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<title>SUMIOの七畳半研究室</title>
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<description>主に美少女ゲーム(エロゲー)、ライトノベル、アニメ、一般小説についての話題を取り扱っていきます。あまりにエロゲー以外の話題が多いのでさりげに改題しました(笑)「エロゲー入門　→　七畳半研究室」ご了承ください。リンクフリー</description>
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<title>エロゲー批評空間、2ch、その他諸々に対する考え</title>
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<![CDATA[ 　今各所で話題になってる「Steins;Gate」。欲しい…欲しいです。でもこれだけのためにXBox360を買うほど、金銭的に余裕がないんですよね…。<br>　ところで、次のようなことを言うと脊髄反射的に一定の書き込みをする人がいます。「<a href="http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/game.php?game=12797" target="_blank">エロゲー批評空間</a>」でも高得点の嵐！<br>　彼らの意見はようするに、批評空間は工作だらけでまともに機能していない、と。では実際そうなのかと言えば、そんなわけはない。確かに十個や二十個は妙なデータも混じっています。しかしそういうノイズはレビューの総数が多くなればなるほど軽減され、例えば300を越えるレビューが投稿されるころにはほとんど影響がなくなります。それでもまだ疑心暗鬼な人は有名なSQL「<a href="http://erogamescape.dyndns.org/~ap2/ero/toukei_kaiseki/usersql_exec.php?sql_id=138" target="_blank">偏った分布の登録者を除外した場合の平均値 強化版</a>」を参照してください。平均値にほどんど変動がないことがわかります。このSQLを使わずとも自分で作成してみれば一目瞭然です。<br>　<br>　また冒頭にも書いた「Steins;Gate」の紹介記事に次のようなサイトがあります。【<a href="http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52055900.html" target="_blank">ニュー速VIPブログ</a>】有名なブログですので知っている人も多いでしょう。管理人さんは再三にわたって「Steins;Gate」を紹介しており、確かに恣意的ではありますが、作品を褒めていることに対して気を悪くするような偏った人間はそんなにいないでしょう。<br>　私も楽しく読んでいたのですが、たまたま見たコメント覧に以下のような書き込みが。<br><br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20091029/01/sumika-k/64/ed/p/o0474027310289740712.png"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20091029/01/sumika-k/64/ed/p/o0474027310289740712.png" alt="$SUMIOの七畳半研究室" width="474" height="273" style="clear:both;float:left;" border="0"></a><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br><br>　まぁ既存のコピペとほぼ同等の内容なのでいまさら指摘するまでもないのですが、妙に気になったので、人が来ないこちらで一意見に過ぎない書き込みをこっそりフルボッコにしたいと思います。ええ、ブログ始まって以来の過激モードでお送りします(笑)。<br>　<br>　まず、この貼り付けているデータについて。「Fate」や「Air」のような売上10万超えのタイトルと「CROSS†CHANNEL」や「車輪の国、向日葵の少女」のような一万弱の作品のレビュー数が同等だというのがおかしい、と言いたいのでしょう。<br>　<br>　それについての反論は二つ。まず一つ目、それは初動売上であって総販売数ではない。美少女ゲームセールス大手の<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/bestsellers/software/927712/" target="_blank">amazonランキング</a>を見てもわかるようにそれらはいまだに売れ続けています。新規プレイヤーが評判の高さに惹かれて次々と購入しています。CCが発売されたのは六年以上前。それなのに現在でもTOP50にランキングしている。それを踏まえた上でまだ一万弱しか売れていないとでも言うのでしょうか。<br>　二つ目。「エロゲー批評空間」に投稿するレビュアーは美少女ゲーマーの中でもコアな部類であること。全投稿者の平均プレイ本数はかなり高いです。加えて、ccと車輪はいわば、プレイしていて当然なタイトル。知らない人はいないし、エロゲーを語る上では避けては通れないでしょう。これに関しては一般論であるとしかいいようがない。つまり、5000人を越えるアクティブレビュアーのうち、二千ちょっとのレビューがあったとしてもなんら不思議はない。単純に初動売上とレビュー数を比較するのはどうだろう（；^ω^）<br>　そして気になったのが最後の一文。<br><br>　＞基本的にここで暴れた作品の信者はエロゲギャルゲ系のスレでバカにされることを知らんのか<br><br>（　＾ω＾）・・・・・・・・・・・・<br><br>　いやぁ、私も一時期は食い入るように見ていたので知っていますよ。五割以上の人が「有名作品を褒めるのはかっこわるい」もしくは「好きなゲームを褒める奴は信者」と思っているあそこでしょ？そりゃそうでしょうね。馬鹿にされるでしょうね。だって有名な作品を褒めているんだもん。<br>　<br>　そもそも信者って言葉をどう思います？一部の人は「ファン」と意訳しているようですが、大多数の定義ではネガティブな意味合いに他なりません。彼らがいうには、世界には「信者」と「アンチ」しか存在しないようです。常識的に考えたらそんなハズがありません。作品が大好きな人もいれば、ニュートラルな人もいる。物事をなんでも二極化して考えるのは二つの事象までしか認識できないのか、もしくは二進法のデジタルな世界を先取りしているのかどっちなんでしょうね(汗　<br>　……ここで一つ、「信者」という単語を使う人は著しく知性が低く見えます。「アンチ」は確かに存在するでしょう(なぜ自分の生活とはまったく関係のない作品のアンチになるのかはまったく理解出来ませんが)。その「アンチ」は作品を褒めた人を「信者」と揶揄します。ここでその「信者」による反論が始まり、制作会社とはまったく関係のない第三者による罵倒大会が開催されるのです。制作会社はなにもしていないのに、「アンチ」はさらに作品を嫌いになるし、熱くなりすぎた支持者はむやみに敵を増やす。社会が大きな機械だとすれば、これらの議論はまったく本体と噛み合わないところで懸命に回転している歯車と言えるでしょう。<br>　しかもその孤立してキュイーーーーンと独りで高回転している歯車が機械全体でみたら極小さなものであったならば目も当てられません。事実、その“掲示板”を見ている人は全美少女ゲーマーのなかでは半数もいません。存在くらいは知っているでしょうが、毎日のように入り浸って、せっせとサーバーに負担を掛けているひとはほんの一握りと言っても過言では無い。<br>　上の彼はさも自分の裏には大きなバックがいるんだぞ的な思春期の不良少年のようなことを言っていますが、多くのひとにとっては痛くもかゆくもないという実に不思議な現象が起きてしまうわけです。