◆小関和夫さん
「日本のワンボックス/ミニバン史」第3回
「ワンボックス乗用車、デビューラッシュ」
◆当摩節夫さん
「カタログとその時代」第111回
「ミカサ - わが国初の前輪駆動AT車」
F1への取り組み
この日の司会・進行役を務めるのは、ブランド・コミュニケーション本部 広報部 商品・技術広報課の三浦 元毅氏。まずは氏よりホンダの「F1への取り組み態勢」について概要説明があった。現在ホンダはレッドブル・レーシングとアルファタウリの2チームにパワーユニット(以下、PUと記す)を供給している。日本のHRD Sakuraと英国ミルトン・キーンズのHRD UKの共同作業だ。
2021年シーズンを戦うレッドブルRB16B・ホンダV6。
今シーズンのF1は全22戦で行われ、第16戦トルコGPを終えた時点で近年にない混戦模様だと三浦氏は説明する。ドライバー部門はレッドブル・ホンダを駆るマックス・フェルスタッペンが262.5ポイントで(ポイントに0.5の端数が付くのは第12戦ベルギーGPが豪雨のため3周で打ち切りになり、規定ポイントの半分が与えられたため)、メルセデスAMGのルイス・ハミルトン(256.5ポイント)を抑えてトップに立っている。
レッドブル・ホンダを駆るマックス・フェルスタッペン。第16戦トルコGPで2位入賞を果たす。
一方、コンストラクター部門では首位メルセデスをレッドブル・ホンダが36点差で追っている。以降、本稿執筆時点でアメリカ、メキシコなど6戦が残っており、その成績次第で今季の王者が決まるわけだ。
三浦氏に続いて登壇したのは浅木 泰昭氏。HRD Sakura センター長兼F1プロジェクトLPL(ラージ・プロジェクト・リーダー)だ。
PUの開発の推移
今季ホンダが供給しているPUは「RA621H」だが、浅木氏が今の役職に就いた2018年はRA619Hのスペック2時代で、燃焼効率の向上を目指して「副室ジェット燃焼」と呼ばれる機構を採用していた。
さらにスペック3では新しい超高速の燃焼を可能にしたが、これが原因でエンジン内部が高圧と高温に晒され、ピストンなどの内部パーツが壊れたと浅木氏は明かす。対策としてホンダ・ジェットのターボチャージャーに関するシミュレーションが助けになったと語る。
オール・ホンダによる取り組み
F1の技術陣はどうしても目の前にある問題の解決に集中せざるを得ない。技術はシーズン中も時々刻々と進歩しているからだ。一方、頻繁にモデルチェンジができない航空機では長期的視野に立ったシミュレーションが必須で、ホンダ・ジェットのターボチャージャーから解決のヒントを得た、そういう趣旨の説明が浅木氏からあった。PUの開発は「オール・ホンダによる取り組み」の好例だと語る。
また「F1 FUEL」と呼ばれる新しい燃料をエクソンモービルと共同開発したとも紹介する。アンチノック性能が高く、しかも「カーボンニュートラルを可能にすることをレースで立証した燃料」だという氏の言葉から、将来的に市販内燃機関への応用もあり得るとの印象を得た。この辺りには「走る実験室」を標榜したホンダイズムがまだ生きていると感じさせる。
中止になった日本GPで用いる予定だった特別なカラーリングをまとってトルコGPを力走するレッドブル・ホンダ。
新骨格エンジンの投入
さらに続いて浅木氏は、2021年シーズンには「新骨格」のRA621Hを投入したと明かす。低重心化とコンパクト化を眼目に置いた設計だが、これに加えてバルブの挟み角を狭くすることで燃焼効率の改善も果たしている。バルブの挟み角が広いと必然的にピストンクラウンの形状が山なりになってしまい、これが燃焼室内で温度差を招来する。挟み角を狭くすればこの温度差を小さくできるので、燃焼効率の向上に繋がるのだという。
ES(エネジーストア)と呼ばれる新しいバッテリーの解説も興味深かった。F1のPUでは瞬時の瞬発力と重量当たりの出力が重要で、これに特化したバッテリーだ。しかもこのESに投じた新しい技術については特許登録したことを明かす。通常、F1の技術は部外秘で全てを公開する特許とは無縁なのだが、今後、ホンダがこの技術を広範囲に活かせるように特許を取ったのだそうだ。
RA619Hパワーユニット。
ライバルとの厳しい戦い
自分が開発を率いたPUがいかにライバルと戦うかをサーキットで確かめてきた浅木氏の解説は、聞いていて面白かった。
「2020年シーズンはライバルのメルセデスもそろそろ(開発の)限界に達しただろうと期待していた」のだが、相手はまだ伸び代を残しており、ホンダの方が限界に近かったという言葉からは、苦しい時期を乗り越えた氏の胸の内が伺える。
