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	<title>なんのこれしき</title>
	
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		<title>夏は終わらない （シンガポール日記80）</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Sep 2011 20:00:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>　
こんにちは、Alexです。
　
「シンガポール日記が79回で終わるのはキリが悪いので、あと１話書いて80話で終わりにしましょう。」ドラゴンラボラトリー社より、そんなありがたいお申し出をいただきました。
最終話を書いたにもかかわらず、きれいに終われないズッコケ感が「Alexらしくてスキ☆」と思ったので、ぬけぬけと筆を取っております。この場をお借りいたしまして、改めてドラゴン堀口さんに、感謝の気持ちを申し上げます。
　
 さて、今回は久しぶりに、仕事ネタです。
　
 Alexは仕事の大詰めを向かえ、数ヶ月の間、毎日16時間労働、休みなしで働いておりました。家ではシャワーを浴びて、自分を清潔に保つだけで精一杯な生活。ファッションや美容からは距離を置き、顔に塗るクリームがなくなれば「ハンドクリームでいいや・・・」と。。。。女性としては、どこまでも転がり落ちていく有様。
　
ところが、会社の立ち上げ業務とは、まるでお祭りのようなおもしろさがある。中毒性のある熱中感。毎日、何かがうまくいかなくて大変な騒ぎになるものの、自分がいないと会社が回らない状況と、なんとしても成功させたい使命感が私を突き動かしていた。
体も悲鳴を上げている。いつも体中が重く、気を抜くと倒れてそう。時々、心臓が「ドクッ」と異様に大きな鼓動を打ち「心臓発作の予兆？」と思う。極限の状態なのに、それでも働くことが楽しくて、自分を止められなかった。
　
 Alexは主にデスクワークですが、グループ各社の中で、別の役割もある。
例えば、シンガポール人の男性スタッフが、職場で殴りあいになる大喧嘩をした時。現場スタッフから、「大変だ！今すぐ来てくれ」と、SOSの電話がかかってきた。日本人駐在員（男性）マネジャーは、あまりの出来事に、現場で体をふるわせているらしい。
 
SOS電話から１時間後に飛び込んできた私を見て「Alex・・・・よかった来てくれて」とスタッフが駆け寄ってくる。現場のマネジャーに許可を頂いて、大喧嘩したスタッフと目撃者の話をひとりひとり聞く。
　
最初は息巻いているものの、じっくりと状況を丁寧に聞いていくと、荒れた気持ちもだんだんおさまってきた。
　
そして。。。。。。最後は、やっぱり「ケンカは両成敗」
　
コラー！！！あんたたち、なにやってんの！ヽ(｀Д´)ﾉ
　
みんなシュンとして、ばつの悪そうな顔をしていたけれど、同時に、私に怒られることを待っていたようでもあった。「あーあ、怒られちゃったね(*´3｀*)ゞ」「まぁまぁ」「しょうがねーな」「Alexはおっかねーな」「そうだな、あはは」と、いつものやんちゃで穏やかな空気が戻ってきた。
　
 まったくもう・・・と思う一方で、Alexには、彼らが助けを求めたことが嬉しかった。私なりに、スタッフと心がつながっている実感があり、信頼できているから怒ることもできるのだ。
　
そんなやり甲斐と多忙さは、シンガポールで勤務する現場の人達が理解していたものの、Alexを評価する本社さまは、何も知らなかった。
　
 残念なこともある。
私の雇用契約は「3ヶ月後に給料確定」と書いてあったが、３ヵ月後も音沙汰がない。恐れながら本社さまにお伺いをたてると、「え？そんなこと書いてあった？まぁ、うちは4月にしか給料改定はしないから、それまで待って。え？シンガポールは雇用確定書もいるの？それってどう作るの？なんか見本ある？あ、日本語もつけて送ってくれる？」
　
・・・・はい、わかりました。あの、それから見習い期間ということで、最初に言われていた給料より、毎月15万円も給料が安いんですけど・・・
　
「ほんと？それは問題だな。じゃあ、とりあえず『3ヵ月後には給料は上がらなかった』っていう決定がされたってことにしたらどう？まぁ、わかるでしょ？３月には考えるしさ」
　
　
  ・・・・本社の人事担当役員の発言は、なんて心強いんでしょう（涙）
　
・・・・まぁ、考えても仕方がない。３月まで待つことにする。「悪法もまた法なり」と皮肉めいて自分に言い聞かせる。実際のところ、現場ではたくさんの仕事をするにつけ、学ぶことも多く、物知りになることもあった。そして、各社のスタッフとも、親しくさせていただいたのは、事務職ながら嬉しかった。スタッフにも「いつ休んでいるんですか？」と言われるほど、
　
こんな状況は、Alexの私生活にも影響していた。
一緒に住んでいるM氏が、ある日、Alexの仕事中（とはいえ夜中）に電話をかけてきた。
　
「もうすぐクリスマスだから・・・・僕と、デートしてくれませんか？」
　
　
　
　
  ・・・・・・・・・・。
　
　
　
  一緒に住んでいる人が、アポイントをとらないと会えないほど忙しい私って・・・・・
　
　
  あ～あ。またやっちゃった。
　
30後半で、こんなに自分のことを大事にしてくれる人にめぐり合えただけで、とっても幸せだと思っていたのに・・・・。私って、本当にバカだな。仕事に夢中になりすぎて、一番身近な人のことを忘れていたよ。M氏に、本当に申し訳ない。
　
　

  お恥ずかしい話ですが、Alexが仕事に夢中になってから、家の仕事（掃除、洗濯、アイロンなど）は、全てM氏が帰宅後にやってくれていたのです。私がどんなに忙しくても、いつも部屋や台所がピカピカで、洋服もきれいにアイロンがけされていた。
　
  「Alexが、仕事が好きなのがわかっているよ。でも、このままじゃ体を壊すから、シンパイよ」と言う。
　
 「さみしかった？」と聞くと、「チョットネ」と、恥ずかしそうに天井に目線をやりながら、口をすぼめる。
　
  ああ、ごめん。この数ヶ月、わたし、自分の仕事以外のこと忘れてたね・・・・・。
　
 人に何かを強要することがないM氏の気持ちは、Alexには充分に響いた。改めて、クリスマスを口実に、二人でおしゃれをして食事に行くことにした。
　
 Alexは「ライフ　ワーク　バランス」なんて言えるほど、生活も心もゆとりがないままだけれど、M氏がいるから、心のバランスが取れているのかもしれない。
　
　
タブンネ
　
　
そうだね。
　
　
 これからも、時々、一番近くにいるあなたに「ありがとう」を言おう。
　
　
～Alexの夏は、まだ終わらない～

　
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		<title>シンガポール日記終了のお知らせ（シンガポール日記79）</title>
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		<pubDate>Thu, 04 Nov 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  &amp;#160;  シンガポール日記は、本日をもって終了します。  &amp;#160;  え？  &amp;#160;  「結論を最初に言え」と言われたので、本当に最初に結論だけ言うと、「順を追って話せ」と怒る上司に、新入社員の頃は、相当戸惑ったことを思い出しました（笑）  結局、その時代から全く進歩していないことに気付くAlexです。  &amp;#160;  実は、この「なんのこれしき」ブログは、今まで株式会社ドラゴン・ラボラトリーズのスポンサードを受けて書かせていただいておりましたが、このたび、ドラゴンラボラトリー社のウェブサイト変更に伴い、このコーナーは終了の運びとなりました。  &amp;#160;  せっかく「シンガポール日記」を通して皆様とお知り合いになれたのに残念ですが、まずは書面をもちまして、今まで応援してくださった読者の皆様に御礼を申し上げます。  &amp;#160;  推定数万人を越える気長な読者の皆様には、私のトホホな経験が、皆様の人生の成功の踏み台になることを、祈ってやみません。  &amp;#160;  次に、Alexが自由に書き続けることを、温かい目で今まで放置してくださったドラゴンラボラトリーの皆様。まず、書くきっかけを頂戴したこと、そして、日々のこまめなご連絡、応援、そして励ましに支えられて書き続けてまいりました。お声がけがなければ、一生ブログを書くことはありませんでした。心より感謝しております。  &amp;#160;  最後なので、Alexの『シンガポール日記』を読んでくださっている方々へ、少しご紹介です。  ダメダメAlexに諦めることもなく、唯一「インテリジェンス」を注ぎ続けてくださった気長な（ヘレンケラーの）サリバン先生的存在が、Alexにとってドラゴンラボの皆様でした。彼らの知性がAlexの現在にはあまり反映されていないのですが、それはAlexの力量が劣るためとして、いつか将来に活きることと信じて、まだまだ勉強を続けようと思います。  &amp;#160;  日本に在住されている読者の方々、もし機会がありましたらドラゴンラボの講座も是非ご体験くださいね。私は大好きです。(^-^)ｖ   &amp;#160;  &amp;#160;  最後に、「シンガポール日記」をつづってみて、Alexの発見です。  &amp;#160;  人はまだ、美しくて優しい  &amp;#160;  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>少子高齢化と国籍変更と愛国心（シンガポール日記78）</title>
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		<pubDate>Thu, 28 Oct 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  「部屋とYシャツと私」という曲のタイトルを思い出しました。  女らしくてかわいいような、でもちょっと怖いような歌があったことをご存知の方は、今、どのくらいいらっしゃるのでしょうか？  YouTubeで見ることができます    → http://www.youtube.com/watch?v=re3PzspwEWo  流行した頃に聞いていた頃は、「女って怖い」と思っていましたが、振り向けばアラフォー世代なAlex。改めて聞くと、「・・・・・かわいいかも。こんなのも、悪くない」なんて思ってしまう。  &amp;#160;     年頃を通り越えた女は、無垢な乙女心を再び取り戻すものである（Alex2010）   ･･･世界の名言名文句集を購入したので、最近は、わざと格言的な文章にしてつぶやくことがお気に入り。こんなことで、一人でクスクス笑っているAlexは、ハッキリ言ってかなり危ない中年にも見える。  &amp;#160;  さて。  文章のタイトルをつけただけで、一人で盛り上がってしまいました。  &amp;#160;     たわいない出来事にいつまでもムダ話ができるのは、女の特徴である。（Alex2010）   &amp;#160;  ・・・・・って、しつこいですから！！（←民衆のツッコミを一人で）  &amp;#160;  はい、すみません。さっさと本題に入ります。  Alexのように、外国人がシンガポールに滞在して労働するには、会社にビザのスポンサーになっていただかなくてはなりません。以前書いたことがありますが、会社を辞めるとビザがなくなるので、新しい会社でまたビザを申請して・・・・の繰り返し。  シンガポールに長く住むかどうかは別として、何かと不自由が多いので、シンガポールの永住権を申請する方向で考えることにしました。  「永住権を申請するなんて、すごい覚悟だなぁ」と思うなかれ。  シンガポールでの永住権は、金銭的にもメリットがあり、同時に、会社を辞めてもビザのことで悩む必要もないし、この国で暮らすの自由が増えるのです。  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>グット・クオリティ（高品質）（シンガポール日記77）</title>