(ﾉ∀`)ｱﾁｬｰ<br> <br>　<br>　関係ないですが、「Steins;Gate」を評価したレビュアーの各得点や過去レビュー数合計を表示するためのSQLを他の人を参考にして作成しました。<br><br><font color="#FF0000">SELECT　R.play_tourokubi as 登録日, R.uid as ユーザ, R.tokuten as 得点, (select count(R2.tokuten) from userreview as R2 where R.uid = R2.uid and R.play_tourokubi &gt; R2.play_tourokubi) as 過去レビュー数, (select count(R2.tokuten) from userreview as R2 where R.uid = R2.uid and R.play_tourokubi &lt; R2.play_tourokubi) as 未来レビュー数, (select count(R2.tokuten) from userreview as R2 where R.uid = R2.uid) as レビュー数合計, substring(R.hitokoto, 0, 40) as 一言 from userreview as R where R.game = 12797 and R.tokuten is not NULL order by R.play_tourokubi<br></font><br>　これを見てわかるように、現時点では総数が少ないことから充分に洗練されているデータとは言えないですが、「過去に多くの作品をプレイ済みのレビュアー」もこの作品に高得点を付けているのがわかります。なぜこのテーブルを出したかといえば、単に批評空間における「Steins;Gate」の得点は工作だ、と安易に発言している人に対するささやかな反論。他意はありません。誤解のないようにさらに付け加えると、私はこの作品をプレイしたことが当然ながらないので、点数に関してはぶっちゃけあまり興味ありません。惹かれはしますが。唯一興味があるのが、何度も書いたように安易に統計を批判する人だけ。世の中、「信者」「アンチ」「工作」などと夢物語のような憶測に夢中になって、本来の楽しみを失っては悲しいと思います。ゲームは楽しむためにあります。評価する際には、金銭を受け取る評論家でもない限り、大いに主観をいれるべきです。自明ではありますが、基点を失って議論に熱中している人は再考してみてはいかがでしょうか。
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<link>https://ameblo.jp/sumika-k/entry-10375630926.html</link>
<pubDate>Thu, 29 Oct 2009 01:34:34 +0900</pubDate>
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<title>森博嗣　「犀川・萌絵(S&amp;M)シリーズ」　感想</title>
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<![CDATA[ 　日頃からとりわけ、講談社文庫を愛読していますが、なかでもかなりお気に入りのシリーズが、森博嗣の犀川・萌絵シリーズ(通称、S&amp;Mシリーズ)。これらは通常ミステリーに分類されるのでそちらに主眼を置いて評価されることが多いのですが、私は推理小説や探偵小説の類だとは認識していません(こんなことを言えばファンの人に怒られそうですが…)。もちろんミステリーパートが大部分を占めているのですが、それらはあくまで物語に動きを与えるための補助的な役割を果たしているに過ぎず、メインは主人公二人の哲学、思想、恋愛にあると勝手に思っています。<br>　三ヶ月に一冊という驚異の刊行ペースのためかは不明ですが、ミステリーとして読むにはちょっと厳しい部分も少なからずあります。私も一部、推理することを放棄していましたし…。けれど、主人公の一人で、大学教員である犀川が語る独自の思想や物の見方には大きく感銘を受け、「ほーう」とうなりながら繰り返し食い入るように読みました。<br>　なぜこのような作品に仕上がったかといえば、著者のバックグラウンドが大いに影響しているからだと思われます。著者である、森氏も犀川と同じく大学の助教授でした(このシリーズを執筆した当時は)。だからこそ、にわか仕込みな知識は存在せず、学者としてのリアルで高度な思考法による考察が随所に散りばめられています。比較対象として、某青年作家は同じプロセスを踏んでいてもどこか背伸びしている感じが否めないのですが、こちらの描写にはそれが一切感じられません。この作品群を読めば、おそらく著者自身にも興味がでてくると思われますがそこは安心してください。森氏は自身の過去や思想を綴ったエッセイ等を多く発表されていますので、知的好奇心を満足させてくれます。まだシリーズを未読の方はまず<a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E5%8D%9A%E5%97%A3" target="_blank">wikipedia</a>なんかを読めば視点が拡がるかも。<br>　ではまず、第一シリーズである「S&amp;Mシリーズ(全10冊)」の簡単なレビューをしていきたいと思います。<br><br><h4>すべてが F になる</h4>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062639246/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51DXQ9KX3BL._SL160_.jpg" alt="すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)" style="border: none;"></a><br>　そもそも本書を読もうと思ったのは、第一回メフィスト賞を受賞していたことが理由。初めて読んだときは著者の思想や魅力を充分に理解していなかったためか、それとも読み方が浅かったためかは不明だが、絶賛するほどは感銘を受けませんでした。魅力に気付いたのはシリーズ10作全部を読み終えて、二度目の読み返しの時。<br>　のちの作品に比べれば、思想の割り込みが強引だったり文章が多少荒削りだったりするかも知れませんが、シリーズ中1、2を争うほどおもしろい。先に推理要素はあまりないシリーズだと書いたが、本書はミステリーとしても抜群にイけてることは強調したい。<br>　理系でないと理解出来ない、なんて一部で言われていますが、PC知識が一定以上あれば文系でも問題ありません(なくても楽しめる)。いかんせん15年前(1994年)が舞台であるため、若干時代がかった設定(主にPC技術)ですが、今でも充分に通じるでしょう。登場するキャラも後々重要な役割となるので、出来れば読んでおきたい一冊。<br><h4>冷たい密室と博士たち</h4>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062645602/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F516JEDJ4F4L._SL160_.jpg" alt="冷たい密室と博士たち (講談社文庫)" style="border: none;"></a><br>　シリーズとしては二作目ですが、多くの人が知っているとおり、こちらが森博嗣処女作。約一週間で書き上げたそう…。<br>　大学の実験室を舞台にしているが、さすが作者自身が大学人なだけあって妙に描写がリアル。それがとても心地よい。作品自体は割とオーソドックス。正統派といってもいいのかもしれない。<br><h4>笑わない数学者</h4>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062646145/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51QNGHP27HL._SL160_.jpg" alt="笑わない数学者―MATHEMATICAL GOODBYE (講談社文庫)" style="border: none;"></a><br>　理系の学者にふさわしく非常に複雑なストラクチャを内包している作品(らしい)。