいフロンティアのリアリティ」のその先にある世界が描かれているので、外せなかった。</p>
<p>結果的に、新書版にはミステリもわずかながら盛り込まれることになったが、あとがきを書き終えて『サバービアとミステリ』のことを思い出したのには、別のきっかけもある。</p>
<p>アメリカのジャーナリスト／作家のジョン・カッツについては、ビジネス・サスペンスの『ネットワーク乗っ取り計画』やノンフィクションの『ギークス GEEKS――ビル・ゲイツの子供たち』くらいしか邦訳がないので、あまり知られていないと思うが、そのカッツは、『サバービアの憂鬱』が出版された93年から、サバービア探偵（suburban detective）を主人公にしたミステリ・シリーズを書き出した。</p>
<p>筆者は当時、そのシリーズに関心を持ち、ペーパーバックが出るたび購入していたのだが、もうずいぶん昔のことですっかり忘れていた。そのペーパーバックはまだどこかにあるはずだが、見つけ出せなかった。</p>
<p>もう記憶がかなり曖昧になっているが、主人公のクリストファー・“キット”・デリウーは、以前はウォール街で働いていたが、インサイダー取引をめぐるトラブルに巻き込まれて職を失った。彼は、ニュージャージー州のルーシャンボーという架空の郊外の町に妻子と暮らしていて、地元のショッピングモールのなかに小さな事務所を開いて、サバービア探偵になった。</p>
<p>１作目の『Death by Station Wagon』（1993）では、地元の高校の人気者だったカップルの遺体が発見され、警察は少年が少女を殺害した後に自殺したと判断するが、少年の仲間たちはそれに納得できず、探偵キットが捜査に乗り出す。第２作の『The Family Stalker』（1994）では、キットがある女性を追っていく。最初はよくある不倫の調査に思えるが、その女性が郊外の主婦たちと親しくなり、密かに彼女たちの夫を誘惑し、家庭を破壊している疑惑が浮上する。</p>
<p>その後、このシリーズは、『The Last Housewife』（1995）、『The Father&#8217;s Club』（1996）、『Death Raw』（1998）と続き、５作で終了してしまった。サバービアとミステリを結びつけるというこのシリーズの発想は悪くなかったと思う。ウォール街でのトラブルからサバービアのショッピングモールへ、という展開も80年代から90年代への流れを感じるし、インターネットや携帯が普及する以前の、モールを中心としたサバービアの日常もリアルに描かれていたような気がする。</p>
<p>著者であるカッツの関心が、90年代末頃から愛犬や犬とオーナーの関係に移ってしまったようなので仕方がないが、このサバービア探偵のアイデアはもったいなかったと思う。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>大場正明『サバービアの憂鬱』復刊決定のお知らせ ３月10日発売予定</title>
		<link>https://www.c-cross.net/articles/book/suburbia0310.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[webmaster]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 19 Jan 2023 02:09:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[50年代]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[サバービア]]></category>
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					<description><![CDATA[『サバービアの憂鬱』の復刊が決定しました。角川新書の１冊になり、３月10日発売予定です。副題が「アメリカン・ファミリーの光と影」から「『郊外』の誕生とその爆発的発展の過程」にかわり、加筆修正しています。 本書を執筆したと [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>『サバービアの憂鬱』の復刊が決定しました。角川新書の１冊になり、３月10日発売予定です。副題が「アメリカン・ファミリーの光と影」から「『郊外』の誕生とその爆発的発展の過程」にかわり、加筆修正しています。</p>
<p>本書を執筆したときには、どう構成するかにとても苦労しました。手本になるような文献があまりなく、ゼロから組み立てなければならなかったということもありますが、逆にいえば、枠組みに縛られることなく大胆なこともできるように思え、サバービア（郊外住宅地）をめぐる現実とフィクションを往復するように多様な視点を盛り込み、結びつけていく作業にかなり時間を費やし、納得のいく構成にはなったものの、文章を整える時間があまりなく、勢いでまとめてしまったところがありました。</p>
<p>本書が絶版になったあと、本文テキストをWEBで公開するときに、ある程度、加筆修正をしましたが、やはり復刊のために、本のかたちを思い描きながら、ゲラに赤を入れていく作業は全然違いますので、今回は細かいところまでいろいろ加筆修正しました。本書で取り上げた小説で、出版後に翻訳が出たものについては、引用を差し替えるなどアップデートしました。新書版あとがきでは、本書出版後に公開されたサバービア映画から、本書の内容とつながりのあるものをピックアップし、出版以後についてもいくらかフォローしました。</p>
<p>ずいぶん遠回りしましたが、構成と文章がそろい、やっと本が完成した、という気がしています。</p>