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		<pubDate>Thu, 21 Oct 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  &amp;#160;  シンガポールに来てから、素敵な店員さんに出合う機会があまり多くありません。  全体的に、店員さんは（日本人には）押しが強く感じて、商品を眺めることもできないほど、あれこれと声をかけられ勧められ、いざ商品について質問をすると「グットクオリティ（品質がいい）」しか言わないこともしばしば。  &amp;#160;  そんな回答、ワシにもできるんだわぃ  &amp;#160;  と、大正生まれのじいちゃんになることも、数知れず。しかし、相手がこれでは買い物をする張り合いもない、というもの。  &amp;#160;  ところが先日。シンガポールに来て2年。初めて、説明上手な販売員さんに出会ってしまいました。  &amp;#160;  Alexは・・・・・・自分の買い物欲求をわざと押さえ込むのが好きです。「生きるのに必要か？」「なくても暮らせるか？」「今持っているもので、代替品できないか？」と自分に問いかけ、「ほしい」「いや、我慢」と自問自答を続け、結局のところ、買わずに節約する。えてして、こんな面倒くさいことを強いるのは、1万円くらいで「なくても生きられるけれど、手に入れたらもっと豊かに生きていける」という代物。  &amp;#160;  そんなAlexが、いつもずっと欲しいと思っていた贅沢品は、「ミキサー」。  でも、どうせミキサーを買うならば、同じ原理で作動する「フードプロセッサ」機能があれば願ったりかなったり。ところが、ミキサー＆フードプロセッサという組み合わせが、なかなか見つからない。もし機能が１つであれば、安く中古市場で出回るのを待ちたいところだが、なかなか出物がない。  &amp;#160;  そんなある日。  &amp;#160;  自宅にどうしてもコピー機が必要になり、コピーもできるプリンターを買い電器屋さんに行った時のこと。プリンターは最安値のものにとっとと決めてから、ぐるりと店内を見回してミキサーの場所で立ち止まって見て見た。大変めずらしく、店員さんが声をかけてこないので、（※声をかけない接客が一番ありがたい）ミキサーの棚を、隅から隅まで手にとって、丹念に見ることができた。  &amp;#160;  この売り場の担当者らしき、インド系おじさん店員は、とてもうまかった。  &amp;#160;  Alexが自分の好きなようにずーーーーーーーーーーーっと見て、見終わった頃に、「商品の説明は必要でしょうか？」と声をかけてきた。  &amp;#160;  私は最初、このインド系おじさんが調理器具の説明ができるとは思えなかったのですが、興味本位で「お願いします」と言ってみた。（心の中で、『グットクオリティ』って言うんじゃなかろうね・・・とか、ちょっと意地悪なことを思っていた）  &amp;#160;  全くもって・・・・・・見た目や第一印象で人を判断してはいけないものだ。  &amp;#160; [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>不自然なもの（シンガポール日記76）</title>
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		<pubDate>Thu, 14 Oct 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  2010年9月中旬。  &amp;#160;  世界中で大人気のiPhone4をM氏が（自分用に）買ってきた。（3週間待ちだったらしい）  &amp;#160;  そもそも我々は、iPodすら持っていない。  時代から取り残されていることを知らずに2010年を迎えてしまった・・・・・・ということに、iPhone4は気付かせてくれた。どうやら使う前に、パソコンでiTunes をインストールしてから、iPhoneを接続して、初期設定をするらしい。  &amp;#160;  これがやっかいだった。  &amp;#160;  AlexのパソコンでiTunesサイトを開くと、自動的に日本語のiTunes画面が出てくる。M氏の携帯なので、iTunesを英語でダウンロードしなければ意味がないのですが、どう頑張っても日本語画面しか出てこない。  &amp;#160;  ・・・・・・あれこれ試し続けて2時間経過。  &amp;#160;  この日は諦めて、寝た。  &amp;#160;  翌日、観念して日本語でダウンロードした後に、言語切り替え画面が（やっと）でてきて、英語で設定できたのでした。  日本語をよく遣うパソコンだからといって、勝手に「日本語じゃないとダウンロードできないサイト」に誘導されるのは、日本語が読めない外国人には、手も足も出ない。  表現を変えれば、言語が違う人達がパソコンを共用すること自体、「開発者が想定していなかった利用状況」なのかもしれませんが・・・・  &amp;#160;  原因はともかく、素人には、甚だ使い勝手が芳しくない。  &amp;#160;  自分がやりたいことと、パソコンが判断してくれることがチグハグになる。例えば、グーグルでニュースを見ると、いつも自動的に日本のニュースの画面が出てきて、スパッと最初からシンガポールのニュースを見せてくれ・・・・と、設定方法がわかるまでは、一人で困っていた。  &amp;#160;  ＊  &amp;#160;  話は変わって、「シンガポールの朝」。  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>フリーマーケット（シンガポール日記75）</title>
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		<pubDate>Thu, 07 Oct 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  Alexの家にあるマネープラント（金のなる木・・・若くて細い竹で丈夫な観葉植物）は、最近病気になったらしい。少しずつ黄色くなって、一本・・・また一本・・・乾いて軽くなってきました。  &amp;#160;  縁起悪っ！   &amp;#160;  と思っていたら、やはり・・・・・・。  ふとしたはずみに、デジカメを落としてしまいました。以降撮影する全ての写真には横線が入ります。保証期限はとっくに切れており、修理代見積もりS$230・・・・この金額を払うくらいなら、新しいデジカメを買ったほうが良い。  &amp;#160;  金のなる木は、未来を伝える力があるのでしょうか？  &amp;#160;  さて、金のなる木も病みいるAlexの家では、今、大掛かりな整理整頓をしております。  たった２つのトランクでシンガポールにやってきて2年。  使わないものが家の中を占拠していることに気がつきました。  &amp;#160;  理由は２つ。     初に住んだ家は家具なしだったので購入し、引越先は家具つきの家なので不要になったものが多いこと     無料のものは、もらってしまうAlexの癖    &amp;#160;  そう。     「赴任期間が終わったので、帰国します」   [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>生活のあれこれ（シンガポール日記74）</title>
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		<pubDate>Thu, 30 Sep 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  &amp;#160;  昨日、階段を下りている時に、ヒールが階段にひっかかって、「あっ！」と言う間に正座で階段を滑りおり、どさっと階段の下に落ちました。  &amp;#160;  イ・・・イタイ。そして、恥ずかしい・・・・・・。  &amp;#160;  周りにいた人々は衝撃の光景に言葉を失う。異様な静けさの中、回りの視線が全身に突き刺さるのを感じながら、パンパンッっとズボンのほこりを払い、何事もなかったかのように、スタスタとその場を去りました。ズキズキと痛む足を無表情でごまかしつつ歩きなが、らこう考えたのです。  &amp;#160;  反射神経がよかった自分は、もう10年以上前の記憶だったのね・・・・・・。  &amp;#160;  とっさの反射神経もゼロで、骨折しそうな転び方をしてしまった昨日の自分に、心から傷つきました。  &amp;#160;  年を取るとは、こういうことなのでしょう。  &amp;#160;  さて・・・・本日は、家の中の何気ないこと。トピックスにつながりがないのは、老いのせいか、気落ちしているせいかもしれません。これに懲りず、今回もどうぞよろしくお付き合いお願いいたします。  &amp;#160;  ＊  &amp;#160;  シンガポール男子には18歳から兵役があります。  これはポスト入っていた一枚。  おそらく、この家のオーナーの息子さんが18歳になられて届いた、兵役への召集令状だと思います。  一般知識として兵役があることは知っていたのですが、生の令状（推定）を見るのは初めて。  外国人にはこんな書類を見る機会がないので、興味深くて記念撮影させて頂きました。  18歳のシンガポールの青年たちは、きっとこの赤紙が届くのを恐れながら、「うわーっ！ついに来た！」とか言うに違いありません。  &amp;#160;  ＊  &amp;#160;  生活の知恵編。 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>相棒（シンガポール日記73）</title>
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		<pubDate>Thu, 23 Sep 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  最初に会った時から、私は同僚のLさんの黄色いタンポポが花開いたような笑顔が好きでした。コロコロと笑い、雰囲気を和ませるような、温かい気持ちになる。  時に自分を抑えられなくなることもあって、厳しいことを言いすぎて人とぶつかったり、誰かに目をつけられて引き抜いてもらったり・・・・・・と、シンガポールで18年間の生活を話してくれた。  &amp;#160;  「上司と合わなくて会社を辞めたら、次に働いた会社が、その2件隣でね。あの時は、居心地悪かったよ」････と、冗談のような本当の話。  「いくらなんでも・・・働く前には、心が苦しくなるって、思わなかったの？」  「ううん。私、バカだから考えなかったのよね。働いてから、シマッタ！って思った」  ・・・・・・て。(笑)  &amp;#160;  結局そこもしばらく働いて辞めたそうですが、大変そうな話も彼女が笑いながら話すから、こちらもおかしくて仕方がない。  彼女の人生には色々あったようですが、能力の高さに感激してスカウトされた・・・というのが、彼女がこの会社に入ったいきさつらしい。ただ、彼女は今いる会社を経験として使うつもりのようで、彼女の将来の目標は、はっきりとしていて、そして、この会社とは違うところにあるようだ。  彼女は自分の部下の面倒を良く見ているようで、過去の職場の部下からも、よく連絡がきて会っているという。「お姉さん」的な頼りがいがある雰囲気がある。  また、仕事で決め事をする時には「これができなかったら私の部下（将来できる）にメンツが立たないから、こうしてもらわないと困る！」と、息巻いてAlexに突っ込んでくる様子は、まるで弾丸だ。  &amp;#160;  そんな彼女も含めて、大好きだ。  &amp;#160;  Alexの仕事は、Lさんたちが働きやすい環境を作ることと心得る。出来る範囲でLさん主導で会社のルールが決まっていく。   &amp;#160;  たまに、Alexとして譲れないところもある。  たとえば「どこの会社でもやっていることだから、役所提出用のニセの書類を作ってもらえる？」と言ってきた。  「う～ん。どこの会社でやっていても、やるかどうかは、自分達の判断だよね・・・。Lさんには苦労をかけるかもしれないけれど、ごまかしは『しない』と決めたほうがいいと思う。自分の意見を言ってもよければ・・・・私はやりたくないんだ。。。」と答える。（確か、これがばれたら会社の責任者はムチ打ちの刑になるはずだ。やらないほうがいいに決まっている）  &amp;#160;  この一件については、珍しくAlexは意見を言った。  &amp;#160;  「・・・・・・確かにそうだね。もう、迷うのを止めた。ありがとう。覚悟したよ」と翌日になって、Lさんは言った。  &amp;#160;  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>わからなくて大変だったこと（シンガポール日記72）</title>