メイントリックはまさしく、自明。が、あまりに簡単すぎるトリックに腹を立てる人が少なくないらしい。答えが出ていないこともミステリィ。書かれていないこともまたミステリィ。ふむ、私も再読してみます。<br><h4>詩的私的ジャック</h4>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062647060/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F5122C3NBG5L._SL160_.jpg" alt="詩的私的ジャック (講談社文庫)" style="border: none;"></a><br>　あんまり覚えてません(∀｀*ゞ)ﾃﾍｯ　これも読み返してみます。<br>　どうやらシリーズの中でも評価は高いみたい。<br><h4>封印再度 </h4>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062647990/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51W8AYJ3QML._SL160_.jpg" alt="封印再度―WHO INSIDE (講談社文庫)" style="border: none;"></a><br>　この巻で森博嗣熱が再燃しました。ここからS&amp;Mシリーズ第二部と言ってもいいのではないでしょうか。いやもう、べらぼうに面白い。この巻から最終巻までの所要時間はたった五日ほど…。前四作の数十倍のペースで読みました。<br>　特に犀川と萌絵の距離が急接近。犀川先生、あんた男やで…！二人の人間味というものが初めて強く感じられた。<br>　トリックもシリーズ中一番驚いた。この作品に限っては自分なりに推理しながら読み進めていたんですが、まさかそうくるとは、脱帽です。最高！<br><h4>幻惑の死と使途</h4>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062730111/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51VFTEWTMBL._SL160_.jpg" alt="幻惑の死と使途―ILLUSION ACTS LIKE MAGIC (講談社文庫)" style="border: none;"></a>　なぜか奇数章しかないと思えば、どうやら次巻と時間的に同時進行らしい。けれど二冊を交互に読めというわけではない。登場人物も別で、ところどころリンクしているだけなので、安心して一冊ずつ読んでいけばよい。<br>　これもトリックが驚異的。ミステリーでいえば、森博嗣作品トップレベルの完成度だと思われる。<br><h4>夏のレプリカ</h4>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406273012X/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51EYZ6XXZCL._SL160_.jpg" alt="夏のレプリカ―REPLACEABLE SUMMER (講談社文庫)" style="border: none;"></a>　前の巻に登場した土萌がメイン。大好きな犀川先生と萌絵があまり出てこないので、まぁこういう話もあっていいか、というふうに冷静に読んでいたら、最後には思わず目頭を押さえていた私…。<br>　ラストのチェスシーンがやばいです…。かなり好きな一冊。<br><h4>今はもうない</h4>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062730979/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F512PAYBJAXL._SL160_.jpg" alt="今はもうない―SWITCH BACK (講談社文庫)" style="border: none;"></a><br>　読み始めて数秒でわかるが、このシリーズとしてはかなり異質な一冊。それもそのはず、うだつの上がらない40男が語り部として、物語が進んで行く。このおっさんが「西之園さん…」と嫌らしい目で我らがヒロインを見ていて思わず竹刀を持って小説の中に飛び込みたくなったが、まぁ彼も誠実で頭が切れて悪い奴ではないです。<br>　私も微妙に気付いていましたが、最後は絶対に驚くはずです。多くの人が大絶賛する一冊。<br><h4>数奇にして模型</h4>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062731940/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51GQ9GR4C7L._SL160_.jpg" alt="数奇にして模型―NUMERICAL MODELS (講談社文庫)" style="border: none;"></a><br>　かなりディープな一冊です。というのも、鉄道や飛行機の模型に始まり、美少女フィギュア、コスプレ、はてはネクロフィリアと思われるものまで多数登場して、視野の狭い人間ならばどん引きすること必至です。著者自身もあえて先入観をもたれそうな描写をしていますが、もちろん悪意を持って書いているわけではありません。なにせ、彼自身が生粋の模型マニアですから。<br>　文庫版で700ページ超というなかなかの分厚さで読み応え抜群。犀川と萌絵の関係にあまり進展がなかったり。<br><h4>有限と微小のパン</h4>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062732947/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F5162M7MVZCL._SL160_.jpg" alt="有限と微小のパン―THE PERFECT OUTSIDER (講談社文庫)" style="border: none;"></a><br>　最終巻にして、1000ページに届きそうな大ボリューム。文庫にしてはお値段もなかなかにプレミアム。<br>　これがシリーズのラストなわけですから、総決算ともいうべき、見事な作品に仕上がっています。とりわけ驚いたのが、過去数巻に渡って敷かれていた伏線が一斉に回収されるシーン。読み返してみて、なるほどなーと感心しきりです。<br>　トリックに関しては「え……？」とあまり納得できたりできなかったり…ですが、森氏がいう、「西之園の解放と、犀川の喪失」(森博嗣のミステリィ工作室、p.261)という究極のテーマを描ききったので、続きを切望しながらも、一つの区切りとして非常に満足しました。それぞれ複雑な過去を持ち、様々な苦しみに行き当たったと思うが、これにより、ようやく憑きものが落ちたのではないか。二人の恋愛はこれから始まると思う。
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<pubDate>Tue, 27 Oct 2009 11:03:03 +0900</pubDate>
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<title>とある魔術の禁書目録/とある科学の超電磁砲</title>
