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<title>ヘヴン</title>
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<description>一人の少女が挑み続ける人生とは・・・。</description>
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<title>トップページ</title>
<description>＜ご報告＞　処女作である本ブログ「ヘヴン」が、Ｈ２１日本文学館出版大賞ノベル部門特別賞を頂きました！　サイト訪問者の皆様に感謝いたします。　また、2011年初旬に電子書籍化！されることになりました。それまでの間、全ページ無料で読めます♪。　２作目の落天rakutenの砂時計も是非読んでみてください♪　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　管理人（注記）本作を最初からお読み頂く場合は、左の「カテゴリ」の順に読み進めてください。&amp;lt;--更新:2013-..</description>
<dc:subject>999.papacchiの戯言</dc:subject>
<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
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＜ご報告＞<br /><br />　処女作である本ブログ「ヘヴン」が、Ｈ２１日本文学館出版大賞ノベル部門特別賞を頂きました！<br /><br />　サイト訪問者の皆様に感謝いたします。<br /><br />　また、<a href="http://www.dreamtribe.jp/novel/works.asp?work_id=51" target="_blank"><font color="blue" style="line-height:160%;">2011年初旬に電子書籍化！</font></a>されることになりました。それまでの間、全ページ無料で読めます♪。<br /><br />　２作目の<a href="http://rakuten-sandwatch.seesaa.net/" target="_blank"><font color="blue" style="line-height:160%;">落天rakutenの砂時計</font></a>も是非読んでみてください♪<br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　管理人<br /><br /><br />（注記）本作を最初からお読み頂く場合は、左の「カテゴリ」の順に読み進めてください。<br /><br /><br /><div style="text-align:center;"><a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=1I05QD+1UP4LE+1SEC+61C2P" target="_blank"><br /><img border="0" width="224" height="33" alt="" src="http://www25.a8.net/svt/bgt?aid=090706693112&wid=027&eno=01&mid=s00000008346001014000&mc=1"></a><br /><img border="0" width="1" height="1" src="http://www17.a8.net/0.gif?a8mat=1I05QD+1UP4LE+1SEC+61C2P" alt=""></div><br /><div style="text-align:center;"><a href="http://heavenstory.seesaa.net/"><img src="http://heavenstory.up.seesaa.net/image/013.jpg" width="456" height="312" border="0" align="" alt="013.jpg" /></a></div><br /><br><br><--<br />更新:2013-03-12 20:35:57<br /></br><br /><br><br /><br><br /><br><br /><br>--><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（１７）</title>
<description>恭子はしおりの鼻を人差し指で撫でながら、「私もね、協力してくれた人や、応援してくれた人たちのために全力を注いできた気がするけど・・・。やっぱり、最後の最後、今はね・・・自分が納得できる結果が欲しくて、必死で走ってると思う。」はるかは黙って恭子の話を聞き続けている。「でもこれからは、この子と・・・顕児クンとの時間をめいっぱい生きてみたいと思うの。」恭子はしおりをテラスの床に立たせて自分も席を立ち、しおりと手を繋いだ。はるかは恭子を見上げている。「色々あったけど。でも、モータース..</description>