「今シーズンは直線区間ではライバルに負けていないが、例えばトルコGPなどではステアリングが直進状態の時には速いのだが、舵角を切った状態では遅いことがわかった」と明かす。しかし「その理由はわからない。メルセデスはコーナーから出る際にパワーを出す機構があるのだろうか」とも考えたという。
来季に向けて
PUのサプライヤーとしてのホンダは2021年シーズンをもってF1から撤退する。しかし今回の取材会に先立つ10月7日、同社はプレスリリースにて、レッドブル・グループとの新たな協力関係に合意したことを表明している。このプレスリリースでは、レッドブル・グループからの要請のもとに、ホンダのPU技術を同グループが2022年以降のF1に参戦するために使用することを許諾し、同グループ傘下のスクーデリア・アルファタウリとレッドブル・レーシングのF1参戦を支援する旨を表明している。
主な合意内容は次の通りだ。
・PUに関する知的財産権の使用許諾
・ホンダによるレッドブル・パワートレインズ(レッドブル・グループ内でF1向けPUを製造する会社)への2022年シーズンにおけるPUの組立支援や、サーキットおよび日本におけるレース運営サポートの実施
・現在、ホンダの英国におけるF1参戦活動の拠点であるホンダ・レーシング・ディベロップメントUK従業員の、レッドブル・パワートレインズへの転籍
事実、この日も浅木氏から「(レッドブルからは、来季に向けて)今年と変わらないほど(多岐にわたる)内容を求められている」との説明があった。
ホンダとレッドブルはドライバーとコンストラクターの両タイトルを目指して残りのシーズンを戦う。2015年から始まったホンダF1参戦第4期、2021年がその有終の美を飾る年になることを祈りつつ声援を送りたい。
(本文中のF1スケジュールは本記事執筆時のものです)
本書刊行の意図と構成について
SUBARU SVXについて ジョルジェット・ジウジアーロ
第1章 "グランドツアラー"の哲学
1‐1 スバルがSVXに込めた想い
1‐2 ジョルジェット・ジウジアーロは語る
SVXのテーマとグラントゥリズモへの想い
1‐3 SVXの開発ストーリー
90ʼsグランドツアラーの構想/ラウンドキャノピーへの挑戦/
ドライビングプレジャーの追究/洗練をきわめたボクサーユニット/
スバル4WDの新たな展開/熟成
第2章 スバルアルシオーネSVXの技術紹介
2‐1 担当者が語るスバルアルシオーネSVXの開発コンセプトと技術解説
2‐2 担当者が語るガラスラウンドキャノピーの技術解説
第3章 開発者の証言
アルシオーネSVX生誕20周年によせて 早部潤一
SVX開発の思い出 伊賀滋
アルシオーネSVX 生誕20周年によせて 神林茂実・鈴木勝美(共同執筆)
SVXデザイン開発について 猿川洋史
SVXデザイン開発の思い出 牧野日呂志
SVX開発の思い出 石川正己
第4章 関係者の証言
SVXに寄せて 岡田貴浩
SVXの開発に携わって 石井守
SVX生誕30周年に寄せて 雲野裕紀
第5章 SVXの資料 海外情報・データ
海外のカタログ(スペック・写真)/海外のSVXファンからのメッセージ/
SVXが織りなしたもの 小田切英樹/SVXの根幹にあるもの 小山圭/
編集を終えて 梶川利征
主要装備/主要諸元
特別仕様車の変更点
製造月別月頭車台番号/エンジン番号一覧表/
生産台数・国内登録台数・米国販売台数の推移
年表
本書刊行の意図と構成について
SUBARU SVXについて ジョルジェット・ジウジアーロ
第1章 "グランドツアラー"の哲学
1‐1 スバルがSVXに込めた想い
1‐2 ジョルジェット・ジウジアーロは語る
SVXのテーマとグラントゥリズモへの想い
1‐3 SVXの開発ストーリー
90ʼsグランドツアラーの構想/ラウンドキャノピーへの挑戦/
ドライビングプレジャーの追究/洗練をきわめたボクサーユニット/
スバル4WDの新たな展開/熟成
第2章 スバルアルシオーネSVXの技術紹介
2‐1 担当者が語るスバルアルシオーネSVXの開発コンセプトと技術解説
2‐2 担当者が語るガラスラウンドキャノピーの技術解説
第3章 開発者の証言
アルシオーネSVX生誕20周年によせて 早部潤一
SVX開発の思い出 伊賀滋
アルシオーネSVX 生誕20周年によせて 神林茂実・鈴木勝美(共同執筆)
SVXデザイン開発について 猿川洋史
SVXデザイン開発の思い出 牧野日呂志
SVX開発の思い出 石川正己
第4章 関係者の証言
SVXに寄せて 岡田貴浩
SVXの開発に携わって 石井守
SVX生誕30周年に寄せて 雲野裕紀