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B5%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%A2%E3%81%AE%E6%86%82%E9%AC%B1-%E3%80%8C%E9%83%8A%E5%A4%96%E3%80%8D%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F%E3%81%A8%E3%81%9D%E3%81%AE%E7%88%86%E7%99%BA%E7%9A%84%E7%99%BA%E5%B1%95%E3%81%AE%E9%81%8E%E7%A8%8B-%E8%A7%92%E5%B7%9D%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E5%A4%A7%E5%A0%B4-%E6%AD%A3%E6%98%8E/dp/4040824598?crid=L3CS93YLQHR4&#038;keywords=%E5%A4%A7%E5%A0%B4%E6%AD%A3%E6%98%8E&#038;qid=1674032469&#038;sprefix=%2Caps%2C140&#038;sr=8-13&#038;linkCode=li3&#038;tag=ccross-22&#038;linkId=4ac93600b7cbe228b5c2fbbd54f9e944&#038;language=ja_JP&#038;ref_=as_li_ss_il" target="_blank" rel="noopener noreferrer"><img border="0" src="//ws-fe.amazon-adsystem.com/widgets/q?_encoding=UTF8&#038;ASIN=4040824598&#038;Format=_SL250_&#038;ID=AsinImage&#038;MarketPlace=JP&#038;ServiceVersion=20070822&#038;WS=1&#038;tag=ccross-22&#038;language=ja_JP" ></a><img src="https://ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=ccross-22&#038;language=ja_JP&#038;l=li3&#038;o=9&#038;a=4040824598" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" /></p>
<p>速水健朗氏からいただいたオビの推薦コメント、胸にきました。この新書版は560ページで、新書としてはかなりのボリュームになります。</p>
<p>Amazonで旧版の古書を調べると、出品された16冊中15冊が１万２千円以上で最高が２万５千円になっているようです。筆者がよく利用する横浜市立の図書館には少なくとも２冊置かれていたはずなのですが、検索しても１冊もヒットしなくなりました。復刊によってレア本から普通に手に入れられる本に戻るのがとても嬉しいです。</p>
<p>どんな本なのかもう少し詳しくお知りになりたい方は、HPでサンプルとして序章と第１章のテキストの公開を継続していますので、目を通してみてください。但し、新書版は加筆修正していますので、まったく同じではないことをご了承ください。</p>
<p>● <a href="https://crisscross.jp/html/j0000000.htm"> 『サバービアの憂鬱』イントロダクション</a></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>パオ・チョニン・ドルジ監督 『ブータン 山の教室』 レビュー</title>
		<link>https://www.c-cross.net/articles/movie/lunana211220.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[webmaster]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 20 Dec 2021 03:21:12 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[レビュー]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[グローバリゼーション]]></category>
		<category><![CDATA[パオ・チョニン・ドルジ]]></category>
		<category><![CDATA[ブータン]]></category>
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		<category><![CDATA[音楽]]></category>
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					<description><![CDATA[光を感じるために、影を知る。 パオ・チョニン・ドルジ監督のデビュー作『ブータン 山の教室』の主人公ウゲンは、“Gross National Happiness BHUTAN（国民総幸福 ブータン）”とプリントされたＴシャ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><h3>光を感じるために、影を知る。</h3>
</p>
<p>パオ・チョニン・ドルジ監督のデビュー作『ブータン 山の教室』の主人公ウゲンは、“Gross National Happiness BHUTAN（国民総幸福 ブータン）”とプリントされたＴシャツを着ている。ドラマの終盤では、ルナナ村の村長が、「この国は世界で一番幸せな国と言われているそうです。それなのに、先生のように国の未来を担う人が幸せを求めて外国に行くんですね」と語る。</p>
<p>そこから本作の大まかなテーマが見えてくる。経済的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさも考慮したGNHを目標に掲げるブータンは、実際には伝統文化と急速に押し寄せる近代化・都市化の波にどう折り合いをつけていくのかという難題に直面している。</p>
<p>では、ドルジ監督はそんなブータンでどんな立ち位置をとり、なぜ舞台にルナナ村を選び、どんな意図でウゲンというキャラクターを作ったのか。ドルジは写真家であり、アジアを中心に各地を旅する放浪者であり、旅で見出した物語を伝える語り部でもある。そんな彼の豊かな体験や世界観は、とてもシンプルに見える本作の物語にも様々なかたちで反映されている。</p>