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		<pubDate>Thu, 09 Sep 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  シンガポールに来て2年が過ぎると、この国で暮らしていく基本的なことには困らなくなってきました。  とはいえ、忘れたくないものがあります。  それは、この国に来た当初、些細なことがわからなくて困る気持ち。  たとえば、電車やバスに乗れば10分で家に帰れるのに、方向もどのバスに乗ったらいいのかも、駅の方向もわからなくて、40分もタクシーを待つ・・・・という、バカバカしく、どうしようもない不自由感。知ってさえいれば、簡単なことなのに・・・・。  「わからなくて大変だったこと」を覚えているから、新しくシンガポールにいらした方には、わりと寛大なAlexです。  &amp;#160;  さて。Alexが勤務する会社は、海外進出をはじめたばかりの地方中小企業で、全てにおいて不慣れな感がある。  一方、現地で働くAlexにとって「他国の事例に沿わないほうが、実は簡単」という類の仕事がある。それは、就業規則を含む、社内のルール関係を作る時。  日本と違って、シンガポールでは就業規則は届け出る義務がありません。勝手に社内で作って運用保管しておく役割です。だいたいの会社は持っているでしょうが、コロコロ変えるのでスタッフに見せない。。。という意向のセコイ会社もあります。（笑）  ・・・・ある時、突然会社のルールが変わってることがあるんですよ。Alexが最初に勤めた会社の社長はそうだったんですよ。彼の意向でいつでもスタッフを陥れることができたのです。  &amp;#160;  ある意味、怖い国ですよね(^^:)  &amp;#160;  まぁ、それは悪い例にせよ、シンガポールにも、定番中の定番なる就業規則の例がある。ビジネスの出だしには、ほとんど丸写しで少し自社流に直す程度で十分だとAlexは思います。人がそろって、ビジネスは本格的に動き始めてから、あれこれと実際の働き方と制度の不具合を調整したほうが、てっとり早く形が整うと思われます。     Q: じゃあ、定番中の定番はどこにあるの？    A: シンガポールの法律は頻繁に更新されるので、現地のコンサルタントと名乗る会社に日本語で頼むのがラクでしょう。   経営コンサルタントを名乗る方は玉石混交ですが、基本的な就業規則をつくる程度なら、割と簡単な仕事なので、気が合うコンサルタントに依頼するのがよいでしょう。  そうやって、何もないほうが簡単に決められる就業規則なのですが・・・・Alexはアメリカの事例を渡され、「これをシンガポール風に直して」と指示されました。  いま、Alexはタイプが異なる複数の会社の面倒を見ています。事例はそのうちの1社だけを前提とした資料なので、出だしから厄介な状態です(`A`) [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
&lt;a href="http://feeds.feedburner.com/~ff/nankore?a=w0MeUL_MfXE:AGx759nZ3D8:yIl2AUoC8zA"&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~ff/nankore?d=yIl2AUoC8zA" border="0"&gt;&lt;/img&gt;&lt;/a&gt; &lt;a href="http://feeds.feedburner.com/~ff/nankore?a=w0MeUL_MfXE:AGx759nZ3D8:D7DqB2pKExk"&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~ff/nankore?i=w0MeUL_MfXE:AGx759nZ3D8:D7DqB2pKExk" border="0"&gt;&lt;/img&gt;&lt;/a&gt;
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		<title>日本語は格好いい（シンガポール日記71）</title>
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		<pubDate>Thu, 02 Sep 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  たぶん、アジア圏だけの流行だと思うのですが  &amp;#160;  「日本語は格好いい」  &amp;#160;  と思われているフシがある。  格好いいのと同時に「品質が良い」という印象を与えるらしい。某隣国では100％地元企業なのに、「ヨコハマ」という社名をつけて、大人気になるほど、「日本」のパワーはアジア圏ではまだ健在です。  &amp;#160;  何カ国かで暮らしたことがある方は、「基本的に日本人というだけで敬意の目でみてくれるのは、アジア圏だけだね。だから、日本人にはアジアは暮らしやすいよね。俺、アメリカに居た時は、アジア人め｢こっち来んな｣くらいの扱いを受けたことがあるよ」とおっしゃる。  &amp;#160;  それは確かに・・・・・・と思うフシはある。  &amp;#160;  そういうわけで、ファッション、音楽、TVドラマ、食事、そして日本語ですら「素敵」に見えてしまうシンガポールで見つけた「おしいっ！」のパターン。  カタカナでは、ソとン、 シとツ （略して損失？）の間違いが、最も多いように見える。バイトがてらに、こういう印刷物の「ソンシツ」程度の最終チェックを仕事にできないかなぁ・・・と思うことがある。  &amp;#160;  例えば・・・・・・     ポテトチシプス （＊ポテトチップス）           マンゴヅユ－スの飲み物 （＊マンゴージュース）     [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<item>
		<title>大騒ぎな人々（シンガポール日記70）</title>
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		<pubDate>Thu, 26 Aug 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  シンガポールは今日も、朝から刺すような日差し。バスに乗って１分、坂を上ればそこは今の職場。仮事務所。スタッフはまだローカル3名（Alex含む）。  日本本社では、駐在員になる人たちが選ばれたらしい。これからシンガポールに来る彼らがどんな人達なのか・・・・・どうか、心が良い人達でありますように。私は今まで「駐在員」という立場で、いい人に会ったことがないんです。   &amp;#160;  彼らのビザ申請の準備をし、必要な書類を整え、申請する。  そのうちの一人が、ビザが取れなかった。  でも、こんなことは、割とよくある。どうしてこの人材がシンガポールに必要なのかアピールの手紙を送ると、政府の認可が下りてうまくいった。そして、駐在員全員分のビザがとれた。  &amp;#160;  こうやって淡々☆黙々と仕事を進めていくAlex（正攻法で、最後にうまくいけば、それでよいと思っている）に対し、日本の本社の人は大騒ぎだったらしい。  &amp;#160;  ・・・・ビザ申請が却下された。  &amp;#160;  ということで、その人の過去が悪いとか、顔が悪い、頭が悪い、とからかわれたらしい。ご本人も、そんな事実が公開され、みんなの冗談がとても苦しかった、と後から聞いた。  &amp;#160;  ・・・・・・Alexは部長1人にしか報告していないのに、なんで日本では職場のみんなにまで伝わっているのでしょう？ご本人が気の毒だと思った。  &amp;#160;  ま、そんな出来事にからめていえば、再申請がうまくいった日は、丁度、日本で役員会の日だった。  &amp;#160;  ・・・・・・きっと良い報告事項で、海外担当部長の顔も立つだろう。  &amp;#160;  そう思って電話すると「本当か!?今、役員会の最中だけど、発表しても大丈夫か？」と言う。  （知ってます。あなたの顔が立つと思ったからこそ、メールじゃなくて、何度も電話したんです）と思っているけど、Alexは言わない。  &amp;#160;  Alexが今いる会社にとって、海外進出を始めたばかりなので、何事も大ごと。今後、30カ国に海外展開をしたいらしいのですが、本社の人は、例えば「イギリスとアメリカの手続きは一緒でしょ？」 と言いそうなくらいの成熟度。英語で書けば、全ての国に通用すると思っている社内の契約書も、「これ、シンガポールでは違法ですから・・・・」という条項が含まれていることもある。声を大にして言いたいっ！  &amp;#160;  英語を使っているだけで、   [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<item>
		<title>やさしい日本（シンガポール日記69）</title>
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		<pubDate>Thu, 19 Aug 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  日本に帰ると、親しい人に会えて本当に嬉しい一方で、目が回ってしまうことがあるのですが（参照：浦島な日本（シンガポール日記#031）、外人と一緒に日本に行くと、自分には当たり前になってしまった景色が新鮮に見えたりします。  Ｍ氏とAlexが日本に到着したはじめの数日は、Alexに用事があったので、M氏には一人で出かけてもらうことにしました。「言葉も通じないし、道もわからないし、僕一人で行って何をしたらいいんだ」とブーブー恨み言を言うM氏。  「せっかくのホリデイなのに、ごめんね。きっとあなたはTOKYOが好きになる思うよ」と言いながら、携帯を渡してM氏を放流する。  &amp;#160;  最初の放流地：六本木  &amp;#160;  ２時間後。  &amp;#160;  待ち合わせ時間にM氏は現れません。  &amp;#160;  電話してみると「ネェネェ、スゴイヨー。男も女も、すごくオシャレ！。オモシロイネェ。待ち合わせ場所には戻らないけど、いい？」  &amp;#160;  ・・・・おーい。いきなりですか(^^;  &amp;#160;  「じゃあ、自分で新橋駅に行くのよ。ゆりかもめ線の改札口で、4時にケンチャン（友達）が浅草を案内してくれるから」  &amp;#160;  ワカッター！ヽ(*`∀`*)ﾉ  &amp;#160;  Alexはそのまま、結婚式に参列し、M氏とは別行動をとることになっていた。  &amp;#160;  M氏はさんざん六本木を楽しんだ末に、自力で新橋駅に移動したらしい。けれど、東京のように「XX線のYY駅」という表現が、シンガポール人にピンとくるはずながなかった。  おそらく・・・・・・M氏はJR新橋駅の改札口で待っていたようだ。  でも、20分ほど待って「時間に正確な日本人が、待ち合わせ時間に来ないなんておかしい」と思ったらしい。  &amp;#160;  彼のライフライン「ゆりかもめ線 新橋駅改札」と日本語で書かれたメモを取り出し、通りがかりの人にメモを見せて、指をさしてくれる方向に向かって歩き、たどりついたらしい。  &amp;#160;  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<item>
		<title>次男でO型（シンガポール日記68）</title>
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		<pubDate>Thu, 12 Aug 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  以前、Alexがオーストラリアで先輩の家に住んでいた頃の話です。先輩は部屋を日本人（学生など）に貸しているのですが、先輩ファミリーが出かける時に、好意で「一緒に行く？」と連れて行くと「ふ～ん。なんだこんなの。」と、小ばかにしたような態度をとる日本の若者が多いらしい。「Alexはどこに連れて行っても喜んでくれるから嬉しいよ」と言われたことがありました。  楽しんでいるだけで、相手をも幸せにできるのですね。  ＊   さて、Alexの実家に滞在するAlexの彼、M氏は、両親ともりあがる。Alexの両親も田舎の人なので、 なにせお客様が大好き。  外人だろうが、英語が間違っていようが、話しかけようとする気持ちやもてなそうとする気持ちが前面に出てくる、物怖じしないアッパレなバイタリティの６０代。  あっはっは、おっほっほ、と居間で夜中まで盛り上がっている。  英語が通じなければ、そのまま日本語で話し続け、盛り上がって、不思議に輝いて見えるくらいだった。その雰囲気にM氏も「全然ワカラナイ。ハハハ」と笑って飲んでいる。  それは、お酒の力かもしれません。  Alexの父とM氏は、二人とも次男で血液型がO型ということが判明。  「そうか、次男でO型ならば、いいヤツだ。間違いない。」  ・・・・・・そんな理由でM氏と父は、初日から心が近くなった。  &amp;#160;  父によると、次男というものは自分の努力や思いやりをうまく表現できなくて、人に認めてもらえない割に合わない立場らしい。そのせいか、父は世の中の次男に寛大です。  （次男の気持ちについては、映画『エデンの東』をご覧ください）   &amp;#160;  その翌日。父とM氏は、二人でドライブに出かけてしまった。  ・・・・・・ (^^;  &amp;#160;   外出先で  「こんなにきれいな景色は見たことがない」  と、目を真ん丸くして、魅入られたように楽しむM氏を見たAlexの父。  「彼は、素直なヤツだなぁ・・・・・」と、それはそれは、大変気を良くしたのでした。  そんな様子を見て、Alexはオーストラリアの先輩のことを思い出しました。  &amp;#160;  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>父、娘の彼氏に会うの巻（シンガポール日記67）</title>