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<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
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<br />恭子はしおりの鼻を人差し指で撫でながら、<br /><br />「私もね、協力してくれた人や、応援してくれた人たちのために全力を注いできた気がするけど・・・。やっぱり、最後の最後、今はね・・・自分が納得できる結果が欲しくて、必死で走ってると思う。」<br /><br />はるかは黙って恭子の話を聞き続けている。<br /><br />「でもこれからは、この子と・・・顕児クンとの時間をめいっぱい生きてみたいと思うの。」<br /><br />恭子はしおりをテラスの床に立たせて自分も席を立ち、しおりと手を繋いだ。<br /><br />はるかは恭子を見上げている。<br /><br />「色々あったけど。でも、モータースポーツと出会えて幸運だったと思う。」<br /><br />「はい。」はるかも頷いた。<br /><br />「あと３戦・・・、あなたの記憶に残るようなレースをしてあげる。もちろん、私のためだけどね。」<br /><br />恭子はそう言って笑うと、テラスを降りてピットに向かってパドックをゆっくりと歩いて行った。<br /><br />恭子としおりの親子２人のシルエットが、はるかの目に強く焼き付いた。<br /><br />　　　　　　　　　　　　　　　（完）<br /><br /><br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（１６）</title>
<description>「ダメよ、私なんかを目標にしてちゃ。もっと上を目指してもらうんだから。」恭子がピシャリと言った。「もっと・・・上ですか？」ため息でもつきそうな声ではるかが答えた。「ワールドチャンピオンを何度も取り続けて、あなたの後輩に目標を残してあげなきゃ。」しおりに頬擦りしながら恭子が言う。「そんな先のことまで・・・。」はるかは、荷が重いと言わんばかりの表情だ。「そう。今までだって、あなた自身がそうして来たんじゃない。小学４年生の時の気持ち、忘れちゃったの？」はるかは小学４年生の時に、Ｆ１..</description>
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<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
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<br />「ダメよ、私なんかを目標にしてちゃ。もっと上を目指してもらうんだから。」恭子がピシャリと言った。<br /><br />「もっと・・・上ですか？」ため息でもつきそうな声ではるかが答えた。<br /><br />「ワールドチャンピオンを何度も取り続けて、あなたの後輩に目標を残してあげなきゃ。」しおりに頬擦りしながら恭子が言う。<br /><br />「そんな先のことまで・・・。」はるかは、荷が重いと言わんばかりの表情だ。<br /><br />「そう。今までだって、あなた自身がそうして来たんじゃない。小学４年生の時の気持ち、忘れちゃったの？」<br /><br />はるかは小学４年生の時に、Ｆ１日本グランプリでＢＭＭに直談判し、育成プログラムへの参加を勝ち取った。そしてその後も着実にステップアップを続けてきた。<br /><br />「少し感傷的になりすぎてるわよ。はるかちゃん。」恭子がおどけたように睨んで、そして笑った。<br /><br />「そうですね・・・。目が回るくらい、毎日変化が激しくって。」はるかが本音を吐いた。<br /><br />そして、キッとした眼つきに切り替えて、<br /><br />「まずは恭子さんがワールドチャンピオンを決めてくれないと、私も張り合いがありませんからね。」と言い返した。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（１５）</title>
<description>次の日も、朝からドライバーズミーティング、ブリーフィング、プレスリリース、公式練習、スポンサーへの対応と、多忙な時間を一通り終えて、ようやく恭子はひと時の休息を娘のしおりと過ごしていた。まだ涼しい風がモーターホームの日陰に流れてくる。恭子はモーターホーム外の仮設テラスに座り、しおりはテラスの端まで走って行っては戻ってきて恭子に抱きつくを繰り返していた。「シラトリさん・・・、あ、キョーコさん。」１人の少女が恭子の傍へやってきた。「まぁ！はるかちゃん。来てくれたんだ、嬉しい！」恭..</description>
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<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