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<![CDATA[ 　ブログのタイトルにそぐわない日記がここ数日続いていますが、ご勘弁を。先日トップページの一言日記にも書いたとおり、今期開始の「とある科学の超電磁砲」を観てあまりにも面白かったので、前作である「とある魔術の禁書目録」のDVDをすべて視聴しました。<br>　……なんだこれは!?面白すぎる!!なぜ今の今までこんな凄い作品を見逃していたんだろう…？確かに世間では結構話題になっていて、名前だけは知っていました。けれどそれでも観なかったのは私の痛恨のミス。いやもう、アニメではかつてあまり例がないくらいハマっています。<br>　<br>　ストーリーは複雑なようでいて単純。設定や舞台背景が一見ややこしいんですが、SF(？)に興味のある人もない人もすぐに理解出来ます。本編「～禁書目録」の見所はと言えば、「超能力」の設定と魅力的なキャラと少年漫画的な展開。魔術がどうとかの部分は正直あまり好みではなかったのですが、科学に基づいた超能力の設定は大好物。「レベル～」という分類でそれぞれの強さが明確にわかるところなんかは私の心の奥底に眠っている厨二精神を大きく刺激します。キャラは全員が本当に魅力的。御坂や黒子なんかは目に入れても痛くないくらいのクリティカルヒットだし、インデックスもめちゃくちゃかわいい。主人公も基本アホなんですが、その実、頭の中ではきちんと物事を冷静に分析していて好感が持てます。クライマックスでは少年ジャンプの主人公並にカッコ恥ずかしいセリフを叫んでいて非常に熱い男です。<br>　<br>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4840241074/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51wI%252BIXWXUL._SL160_.jpg" alt="とある科学の超電磁砲 1―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)" style="border: none;"></a>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048671464/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51cVvhiBFnL._SL160_.jpg" alt="とある科学の超電磁砲 2―とある魔術の禁書目録外伝 (電撃コミックス)" style="border: none;"></a>　<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048677195/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51S-G4YTd7L._SL160_.jpg" alt="とある科学の超電磁砲 3―とある魔術の禁書目録外伝 (3) (電撃コミックス)" style="border: none;"></a><br><font size="1">コミックス「とある科学の超電磁砲」1-3</font><br><br>　原作ライトノベルの一巻がアマゾンに在庫がないみたいなのでそちらはまだ手を付けていないんですが、スピンアウトであるコミックス「とある科学の超電磁砲」はすべて読みました。白状すると最初の数ページはイマイチだと思いました。絵も微妙(当初の印象)だし、コマ割りやキャラの描き方がうまくないな、と。しかしそんな思い込みも一巻の半分を読み終える頃には払拭されており、目を覆いたくなるくらい熱中している男がそこにいました。巻を追うごとにどんどん面白くなっていくし、メインである御坂と黒子がホントに可愛く描かれている。<br>　それを踏まえて録画してあったアニメ版の「とある科学の超電磁砲」を見直すとさらにすごい。説明不足な点や展開を盛り上げるためのオリジナルシーンの差し込みが非常に的確に作り込まれているし、キャラの表情一つ一つをとってもすごく生き生きとしている(言うまでもないことですが…)。まだ一話だからかも知れませんが、前期より丁寧に作られている予感も。オープニングもかっこいいし(今調べたら、一話だけで再生回数が二桁になってました…)。個人的に、今期ナンバーワンは断然これに決定しました。今後の展開も非常に楽しみです。他の方はどれを注目しているんでしょうか。
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<link>https://ameblo.jp/sumika-k/entry-10358097039.html</link>
<pubDate>Mon, 05 Oct 2009 23:44:42 +0900</pubDate>
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<title>Nitro plus COMPLETE [ニトロプラスコンプリート]　読んだ</title>
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<![CDATA[ 　ニトロプラスコンプリートとは9月30日に発売されたニトロプラスオンリーの雑誌で、TYPE-MOON エースと同じく月刊コンプティークの増刊号です。ニトロファンなら即購入推奨。内容が恐ろしく充実しています。詳細については買ってくださいって感じですが、中身を簡単にご紹介。<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002O0DMZO/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61pTw9YJnhL._SL160_.jpg" alt="コンプティーク 2009年11月号増刊 ニトロプラスコンプリート 2009年 11月号 [雑誌]" style="border: none;"></a><br>　<font size="1"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002O0DMZO/sumio-22/ref=nosim/" target="_blank">ニトロプラスコンプリート</a></font><br><br>■インタビュー<br>・虚淵玄　10年を語る　<br>　　恐ろしく長く、読み応え抜群。初期の頃についてとか色々語っているので虚淵ファンなら鼻血出ます。<br>・高橋龍也×虚淵玄<br>　　「雫」や「痕」で有名なあの高橋氏との対談。こちらも結構長い。寡聞にして知らなかったがアニメPhamtomの脚本も一部手がけていたらしい。<br>・ジョイまっくす<br>　　ご存じ名物広報で知られるジョイまっくす氏。同じく会社立ち上げ時のこととかについて。<br>・鋼屋ジン×東出祐一郎<br>　　学生時代からの友人同士らしく、結構昔についてあけすけに語っています。デビュー時のこととか書かれてておもしろかったし興味深い。<br>・虚淵玄　Xbox360版Phantomへの意気込み<br>　　アニメ版で追加されたシーンやエンディングの追加、キャラデザと全イベントCGの刷新。ありえないほど豪華。アニメを観て興味を持った人の敷居を低くするための作品らしい。Xbox360限定……。PCで出してー。<br>・鋼屋ジン　「ドグラQ」について<br>　　そこまでニトロに詳しくないので、タイトルはまったくきいたことがなかった。四年以上前から公表されていた「クルイザキ」の改題だそうです。やばいおもしろそう。確実に予約決定。<br>・真下耕一<br>　　アニメ版Phamtomの監督。なぜこの作品をアニメ化したかについて。<br>・高垣彩陽×入野自由<br>　　それぞれアニメ版でアインとツヴァイの声優を担当された方たち。<br><br>■イラストギャラリー<br>・矢野口君-Phantomの原画<br>・中央東口-主にヴェドゴニア、鬼哭街、沙耶の唄、天使ノ二丁拳銃、あやかしびとの原画<br>・NiΘ-デモンベイン、塵外魔京、ジャンゴ、ドグラQの原画<br>・大崎シンヤ-主に、世界ノ全テ、刃鳴散らす、月光のカルネヴァーレの原画<br>・津路参汰-スマガの原画<br>・きんりきまんとう-”Hello，world．” の原画<br>・なまにくATK-装甲悪鬼村正の原画<br>↑↑ここまで超豪華な2ページ見開きフルカラー↑↑<br><br>・松尾ゆきひろ-5pbの人。Memories Offシリーズ、CHAOS;HEADの原画<br>・七尾奈留-水夏、ダ・カーポ、efで超有名な原画家<br>・奈須きのこ＆武内崇-説明するまでもない業界トップのお二人。武内氏がイラストを載せて、奈須氏が虚淵作品についての長文コメント。