<p><iframe width="470" height="264" src="https://www.youtube.com/embed/tjm0VdQiOFE" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p><span id="more-3977"></span></p>
<p>たとえば、ドルジが自分の写真を紹介しつつ幸福について語るYouTubeの動画（↓）を見ると、彼の経験が本作と深く結びついていることがわかる。彼は、幸福とは今あるものに満足し、無常を受け入れることだと語り、お気に入りの一枚を見せる。そこには傷つき汚れた裸足の大人の足と明るい赤色の雨靴を履いた子供の足が写っている。</p>
<p>それは、ドルジが高地のトレッキングで体調を崩し、地元のヤク飼いの世話になったときに撮った写真だ。ヤク飼いが裸足であることに気づいたドルジが靴のことを尋ねると、彼は裸足の方が楽だし、靴を買うカネもないと答えた。そこに雨靴を履いた子供が現れ、ドルジはその裸足と雨靴のイメージに深く心を動かされた。</p>
<p><iframe width="470" height="264" src="https://www.youtube.com/embed/KH3Bfcc64pA" title="YouTube video player" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>そのイメージは本作でも、ウゲンがルナナ村に向かう途中のコイナで宿泊する場面で再現されている。本作にはそんなふうにドルジ自身が旅を通して触れた精神的な豊かさとしての幸福が表現されている。</p>
<p>さらにもうひとつ、本作に影響を及ぼしていると思えるドルジの活動を振り返っておきたい。ブータン出身のドルジは、インドに長く暮らした時期に中国の唐代の僧・玄奘に関心を持つようになった。玄奘は陸路でインドに向かい、多くの経典を持ち帰った。後に中国を訪れたドルジは、今では玄奘が、『西遊記』や孫悟空との関わりで認知されるだけで、その偉業が忘れられていることに驚いた。そこで、敬虔な仏教徒である彼は、玄奘の足跡をたどるという無謀ともいえる旅に出て、５年かけて玄奘の生涯と遺産をテーマにした写真集を作り上げた。</p>
<p>筆者が注目したいのは、その旅を通してドルジがこの世界について学んだことだ。彼はそれを以下のように語っている。</p>
<p>「本当に光のありがたさを知りたければ、影を理解しなければなりません。それがこの旅で得たものです。なぜなら私は、その他の世界から影や暗い場所とみなされているたくさんの地域を訪れたからです。そこに暮らす人々は私たちと変わりません。文化は違っても、内面では愛を分かち合うことができるのです」</p>
<p>“闇の谷”を意味するルナナ村への旅は、まさに影を理解しようとすることだといえる。さらに本作には、玄奘の偉業と同じように、「ヤクに捧げる歌」に代表される伝統歌が忘れ去られようとしていることを危惧し、それを蘇らせる意図も込められている。ドルジ監督は、主人公ウゲンの視点を通して、自身の経験や独自の世界観を巧みに表現している。それは、村人の営みがドキュメンタリーのように生き生きと描かれているとか、村人以外のキャストが歌えることを条件に選ばれ、歌が重要な位置を占めるということを意味するだけではない。</p>
<p>見逃せないのは個人と集団の関係だ。ウゲンの造形でまず印象に残るのは、自分を取り巻く世界を遮断するかのようなスマホやヘッドフォンの存在だろう。そこで思い出されるのは、ブータンでは1999年にテレビ放送が開始されてから短期間のうちにインターネットやスマホが普及し、新しいメディアが特に若者たちに強い影響を及ぼしていることだ。</p>
<p>そんな現代の若者ウゲンが変化していく過程は実に興味深い。コイナで宿泊したとき、ウゲンは勧められた酒を断ろうとする。たとえ遠慮であれ、それを拒むことが非礼にあたるのが彼にはわからない。なぜならそのもてなしは、個人を集団に組み込むための社会的行為でもあるからだ。</p>
<p>しかし、ヤクの糞のありがたさを知ることがきっかけとなって彼は変わっていく。村人にとって多くの基本財を提供してくれるヤクは不可欠の存在であり、そこには深い絆がある。彼はそんな牧畜文化に触れ、「ヤクに捧げる歌」を学び、ヤク飼いの集団に帰属する。つまりそれが、重要なイニシエーション（通過儀礼）になり、たとえ村を離れても内なる帰属意識は変わらない。</p>
<p>もしウゲンがルナナ村に旅することなく海外に出ていたら、彼には語るべき物語もなかっただろう。だが、ラストで「ヤクに捧げる歌」を歌う彼は帰属意識を持つ語り部になっている。</p>
<p>《参照／引用記事》<br />
● Bhutanese photographer retraces enlightening journey of Chinese monk by Xie Wenting | Global Times, 2019/10/24</p>
<p>（初出：『ブータン 山の教室』劇場用パンフレット）</p>
<p>《関連リンク》<br />
● <a href="https://crisscross.jp/html/a10ke010.htm">アルン・バッタライ＆ドロッチャ・ズルボー監督『ゲンボとタシの夢見るブータン』レビュー</a></p>
<p><script language="javascript" src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/jsbanner?sid=3060700&#038;pid=887582708"></script><noscript><a href="//ck.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/referral?sid=3060700&#038;pid=887582708" rel="nofollow"><img src="//ad.jp.ap.valuecommerce.com/servlet/gifbanner?sid=3060700&#038;pid=887582708" border="0"></a></noscript></p>