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<br />次の日も、朝からドライバーズミーティング、ブリーフィング、プレスリリース、公式練習、スポンサーへの対応と、多忙な時間を一通り終えて、ようやく恭子はひと時の休息を娘のしおりと過ごしていた。<br /><br />まだ涼しい風がモーターホームの日陰に流れてくる。<br /><br />恭子はモーターホーム外の仮設テラスに座り、しおりはテラスの端まで走って行っては戻ってきて恭子に抱きつくを繰り返していた。<br /><br />「シラトリさん・・・、あ、キョーコさん。」<br /><br />１人の少女が恭子の傍へやってきた。<br /><br />「まぁ！はるかちゃん。来てくれたんだ、嬉しい！」恭子がしおりを抱き上げて、すぐにはるかに握手を求めた。<br /><br />はるかもすぐに握手に応じ、恭子の隣の椅子に座った。<br /><br />「来年、いきなりＧＰ２にステップアップするんですって？」恭子が嬉しそうに聞いた。<br /><br />「はい・・・。宮城さんにさっさと上がって来いって言われちゃいました。」はるかが苦笑いする。そして、続けてはるかは<br /><br />「本当に恭子さん・・・、今年で辞めちゃうんですか？」と、少し不満そうに切り出した。<br /><br />「うん。」恭子が笑顔で答えた。<br /><br />「一緒にレース、したかったです・・・。わたし。」はるかが呟いた。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（１４）</title>
<description>宮城もタイムチャートを睨みつけたままだ。セクター１で、恭子はそれまでのベストタイムをいきなり０．５秒短縮した。「まだ縮められるのか！？」誰もが騒然としてピンクのヘルメットに注目している。さらにセクター２で累積０．８秒まで短縮。恭子に続けて、トップチーム３台のマシンが最後のタイムアタックを開始した。セクター３でとうとう恭子は１秒以上のタイム短縮に成功していた。「信じられない・・・。」ミヤギＧＰのチーフメカニックですら唸ってしまった。場内アナウンスが叫んだ。「出たぁ！キョーコ・カ..</description>
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<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
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<br />宮城もタイムチャートを睨みつけたままだ。<br /><br />セクター１で、恭子はそれまでのベストタイムをいきなり０．５秒短縮した。<br /><br />「まだ縮められるのか！？」誰もが騒然としてピンクのヘルメットに注目している。<br /><br />さらにセクター２で累積０．８秒まで短縮。<br /><br />恭子に続けて、トップチーム３台のマシンが最後のタイムアタックを開始した。<br /><br />セクター３でとうとう恭子は１秒以上のタイム短縮に成功していた。<br /><br />「信じられない・・・。」ミヤギＧＰのチーフメカニックですら唸ってしまった。<br /><br />場内アナウンスが叫んだ。<br /><br />「出たぁ！キョーコ・カドヤがトップタイム！」<br /><br />しかしまだ場内に歓声は上がらない。<br /><br />「続いて・・・フィオーレ、現在２位！０．５秒及ばず！」<br /><br />「さらに・・・、タヨタ・・・。ああっと３位だ、フィオーレに０．１秒届かない！」<br /><br />「そして最後のマシンだ！ホワイトＧＰ・・・ああ、だめだ！ミヤギＧＰに０．４秒及ばず！２位確定だ！」<br /><br />このアナウンスの瞬間、場内が大歓声に包まれた。<br /><br />「よっしゃ！」しおりを膝に乗せてテレビモニターを見つめていた角谷がガッツポーズを小さく決めた。<br /><br />「まーま？ゆうしょ？」しおりが角谷の顔を覗き込む。<br /><br />「そうそう、まーまが１番だよ。」角谷がしおりに頬擦りしながら笑った。<br /><br />モーターホームの片隅に飾られている顕児の写真も微笑んでいるようだった。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（１３）</title>
<description>Ｑ１を４位で通過した恭子は、Ｑ２でも同じく安全を見たタイムを出して４位で通過した。そしていよいよＱ３が始まった。「じゃ、ちょっと楽しんできます！」無線を介して恭子が宮城に告げた。「きっちりポールポジションだぞ！」宮城から、チームオーダーが飛ぶ。『もちろんよ！』返事こそしなかったが、恭子もそのつもりでコースインしていく。１回目のアタックで出したベストタイムは、すぐにホワイトＧＰのエースドライバーが塗り替え、さらに他のチームも続く。すでに恭子のタイムは５位まで下がっていた。「この..</description>
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<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
<dc:date>2009-06-29T15:00:00+09:00</dc:date>