<br><br>■書き下ろし小説<br>・デモンベイン　著：鋼屋ジン<br>・スマガ　著：下倉バイオ<br>・CHAOS;HEAD　著：林直孝(5pb.)<br>　　それぞれの小説が結構な分量。<br><br>■最新タイトル情報<br>・Xbox360版Phantom<br>・ドグラQ<br>・装甲悪鬼村正<br>・STEIN;GATE<br>　これを読んで最後のSTEIN;GATEが急に欲しくなったから買おうと思ったらXbox360…。カオスみたいにまずはPCかと思ったのに(´Д⊂ヽ カオスの経験で360用のエンジンがあるからってこのハードで一定数さばけるのでしょうか。<br>　他にもニトロプラスキラル作品の情報多数。<br><br>■その他<br>・ちよれん＋からのメッセージ<br>　　アージュ、オーバーフロー、サーカスからのメッセージ。おもしろい。<br>・ニトロプラスライブラリー<br>　　過去に発売されたニトロ作品すべての写真とその他データ。こうしてみると名作揃いで圧巻ですなー。数もはんぱじゃない。<br>・ニトロプラススタッフコンプリート<br>　　スタッフ全員のコメント。なんと45人もいるらしい…。そこまで大規模な会社だったんだ(ﾟＡﾟ;)<br><br><br>などなどこんな感じです。これだけじゃまだまだ書ききれませんが、恐ろしいくらいに内容がつまっています。もうニトロのすべてをぶち込んだって感じっぽいのでTYPE-MOONエースみたいに続刊はでないでしょう(多分)。エースのvol.1みたいに売り切れないうちに買っといた方がいいですよ－。
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<link>https://ameblo.jp/sumika-k/entry-10355989593.html</link>
<pubDate>Sat, 03 Oct 2009 08:07:14 +0900</pubDate>
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<title>G's magazine11月号収録の「Angel Beats!」SSが面白すぎる件</title>
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<![CDATA[ 　今年半ば頃から常に話題を独占し続けている「Angel Beats!」の新情報とショートストーリー(SS)が9月30日発売の<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002ON0JZC/sumio-22/ref=nosim/" target="_blank">電撃G's magazine11月号</a>で公開されました。制作発表以来ずっと隠されていた制作会社はなんとあのピーエーワークスだそうですね。True TearsやCANAANを制作したあのピーエーワークスですよ！？CANAANは内容もわかりにくいし、理解出来たとしても賛否両論なようですが(私は大好きでした)、作画や動きは業界でも随一ですよね。それに加えて脚本を、あの麻枝さんが担当するんですから、凡作にはなり得ないでしょう。<br><font size="1">　<font color="#FF0000">「Angel Beats!」とは：「Air」や「CLANNAD」で有名なシナリオライター麻枝准による、初のアニメ作品。企画からスタッフ集めからすべてを担当したプロデューサーが麻枝氏の大ファンで、たまたま面会したのをこれ幸いにと今回の制作にまでこぎ着けたらしい。</font></font><br>　<br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002ON0JZC/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F61PJv4f0CPL._SL160_.jpg" alt="電撃 G's magazine (ジーズ マガジン) 2009年 11月号 [雑誌]" style="border: none;"></a><br><br>　といっても、いくら麻枝さんとはいえ、アニメでは初担当なわけですからユーザーとしても不安があってもおかしく無いですよね。麻枝さんの魅力である独特なニュアンスはノベルゲームという形態だからこそ活きるわけですから。そこで今月発売のG'sにSSが載るときいて買ってきました。<br>　<br>　一言、面白い。放送前はこれで評価が決まるわけですから、麻枝さんも相当力をいれて執筆されたと思いますが、かなり面白いです。内容はアニメ本編の前日譚であるそう。主人公とメインヒロインっぽい“ゆりっぺ”が初めて出会うシーンから描かれていて、一緒に計画を企てるところで今月は終わります。最初だからインパクトが肝心だと思いますが、これならば充分ですね。衝撃の出会いから物語が大きく動き出す予兆を感じさせるところまで一気に加速していきます。というか、出会いなんて重要なシーン、本編でやらなくていいんでしょうか？(ｗ<br>　こうしてみると、麻枝さんの作風って今公開中の「<a href="http://key.visualarts.gr.jp/angelbeats/blog/" target="_blank">開発ブログ</a>」とまったく同じですね。どことなくとぼけたところとか。文体とか。これが持ち味なんでしょう。<br>　<br>　まあSSがいくら面白くても、これはどちらかといえばノベルゲーム寄りの表現方法なのでアニメの評価とするには早計ですが、ストーリーはかなり興味を引かれます。結構な分量があるのに一気に読み切ってしまって、続きが気になって仕方がありませんよ。加えて、この11月号インタビューや記事によれば相当腕の立つクリエーター陣が結集しているみたいなのでワクテカが止まりません。<br><br>　「Angel Beats!」に興味があるのにまだ雑誌を読んでいない方はぜひ買ってみてください。ネットにある程度情報が載っているからって、情報量が違いますからね。ここが元々のソースですし。それにこの雑誌が「Angel Beats!」のスポンサーの一つである以上、応援する意味でも買う必要があると思います。<br><br>　といいつつ、放送までのあと数ヶ月、SSのためだけに買い続けるのは私も結構金銭的にキツイですが（；^ω^） どうやらこの雑誌、愛読しているTECH GIANとは対象としている年齢層やディープさがまったく違うみたいですし……。
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<link>https://ameblo.jp/sumika-k/entry-10355102854.html</link>
<pubDate>Thu, 01 Oct 2009 23:41:34 +0900</pubDate>
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<title>有川浩「植物図鑑」　　感想</title>
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<![CDATA[ 　　なんて優しい物語なんだろう――。その名もずばり、「植物図鑑」。あまりにも単純なタイトルに最初は敬遠していました。しかし読み終わって感じるのはその名に込められたさまざまな想い。これは植物を通してふれ合う男女二人だけの箱庭のような小さなお話です。一緒に過ごしたのはわずか一年。それでも伝わってくるのは濃密な時間。これほどまでに的確で端的にあらわした言葉があるでしょうか。<br>　<br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048739484/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51%252Bltr%252BDwvL._SL160_.jpg" alt="植物図鑑" style="border: none;"></a><br><br><br>　ライトノベルでのお約束といえば、突然主人公のもとに美少女が舞い降りてきて一緒の生活が始まる……とこんな感じですが、本書はそれとは真逆。女性作家ならではの発想で男女の役割が反対です。