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    </iframe><iframe style="width:120px;height:240px;" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" frameborder="0" src="https://rcm-fe.amazon-adsystem.com/e/cm?ref=qf_sp_asin_til&#038;t=ccross-22&#038;m=amazon&#038;o=9&#038;p=8&#038;l=as1&#038;IS2=1&#038;detail=1&#038;asins=B07SXDH64D&#038;linkId=2cb42e575c01f9236f553f2ec658581d&#038;bc1=000000&amp;lt1=_blank&#038;fc1=333333&#038;lc1=0066c0&#038;bg1=ffffff&#038;f=ifr"><br />
    </iframe></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>『ある画家の数奇な運命』｜ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」記事</title>
		<link>https://www.c-cross.net/articles/movie/richter201001.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[webmaster]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 02 Oct 2020 00:46:03 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[ゲルハルト・リヒター]]></category>
		<category><![CDATA[ザスキア・ローゼンダール]]></category>
		<category><![CDATA[セバスチャン・コッホ]]></category>
		<category><![CDATA[トム・シリング]]></category>
		<category><![CDATA[ドイツ]]></category>
		<category><![CDATA[ナチズム]]></category>
		<category><![CDATA[フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク]]></category>
		<category><![CDATA[実話]]></category>
		<category><![CDATA[戦争]]></category>
		<category><![CDATA[映画監督]]></category>
		<category><![CDATA[東ドイツ]]></category>
		<category><![CDATA[死]]></category>
		<category><![CDATA[現代美術]]></category>
		<category><![CDATA[西ドイツ]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.c-cross.net/?p=3952</guid>

					<description><![CDATA[現代美術の巨匠リヒターの人生とドイツ戦後史に新たな光をあてる『ある画家の数奇な運命』 ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の2020年10月１日更新記事で、『善き人のためのソナタ』のフロリアン・ヘンケル・フォン [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><h3>現代美術の巨匠リヒターの人生とドイツ戦後史に新たな光をあてる『ある画家の数奇な運命』</h3>
</p>
<p>ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の2020年10月１日更新記事で、『善き人のためのソナタ』のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク監督の新作『ある画家の数奇な運命』（18）を取り上げました。</p>
<p>ドナースマルク監督が巨匠ゲルハルト・リヒターの人生と作品にインスパイアされてつくりあげた３時間を超える長編です。ドナースマルクがリヒターの人生に興味を持つきっかけは、彼の妻の父親が、ナチスの親衛隊で安楽死政策の加害者だったと知ったこと。リヒターの叔母はその安楽死政策によってナチスに殺害されました。リヒターに企画を持ちかけたドナースマルクは、「人物の名前は変えて、映画のためだけにオリジナルに制作された絵画を使い、内容は必要に応じて自由とするが、映画の中で何が真実かを絶対に明かさない」という条件で、映画化を許されました。</p>
<p>本作では、ナチス政権下のドイツ、戦後の東ドイツ、60年代の西ドイツを背景として、主人公クルト、叔母のエリザベト、クルトの義父となるゼーバントの３者を軸に物語が展開していきます。記事では、そんな物語と、リヒターが65年にフォト・ペインティングの作品として発表した＜マリアンネ叔母さん＞と＜ハイデ氏＞との繋がりに注目しています。その繋がりを踏まえると、ドナースマルクが、いかにその２作品にこだわり、リヒターの過去の重要な部分を独自の視点で掘り下げ、緻密な構成ですべてを絵画に集約しているのかが見えてくるのではないかと思います。</p>
<p>コラムをお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。</p>
<p>● <strong><a href="https://www.newsweekjapan.jp/ooba/2020/10/post-87.php">現代美術の巨匠リヒターの人生とドイツ戦後史に新たな光をあてる『ある画家の数奇な運命』</a></strong></p>