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<br />Ｑ１を４位で通過した恭子は、Ｑ２でも同じく安全を見たタイムを出して４位で通過した。<br /><br />そしていよいよＱ３が始まった。<br /><br />「じゃ、ちょっと楽しんできます！」無線を介して恭子が宮城に告げた。<br /><br />「きっちりポールポジションだぞ！」宮城から、チームオーダーが飛ぶ。<br /><br />『もちろんよ！』返事こそしなかったが、恭子もそのつもりでコースインしていく。<br /><br />１回目のアタックで出したベストタイムは、すぐにホワイトＧＰのエースドライバーが塗り替え、さらに他のチームも続く。すでに恭子のタイムは５位まで下がっていた。<br /><br />「このまま待って、最後に一発勝負だけで行けるのか？」宮城が、たった１回だけタイムアタックしただけでずうっとピットで待機している恭子に再確認した。<br /><br />「はい。この子なら間違いなく。」そう言って、恭子は自分のマシンのステアリングを撫でて見せた。<br /><br />残り３分を狙って恭子が再びコースインして行く。<br /><br />その間にも、ファステストラップが続々と更新されていた。<br /><br />「ホワイトＧＰよりフィオーレの方が速いぞ！」<br /><br />「いや、最後のアタックまでまだわからない！ホワイトＧＰがもう一周アタックに入ってる！」<br /><br />ピットで、観客席で、緊張感が高まっていく。<br /><br />そしてホームストレートを恭子が通過して行った。<br /><br />「ミヤギＧＰが、カドヤがアタックに入った！」<br /><br />「さぁ始まったぞ！」ミヤギＧＰのスタッフも叫ぶ。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（１２）</title>
<description>予選開始と同時に、各チームから次々とＦ１マシンがコースインを始める。ピンクのヘルメットを被った恭子も周回を始めた。モーターホームの中では、しおりがコースの模様を映しているテレビモニターを見つめている。「まーま、これ！」と指を差して喜ぶ姿が愛らしい。恭子が小学生の時に始めて乗ったレーシングカート。Ｆ１も体にかかるＧはカート以上に激しいが、高級車のようにマイルドなクルマだと恭子は感じている。『でも、攻め甲斐がある！』路面との対話はカートほどダイレクトではないが、ドライバーとの一体..</description>
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<br />予選開始と同時に、各チームから次々とＦ１マシンがコースインを始める。<br /><br />ピンクのヘルメットを被った恭子も周回を始めた。<br /><br />モーターホームの中では、しおりがコースの模様を映しているテレビモニターを見つめている。<br /><br />「まーま、これ！」と指を差して喜ぶ姿が愛らしい。<br /><br />恭子が小学生の時に始めて乗ったレーシングカート。<br /><br />Ｆ１も体にかかるＧはカート以上に激しいが、高級車のようにマイルドなクルマだと恭子は感じている。<br /><br />『でも、攻め甲斐がある！』<br /><br />路面との対話はカートほどダイレクトではないが、ドライバーとの一体感は極めてレベルが高い。イメージしたことの８割近くを、このマシンが実現してくれる。<br /><br />ホームストレート前を通過したとき、恭子はタイムアタックを開始していた。<br /><br />「まだ様子見程度のタイムで充分だからな！」恭子の耳に宮城から無線が届く。<br /><br />すでにコース上で５人がファステストを更新していたが、恭子が０．８秒以上速いタイムを出してピットに戻ってきた。<br /><br />「しばらくこのタイムで様子を見ましょう。」恭子がマシンの中にとどまったまま、ピットの中で無線を介して宮城に提案した。<br /><br />「何か変えてみたい所、気になる所はあったか？」宮城が確認する。<br /><br />「このまま、マシンが機嫌を損ねないでいて欲しいってことだけ。」<br /><br />恭子の目がコクピットの前に置かれたラップチャートモニターを睨みつけている。<br /><br />「Ｑ１はこのまま確定するかな？」宮城が少し期待を込めてスタッフに言った。<br /><br />恭子のタイムは４位まで下がってそのまま動かない。<br /><br />「そうですね。下位チームだけアタックを繰り返してますけど・・・そろそろ時間ですから。」<br /><br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（１１）</title>
<description>「まだ走れるうちに、１年だけＦ１にチャレンジさせて欲しい。」これには宮城も驚いた。しかも恭子の決意は固かった。何度かのテストを行い、恭子の実力の高さを宮城は再確認した。恭子と顕児の娘、しおりが２歳を迎えた年に、１年間だけなら活動できるだろうと、宮城、恭子、白鳥家、角谷家で判断し、恭子のＦ１参戦が決まった。そして、シーズン開幕と同時に恭子の快進撃が始まった。「今年１年しかない。」この背水の陣に身をおいたエントリーが、恭子の集中力をさらに高めた結果でもあった。「果たせるはずだった..</description>