仕事で疲れた20代OLの前に現れた万能な男。こんな感じなので、生物学的に男である自分は結構読むのを躊躇いました。突然降ってきたイケメンに恋するもなにもないだろうと。でも読んでただちに思い直されました。これは恋する女の子に恋をするお話です(男の読者からみれば)。女性が楽しめる本なのは間違いないとして、作者が意図したことなのかはわかりませんが、男性でも違った角度で満足できるでしょう。<br>　<br>　恋する乙女であるところの主人公は本当にかわいらしい。ラノベや美少女ゲームにありがちな“受け”を狙った設定ではなく、あくまで女性の書いた等身大(に近い)性格。男はまんま王子様ですが。彼女のセリフの端々に感じられるリアリティーがいちいち胸に響きます。前々から思っていましたが、本作で確信しました。なんでこの作者は女性キャラを書くのがここまでうまいんだろう。年甲斐もなくときめいちゃいましたよ……。<br>　<br>　また、本書の見所はその徹底した描写です。主に植物の。作者の観察眼には恐ろしくすら感じます。私など風情を解せぬ人間は、一度たりとも道ばたの草に足を止めたことがないのですが、作者は多様な見方と確実な知識をもとにこれだけの分量を書いているのですから心底圧倒されました。その描写こそがこの作品の雰囲気を形作っています。他にも男がすらすらと花の解説を出来るところもカッコ良いし、主人公が影で頑張って覚えて、彼に褒めてもらおうとするところなんかは萌え死にする寸前でしたよ。おそらく読者でも植物に興味のない方が大半だとおもいますが、それはこの作品を読まない理由にはなりえないでしょう。<br>　<br>　先日絶賛した「フリーター、家を買う」とどちらが面白かったかと問われれば非常に迷います。というのも、二つは内容どころか雰囲気さえもまったくの別物だからです。両方現実の話であることには変わらないんですが、こちらは本当に美しく、どこかおとぎ話のような印象すら持たせられます。どちらにせよ、今年発売されたラノベ(同じくこちらもラノベに分類していいものかわかりませんが)の中ではダントツでトップレベルですね。この本を手にとって一度も休憩を挟まないまま読み切っちゃったくらいです。前半はやや取っつきにくさを感じる人もいるかも知れませんが、後半は私にとって至福の時間でした。今私の頭の中は恋をした思春期の中学生みたいになっています。<br><br>　読むべき人：激甘の恋愛小説でときめきたい人<br>　　　　　　　優しい物語で癒されたい人　<br>　得たもの：　植物に対する興味<br>　　　　　　　食への興味<br>　　　　　　　萌え<br>　　　　　　　あとキャラの考え方とか想いとか<br>　　　　　　　
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<link>https://ameblo.jp/sumika-k/entry-10353664236.html</link>
<pubDate>Wed, 30 Sep 2009 00:29:36 +0900</pubDate>
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<title>緊急事態発生</title>
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<![CDATA[ 　現在、我が家は恐慌状態です。<br><br>　実は数年ほどうちのネット環境はADSLだったので、営業の電話がかかってきたのをきっかけに光を導入することにしたんですよ。せっかくそこそこのスペックを持つパソコンを持っていても回線がADSLだとそれがボトルネックになっちゃいますからね。<br>　そこまでは良い感じでした。契約も非常にスムーズで、滞りなく終わりました。あることさえ忘れていなければ。そう、それは……<font size="4"><strong>NTTの工事担当さんが部屋の中にもやってくること…。</strong></font><br>　<br>　オタク化してまだ日は浅いですが、その間私は古アパートを城のように守ってきました。ちょっとずつ貯まっていくゲームやグッズたち。壁一面にはポスター。貼ることに意味はないのですが、まあ居心地がいいので。<br>　その一例をご覧に入れましょう。<br><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090928/16/sumika-k/db/9a/j/o0635087310263365912.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090928/16/sumika-k/db/9a/j/t02200302_0635087310263365912.jpg" alt="エロゲー入門" width="220" height="302" border="0"></a>　<a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090928/16/sumika-k/cc/0d/j/o0672089610263365911.jpg"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090928/16/sumika-k/cc/0d/j/t02200293_0672089610263365911.jpg" alt="エロゲー入門" width="220" height="293" border="0"></a><br><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090928/15/sumika-k/3f/cb/p/o0800059610263363920.png"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090928/15/sumika-k/3f/cb/p/t02200164_0800059610263363920.png" alt="エロゲー入門" width="220" height="164" border="0"></a><br><br>／(^o^)＼ﾅﾝﾃｺｯﾀｲ。こんな感じで部屋中に物が溢れかえっていますorz<br>　今更ポスターを剥がすのも骨だし、もういっそ開き直ることにします。引くなら勝手に引けと。…ところで先輩の皆さんはいったいどうしてるんでしょうか。<br>
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<link>https://ameblo.jp/sumika-k/entry-10352599391.html</link>
<pubDate>Mon, 28 Sep 2009 15:54:11 +0900</pubDate>
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<title>フリーター、家を買う　　感想</title>
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<![CDATA[ 　「図書館戦争」シリーズで超有名になった有川浩先生。私もこのシリーズは大好きで、正確にはライトノベルではないかもしれませんが、歴代ラノベナンバーワンを挙げるとするならば真っ先にこのシリーズが思い浮かびます。そういうこともあって、他の著作も色々と読んで、そのどれもがお気に入りだったんですが、この「フリーター、家を買う」で久々に特大ホームランがでました。まさに「図書館戦争」以来です。もしまだ読んでいない人がいるならば、全力でお勧めします。<br><br>　物語当初の主人公はどうしようもない人間でした。大学を出て就職をしたまではいいが、そこをわずか三ヶ月で退社。その後もぼちぼちと再就職先をさがすが、熱を入れることもなくアルバイトで目先の金だけを稼ぐ日々を送る。そのアルバイトでさえ、ちょっと注意されれば即日辞めるような本当のダメ人間。しかし、母親が重度の鬱病にかかったことで少しずつ彼に変化が見られるようになる。初めこそ頼りなさを感じたが、精神病に無関心な父との対話や自己との葛藤、そしてあまりにも症状がひどくなっていく母親と交わっていくうちに自分の置かれた現状と甘えに気付くようになり、徐々に大人へと成長していく。