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		<pubDate>Thu, 05 Aug 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  日本に少し帰った時の話です。  Alexの実家に帰る際「緊張するからホテルに泊まろうかな」と言うM氏に、世話好きなAlexの母は「お金がもったいないから、うちに泊まりなさいよ。子供たちもいなくなったから、部屋も余っているのよ」と、スカイプを通して仕切る。Alexは実家のほうがラクだし、彼も母を知っていることで少し安心して覚悟を決めたらしく、実家に泊まることに。  &amp;#160;  それを知ったAlexの父は心穏やかではない。  &amp;#160;  Alexは兄弟が多いものの、一人娘（30代半ば）だったのです。  &amp;#160;  父はちょっと自分に都合が悪くなると、伝書鳩を使う癖がある。「俺はその期間上海に出張かもしれない」と、伝書鳩を飛ばす。（母が『お父さんがこう言っているのよ』と、代理でメールを送ってくる）。『Alexが友達を連れてくるだけだろ』『俺は、彼氏だとは聞いていない』『俺は会わない』と、60歳を過ぎた父はあらん限りの抵抗伝書を鳩に託し、海を越えて届けられた。  &amp;#160;  そんな状況ながらAlexとM氏は日本に到着し、あちこち遊んで、5日後にやっと実家に帰ることとなりました。その日は母が駅まで迎えにきてくれることになっていたので「予定通りの電車に乗った、到着は××時」と母に電話を入れる。伝書鳩は「お父さんは、『今日は飲み会で遅くなるから、会えそうもない』って言っているから、私だけでいくね」という。「了解。お手数をおかけしますが、よろしくお願いします」と、電話を切る。  &amp;#160;  駅に着くと、母が改札のまん前でAlexを見つけて、大きく手を振る。Alexの母はスカイプでM氏を見たこともあったので「ようこそ、ウェルカーム！」とニコヤカに彼の手を握った。「お母さん、久しぶり。すみませんね。わざわざ迎えにきてもらって・・・」と言ってふと顔を上げると、駅の柱の後ろから、黒いシルエットが近づいてくる。  &amp;#160;  声もださずに「よぉ」 と片手を上げる。  &amp;#160;  母が気づく。  「えっ！！！あらっ、いやだっ！お父さんっ！今日は飲み会だって言っていたじゃないの！！」  「いやまぁ・・・・早く終わったんだよ」  ゴニョゴニョと、そのあたりはあまり語りたくなさそうだった。  &amp;#160;  M氏とAlexは、一体何が起こったのかよくわからなくて、二人で顔を合わせる。  &amp;#160;  どんな表情をしていいのかわからなくて、少し気まずそうに、照れながら笑う父は、Alexに話しかけるより先に、  「ロングトリップ、タイヤード? ナイストゥーミートユー。 レッツゴー ホーム」   [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>ディズニーと魔法使い（シンガポール日記66）</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Jul 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  Alexは、友達の結婚式で、久しぶりに日本に行くことにしました。シンガポール人の彼、M氏は、「ずっと日本に行ってみたかった」と言うので、一緒に行くことにしました。  Alexの兄弟の一人がうつ病、というお話を書きましたが、今回は、その兄弟が「M氏に会いたい」というので、せっかくなので1日一緒に遊ぶことにしました。  そこは、みんなが幸せな気持ちになれる、ディズニーランド。  &amp;#160;   実際に会った弟は、処方されている薬が強いようで、身体の震えていて、目つきも上目遣いでギョロリとして、妙に乾いた唇。目・鼻・口など顔のパーツが中心に寄ってしまったように見えました。  &amp;#160;  彼のうつの症状はまだ落ち着いていないことも、今日はかなり無理して来てくれたんだな、ということも分かりました。（本人には言いませんけど）  &amp;#160;  同時に、彼がAlexとM氏に心を開いてくれているのはわかります。  &amp;#160;  「手、つないでもいい？」と聞くので「もちろん」と言うと、「30歳過ぎた兄弟なのに、気持ち悪くないですか？」とギョロリと睨みながら聞く。彼は身近な人に対する警戒心の緩め方を忘れてしまったようでした。  &amp;#160;  嬉しいよ(^-^)  &amp;#160;   Alexはそう言って、3人で腕を組んだり、肩を組んだり、手をつなぎながら、M氏と3人でディズニーランドを回りました。    基本的に弟とM氏は、相性が良いらしい。  「セカンドサン（次男）か！俺もだ！」と盛り上がっている。  &amp;#160;  M氏に至っては、ディズニーの魔法でよっぽど楽しくなってしまったらしく、パレードで踊り出し、写真をバチバチ撮りまくり、彼につられて私達も踊り、自分達のバカさ加減を「最高だねぇ」と笑い合っては、また踊って、笑う。  &amp;#160;  弟は、「人が楽しんでくれることが、自分にとって幸せだ」と言う。そんな彼自身が、とても満ち足りた様子で話しているのがよくわかった。  &amp;#160;  その日は、弟の家に泊まり、翌朝に別れた。  &amp;#160;  M氏は弟と硬く抱き合って「キョウダイ！」と読んでいた。（M氏はキョウダイという言葉を「男の絆」だと思っている） [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>うつ病（シンガポール日記65）</title>
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		<pubDate>Thu, 22 Jul 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。   日本の友達に頂いた「ちらし寿司の素」がうれしくて、大切に大切にずーーっととっておいたら、賞味期限が半年前に切れていることを発見しました。  ガーーーーーーン  貴重な高級品。どうしても捨てる気持ちになれなくて、今、ごはんを炊きはじめたところです。（←食べる気）  無意味にイチかバチか賭けに出てしまう、折れ線グラフなAlexの人生を、今後とも温かく見守っていただければ幸いです。  &amp;#160;  さて。  私はうつ病になれる素質があるのですが、今までのところ、しばらく寝ると「ここから出なくちゃ」という気持ちが戻ってきます。もちろん、数週間くらい廃人になって寝ている時もありますけど。  落ち込んだ自分に力が戻ってくるのは「自分自身の強さだ」と言う人もいるかもしれません。Alexの場合、むしろ周りにいる人達から力を頂いて、復活している気がします。  アイルランドの新聞によると、普通の人は6％程度、仕事を失った人（無職の人）が最もウツになる傾向が高く、2008年で22％。2009年で37％もいたそうで、世界的な不景気の影響だと分析しているようです。  出典： The Irish Times 2010年6月29 日http://www.irishtimes.com/newspaper/health/2010/0629/1224273546646.html  &amp;#160;   具体的な数は分かりませんが、シンガポールにもうつ病の方は多いようです。国家機密を担うようなスーパーエリートが発症すると、職場もそう簡単にはやめさせてももらえないので、普通の人のように環境をかえて治療するわけにもいかなくて大変らしい、と聞きました。  シンガポールの日本人会のクリニックにも心療内科を設置しています。慣れない環境で心を砕かれる日本人の方も少なくない、ということでしょう。  &amp;#160;  こんな世知辛い世の中です。色々な理由でうまく泳ぎきれない人は、Alexの周りにもいます。  &amp;#160;  Alexが大学生だった頃、大学/職場に馴染めなかった、彼氏・彼女と別れたなど、人間との係わり合いの仲で、うつ病になった友達が何人かいました。Alex自身が子供で、病気に対して理解が全くなかったせいで、本人に対して「そういう考え方じゃなくて、こう考えてみたら？」「なんで自分に合わないサークルに入っているの？合うサークルを見つけたら？」などなど、「うつ病患者への対応・べからず集」の典型的なNG対応（相手の考えを否定する、アドバイスをする）をしていたんです。  &amp;#160;  そんなAlexの兄弟の一人もうつ病になってしまったのです。理由はいろいろなものが重なったのですが、状況はとても深刻で、生きる価値に疑問を持ってしまい、目を離せない状況でした。  彼は休職し、実家に戻って療養していたものの、それが長期に及びました。残念なことに、うつという病気と対応方法を理解しようともしなかった男性家族が「お前が弱いから悪い」「俺が言ってやらなきゃ」と、攻め立ててしまったらしいのです。（療養のために実家にいるのに、元も子もない話なんですが）。  &amp;#160;  母親は病気の弟を守るために二人で出て行く決意をしたり、Alexがのんびりシンガポールにいる間、一家離散もままならぬ状況まで陥っていたらしい。（基本的に、うちの家族は仲がいいのですが、看病で極限に至っていたようです）  &amp;#160;  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>フロンティア（シンガポール日記64）</title>
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		<pubDate>Thu, 15 Jul 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  シンガポールの個人企業に勤めています。  こんな小さな会社に入った理由のひとつは条件（給料）が良かったこと。（ただし就職して3ヶ月は見習い給与ですが）。もうひとつは、会社をゼロから立ち上げるチャレンジ的な仕事が、自分に合っていると思ったこと。  ただね・・・・人に仕事を任せるのが苦手な日本企業。中小企業のおっちゃん方は、分からないことでも自分で仕切りたがる傾向がある。  習慣が違う国なのに、「日本のやりかたに合わせてください」と言う。（しかも、それ、あまり大事じゃないところなのに・・・）  簡単な例をあげれば、日本の場合、支払は銀行振込が多いですね。    シンガポールの場合、業者への支払いはほとんど小切手。  日本の請求書には「期日XXまでに、ｘｘ銀行ｘｘ支店 普通口座 名義XXXXXXにお支払お願いします」と書いてあります。  シンガポールでは、「期日YYまでに小切手の宛名をYYYYYと記入の上、クロス（明記された相手以外受け取れない印）をして支払ってください」と書いてある。  習慣の違い、以外、説明の理由がありません。日本よりも小切手は日常的に使われています。  ところが、日本の人は「日本は口座振込なので、シンガポールも口座振込みにしてください」と言う。「日本は口座振込みなので」という説明が、Alexには全くわからない。  Alexは「えっ？」と思いました。  でも、考え直しました。「この会社、初めての海外進出だし、わからなくて当たり前だわ。そういうことですら、私だってシンガポールに来た時には、わからなかったもの。本社の気持ちもわかるわ」と、善意で理解しました。  &amp;#160;  そうはいっても、現実は現実。  本社から「シンガポールの習慣がわからないので、教えてください」と言われたので、「シンガポールは一般的に小切手なので、小切手で支払えるようにしたいのですが」と伝えました。  &amp;#160;  「ハッキリしていて、生意気だ」  &amp;#160;  と言われました。（人づてに）  &amp;#160;  これ・・・・・日本では「生意気」っ呼ぶ言動なんでしょうか！？  とても驚いたので、「ちょっと聞いてよ～」と、シンガポールにいる日本人の友達に話す。  「Alex、よくそんなお話にならない会社で働いているね。」  やっぱり？そうですよね～（涙）ほんと、その通りです。ありがとう。誰かにそう言って欲しかったの！  &amp;#160; [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>シンガポールの詐欺（シンガポール日記63）</title>