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<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
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<br />「まだ走れるうちに、１年だけＦ１にチャレンジさせて欲しい。」<br />これには宮城も驚いた。<br /><br />しかも恭子の決意は固かった。<br /><br />何度かのテストを行い、恭子の実力の高さを宮城は再確認した。<br /><br />恭子と顕児の娘、しおりが２歳を迎えた年に、１年間だけなら活動できるだろうと、宮城、恭子、白鳥家、角谷家で判断し、恭子のＦ１参戦が決まった。<br /><br />そして、シーズン開幕と同時に恭子の快進撃が始まった。<br /><br />「今年１年しかない。」この背水の陣に身をおいたエントリーが、恭子の集中力をさらに高めた結果でもあった。<br /><br />「果たせるはずだった顕児の夢、宮城の夢を私が取り返す。」<br /><br />それこそが、Ｆ１でのワールドチャンピオンシップ獲得だった。<br /><br />そして、恭子が幼い頃にはるかから受け継いだ「人類初」の夢、恭子にとっては女性ドライバーによるＦ１ワールドチャンピオンへの最後のチャレンジでもあった。<br /><br />「さっき、カートマガジンの竹田さんが来てたよ。絶対に結果を出してくれって。」宮城が嬉しそうに呟いた。<br /><br />「やはり、立ち止まっちゃいけないんだろうな。」<br /><br />「ええ。でなきゃ、顕児クンが頑張ったことも無に帰しちゃう気がするんです。」恭子も同意した。<br /><br />２２歳最後のチャレンジは大勢の仲間たちの思いも詰まったチャレンジだ・・・と、この１年間、恭子は自分に言い聞かせ続けてきた。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（１０）</title>
<description>「俺も、ドライバーを失うっていう怖さを、嫌というほど考えさせられたよ。」恭子が妊娠中毒症から心臓発作を起こして危篤になった後、早産でしおりを出産し、辛うじて一命を取り留めたのが３年前。そのまま心臓の大手術も受け、３ヶ月の入院生活を送った。その間、恭子の母親と顕児の母親が交互にロンドンに来てしおりの面倒を見てくれた。その翌年の中盤戦、ヨーロッパラウンドのフランス・グランプリで、直線区間でマシントラブルで急に減速したマシンに顕児が追突。バトル中だったこともあり、前車が陰になってい..</description>
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<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
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<br />「俺も、ドライバーを失うっていう怖さを、嫌というほど考えさせられたよ。」<br /><br />恭子が妊娠中毒症から心臓発作を起こして危篤になった後、早産でしおりを出産し、辛うじて一命を取り留めたのが３年前。<br /><br />そのまま心臓の大手術も受け、３ヶ月の入院生活を送った。<br /><br />その間、恭子の母親と顕児の母親が交互にロンドンに来てしおりの面倒を見てくれた。<br /><br />その翌年の中盤戦、ヨーロッパラウンドのフランス・グランプリで、直線区間でマシントラブルで急に減速したマシンに顕児が追突。<br /><br />バトル中だったこともあり、前車が陰になっていて、トラブルを起こしたマシンの確認が遅れたらしい。<br /><br />３００ｋｍ／ｈ以上のスピードで、止まりそうになっているマシンの真後ろに突っ込んだ顕児のマシンは大破。顕児は即死だった。<br /><br />その瞬間まで顕児はポイントリーダーで、その年のシリーズチャンピオンの最有力候補だった。<br /><br />顕児が事故死を起こしたとき、宮城はミヤギＧＰの撤退を覚悟した。<br /><br />が、その翌年、恭子から連絡を受けた。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（９）</title>
<description>公式練習を終えて、宮城と恭子はモーターホームの中のカフェコーナーに座っている。しおりも恭子の傍を行ったり来たりしながら、角谷夫妻と遊んでいた。「大きくなったよなぁ。いくつになったんだ？」宮城が恭子に聞いた。「先月３歳になったばかりですよ。」恭子がしおりに向かって笑顔で手を振りながら、宮城に答えた。「早いもんだなぁ・・・。」「そうですね。いろんなことが一杯ありましたもんね。」恭子がぼんやりと遠くを見つめて言った。「でも、まさか恭子ちゃんとこうやって走れるとは思っていなかったよ。..</description>