第5章 SVXの資料 海外情報・データ
海外のカタログ(スペック・写真)/海外のSVXファンからのメッセージ/
SVXが織りなしたもの 小田切英樹/SVXの根幹にあるもの 小山圭/
編集を終えて 梶川利征
主要装備/主要諸元
特別仕様車の変更点
製造月別月頭車台番号/エンジン番号一覧表/
生産台数・国内登録台数・米国販売台数の推移
年表
<普及版>
B5判・上製・カバー装丁となります。
定価:3,850円(本体3,500円+税10%)
<特別限定版:300部>
B5判・上製・箱入り・ナンバリング付きとなります。
専用の外箱には、真横から撮影された初期型のSVX(1991年)を表面に使用し、上部に30周年のロゴを作製して加えています。裏面にはSVXの前後それぞれの写真をカラーにて収録し、表紙は特別限定版専用の黒基調の装丁としました。特典として、SVXのデザイン開発に携わった石井守氏、SVXの宣伝を担当し、後にSVXオーナーとなった岡田貴浩氏による直筆サイン入りのカード(初期型SVXのカラー写真をレイアウト)が入っています。最終仕上げはすべてハンドメイドで行ない、製作番号No.001~No.300の検印が貼付されています。
定価:6,050円(本体5,500円+税10%)
※目次・内容サンプルは こちら をご覧ください
※弊社からの直接ご購入ご希望の方は、
http://www.mikipress.com/direct-shopping/pgdmailform.cgi
にご連絡をお願いします。(担当:梶川 t-kajikawa@mikipress.com)
※海外在住で、ご購入を希望される方へ
本書はアマゾン・ジャパンでご購入いただけます。
弊社からの直接の海外発送はしておりません。ご了承ください。
本書は、10月25日頃の発売になります。
For those who live outside Japan:
We don't ship books overseas, but you can purchase it via the Amazon
Japan (Amazon.co.jp).
The book will be published around Oct. 25th.
本の内容や購入については、以下のリンクページをご覧ください。
『スバル アルシオーネ SVX』(アマゾン・ジャパンの英語ページ)
Please refer to the following links for the book details and ordering
information.
"SUBARU ALCYONE SVX "
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4895227650?language=en_US
"SUBARU ALCYONE SVX (Special Limited Edition)"
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4895227669?language=en_US
日本以外の住所への配送について(アマゾン・ジャパンの英語ページ)
Shipping to Addresses Outside Japan
https://www.amazon.co.jp/gp/help/customer/display.html?language=en_US&nodeId=GJF6884LHHZ5ELD4
最初に登壇したポルシェジャパン(株)代表取締役社長 :ミヒャエル・キルシュ氏は、同センターはショールームでもレース場でもなく、新しいホームであり、ポルシェを五感で探求できるブランド体験施設なのだと紹介する。
世界で9番目となるポルシェ・エクスペリエンスセンター東京。日本の伝統工芸品の江戸切子をモチーフにした建物
敷地内の様々なコースではポルシェの走行性能を安全に体験できるほか、ラウンジやレストラン、ミーティングルームも併設されている。輸入車ブランドが国内にこのような規模のスポーツドライビング施設を建設することは日本で初めてであり、自動車業界随一とキルシュ氏は胸を張る。
敷地内には様々な目的に合わせたコースがある
ドイツ・ニュルブルクリンク北コースの"カルーセル"やアメリカ・ラグナ・セカの"コークスクリュー"を再現したコーナーを体験できるサーキット
キルシュ氏が、同センターがある千葉県木更津市の地域社会とのパートーナーシップを強調し、企業市民としての責任を果たすと明言したのは注目に値する。