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		<pubDate>Thu, 08 Jul 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  英語ができると、読める文章も増えるし、コミュニケーションができる相手が果てしなく広がります。同時に、英語とインターネットによって、どこに犯人がいるのかわからない犯罪もあると気がつきました。  &amp;#160;  本日は、そんなAlexの危うい家探しについて。  Alexは、エージェントフィーを節約したかったので、主にインターネットで家を探しました。「家を探しています」という広告も載せて「エージェントお断り」とも書いておきました。  &amp;#160;  ところが・・・。  内覧に行くと「実は、私はサイドビジネスで住宅のエージェントもやっているの。だから、私にエージェントフィーを払ってね」と言われることが多い。  &amp;#160;  どういうわけだか、「私がこの部屋で、あなたたちはこの部屋。他に日本人のモデルの子がこの部屋を使うんですって。ほら、決まり。一緒に住みましょう。」と、なぜかエージェントが仕切り始めることもあり、この強引さにはホトホト疲れる。  &amp;#160;  高級住宅で、「オーナーです」と名乗る男性が、やけに貧乏くさくて、見せられた家の家具が、全部IKEAの安物だったとか。あとから「あなたはオーナーじゃないでしょう？とメールで聞いたら、『すみません。僕はエージェントです』とカミングアウトした。なんで正直に言わなかったのか、そのほうが不思議。  &amp;#160;  週に1回、オーナーの家のメイドが掃除を兼ねて家に来る、という決まりがあった家は、台湾人の男の子が先に住んでいた。オーナーがインテリアの会社を経営しているそうで、とてもおしゃれな家具が揃い、家も広かったけれど「本当に週に1回掃除しているの？」と思うほど、家の中はホコリだらけで、靴を脱いでは歩けない。よく見ると、おしゃれな家具も埃がたまっている。そしてオーナーのオバチャンは埃だらけの家の中で、「私はシミが嫌いなの。だからこの白いソファには座らないで。私は綺麗好きなの」とのたまった。  &amp;#160;  シミは嫌いでも埃は気にしない綺麗好きもいるんだな、と思いましたが、何より、メイドがオーナーのように偉そうだ。こんな人が、毎週好き勝手に家の中に入ってくるんじゃ、たまらない。  &amp;#160;  &amp;#160;  そんなわけで、イマイチうまくいかない家探し。  新聞広告を見て、「こりゃいいや！」と思う物件は「もう決まってしまった」と言われて違う物件を紹介されるか、最悪、電話が全くつながらないこともある。たぶん、ニセ広告なんだと思う。  &amp;#160;  毎日、インターネットや新聞広告を見て、エージェントにも頼んでいるのに、家が見つからない。3週間ほどたつと、疲れて、諦めモードになってきた。  &amp;#160;  そんな頃、インターネットで場所も値段も悪くない案件を見つけた。  「興味があるので、詳細を教えてもらえませんか？私たちは日本人女性とシンガポール人男性のカップル＆日本人女性の3人。2部屋を探していて、入居したい時期は○月×日。全員30代。女性2名は喫煙者」と、こちらの情報も伝えながら、貸し手の連絡を待つ。   相手の名前は、メリッサ。女性。イギリス人。この家はお母さんの名義で、今は一人で暮らしている。お父さんは亡くなっている。今まではドイツ人1人、オーストラリア人1人の3人で1年間暮らしていたけれど、2週間前に帰国してしまった。職業は看護婦。今は政府の調査プロジェクトでロンドンに来ている。自分はいないけれど、家の写真を送るので見てほしい、という。  &amp;#160;  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>おうちにまつわるエトセトラ（シンガポール日記62）</title>
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		<pubDate>Thu, 01 Jul 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  あと2ヶ月で家の契約が切れるので、次の住宅を探すことにしました。  今の家は、Alexの身の丈に合わない贅沢な場所です。ルームメイトの会社の社長さんが、家賃を援助してくださっていました。（参照：シンガポール日記＃014 白馬の騎士現る）  ところが、彼の会社（韓国系会社のシンガポール支社）が閉鎖となり、ご自身で会社を立ち上げたり、ルームメイトが彼の会社を辞めたい事情などができました。今までも、家賃の支援をいただいて心苦しかったので、ルームメイトと2人で、自力で家賃を支払える場所に引っ越すことといたしました。  今の家の契約更新。大家さんは、月に約30万円の家賃を下げて「25万円でいいから、これからもここに住んでほしい」とおっしゃって下さったいましたが、自分達では払いきれない金額。お心遣いに感謝しつつ、身の丈に合う住宅を探す。  ルームメイトのYさんと一緒に住める場所を探すことにする。Yさんは「もし無理だったら、私のことは気にしないでください」と悲しそうに言う。最悪の場合は、別々に部屋を探すことも考える。でも、できる限り一緒に住めるように、ベットルームが2つあるユニットを探す。または、もっと大きな家で、他の人とシェアして住むことになるだろう。立地は、お互いの職場にバス一本で通えるところが良い。人と一緒に住むのは、簡単なことじゃない。お互いに住み慣れた相手と住むほうが良いに決まっている。  エージェント経由だと2年契約で1か月分の家賃相当額の手数料がかかる。できれば、自力で探して十数万円を節約したいので、インターネットとエージェントの両方で探すことにする。  &amp;#160;  そもそも・・・・  家を2ヶ月前に探すのは、シンガポールでは早すぎる。  引越しの2～3週間前に移転先を探し始めるのが、ここでの「普通」。  シンガポールの貸し手は「今すぐお金を払ってくれる人」を探す。それは、日本より極端に変動する不動産の相場にのっかりたい人が多いから。相場が上がり基調だと、ぎりぎりまでひっぱって、少しでも高く払ってくれる人に貸す。最悪なのは、テナントが入っているにもかかわらず「来月から家賃を5万円上げるから、払えないなら出て行って」と今住んでいる人を追い出し、高い家賃で新しいテナントを探すような恐ろしい家主が多いこと。目先のお金に感受性が高いのは、中華系だからだろうか？「長期的に良い関係を築く」という姿勢を、家を貸す場面で見ることができません。ほんとに。  &amp;#160;  シンガポールとは「値段が下がらない不動産市場」という、不思議なマーケット。  政府が開発する公団（HDB）は、いまだかつて値段が下がったことがない。郊外の新築より、築30年の団地のほうが高いというシンガポール不動産マーケットの不思議。もちろん、Alexが住むような民間住宅（コンドミニアム）もべらぼうに高く、海外のお金持ちが、投資目的で購入するらしい。例えば、インドネシアの富豪が年2回健康診断でシンガポールを訪れるために購入している、という話も聞く。最近は、中国のお金持ちが、投資目的で、シンガポールの土地を買い漁っていらっしゃるそうです。  家探しで苦労するのは、シンガポールには、日本のような「シングルルーム」がないため。だいたい、ベットルームが２～３室あるようなサイズで、家賃20万円以上。  シングルルームのアパートが少ないのは、政府が一人で住む人をつくりたくないからだと思う。国民に結婚を（間接的に）勧め、人口を増やしたり、家族同士で介護も助け合えることを期待できるから。または、一人で住むような人や、少ない家賃しか払えないような人は、この国ではお呼びでないってことなのでしょう・・・・たぶん。  &amp;#160;  もちろん、小さい国なので、日本のような「子供は東京の大学に行っている」なんていう事情がないため、国内のニーズがそもそもない。国民全員が東京23区に住んでいるくらいの面積ですし。  一般的に、シンガポール人は、独身のうちは親と同居。結婚すると家を買い、親元を離れるパターンが多い。政府の公団は、結婚するか35歳以上にならないと買う権利が与えられないのも特徴的。ちなみに、親と同じエリアに公団住宅を買うと、割引制度まであります。  &amp;#160;  公団は、シンガポール人（永住権者なら2名）でないと購入できません。MRT（地下鉄）の駅の近くなど、便利な立地です。海外のお金持ちが投資する民間の建物とは違うので、シンガポール人が家を購入できるように守られているように見えます。  政府は住宅を手に入れることを国民の夢にさせて、同時に移民が多いこの国で人々の国や土地へのロイヤリティを築こうとしているんだろうな・・・と思います。  それがとてもうまく機能している。（推測です）  &amp;#160;  共稼ぎが当たり前なこの国では、子供を親元に預けてから出勤する人も多い。  親と近くに住んだほうが、何かと協力しあえて便利なのは言わずもがな。その分、毎月両親（義理の両親を含む）にお金を払う習慣のようです。  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>羊頭狗肉（シンガポール日記61）</title>
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		<pubDate>Thu, 24 Jun 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  &amp;#160;  羊頭狗肉（ようとうくにく）：実質や内容が見かけと一致しないこと。見掛け倒しのこと。    出典：語源由来辞典   &amp;#160;  四字熟語を使うなんて、久しぶり。  中学生の頃、「四字熟語の例をあげてください」と当てられたので、「五十歩百歩」と答えてしまいました。「それは五字だから・・・・」と、教室に微妙な空気が流れてしまったことを思い出します。  &amp;#160;  若い頃から、今一歩のところで恥ずかしい目にあうAlexです。  &amp;#160;  それから少し、大人になった頃。  Alexは日本で、野菜や果物を売っていたことがあります。（農家の知り合いが多いので）  とりわけ良い農家さんのおいしい野菜や果物を、とある巨大某スーパーの棚に並べてもらうことになりました。その時に勉強させていただいたのは「景品表示法より厳しい当社の表示基準」なる授業。つまり、「パッケージ等に偽りがあってはならぬ」というスーパーの社内管理の基準を、サプライヤーが学ぶ機会です。  Alexは、もともと大きなスーパーというものが、流通の構造を変えてしまう気がして、あんまり好きではないんですね。スーパーも消費者に対して神経質になっていて、それはそれで素晴らしいのです。が、買い手の交渉力が強すぎて、「なにもそこまで」というレベルになっている気がするのですね。Alexが参加した、「当社のOKが出れば、日本中どこに出してもOKです。うちは法律より厳しい基準を持っていますからね」と、自身を持ってのたまうスーパーの品質管理者が見せてくれた事例集。  例えば、インスタントの「うなぎの肝吸い」のパッケージ写真。現物は、お茶漬の素のような薄く小さいパッケージの表面は、肝吸いが手前にあり隣にうな重が並んだ写真。ありがちな光景の一枚をとりあげて、こう言い放った。  &amp;#160;  「この写真は、この商品の中にうな重が入っている・・・という誤解を消費者に与えるから、こういうパッケージは、当社ではNGです」  &amp;#160;  ・・・・誰も思わないと思うけど。  &amp;#160;  講義中にふつふつとこみ上げる「さすがにそれは、言いがかりではないでしょうか？」というコメントを飲み込む。  厳しすぎるな、とは思ったけれど、その会社から学ばせていただいたことは「表示と実態が異なってはいけない」という、商品提供者の消費者に対する誠実性。とっても興味深い、良い勉強の機会をいただきました。  &amp;#160;  そんな頃から更にもう少し大人になったAlexが住んでいるシンガポール。  ・・・だれか、シンガポールの人々に「表示」とは何か？を教えていただけないでしょうか？  &amp;#160;  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>儚きもの（シンガポール日記60）</title>
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		<pubDate>Thu, 17 Jun 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。    社員の宿泊先を兼ねた住宅のリビングルームが、私の職場になりました。    この仮事務所は、Alexの家から徒歩10分♪    汗っかきのAlexは、朝はバス（１バス停だけ：上り坂なので・・・）、帰りは歩く。  自宅と職場がこんなに近いなんて、感激です。日本の首都圏で働いていた頃は、通勤片道1時間半でした。毎日往復3時間。当時は慣れていたけれど、シンガポールに住み始めてから「日本って大きな国だなぁ」と感じてしまう。今は、もはや通勤片道30分で「相当遠い」という感覚。（←もう日本では働けない気がする）  強いて不便な点を言えば、住宅地なので食事をする場所がないこと。Alexの家から近すぎて、通勤途中に店もない。仕方がないので、仮事務所に通う数ヶ月は、弁当を作ることにした。この職場は家具つきの住宅なので、電子レンジやガスもあって、普通の給湯室よりは設備が充実している。自宅から持ってきたものを冷蔵庫にいれておくこともできる。小分けにした冷凍ご飯を、冷凍庫に入れておくこともできる。Alexの弁当手抜きバージョンは、そうめんと麺つゆを持参し、ランチタイムに茹でるだけ。（初回は、台所にザルがなくて、水を切れず、相当悲惨な食べ物になってしまった）  勤務2日目は、オフィスの準備。   もともと家具があったリビングルームのソファや机を移動する。    勉強机を４つ置き、家庭用パソコン２台を箱からあけて、初期セットアップをする。  その間に、トイレットペーパーをセットしたり、宿泊者用のバスタオルやベッドリネン（ベット３つ分のシーツや枕カバーなど）をひととおり洗濯機にかけて、乾燥させて、宿泊室の準備を整える。購入した食器も、使う前にすべて洗う。  文房具も全て新品。ひとつひとつ、袋から開けて使えるように準備をする。  会社は3つだが、電話線はひとつだけ。Fax型の電話機をつけて、コードレスの子機とつなげる。インターネットの接続・・・・IT音痴のAlexには、至難の業。  プリンター＆スキャナー。キャノンの家庭用が登場。    最初のうちはこれでいいけれど、すぐに効率が悪く割高になるだろうなと思う。  パソコンが2台あるので、印刷するたびにUSBケーブルを貸し借りすることになりそうだ。（ワイヤレスでプリンターにつなぐハブ（というのか？）の設定がうまくできなかった）  &amp;#160;  &amp;#160;  入社3日目。  上司になる部長さんは、もうすぐ日本に帰られる。  「すぐに嵐のように忙しくなるから、今のうちは、暑かったらシャワー浴びたり、ランチの時間には、併設のプールに行ったりしていいよ。でも、タイムカードは毎日9時～18時って書いておいて、残業したら別の日に早く帰るとか・・・・自分たちで調整してね。」  とおっしゃった。  &amp;#160;  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>カラッポ（シンガポール日記59）</title>