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<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T21:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<br />公式練習を終えて、宮城と恭子はモーターホームの中のカフェコーナーに座っている。しおりも恭子の傍を行ったり来たりしながら、角谷夫妻と遊んでいた。<br /><br />「大きくなったよなぁ。いくつになったんだ？」宮城が恭子に聞いた。<br /><br />「先月３歳になったばかりですよ。」恭子がしおりに向かって笑顔で手を振りながら、宮城に答えた。<br /><br />「早いもんだなぁ・・・。」<br /><br />「そうですね。いろんなことが一杯ありましたもんね。」恭子がぼんやりと遠くを見つめて言った。<br /><br />「でも、まさか恭子ちゃんとこうやって走れるとは思っていなかったよ。」宮城がため息をついて言った。<br /><br />「感謝してます。たった１年だけってお願いだったのに。」<br /><br />「去年テストして確信したからね。絶対いけるって。」宮城が恭子を見つめた。<br /><br />「私と、宮城さん、そして顕児クンがやり残したことがありましたからね。」恭子はそう言うと、<br /><br />「絶対にそれを実現しないと。」<br /><br />「俺、無理させてるんじゃないか？まだ。」宮城が心配そうに聞いた。<br /><br />「しおりちゃんの傍にずっと居てあげて貰った方が良かったんじゃないかって、まだ思うことがあるよ。」<br /><br />「一昨年のこともありますしね・・・。私も、今でもまだ不安はありますよ。でも、結果を出しておきたいんです。しおりのためにも。」<br /><br />意志に溢れた表情で恭子が言った。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（８）</title>
<description>「カドヤを呼び戻してくれ。」メカニックがインカムを付けているスタッフに叫んだ。ミヤギＧＰのマシンがすぐにピットに入ってきた。ドライバーが宮城の抱いている女の子に気付くと、すぐにマシンを降りてきた。「おつかれ。でも、ウィング寝かせてもそんなに伸びないと思うぞ。」宮城がドライバーに声をかけた。「じゃ、数周試して比較して決めましょう。」ヘルメットを脱ぎながら答えた。「マーマ、マーマ！」宮城が抱いていた女の子が両手を大きく伸ばした。そこにはショートヘアの女性ドライバーが立っていた。「..</description>
<dc:subject>059.別れ・・・そして夢へ</dc:subject>
<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T19:00:00+09:00</dc:date>
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<br />「カドヤを呼び戻してくれ。」メカニックがインカムを付けているスタッフに叫んだ。<br /><br />ミヤギＧＰのマシンがすぐにピットに入ってきた。<br /><br />ドライバーが宮城の抱いている女の子に気付くと、すぐにマシンを降りてきた。<br /><br />「おつかれ。でも、ウィング寝かせてもそんなに伸びないと思うぞ。」宮城がドライバーに声をかけた。<br /><br />「じゃ、数周試して比較して決めましょう。」ヘルメットを脱ぎながら答えた。<br /><br />「マーマ、マーマ！」<br /><br />宮城が抱いていた女の子が両手を大きく伸ばした。<br /><br />そこにはショートヘアの女性ドライバーが立っていた。<br /><br />「しおりちゃん、いい子にしてた？」<br /><br />「いい子だったよなぁ？ちゃんとみーやんのこと覚えててくれたし。」宮城が笑っていた。<br /><br />「恭子ちゃん。しおりちゃんならモーターホームで遊ばせておいて良いからな。」<br /><br />「すみません。じゃ、このセッションが終わるまでそうさせてもらいます。」恭子がしおりを抱いて足早にパドックの方へ歩いて行った。<br /><br />「ウィング調整の準備、始めてくれ。」宮城がメカニックの方へ振り向いて指示を出した。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（７）</title>
<description>多くの招待客が行き交うパドック。日本グランプリだけに、日本人が大半だ。「ばーぁば、こっち、こっち。」小さな女の子が転びそうな勢いで走り回っている。角谷と、顕児の母親がその女の子の後を、のんびりと付いて歩いていく。「転んじゃうよ。」顕児の母親が笑っている。「白鳥さんのところはまだ来てないんだな。」角谷が言った。「今日の夕方には着くって言ってましたよ。」「そうか。まだ、今日は予選だしな。」角谷が周囲を見回しながら言った。ミヤギＧＰのモーターホームの前で、ピットの方へ歩いて行く宮城..</description>
<dc:subject>059.別れ・・・そして夢へ</dc:subject>
<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T17:00:00+09:00</dc:date>