<p><iframe width="470" height="264" src="https://www.youtube.com/embed/4kTHahMc_5A" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>2020年10月2日（金）TOHOシネマズ シャンテほかにて全国ロードショー</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>1979年の南ア、“木鍵”で脱獄した政治犯の実話を映画化した『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』の劇場用パンフレットに寄稿しています</title>
		<link>https://www.c-cross.net/articles/movie/pretoria200917.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[webmaster]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 17 Sep 2020 07:00:34 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[70年代]]></category>
		<category><![CDATA[アフリカ]]></category>
		<category><![CDATA[フランシス・アナン]]></category>
		<category><![CDATA[ロベール・ブレッソン]]></category>
		<category><![CDATA[人種問題]]></category>
		<category><![CDATA[実話]]></category>
		<category><![CDATA[映画監督]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.c-cross.net/?p=3937</guid>

					<description><![CDATA[“抵抗”としての脱獄を浮き彫りにするポリティカル・スリラー アパルトヘイト時代の南アで、白人でありながらアフリカ民族会議のメンバーとして反アパルトヘイト運動に身を投じ、政治犯として難攻不落のプレトリア刑務所に収監されたテ [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><h3>“抵抗”としての脱獄を浮き彫りにするポリティカル・スリラー</h3>
</p>
<p>アパルトヘイト時代の南アで、白人でありながらアフリカ民族会議のメンバーとして反アパルトヘイト運動に身を投じ、政治犯として難攻不落のプレトリア刑務所に収監されたティムが、同胞のスティーブンとともに、“木鍵”を使った前代未聞の脱獄計画に挑む。</p>
<p>ティム・ジェンキンが自らの体験を綴った『<a target="_blank" href="https://www.amazon.co.jp/gp/product/4886834213/ref=as_li_tl?ie=UTF8&#038;camp=247&#038;creative=1211&#038;creativeASIN=4886834213&#038;linkCode=as2&#038;tag=ccross-22&#038;linkId=cd1f37cc3683742b90e19eb6d5467b6e" rel="noopener noreferrer">脱獄 (四日市大学教育研究叢書)</a><img src="//ir-jp.amazon-adsystem.com/e/ir?t=ccross-22&#038;l=am2&#038;o=9&#038;a=4886834213" width="1" height="1" border="0" alt="" style="border:none !important; margin:0px !important;" />』（同時代社刊）に基づくフランシス・アナン監督の『プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵』（20）の劇場用パンフレットに、「“抵抗”としての脱獄を浮き彫りにするポリティカル・スリラー」というタイトルでレビューを書いています。</p>
<p>ティムの原作を映画化するうえで、アナン監督にインスピレーションをもたらしているのが、ロベール・ブレッソンの『抵抗（レジスタンス）―死刑囚の手記より―』であることは容易に察せられるので、二作品を対比し、そんなアプローチによって原作からどんな世界を切り拓こうとしたのかを、監督が温めている企画なども参考にして掘り下げています。</p>
<p><iframe width="470" height="264" src="https://www.youtube.com/embed/jMHmliowFIw" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; clipboard-write; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>2020年9月18日（金）よりシネマート新宿、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国順次公開</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>『行き止まりの世界に生まれて』｜ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」記事</title>
		<link>https://www.c-cross.net/articles/movie/gap200903.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[webmaster]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 04 Sep 2020 05:13:20 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[イニシエーション]]></category>
		<category><![CDATA[ドキュメンタリー]]></category>
		<category><![CDATA[ユースカルチャー]]></category>