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		<pubDate>Thu, 10 Jun 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  まだ事務所もない、できたての会社に入ることになりました。    初スタッフAlex。はっはっはっ（カラ元気）  数ヶ月後にシンガポールに工場を建てて、販売部隊を組織し・・・その全体の準備、主に事務方をAlexのポジションで行うというもの。  まだ、何の形もない会社が、数ヵ月後には、100人ほどの会社になる予定だ。それまでは嵐のような毎日が待っているのだろう。Alexは、100人の1番目。  &amp;#160;  初出勤先は、日本から出張でやってきた部長が宿泊するホテルのロビーに、11時に待ち合わせ。  &amp;#160;  ・・・・まだ事務所がないんです（笑）  本当に、あたらしい。  &amp;#160;  初出勤も11時なので、緩やかに朝を過ごす。  朝ごはんは、コーヒーショップで、炭火で焼いたカヤトースト。150円くらいで紅茶もつく。  お湯に漬けただけの「半熟前の液体的半熟卵」が２個つくセットが一般的な朝食ですが、Alexは、生すぎる卵は苦手。  シンガポールで卵に当たって、マーライオンのように苦しんだことがあるせいかもしれません。(←吐いちゃったってこと)  卵はどうでもいいんですが、炭火で焼いたトーストにたっぷりのバターと、カヤジャム（カヤという果物らしい）を乗せた薄型のほっとサンドイッチ。少しコッテリしたお芋風の食感すら感じる緑色のジャムに、とろけたバターの塩味も口の中で溶け合う。。。  &amp;#160;  本日も美味♪  &amp;#160;  濃く煮出した紅茶に練乳を混ぜた甘い“テ（tea）”を飲み、軽食ながら結構ハイカロリーな朝食を済ませて、待ち合わせ場所に向かう。  10時40分にはホテルのロビーに着く。待ち合わせの20分前だ。汗が引くのを待っていると、ホテルの空間とは違う、もっと温かく親しみやすい雰囲気の女性が、Alexとは離れたロビーのソファに腰掛ける。確かローカルの人が1人、別会社で入社すると聞いた。  &amp;#160;  ・・・・この人は、一緒に働く人かもしれない。  &amp;#160;  直感で、スッと立って、話しかけに行く。  &amp;#160;  「もしかしてA社の方ですか？」 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>LOVE☆ムスタファ（シンガポール日記58）</title>
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		<pubDate>Thu, 03 Jun 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  『アーノルド坊やは人気者』のアーノルド坊やが亡くなられたそうですね。    内容はすっかり忘れてしまいましたが、子供の頃によくTVを見ていました。     心よりご冥福をお祈りいたします。  インターネットニュースで近況写真を拝見し、坊やの面影を残したオジサンになっていることに、心から驚きました。坊やは40代になっていたらしい。  &amp;#160;  記憶はいつまでも昔のまま。  &amp;#160;  昔好きだった人には、会わないほうが幸せだな。  &amp;#160;  心からそんなことを思うAlexなのでした。  &amp;#160;  ・・・坊やの前ふりが長くてすみません。  本日は、Alexが愛してやまないムスタファの話題。前フリとは、まったく関係ありません。    Alexが思うままに筆を進めるシンガポール日記を今日も読んでくださってありがとうございます。  &amp;#160;  さて。  &amp;#160;  Alexが大好きなリトルインディアにある、24時間営業のムスタファセンター。  インディアンムスリム（民族はインド系で、宗教はイスラム教）の総合スーパーマーケットで、生鮮食料品や本屋まで備えた日本のホームセンターみたいなもの。ただ、民族や生活が違う人たちのスーパーならではの商品群と品揃えには、度肝を抜かれる。    見たこともないような商品が山積みで・・・さらに、探す楽しみまであるので、Alexには相当ツボ。  &amp;#160;  今回のムスタファの戦利品をご紹介しましょう。  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>思い入れのない出会い（シンガポール日記57）</title>
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		<pubDate>Thu, 27 May 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  &amp;#160;  突然ですが・・・  何をするにも歯車が合わない人・・・・って、たまにいませんか？  Alexのどんな投げかけにも、トンチンカンな答えが返ってくる、某就職斡旋エージェントのF女史は、今日も相変わらず、何の仕事なのかさっぱりわからない情報を持ってきた。  「これからシンガポールで立ち上げる会社です。役職も仕事内容もよくわからないのですが、とりあえずAlexさんにピッタリだと思うので、面接をうけてみませんか？」  私はF女史に会ったことがありません。  F女史は、何をどう考えて、「この仕事はAlexにピッタリ」と言っているんでしょうか？  &amp;#160;  ・・・・まぁいいや。エージェントは「きっかけ」をくれる人なだけで、その先にある仕事が何なのか・・・・のほうが大事だし・・・と、自分に言い聞かせながら、F女史と付き合いが続いているようなものだ。とはいえ、所詮数ヶ月のつきあいで、この先さらに深い付き合いになる可能性は、海に落とした指輪を見つけるくらい難しいだろう。  &amp;#160;  暇つぶしに、F女史が紹介する、よくわからない面接にも行ってみる。  これからできる会社なので、事務所もない。面接場所は、出張者が宿泊するホテルのロビー。  Alexは待ち合わせより20分早く着いた。おそらく、ロビーの奥に見かける日本人らしき二人のおじさんが話し合っている。そのどちらかが面接官で、どちらかがAlexと同じ選考に来ているのだろう。  しばらくすると、まるで肉屋の亭主のように大柄な男性が去り、首が短かくて清潔感がある黄色いポロシャツを着た男性が、誰かを探すそぶりを見せた。  ・・・たぶん、この人が面接官だろう。  Alexは日本語で話しかけると、少し驚いたように応えた。  「ずいぶん早くいらっしゃったんですね。すみませんが、トイレに行ってきてもいいですか？」  &amp;#160;  なんだか気楽に始まった面接だったけれど、新しく海外進出をする会社なので、シンガポールで何をしたら良いのか、面接官もわかっているような、いないような雰囲気だった。  面接は、まるで一歩人と距離を開けることを知っている、上質なホテルマンと話しているようだった。  とりとめなく話しながら、2時間が経過。条件は、本社採用、福利厚生の条件は本社同様、給料も今までより25％UP。  &amp;#160;  そりゃいいや。  &amp;#160;  何より、新しい会社の立ち上げに関わるならば、従うべき文化やルールがない。ルールは自分で作り上げていくところが、自分に合っているかもしれない。  やや前向きになったところで、数日後。F女史よりメールが届く。  &amp;#160; [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>求職中何してるの？（シンガポール日記56）</title>
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		<pubDate>Thu, 13 May 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  シンガポールでのとある朝。  8時半を過ぎると10分おきに気温が上がるようなじっとりとた蒸し暑さに包まれる。通勤時間帯にシティへ向かう車は、どれも急ぎ足。ある者は割り込みのようにせわしなく車線を変えながら、同じ車線を走っている車と大して変わらない進み具合で、周りに迷惑をかけながら運転している。  激しい流れのそばでぼんやりとバス停に座るAlexは、今日も特にすることがない。ただ、いつかまた仕事が決まった時に、この朝の忙しい流れに乗りなおせるように、何かを思い出しに、なんとなくバス停に座っている。  シンガポール政府は景気が良くないと外国人労働者の数をぎゅっと減らす。シンガポール人に仕事の口をまわすためらしく、外国人への労働ビザが出にくくなる。最近は、ビザ保有者の更新すら却下されるほど、外国人の数を減らしているらしい。  &amp;#160;  Alex、いま、仕事を探していますが、求人の案内が週に1件くらいしかありません・・・。  &amp;#160;  面白い仕事が見つかるまで、暇つぶし程度に、大きな会社のつまらない仕事への面接に行ってみる。その仕事の月給約15万円。私の家賃、自己負担分は約10万円。  ・・・・暮らせません。  &amp;#160;  つまらない仕事でも、大企業に勤めていればいつか昇進できるかも・・・とにかく、入社してしまえ・・・・というわけにもいかないのが、シンガポール。 「こんな仕事はやっていられない」「ここにいても給料も上がらない」と思った時に、転職する。  Alexはひとつの会社に長く勤めたことがない。だいたい5年ごとに、何かの理由があって転職する。Alexの漂流人生からシンガポールの労働市場を見ると、「（自分が）仕事に面白味を見出すことを諦めた時」に、初めて長く勤める会社に落ち着けるのかもしれない。  仕事を楽しみたい・・・という気持ちが捨てきれず、どうしても「横断的な状況を踏まえて意思決定ができるポジション」を求めてしまうAlexには、あまり向いていない国、シンガポール。細切れに分断された仕事の一部を機械の部品のようにこなすポジションばかり。  現地採用の友達の多くは「仕事に面白みを求めていないから」「給料をもらうだけだから」「休みに海外旅行するのが楽しみで仕事してるから」と割り切っているから、何年も同じ場所に勤められるらしい。  &amp;#160;  ・・・大人になるって、そういうことなんだろうか？  &amp;#160;  11時50分頃に、ビジネスエリアのフードコートで、そんな無駄なことをぼんやりと考えている。ガランとしていた席は少しずつ埋まり始め12時10分を過ぎると、もう満席だ。机の上にティッシュを置いて座席を確保してから、行列に並んで食事買うビジネス服に身を包む人たちを眺めている。一番混んでいる時間帯にランチを食べなくてはいけないなんて、気の毒。 1時過ぎたら、並ばずに食事ができて、有効にランチの休憩時間を使えるのに・・・。と思いながら回りを眺めているAlexは、きっとこの大きなフードコートの中で、たった一人、時間をもてあましたヒマ人だ。     こんなに時間があるんだから、バイトで時間かせぎと多少の生活費を稼ぎたいけれど、今のAlexは長期滞在ビザなので、労働が許されていない。  こんなに時間をもてあましているのに、バイトもできない。  少ない貯金を食いつぶしながら、よい仕事が来るのを待つ。  &amp;#160;  今日は、何にもすることがないな～  &amp;#160;  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>歴史の案内人（シンガポール日記55）</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Apr 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。    シンガポール日記なのに、いつまでもアフリカネタを引きずってすみません。  &amp;#160;  アフリカ大陸の中央～南に行って初めて気づきました。  スーパーの商品など、ありとあらゆる商品が「南アフリカ産」。事務所を見ても、本社は「所在地・南アフリカ」。何を見ても南アフリカ・・・。  驚くほどに、南アフリカは、この大陸の経済の中心。  たとえば、どこの国でも見かけたトマトソース、オールゴールド。（トマトケチャップです）     やや酸味があり、こってりと濃厚なテイストには、にすっかり心を奪われた。     パッケージもかなり素敵だで、裏をひっくりかえすと、南アフリカ産。  &amp;#160;  &amp;#160;  何を見ても、だいたいは南アフリカ産・・・・というくらいよく見かける国名です。  今までは、なんでこんな危険な国でワールドカップを開催するんだろう？と思っていたのですが・・・行ってみて、経済の勢いを体感し「アフリカ大陸で開催するなら、この国しかない」とまで思いました。  ・・・・そんなわけで、今回は、アフリカで最後の1日。Alexは、南アフリカのヨハネスブルクにおります。 2010年は、ワールドカップ一色。観覧車もサッカーボール。  ヨハネスブルク・・・という名前は、よく世界の危険地域情報で見かけますが、ここは「世界最高の犯罪率を誇る」・・・とも言われる場所。  &amp;#160;  不思議に人もまばらな街角の風景。  &amp;#160;  &amp;#160;  &amp;#160;  &amp;#160;  &amp;#160;    [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>ビクトリア滝（シンガポール日記54）</title>