ポルシェジャパンでは独自の包括的なCSRプログラム『Porsche. Dream Together』を2020年11月に立ち上げ、木更津の環境保護や地域連携を深める活動を推進しており、災害が発生した際に、同社が地域支援のため木更津市に協力をする協定書を2021年9月30日付で締結している。
本格的なオフロード走行も体験できる
さらに、木更津市で有機栽培されたお米を木更津市内の小中学校へ提供する「木更津有機米学校給食プロジェクト」への協力や、11月21日に開催される千葉県在住の方々を対象のチームランニングイベント「ブルーベリーRUN」では、ここポルシェ・エクスペリエンスセンター東京を会場として提供し、約1,000人のランナーが参加する予定だと明かす。
レストラン「THE 906」
同センターが建つ木更津市道125号線が「ポルシェ通り Porsche Strasse」(ポルシェストラッセ)と命名されたことは、ポルシェジャパンと木更津市の協力関係の象徴だろう。輸入車ブランドが日本の公道でネーミングライツとして選ばれるのは初めての例だという。
「ポルシェ通り Porsche Strasse」と名づけられた木更津市道125号線
キルシュ氏に続いて木更津市副市長の田中 幸子氏が登壇、ゼロカーボンを目指す同市と、ポルシェの未来に向けたビジョンが一致したと、同センター開業の祝辞を述べた。さらに千葉県知事の熊谷 俊人氏からの祝電が朗読された。
「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」は、アクアラインを使えば東京都心からのアクセスも良好だ。この日のオープンセレモニーを見ると、ポルシェファンならずとも、広くクルマ愛好家が気楽にポルシェ・ブランドに触れ、体験できる施設との印象を得た。
興味を持たれた向きは、下記宛て詳細を問い合わされたい。
ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京
千葉県木更津市伊豆島中ノ台1148-1
0120-718-911 / 受付時間:9:00-18:00 (定休日:日曜日、月曜日)
写真提供:ポルシェジャパン(株)
]]>◆小関和夫さん
「日本のワンボックス/ミニバン史」第2回
「国産ワンボックス誕生記」
◆当摩節夫さん
「カタログとその時代」第110回
「BMWアート・カー」
日本のトラック・バスの歴史
トヨタ TOYOTA
■トラックFA/DA系 ■ダンプ系 ■消防車系 ■ バスFB/DB系 ■バスDR系
■バスRK系 ■スタウト系 ■ランドクルーザー系 ■マスターライン系
■コロナライン系 ■トヨエース系 ■ダイナ系
日野 HINO
■T系 ■Z系 ■TC系 ■THフルキャブ系 ■バスB系 ■ブリスカ系
■コンマース系
プリンス PRINCE
■マイラー系 ■クリッパー系 ■スカイウエイ系 ■ライト&ルートバン系
■マイクロバス系
ダイハツ DAIHATSU
■ニューライン系 ■コンパーノバン系 ■D150系 ■F175系 ■ベスタ系
■ハイライン系 ■ライトバス系
くろがね KUROGANE
■オオタ系 ■マイティ系 ■ノーバ系
年表
車種別生産台数
乗用車、トラック、バス、特装車の保有台数
金子皓彦先生と骨董市での愉快な時間
THE ALFFE 坂崎幸之助
工芸品に魅せられて
日本輸出工芸研究会会長 金子皓彦
寄木細工と木象嵌
対談 : 鈴木康弘(箱根町立郷土資料館館長)
明治の輸出陶磁器
対談 : 花井久穂(茨城県近代美術館美術課主任学芸員)
輸出漆器としての駿河と会津の漆工芸
対談 : 小林公治(東京文化財研究所広領域研究室長)
麦わら細工と貝細工
対談 : 藤塚悦司(大田区立郷土博物館学芸員)
横浜芝山漆器(芝山細工)
対談 : 宮崎輝生(芝山師、横浜マイスター)
横浜観光物産
対談 : 石崎康子(横浜開港資料館主任調査研究員)
骨董市主催者に学ぶ骨董の面白さとコレクションの育て方
竹日忠芳(骨董商、株式会社骨董市代表取締役)
特別鼎談 コレクターの楽しさと使命
丘みつ子(女優・陶芸家)
末吉敏道(コレクター)
金子皓彦(日本輸出工芸研究会会長)
学兄・金子皓彦著『西洋を魅了した「和モダン」の世界』の出版を祝って
茨城大学名誉教授・土浦市立博物館館長 茂木雅博
あとがき
限定300部で製作いたしました『ホンダNSX 特別限定版』については、短期間で品切れの状態となり現在も「完売」の状況が続いております。
弊社では、発売後すぐに『ホンダNSX 特別限定版』をご注文していただきながら、手に入らなかったお客様のお気持ちにお応えしたく、対応を検討してまいりました。