		<category><![CDATA[ラストベルト]]></category>
		<category><![CDATA[人種問題]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[映画監督]]></category>
		<category><![CDATA[格差社会]]></category>
		<category><![CDATA[男性性]]></category>
		<category><![CDATA[痛み]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.c-cross.net/?p=3928</guid>

					<description><![CDATA[荒廃するラストベルト、悲惨な過去を乗り越えようとする若者の葛藤、『行き止まりの世界に生まれて』 ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の2020年９月３日更新記事で、アメリカの新鋭ビン・リューの長編デビュー作とな [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><h3>荒廃するラストベルト、悲惨な過去を乗り越えようとする若者の葛藤、『行き止まりの世界に生まれて』</h3>
</p>
<p>ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の2020年９月３日更新記事で、アメリカの新鋭ビン・リューの長編デビュー作となるドキュメンタリー『行き止まりの世界に生まれて』（18）を取り上げました。</p>
<p>産業が衰退したラストベルトにある街ロックフォードを舞台に、もがきながら成長する３人の若者を描いています。一見すると、子供の頃からそれぞれに父親や継父に暴力を振るわれてきた３人が、スケートボードにのめり込み、そのなかのひとり、ビンがビデオグラファーになり、仲間を撮るうちにドキュメンタリーに発展し、本作が誕生したかのように見えますが、実は作品の出発点は別のところにあり、非常に複雑なプロセスを経て完成にこぎ着け、結果としてドキュメンタリーの枠を超えたドキュメンタリーになっています。その隠れた出発点やプロセスがわかると、作品の印象も変わるのではないかと思います。</p>
<p>コラムをお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。</p>
<p>● <strong><a href="https://www.newsweekjapan.jp/ooba/2020/09/post-86.php">荒廃するラストベルト、悲惨な過去を乗り越えようとする若者の葛藤、『行き止まりの世界に生まれて』</a></strong></p>
<p><iframe width="470" height="264" src="https://www.youtube.com/embed/Ttds_2GM_vY" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>2020年9月4日（金）新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>『シチリアーノ 裏切りの美学』｜ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」記事＋おまけのトリビア</title>
		<link>https://www.c-cross.net/articles/movie/traitor200827.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[webmaster]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 30 Aug 2020 00:49:10 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[80年代]]></category>
		<category><![CDATA[イタリア]]></category>
		<category><![CDATA[マフィア]]></category>
		<category><![CDATA[マルコ・ベロッキオ]]></category>
		<category><![CDATA[冷戦]]></category>
		<category><![CDATA[実話]]></category>
		<category><![CDATA[家族]]></category>
		<category><![CDATA[映画監督]]></category>
		<category><![CDATA[死]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.c-cross.net/?p=3915</guid>

					<description><![CDATA[80年代のマフィア戦争から歴史的な大裁判、『シチリアーノ 裏切りの美学』 ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の2020年8月27日更新記事で、実話に基づくマルコ・ベロッキオ監督の『シチリアーノ 裏切りの美学』 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><h3>80年代のマフィア戦争から歴史的な大裁判、『シチリアーノ 裏切りの美学』</h3>
</p>
<p>ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の2020年8月27日更新記事で、実話に基づくマルコ・ベロッキオ監督の『シチリアーノ 裏切りの美学』（19）を取り上げました。</p>
<p>イタリアのパレルモを主な舞台に、1980年から90年代半ばに至るシチリア・マフィア、コーザ・ノストラの激動の時代を、マフィアが守るべきオメルタ（沈黙の掟）を破って司法当局に協力したトンマーゾ・ブシェッタの視点を中心に描いた作品です。</p>
<p>本作は、一連の事件の全体像や歴史的な位置づけを頭に入れておくと、戦後の近代化、労働者階級と中流階級、反マフィア運動、冷戦の終結といったシチリア社会や国際情勢の変化と登場人物たちの変化が密接に結びついていることがわかりより興味深く思えます。</p>