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		<pubDate>Fri, 09 Apr 2010 00:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  時間があったので、アフリカにおります。  目的地は、昔から行ってみたかった場所。  世界で一番大きい滝のひとつ。ビクトリアフォールズ。（ビクトリア滝）  そんな、思い描いていた夢の場所を訪れる機会は、思いがけずやってくる。    場所は、 アフリカの中央近く。ザンビアとジンバブエの二国の国境にもなっている。  3月は水量が多いらしい。上空から見た滝は水しぶきがはげしく吹き上がっている。     まるで、地球にヒビが割れたようだった  Alexは、行く前に、ガイドで読んだんです。  「ビクトリア滝の近くは濡れるから、防水対策を」と。  ・・・・でも、水量が多い時期は、風向きで激シャワーの土砂降り・・・・  カメラの故障覚悟、傘は暴風雨で役に立たない・・・・・な～んて現実的な情報は、誰も書いていなかったよ。。。。  相当ずぶぬれ  目もあけられません。  翌日からは、水着着用。  財布もカメラも持たず、雨具も持たず、濡れるつもりで歩く。  &amp;#160;  &amp;#160;  そういえば、ここに来る途中の出来事。  ここは、とある国の国境。  入国管理局。（民家ではありません）   中央アフリカ近辺の国境を越える時は、日本人はビザが必要だったり、入国にお金を取られることが多い。  のんびりと働いている役所の人に  「この国にノービザで入れるのは、どんな国籍の人ですか？」  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>そしてボツワナ（シンガポール日記53）</title>
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		<pubDate>Fri, 02 Apr 2010 13:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。    先週は日記を更新できなくてすみませんでした。  久しぶりに携帯もメールも届かない場所におりました。  ざざーん♪    人間よりゾウのほうが多いぞう・・・・ （←オヤジ）    空は広いし  Alexは現在、ボツワナにおります。（アフリカの国のひとつ）    &amp;#160;  &amp;#160;  ライオンとの距離は約３ｍだし  &amp;#160;  &amp;#160;  &amp;#160;  &amp;#160;  &amp;#160;  &amp;#160;  &amp;#160;  &amp;#160;  おばちゃんは食べてるし  &amp;#160;  &amp;#160;  &amp;#160;  &amp;#160;  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>今じゃない（シンガポール日記52）</title>
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		<pubDate>Thu, 18 Mar 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  心も景気も落ち込んでおりますが、シンガポールに滞在が許されるのは、あと2週間。    このまま、おめおめと日本に帰るわけにもいかない。     突然解雇されたけれど、1か月分の給料を先払いされているし、少しだけど蓄えもある。     今は何も決められないから、このお金で居られるだけシンガポールにいて、何かが（やる気が）天から降ってくるのを待たなくては・・・・。  そうなると、第一の心配は、滞在ビザ。  毎月飛行機で海外に行けば、自動的に1ヶ月の滞在ビザがもらえる。    でも、いつか「ビザ延長の目的」と入国管理局に目をつけられると、シンガポールに帰ってこられなくなる。  日本人の知り合いが、仕事を探すまでの間、ビザ延長を目的として、隣国マレーシアに3度渡ったものの、3回目はシンガポールに入れず、そのまま日本に強制帰国になったことがある。（その際の飛行機料金は正規料金らしい）  そんな無駄なリスクとお金をかけるのも、Alexらしくない。  観光ビザが無条件で、一生に1回だけ１ヶ月延長できるらしい。でも、その間に確実に仕事が見つかるとも思えない。  やっぱり、正攻法で、長期滞在ビザを申請するしかない。  まずは、インターネットで情報探し。私がとらなきゃいけないのは、長期滞在ビザ。  それを取得するには、シンガポール人の後見人か、就業ビザを取る資格がある人間だと証明する紙一枚が必要らしい。  人的資源省へアクセスし、書類を申し込む。  同時に、念のため、入国管理局を直接訪問して、長期滞在ビザを申請するための必要なデータを確認する。  こういう、ここ一番の手続きでは、やはり外国だし、英語だし、役所をまたぐ手続きをする場合は、万が一、重要な情報を見落としてしまうと怖いから、必ず訪問するようにしている。  念のため、あれこれと質問をすると、どうやら人的資源省からの書類（番号があてがわれる）を待つだけで、なんとかなりそうだ。少し、先が見えてほっとする。  &amp;#160;  ほーーーーーーーーーーっ・・・・・  &amp;#160;  ・・・・・あれ？  &amp;#160; [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>底（シンガポール日記51）</title>
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		<pubDate>Fri, 12 Mar 2010 06:30:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  &amp;#160;  無職です。  &amp;#160;  就業ビザは、入社時にお世話になったスットコドッコイ、「ガンバリマース」の彼女が回収し、政府にキャンセルの届出に行きました。  Alexの自宅を訪ねた彼女は、「正直、人事マネジャーも『どうしてですか？』と聞いたのに、Alexの上司がいやな顔をして答えなかったらしくて、人事でも解雇理由がわからないのよ・・・」と言う。  そして、別れ際にやっぱり、「ガンバリマース！」と言って、ガッツポーズをして去っていった。  &amp;#160;  ・・・頑張って・・・なんて・・・ その言葉、重いよ。  &amp;#160;  ビザもない。あと1ヶ月だけシンガポールに観光ビザで滞在できるけれど、Alexが得意な仕事は、現地採用には求人がそもそも少ない。  &amp;#160;  ・・・ついこの間、就職活動をしたばかりだから、自分の職探しに時間がかかることはわかっている。  &amp;#160;  仕事を見つける前に、ビザがなくなる。  シンガポールにも、いられなくなる。  &amp;#160;  ・・・でも、次に向かう力が・・・・力が・・・どこからも出てこない  &amp;#160;  もう何日、家から出ていないんだろう・・・・  &amp;#160;  ベッドとバスルームの間しか歩いていない。  &amp;#160;  一日の歩数・・・・たぶん100歩以下  &amp;#160;  ああ・・・・何もかもなくなってしまった。この国に住む権利もない。わたし、国外に強制退去になっちゃうの？   &amp;#160; [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>なんで？（シンガポール日記50）</title>
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		<pubDate>Thu, 04 Mar 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  &amp;#160;  仕事も絶好調に見えたある日の夕方、突然解雇のレターを出された。  &amp;#160;  ・・・頭、真っ白。 そんな衝撃の瞬間をひとつひとつ思い出してみる。  &amp;#160;  そこは、ミーティングルームの中。    Alexの上司と人事マネジャー、机をはさんでAlexが座っている。  レターを読んでみたものの、「本日付で解雇します」と書いてあるのですが、まったく意味がわからない。  &amp;#160;  ・・・あんぐり・・・・何が起こっているんだろう？  &amp;#160;  同席している上司も人事マネジャーも、しばらく無言のまま。重たい沈黙と空白がミーティングルームに広がる。  &amp;#160;  ・・・・なにこれ？  &amp;#160;  時間がたっても、やっぱり意味がわからない。  沈黙の時間は、永遠のように長い。  やっとの思いで、口をひらく。  &amp;#160;  ・・・どうしてですか？  &amp;#160;  上司はたった一言答えた。  &amp;#160;  「マネジメント上の理由」  &amp;#160;  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>白い封筒（シンガポール日記49）</title>
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		<pubDate>Thu, 25 Feb 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  Alexが勤める企業では、時々、グローバルで共通の勉強会をすることがあります。    たとえば、企業倫理の問題やリスク対策（新型インフルエンザ対策とか）、内部監査、企業理念などなど・・・・各事業部に共通した課題について説明する機会です。  そんな共通議題を取り扱うのがAlexのいる部署。  本社の方針に従い、アジア地域版を作成して、各国に広めるのがAlexの役割です。  日本出張の後、Alexが関わるトピックスについて、本社の各部署から頻繁に連絡が来るようになりました。それには、理由があります。  シンガポールの地域本社で働くメリットは、色々な国の仕組みを知らざるを得ないこと。  アメリカ本社（管轄はアメリカとカナダのみ）と比較すると、アジア本社やヨーロッパ本社は、管轄地域内にいろんな国があるので、各国の制度を確認する作業があります。当然、調べてみると、「色んな国に、いろんな仕組みがあるんだなぁ・・・」と気づくことがあります。  Alexは日本語と英語しか対応できないのですが（正直いって英語も危ういですが）、各国の政府系ウェブサイトは英語版が用意されているので、表面的に情報を集めているだけなんですけど・・・・。  底は浅くても、「これはグローバルに通用する」「これは通用しないだろう」という簡単な判断はできるようになる。  そうこうしているうちに、本社から「グローバル方針案を提出する前に、Alexの意見をくれないか？」と頼まれる。  そんな・・・恐れ多い・・・と思いながら、資料を見て見ると、おやまぁ！  本社は日本の仕組みに熟知しているものの、それが日本だけで通用するものだとはご存知ない様子。  そんなわけで、恐れながら、「たとえばフィリピンではこんな政策、ニュージーランドではこんな政策がとられているので、日本政府の方針に従ってグローバル方針を作成すると、現地で通じない可能性が考えられます。従って、ｘｘｘｘという案も考えられるのですが、いかがでしょうか？」と返信すると、それに沿って全世界に発信するルールが塗り替えられていく。  それとは別に、Alexがアジア版に作成した資料が、全世界への勉強会資料として本社で作りかえられていく。  中国からは、Alexをたずねて出張者がやってきて、取り組み内容についてインタビューされ、それを元に中国版を作るのだとか・・・。  &amp;#160;  ・・・なんか・・・すごいことになっちゃっている気がする。  &amp;#160;  私が作り出したものが、手の届かない遠いところ、会ったこともない人たちの手に広がっていくのかと思うと、興奮を覚えてゾクッとした。  （とはいえ、所詮はビジネスに直結しないヒマ議題にすぎないのですが・・・）  &amp;#160;  そうこうしているうちに、    「本社のスタッフは英語が話せないので、本社の代表としてAlexに各国の説明会を開催してほしい。その費用は本社が負担する」と申し出があり、Alexの上司は「NO」という理由もなく「わかりました」と返事をする。  &amp;#160;  ・・・とんだ大きな流れに巻き込まれていく気がした。 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>永遠の始まり（シンガポール日記48）</title>