<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4344017226/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51FEkri8ryL._SL160_.jpg" alt="フリーター、家を買う。" style="border: none;"></a><br><br><br>　言うなれば主人公の成長物語かな、と個人的には感じています。といっても主人公ももともといい年齢なので成長もなにもありませんが。ただ、彼は冒頭で利己的かつ被害者意識の強さが強調されていたので、母親の病気をきっかけに歯を食いしばって頑張っていく姿には涙さえ浮かびました。<br>　大学生や二十歳前後の人が読むと結構学ぶものが多いのではないでしょうか。その頃って働くことの意義がわからなくなったりするので、一つの道しるべにはなると思います。冒頭の主人公はあまりにもダメ人間と書きましたが、都内に住んでいる私の身近では似たタイプの友人は大勢います。人間の生きる目的って、経済学的な用語を用いるならば「効用を満たすため(満足度を高める、幸せを追求する)」だと今でも思っていますから、そんな生活でもまったく問題がないというのが私の基本的な考えです。しかし本書を読むことで、というか本書にあてられて、そこで思考停止していた自分の考えに新たな問題提起をするきっかけとなりました。<br><br>　本書の流れは各章のタイトルを見てもらえばわかると思います。底辺から抜け出して、就職することになるんですが、そこでの主人公の頑張りや誠実さをあらわしたシーンがかなり好きです。心理描写がうまいので主人公の成長が見て取れますね。“働く”というのがどういうことなのか改めてわかった気がします。<br>　まぁそんなことよりなによりも一番気に入ったのは終盤の終盤で登場した女の子との甘甘シーンなんですけどね！ラブコメを書かせれば有川さんの右に出る人はいませんが、その力が本書でもいかんなく発揮されています。もちろんテーマがテーマだけに最後にしか女の子が出てくる余地はないし、また主人公やその子もその境遇や性格から積極的に恋愛をしおうという姿勢ではないため、直截なラブシーンはありません。…が！！だからこそそそられる！（お<br>　だからこそ、ラブコメシーンが終盤にしかないということには不満がありますね。萌え死にしそうになった私から見たらあの寸止めは拷問ですよ。面白すぎたからこそ、もっと続きが読みたかったっていう欲はあります。あと一冊くらい続編をだせば絶対に売れると思いますよ。<br>　<br>　読み終わって真っ先に思うのが、「タイトルで損してるなー」ということ。皆さんもあまり惹かれないですよね？というか、たぶん別物を想像しちゃうと思うんですよ。「図書館戦争」はインパクトもあるし、中身が気になるいいタイトルだっただけに、これはどうなんだろう。けどまぁだからといって素人の私にはもっといい案なんて思いつかないので無責任な指摘ではあるのだけれど。まあとにかく中身はとてつもなく面白いのでぜひ読んでみてください。
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<link>https://ameblo.jp/sumika-k/entry-10352255946.html</link>
<pubDate>Mon, 28 Sep 2009 00:13:44 +0900</pubDate>
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<title>ショーシャンクの空に</title>
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<![CDATA[ 　なんというか、久しぶりにすごい映画を見た気がしました。もともと映画にはあまり感心がなく、どうにも食わず嫌いのきらいがあって近年のヒット作は観る気も起こらないのですが、本作には不思議と惹かれ視聴しました。映画は二時間をこえる長さにもかかわらず、最後まで一向にだれることがありません。一方通行に視聴するメディアで時間を忘れる体験をしたのはいつ以来でしょう。あまりに感激したので当ブログの趣旨とはまったく関係ないですが、映画素人として簡単に感想を書きたいと思います。<br>　いまさら説明するまでもないでしょうが、本作は1994年の公開以降、不朽の名作として知られ、世界各国の「好きな映画ランキング」の上位にも常に食い込んでいるそうです。が、実は私先週までタイトルすら聞いたことがありませんでした。いかに世間に疎いかがわかりますね。存在を知ったきっかけは先日目にした某サイトのランキング。普段あまり観ることのない映画ですが、大事な会食を前になにか話の種になればいいなーと安易な考えでこの作品に行き着いたわけです。いつも通りamazon.co.jpで検索したところ千円もしないので軽い気持ちでポチりましたが、思わぬ大物が釣れました。<br><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001525JBW/sumio-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Fecx.images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F51X6c7%252Bje2L._SL160_.jpg" alt="ショーシャンクの空に [DVD]" style="border: none;"></a><br><font size="1"><font color="#999999">ショーシャンクの空に　<strike>\1500</strike> → \990</font></font><br><br>　主人公は若くして大手銀行の副頭取にまでのし上がった切れ者。しかし、あらぬ疑いで終身刑を科されてしまう。誰もが羨むエリート街道から薄暗い刑務所への転落は彼をどん底に追いやる。意識や認識の違いから一部の囚人からは数年にわたって執拗な迫害にあっていたが、それでも最後まで希望を失うことはなかった。そんなところで生涯の相棒となる“レッド”と出会う。それ以降彼の人生は転機を見せる。彼は偶然刑務官の悩みを耳にし、銀行員であった知識や経歴を遺憾なく発揮してそれらを解決してみせる。そのことがきっかけとなって彼は他の囚人や刑務官からも一目置かれることとなり、さらには所長の違法取引や所得隠しまでをも請け負って所内での自身の立ち位置を着実に向上させていった。しかし、その躍進の裏で主人公はある一つの壮大な計画を企てていた――。<br><br>　突然の挫折にも心が折れることなく、わずかな可能性を見つけるべく進む主人公の強さと才気は視聴者側からもかなり爽快に映りました。本作は監督のこだわりで、派手なシーンを入れることなく暗く辛い雰囲気をだすことに重点が置かれているそうなので、それを感じ取ったからこそ私も、あの境遇でもうまく立ち回った主人公の適応力や才能に驚きを禁じ得なかったんでしょう。いくつも重なる辛い描写にも途中で休憩を挟むことなく観られたのは、ひとえに彼の存在に希望が感じられたことにあったんだとと思います。<br><br>　カメラワークやら演出やらそれっぽい言葉を並べ立てて賛辞を送りたいのですが、知識のない私が使っても身のない感想になるので自重しておきます。けれど視聴者への教訓となるメインテーマ意外にも見所は多々あり、俳優の表情一つとっても本当に味わい深い作品です。誰もが絶賛する映画がいかほどのものか、挑戦的な態度で見始めた私ですが予想を大きく上回る本作の完成度に非常に満足しております。これを機会に、名作といわれる他の作品も観てみようかな。
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<link>https://ameblo.jp/sumika-k/entry-10350807169.html</link>
<pubDate>Sat, 26 Sep 2009 02:19:07 +0900</pubDate>
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<title>「そらいろ」　つばめ（友坂つばめ）世界　感想</title>