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<br />多くの招待客が行き交うパドック。日本グランプリだけに、日本人が大半だ。<br /><br />「ばーぁば、こっち、こっち。」小さな女の子が転びそうな勢いで走り回っている。<br /><br />角谷と、顕児の母親がその女の子の後を、のんびりと付いて歩いていく。<br /><br />「転んじゃうよ。」顕児の母親が笑っている。<br /><br />「白鳥さんのところはまだ来てないんだな。」角谷が言った。<br /><br />「今日の夕方には着くって言ってましたよ。」<br /><br />「そうか。まだ、今日は予選だしな。」角谷が周囲を見回しながら言った。<br /><br />ミヤギＧＰのモーターホームの前で、ピットの方へ歩いて行く宮城と、走ってくる小さな女の子が鉢合わせになった。<br /><br />「あ、みーやん、みーやん！」小さな女の子が宮城を見て笑っている。<br /><br />「おお？あれ、じーじとばーばはどうした？」宮城がその小さな女の子の目線まで腰を下げて聞いた。<br /><br />「あっち。来るよ。」<br /><br />小さな女の子が指差す方向に宮城が目線を送ると、角谷と顕児の母が会釈しているのが見えた。<br /><br />「よーし、みーやんと見に行こうか？」と言いながら、宮城がその女の子を抱き上げてピットに入っていった。<br /><br />「あ、宮城さん。ちょうど良いところに。」メカニックが声をかけた。<br /><br />「何かあった？」宮城が女の子を抱いたまま答えた。<br /><br />「カドヤが、最高速をもう少し上げたいと言って来てるんです。」<br /><br />「ウィングを寝かせろってか・・・。あまり効果ないとは思うけど・・・。２～３周試させてみてよ。」宮城が答えた。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（６）</title>
<description>「それは間違いないですね。もっと戦闘力のあるマシンを提供したかったけれど、まだホワイトＧＰや復活したフィオーレにはマシンのポテンシャル面で及んでいないというのが本音です。」「残る３戦、コンストラクターズチャンピオンは厳しそうですが、念願のドライバーズチャンピオンが手に入れられると思いますか？」「コンストラクターズも諦めていませんよ。」宮城は苦々しく笑った。「ですが、ドライバーズチャンピオンシップは絶対に今年取ります。これが取れなければ、ミヤギＧＰは撤退する覚悟もしています。」..</description>
<dc:subject>059.別れ・・・そして夢へ</dc:subject>
<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T15:00:00+09:00</dc:date>
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<br />「それは間違いないですね。もっと戦闘力のあるマシンを提供したかったけれど、まだホワイトＧＰや復活したフィオーレにはマシンのポテンシャル面で及んでいないというのが本音です。」<br /><br />「残る３戦、コンストラクターズチャンピオンは厳しそうですが、念願のドライバーズチャンピオンが手に入れられると思いますか？」<br /><br />「コンストラクターズも諦めていませんよ。」宮城は苦々しく笑った。<br /><br />「ですが、ドライバーズチャンピオンシップは絶対に今年取ります。これが取れなければ、ミヤギＧＰは撤退する覚悟もしています。」<br /><br />「それほどの自信は？カドヤ選手に対するミヤギ・オーナーの並々ならぬ思い入れが噂されていますが。」核心を突く質問だった。<br /><br />「ええ、このチームはカドヤ選手のために作ったチームだと思ってもらって良いでしょう。私は、自分が成し得なかったことを、天が私に引き合わせてくれた才能に託してきました。」<br /><br />「シリーズチャンピオンをとっても、カドヤ選手は引退すると宣言されていますが。」さらに質問が続く。<br /><br />「ええ。ただし、そのときは後継者をすでに決めています。いずれにしても、カドヤ選手があと３戦で結果を出してからの話ですがね。ただ、絶対に取りますよ。」宮城の表情は決意に満ちていた。<br /><br />「じゃ、そろそろ時間ですので。ここでプレス・リリースは終了させて頂きます。」ミヤギＧＰの広報担当が言った。<br /><br />「最後に！」カートマガジンの竹田が大きな声で宮城に向かって言った。<br /><br />「私たちも期待しています。ぜひ、結果を。お願いします！」<br /><br />「ありがとう、竹田さん。」宮城は竹田にだけは名前を付けて返事をした。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（５）</title>
<description>３年後の１０月の日本グランプリ。ミヤギＧＰのモーターホーム前にプレスコーナーを設けて、宮城がインタビューに答えている。「とうとうここまで辿り着きましたね。」メディアの１人が言った。「デビューイヤーに続き、翌年もあと１つというところでコンストラクターズチャンピオンシップ、ドライバーズチャンピオンシップ共に２位止まり。そこから２年、低迷が続きましたが、今年のマシンも決してベストではないですよね。」「本音から言えば、２年目の終盤でホワイトＧＰのポテンシャルが一気に上がったことが、我..</description>