印刷・製本所に相談しましたところ、『特別限定版』を製作した際の"余丁"が残されていることがわかりました。
製作工程が手作業ということもあり、多くの資材を用意していたためです。
そこで、急遽この余丁分を使用して製本を依頼をし、50部の『ホンダNSX 永久保存版』を製作することができました。
『特別限定版』の購入をご希望で、書店等でお探しいただいている方は、こちらの書籍をご検討いただければ幸いです。
なお、こちらは異なる工程で製作したものになりますので、『ホンダNSX 特別限定版』とは仕様を変更した点がございます。
詳細はページ下部の、「永久保存版の概要」をご参照ください。
『ホンダNSX 永久保存版』をご希望の場合は、弊社へお電話またはメールにて直接ご注文ください。
お電話の場合:03-3295-5398(販売部)※平日のみ
メールの場合:http://www.mikipress.com/direct-shopping/pgdmailform.cgi(直接購入フォーム)
※土・休日はメールの返信ができません。申し訳ありませんが、この間にいただいたメールの返信は翌営業日となります。
※土・休日はお電話での対応ができませんので、上記フォームにてご連絡をお願いします。
※『ホンダNSX 永久保存版』は、販売予定部数に達しましたので、
受付を終了いたしました。ご注文感謝申し上げます。
なお、ご注文フォームよりご連絡いただきました方々には、
ご購入の可否も含めて、弊社販売部より、順次ご案内をさせていただきますので、
今しばらく、お待ちいただければと存じます。
どうぞよろしくお願い申し上げます。 三樹書房 販売部
なお、少部数のみの製作のため、通常の書店配本はしておりませんので、ご了承ください。
また、現在庫は製作できた50部限りとなりますので、こちらについても早期に品切れとなる可能性がございます(ご注文順に出荷いたします)。ご理解いただいたうえでご注文いただけますようお願い申し上げます。
『永久保存版』の概要
■『永久保存版』製作の経緯
ホンダNSXの「特別限定版」は、1990年に誕生したホンダNSXの30周年を記念して300部製作し、2021年6月28日に発行いたしました。
その後多くの方からご注文をいただきまして、完売することができましたが、残念ながら手に入らなかった方がやむを得ず発生してしまいました。
弊社では、そうした方々に向けて、この『永久保存版』を50部製作することいたしましたため、弊社からの直送による販売を原則としています。
■『永久保存版』の特徴
※『特別限定版』と本文内容・表紙は全く同じですが、仕様の異なる点は下記の通りです。
1.『永久保存版』用にホンダNSX-R GTのサイドの写真を表面に収めて、『特別限定版』の白色ベースから黒色ベースに変更し、専用のラベルデザインを採用しています。
2.専用の外箱に貼られたこのラベルの裏側には、開発責任者の上原繁氏直筆のサインと共に50部製作を示す、1/50の文字も書いていただきました。
3.『特別限定版』に付録として添付していた上原繁氏直筆サインが書かれた「ホンダNSXのカード」は入っておりません。
4.『永久保存版』は50部製作していますが、300部製作した『特別限定版』の最終ページにあるシリアル番号(NO.1―NO.300)を示す検印はありません。(1/50の文字はシリアル番号ではありません)
5.『永久保存版』の価格は、専用のラベルのデザイン代と印刷費など製作にかかった実費のみ800円上乗せし、本体価格は6800円(税別)としています。
写真左が50部限定の永久保存版。右は品切中の特別限定版。
箱裏面に上原繁氏のサインと1/50の文字。
『永久保存版』の外箱のラベルデザイン。
※限定300部で刊行した『ホンダNSX 特別限定版』につきまして、本書完成前に製作したサンプル試作(No.000)が数部保管されていることがわかりました。
試作のため流通されないものですが、今回ウェブでのご案内に限り、特別に販売することにいたしました。(内容や体裁は製品と変わりありません)
本サンプルのご購入をご希望の方は
k-toyama@mikipress.com(担当:遠山)までご連絡ください。
※サンプル試作版の販売は、予定数に達しましたので終了いたしました。
ご注文ありがとうございました。 三樹書房 販売部
◆小関和夫さん【新連載】
「日本のワンボックス/ミニバン史」第1回
「ワンボックス車出現まで:欧米編」
◆当摩節夫さん
「カタログとその時代」第109回
「AMC グレムリン(Gremlin)」