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<![CDATA[ 　本作は説明書や公式サイトにも書いてあるとおり、幼年期からスタートし、三人いるメインヒロインのうち最も好感度の高い子の世界へ進むことになります。ルートでなく、世界っていうのがミソなんですよね。これはどうやら「みずいろ」から続くねこねこソフト伝統のシステムらしいですが、残念ながら私は未プレイ。なのでかなり新鮮です。<br>　「そらいろ」のすごいところは一人の世界に入っても他のヒロインのシナリオがきちんと用意されている点。例えば今回私はつばめ世界から始めたんですが、つばめシナリオがあるのは当然として、その基本的なストーリーは踏襲しながらも残り二人のルートにも分岐します。<br>　<br>　本作はヒロインが3人しかいないんですが、このシステムのおかげで3×3。つまり単純計算で9つのシナリオを読むことが出来ます。他にもまだあるようですが。なので同じキャラで少なくとも3つのシナリオを考えるのは大変だろうなーと思っていたんですが、よく考えると本作にはライターさんが3名参加しています。つまり一人が一世界。エンディングロールによると、片岡とも氏＝つばめメイン、酸橙ひびき氏＝花子メイン、海富一氏＝愛衣メイン、だそうです。<br>　個人的には複数のライターさんによる合作というのがどうにも好きになれないのですが、ねこねこソフトは昔からこのスタイルで素晴らしい作品を作り続けてますからね。その点に関しては文句はないです。ただ、「narcissu 3」と同じで、ルートごとに誰が担当したのかがはっきりしているみたいなので、あまりに落差がないかちょっと不安に感じています。<br><br><div align="center"><a href="http://stat.ameba.jp/user_images/20090924/03/sumika-k/26/38/p/o0240018410260198094.png"><img src="https://stat.ameba.jp/user_images/20090924/03/sumika-k/26/38/p/o0240018410260198094.png" alt="$エロゲー入門" border="0"></a></div><br><br>　ではようやくつばめ世界の感想に移りたいと思いますが、そのまえに。花子の声を担当される声優さんが夏野こおりさんから金田まひるさんに変更されたのは記憶に新しいですね。なんでも体調不良とかで。私も大好きな声優さんだったのでとても心配です。で、その金田さんなんですが、もしかしてあえて夏野さんの声に近づけたりしているのでしょうか。なにぶん、私がプレイした金田さんの出演作は5作品ほどしかないので、まったく自信はないんですが、ちょっと声質を意識しているようで違和感を感じることがあったりなかったり。<br>　<br>　まあそんなことはおいといて感想ですが、ともさんが担当されているだけあって非常にしんみりきますね<font size="1">（サブルートの担当は不明ですが）</font>。3つルートがあるうちのどれもから、ねこねこらしさを感じることが出来ました。不満点といえば途中、とくに前半は日本語的におかしな表現がやたらと目につくことですかね（少なくとも3分に一回は）。たとえばたまたま今目についた表現を例にとると、『たまにはこうして三人一緒に登校することも多かった』とか。もちろん基本的にはテキストが安定していて良質なノベルゲームらしいテンポ感が健在なので、気になりすぎることはありません。<br>　<br>　あと、プレイしていて感心したのがCGの多さ。クリア後のおまけでチェックするとなんと作品全部で137枚の一枚絵があるそうです。つばめルートのプレイ時間は約4時間、他が2時間、と時間的には短いんですけど、「そんなに必要か？」って思うくらいコロコロとCGが変わるので満足感は高いですね。それに対して、物語が後半にさしかかった頃につばめの父が（かなり重要な立ち位置で）登場するんですが、彼にはボイスがなかったりと予算配分が偏ってる気もします。でもまあ細かいことは気にしません。<br>　<br>　そういえば、中盤あたりに主人公が運転免許試験を受けるシーンがありますが、同じようにプレイヤーにも十題近く○×で出題されます。私は免許を持っているのでなんとか正答を選ぶことができましたけど、出来ない人もいるのかもしれません。基本中の基本の問題ばかりですが、どうやら全問正解しなければいけないようで。二週目以降はちょっと面倒だったり。<br>　<br>　驚いたのが、つばめルートをクリアしたあとにもう一度プレイしたらTRUEとも呼ぶべきルートが存在していた点。一度最後までプレイしたら選択できるようです。これがもう泣ける泣ける。まあ確かにありがちな展開でもあるので、客観的に見ればたいしたことがないかもしれませんが、「narcissu」を彷彿させるような文章と雰囲気で、こちらは胸を捕まれる思いでした。ともさんが担当しているということもあり、おそらく「そらいろ」という物語全体で見ても一番の見所でしょう。なので未プレイの方がいたら、このルート…というか世界は最後に回したらいいのかもしれません。期待には充分応えると思いますよ。<br><br>　<br>　さて、結論を言うとつばめ世界は非常にいいお話でした。同年に発売された他の話題作と比べると方向性が違い、「衝撃!!」というよりは終始ほのぼのとした雰囲気なので、プレイ後の印象は若干薄まるかもしれませんが、プレイ中笑顔で楽しんでいたのは事実です。他の2つの世界は片岡とも氏が（おそらく）あまり関わっていないようなので、これが楽しくなかったら困るんですけどね。<br>　では、不安と半分の期待を抱きながら次の世界へと旅だって参ります。現時点ではかなりの良作、さてはて、この後はどうなるんでしょうか。<br><br>　追記：どうやらつばめルートの二つ目をクリアすると行けるらしい理沙美沙ルート。この理沙美沙先輩は本作でもかなり気に入っていたので嬉しいです。もちろん気に入っていたと言っても、サブキャラにありがちな、一点に特化した部分ではなくメインキャラと同じように作り込まれた性格や名前から来る不思議な雰囲気、「narcissu」のメインヒロインと同じ声なところがドンピシャ。要するに全部。<br>で、感想はと言うと、<strong>こういうのを待っていた。一番好きです。</strong>ルートがあると言っても攻略出来るわけではなく、主人公は一切でてきません。理沙美沙先輩の過去をみるだけなので時間も10-20分と非常に短いです。「そらいろ」というよりは、「narcissu 3」の一つのシナリオだった方がふさわしいのかも知れませんが、あえて底抜けに明るいこの作品に差し込むことで、深みが出た気がします。自分の中で「そらいろ」の点数が上がりました。<br><br><br><br><div align="center"><br><br><table border="0" cellpadding="3" cellspacing="0" 　height="1"><tbody><tr><td valign="middle" align="right" bgcolor="#0000A0" width="15"></td><td valign="middle" nowrap bgcolor="#FDFED1" size="2"><b><font color="#000000">当エントリーでは一部、<wbr>ねこねこソフト様の画像素材を使用しています。<br>また、これらの素材を他へ転載することを禁じます。</font> </b></td><td valign="middle" align="right" bgcolor="#0000A0" width="15"></td></tr></tbody></table></div><br><br>
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<pubDate>Thu, 24 Sep 2009 02:45:20 +0900</pubDate>
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