<p>ここからはおまけのトリビア。証言を始めた主人公ブシェッタは、反マフィアの先頭に立つファルコーネ判事に対して、昔の組織には倫理観があったといって、こんなことを語ります。「例えば支部長のフィリッポーネですが、市電に乗り、極貧で死んだんです」。</p>
<p>この支部長については、それだけしか触れられないので記憶に残らないと思いますが、ファブリジオ・カルビの『マフィアの帝国』（JICC出版局、1991年）によれば、ブシェッタは30年たってもファミリーの見習い時代を思い出し、当時のボスのことを考えると感情が揺れ動くのを抑えられなくなったといいます。そのボス、フィリッポーネがどんな人物だったのかについては、以下のように綴られています。</p>
<p>「ぜいたくな暮らしは、がんこにこばみとおした人物だった。彼ほどの立場になれば、運転手付きの自家用車の一台ぐらいはもって、ボディーガードの数人も連れて出歩くのがふつうなのに、もう七十歳という高齢にもかかわらず、あいかわらず市営バスに乗ってパレルモの町を走りまわっていた」</p>
<p>コラムをお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。</p>
<p>● <strong><a href="https://www.newsweekjapan.jp/ooba/2020/08/1980.php">80年代のマフィア戦争から歴史的な大裁判、『シチリアーノ 裏切りの美学』</a></strong></p>
<p><iframe width="470" height="264" src="https://www.youtube.com/embed/fiJUq7V8B-s" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>2020年8月28日（金）ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』｜ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」記事</title>
		<link>https://www.c-cross.net/articles/movie/rumble200806.html</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[webmaster]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 07 Aug 2020 10:33:41 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[音楽]]></category>
		<category><![CDATA[アフリカ]]></category>
		<category><![CDATA[アメリカ]]></category>
		<category><![CDATA[インディアン]]></category>
		<category><![CDATA[キャサリン・ベインブリッジ]]></category>
		<category><![CDATA[ドキュメンタリー]]></category>
		<category><![CDATA[奴隷制]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://www.c-cross.net/?p=3901</guid>

					<description><![CDATA[アメリカ音楽に深く影響を及ぼしていたインディアンの文化『ランブル』 ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の2020年8月6日更新記事で、キャサリン・ベインブリッジ監督の『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアン [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p><h3>アメリカ音楽に深く影響を及ぼしていたインディアンの文化『ランブル』</h3>
</p>
<p>ニューズウィーク日本版のコラム「映画の境界線」の2020年8月6日更新記事で、キャサリン・ベインブリッジ監督の『ランブル 音楽界を揺るがしたインディアンたち』（17）を取り上げました。</p>
<p>弾圧されてきたインディアンの文化がアメリカのポピュラー音楽にどのような影響を及ぼしてきたのかを、証言や記録映像で掘り下げていく興味深いドキュメンタリーです。リンク・レイ、チャーリー・パットン、ミルドレッド・ベイリー、バフィ・セイント・マリー、ジミ・ヘンドリックス、ロビー・ロバートソン、ジェシ・エド・デイヴィス、ランディ・カスティーヨなど、インディアンの血を引くミュージシャンたちに光があてられますが、彼らの音楽や物語を羅列したけの作品ではなく、激しい弾圧のなかで、インディアンの文化がどのように受け継がれ、剥奪を免れたのかがしっかりと掘り下げられているところが素晴らしいです。記事では、奴隷制、プランテーション、黒人の歴史や文化との関わりをめぐる独自の視点に特に注目しています。</p>
<p>コラムをお読みになりたい方は以下のリンクからどうぞ。</p>
<p>● <strong><a href="https://www.newsweekjapan.jp/ooba/2020/08/post-85.php">アメリカ音楽に深く影響を及ぼしていたインディアンの文化『ランブル』</a></strong></p>
<p><iframe width="470" height="264" src="https://www.youtube.com/embed/-Yo288raqws" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe></p>
<p>2020年8月7日（金）より渋谷ホワイト シネクイントにて公開</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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