<dc:subject>059.別れ・・・そして夢へ</dc:subject>
<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T12:00:00+09:00</dc:date>
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<br />３年後の１０月の日本グランプリ。<br /><br />ミヤギＧＰのモーターホーム前にプレスコーナーを設けて、宮城がインタビューに答えている。<br /><br />「とうとうここまで辿り着きましたね。」メディアの１人が言った。<br /><br />「デビューイヤーに続き、翌年もあと１つというところでコンストラクターズチャンピオンシップ、ドライバーズチャンピオンシップ共に２位止まり。そこから２年、低迷が続きましたが、今年のマシンも決してベストではないですよね。」<br /><br />「本音から言えば、２年目の終盤でホワイトＧＰのポテンシャルが一気に上がったことが、我々の低迷の発端になったことは事実です。３年目もドライバーの力量で中盤戦までシリーズ１位を維持できていましたが、その後はどうしようもなかった。特にあの事故があってからはね。」宮城は一瞬、表情を曇らせた。が、続けて、<br /><br />「昨年はドライバーの面でもポテンシャル不足が露呈して、表彰台から一気に遠ざかってしまった。ただ、昨年の中盤以降、ファクトリーの方でマシン開発が順調に進み出したのが救いだと思います。」<br /><br />「そして、今年。セカンドドライバーのマキアイネン選手はまだ１０位以内に入るのにも苦労していますが、カドヤ選手は第１戦から一度も表彰台を降りていません。しかも優勝がすでに６回。２位が７回。やはりドライバーに拠る所が大きいと思いますか？」プレスが、カドヤの存在の大きさを強調して聞いた。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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<title>５９．別れ・・・そして夢へ（４）</title>
<description>「恭子が！？」顕児は叫んだ。表彰式とプレスインタビューを終えてモーターホームに戻ってきた顕児に、宮城はすぐに切り出した。「すぐロンドンへ戻れ。車も待たせてある。恭子ちゃんが倒れた。」宮城は目を伏せながら言った。そして、呆然としている顕児に、「急げ！」とだけ叫んだ。顕児はミヤギＧＰのスタッフが運転する車で空港へ向かい、チャーターしてあったプライベートジェットでロンドンへと飛んだ。ロンドンでもミヤギＧＰのスタッフが車で迎えに来ており、リージェンツ・パークのロンドン医大病院へと連れ..</description>
<dc:subject>059.別れ・・・そして夢へ</dc:subject>
<dc:creator>北乃　道晴</dc:creator>
<dc:date>2009-06-28T08:00:00+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<br />「恭子が！？」顕児は叫んだ。<br /><br />表彰式とプレスインタビューを終えてモーターホームに戻ってきた顕児に、宮城はすぐに切り出した。<br /><br />「すぐロンドンへ戻れ。車も待たせてある。恭子ちゃんが倒れた。」宮城は目を伏せながら言った。そして、呆然としている顕児に、<br />「急げ！」とだけ叫んだ。<br /><br />顕児はミヤギＧＰのスタッフが運転する車で空港へ向かい、チャーターしてあったプライベートジェットでロンドンへと飛んだ。<br /><br />ロンドンでもミヤギＧＰのスタッフが車で迎えに来ており、リージェンツ・パークのロンドン医大病院へと連れて行ってくれた。<br /><br />車中、「キョーコの家族にも連絡は入れたが、到着は明日になるだろう。」と説明を受けた。<br /><br />ロンドン医大病院の受付で恭子の居場所を確認し、ＩＣＵで治療を受けていることを知った。<br /><br />ＩＣＵへ案内されると、意識のない恭子がベッドに横たわっているのを目にした。<br /><br />「恭子。」顕児が、ＩＣＵの窓から声をかける。<br /><br />そのとき担当医が顕児に声をかけた。<br /><br />「妊娠中毒症が起因となった心臓発作です。ご自分で病院へ連絡を入れて頂けたので、最短時間で救急車で収容することが出来ましたが・・・。」<br /><br />「今の容態は・・・？」顕児は全身が熱くなり、不自然な発汗を感じながら担当医に聞いた。<br /><br />「残念ですが・・・、今晩もつかどうか・・・。全力は尽くします。」そう言って、担当医はその場を離れていった。<br /><br />「そ、そんな・・・。」<br /><br />顕児はＩＣＵの大きな窓に頭を押し付けて、足元を見続けていた。<br /><br /><br /><br /><a href="http://heavenstory.seesaa.net/">ヘヴン　ＴＯＰへ</a><br /><br /><a name="more"></a>

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