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		<pubDate>Thu, 18 Feb 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  30代も中盤に入り、老後や年金の心配をしている今日この頃。  仕事の虫Alexですが、偶然知り合ったシンガポール人と時々食事に行くうちに、一緒にいて居心地が良い人がでてきました。  いつの間にか、ボーイフレンドになっていました。  &amp;#160;  ええっ！？ （←自分でもびっくり）  &amp;#160;  そんなわけで、30代半ば。「キャリア志向」と呼ばれる「むしろ負け犬」の不器用な恋のはじまりのお話。  &amp;#160;  ********  &amp;#160;  仲がいい友達でも、彼氏になる・・・となると、そりゃ、最初は疑心暗鬼。  「日本人の彼女」がほしいだけなのかな？    「遊ばれてるだけなのかな？」     「言葉も不十分で、思っていることが伝えられないかも」     「外国にいて、心が弱くなっているせいかも」     「宗教の感覚がない日本人なのに、相手の宗教が違うのは不安・・・」     「相手の生活がどのくらい安定しているのかが不安・・・」     「てゆーか、相手は年下だし」 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>地元っぽいエステで・・・（シンガポール日記47）</title>
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		<pubDate>Thu, 11 Feb 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  ある日、初めてエステに行ってみようと思いました。  アジアだから安そうだし、月に１回、誰かに自分をきれいにしてもらうのは、気持ちがいいに違いない・・・。しめしめ・・・（←何が？）  日本のエステ・・・こちらでは「スパ」と呼ぶのですが、顔やら体やら、スリミング、アンチエイジング、マッサージ・・・それも、タイ式、ジャワ式、西洋式・・・  多すぎて、すでに放心状態。  そんなある日の週末、一人で街を歩いていると「今日はプロモーション（日本のキャンペーン中、という意味）だから、1500円でスリミング体験できます」と声をかけられた。  1500円・・・や、安すぎる・・・・危ない。  ・・・と思いながら、知らないお姉さんについて行ってみました。  10分程度ミストサウナに入って、体中を見事に絞り上げるようなマッサージで「こりゃ、絶対にサイズダウンするはず！」という見事な手さばきで、20分程度の施術。  終わった後、そのお店のボスキャラが出てきて  「さあ、今、入会すれば、半額で申し込めますよ」  と、ゴリ押しする（日本にもありそうな）勧誘。  そっか～、今日決めたら半額かぁ。でも、即決できないから料金表もらいますね。  と言ったら、慌てて「持ち出し禁止！」ときた。  そもそも、本当に1回の施術に3万円もするのか、料金表そのものが怪しいもんだ。  「じゃあ、やっぱり今日は無理かな」と言うと、  「うちの店は長い歴史もあって、信用もある。機器も特別だし、スタッフのクオリティがいい。なにせ、クオリティが一番！」と頑張っている。  ・・・どのくらいの歴史があるんですか？  胸をそらせて、自慢げに  なんと！5年もやっているのよ！（目がキラキラ）   ・・・・・・。  ・・・そんなに歴史ないですけど(- -;)  「シンガポールって新しいんだなぁ」と思う瞬間は、こんな風に時間の感覚が妙に短い時。  ま、シンガポールの歴史はまだ50年以下。 当たり前かもしれませんが・・・。  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>ノーシューズデー（シンガポール日記46）</title>
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		<pubDate>Thu, 04 Feb 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  人生ではじめて大企業に勤めているAlexにも、いいことがあります。  なんと、週に2日も休めるんです！！！ （←当たり前？）  週末のうち1日は用事を入れますが、週に一度はノーシューズデーと決めております。       ノーシューズデー＝靴をはかない日＝家から出ない日        （命名 by Alex）             家の掃除機をかけて、       床のぞうきんがけをして       トイレやお風呂場の掃除をして、    [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>火だるま（シンガポール日記45）</title>
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		<pubDate>Thu, 28 Jan 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  人生ではじめて大企業に勤めているAlexは、ちょっと焦げてます。  事業部制が強すぎて、各事業が１つの会社のようになっているのですが、Alexが所属する本社部門では「事業部を超えて取り組んだほうが効率的」というお題を、事業横断的な対応します。  たとえば、全社戦略（インドへの進出をどうするか・・・最初はオフィスを共有して、事務社員を一人にしたほうがコストが安いとか）、階層別教育を企画するとか、インフルエンザへの全社での対策を立てるとか。  確かに、ひとつひとつの事業部が、インドで事務所を出す時の手続きはどうすんねん、駐在員の住宅はどうやって決めるねん・・・・と迷いながら進むよりも、専門部署があったほうが便利なのは、一目瞭然。  ・・・ところがね。  「A事業部のお客さんは市街地に集中し、B事業部のお客さんは地方の工業地区に集中している」とか、「だから、共同で事務所を作るなんて無理」・・・なんて、現場の皆さんの都合がたくさんあるんです。  ごもっともなご意見です。  各社のTOPがしゃかりきに頑張って、お互いに協力している部分もあるというのに、第三者的な（事業もわかっていない）本社部門が、その間に入って全体を仕切る・・・なんて、各事業部の現地の社長さんにとってみたら  ・・・けっ！  って感じなんです。   一切事業に関係なく、たとえば会社の社会貢献の推進として「みんなでボランティアをしましょう」とか「インフルエンザ対策をしましょう」みたいなトピックスだと、まぁ「お金にならない無駄業務だけやってくれ」という意図が丸見えなので、割と順調に進むのですが、彼らのビジネスに関する提案は鬼門。  そもそも、本社部門を入れる気もありませんで、事業拡大に絡む提案をする機会には「うちには合わない」「誰に言われてそんなことを言っているんだ」「現場のこともわかっていない」という観点から、会議の場で集中砲火を浴びるのが、Alexの部署なんです。  こんな時に、特にAlexと上司は、火だるま。  上司は「だって本社が言っているんだから」と応戦を試みますが、日本人の社長さんたちは「所詮は具体的に何もできていないじゃないか」「だいたいあんたの仕事の仕方がオレは嫌いなんだ」・・・と、話の内容が小学校のイジメレベルに及んで、Alexの上司は潰されていきます。  ・・・なんか、大企業って怖いところだな～。。。。変なもの見ちゃったな～  とはいえ、Alexは、なんでこんなに噴火しているのか状況が飲み込めません。  相手が上司をののしりつつ、「こうしたらいいじゃないか」と提案してくる内容が、さっきAexが説明した全く同じ内容だから、ますます謎と疑念が深まる。  冷たい風は、入社したてのAlexではなくて、上司に向かって吹いているのは明らかだった。  ・・・この会社に入った時のことを思い出した。  現地人の上司がAlexを雇った時、うすうす、彼は他の日本人駐在員とうまくいっておらず、日本人である私にサポートしてほしいのかな？ ・・・と思った。  上司は、とても頭がよく、シンガポールの人らしく、よく勉強もしている。さらに驚いたのは、日本人駐在員への「ヨイショ」は、昭和の香りがするほどに一生懸命。彼は、彼なりにすごく頑張っていた。  でも、頭が良すぎるせいか、単なる現地支社の少人数スタッフでは実現できそうもない大風呂敷を広げ、彼の後方支援をしてくれる親分もおらず、実際に接する周りは敵だらけ。  ・・・彼は、きっと、この火だるまな状態を、私に解決してほしかったに違いない。  組織の中のバランス感覚に長けた人か、貝のように口をつぐんで、組織のツボを押していくような人だと、きっとうまくいくのでしょう。  でも、Alexは自分の力で仕事を切り開いていく先輩たちに囲まれて、社会人をスタートした。  今の大企業では「自分の力ではどうにらない力がうごめく世界」が、ねっとりと体中に絡み付いて、何もかもがスローに見えて、息苦しい。 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<item>
		<title>日本出張（シンガポール日記44）</title>
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		<pubDate>Fri, 22 Jan 2010 03:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  出張で日本に行くことになりました。  関西に2週間。  同じ仕事をしている北アメリカのグループ会社のスタッフと、本社がある日本で一緒にトレーニングを受けるのが目的です。  アジアパシフィックから参加するAlexを除けば、他の参加者は取締役クラスの華々しい肩書の皆様。違う国で同じ仕事をする人たちに会えるのは、ワクワクするけれど、気後れもする。一体、どんな重鎮が集まるのだろう・・・・  ところが。   アメリカ・カナダのグループ会社から参加している人たちの中で、20年以上も勤めている人は2人だけ。それ以外は入社1年程度で、最初から役員待遇。  しかも、Alexと大して年齢も変わらない。たぶん、30代後半～40代前半だ。  ・・・わたし、一体、何をやっているんだろう・・・。  猛烈に悲しくなった。  「最初は見習いから」という気持ちで、自分にできることは何でも、雑用も積極的に手伝っているの自分・・・否定するつもりもないんだけれど・・・なんだか言葉にならない想いがこみ上げてきた。  序列の中で生きている日本人には、突然ジャンプアップなんてできるはずもない。  そもそも、Alexにはそんな実力もチャンスもないけれど・・・なんだか、違う世界を見てしまった気がした。  そんなAlexの想いは別にして、ご本人たちはとてもフレンドリー。  お互いに会社のことがよくわからない中、会社への理解を深めていくプログラムは、毎日が順調に進んでいった。  会社の価値観を伝えるセッションでは、面白いことが起こった。  この会社の企業理念には、あれこれと要素が盛り込まれている。チャレンジ精神、品質第一、顧客満足、人間性の尊重…などなど。・・・（いずこの会社にもありそうなフレーズですが…）   これが、複雑な構造で、細かい行動指針までそれぞれに決まっているので、その理念を説明するために冊子が３つもある。  ・・・これをどう理解してもらおうか・・・と腐心する本社の方々に、アメリカ人・カナダ人の参加者はあっさりと言ってのけた。  「ひとことで表現してくれれば、わかりやすいのに」  「難しすぎて、スタッフに伝えきれない」  ・・・そのとおりです。  Alexは心の中で、拍手喝采  日本本社の人は、目が覚めたような表情をしていました。  今回の研修を通して、何かを伝えると共に、各国の人からナマの意見を聞きたい、という姿勢がよく伝わってきました。  そんな熱心な本社の皆様の対応は、アジアから来た私にも同様。「この機会を逃すな」と言わんばかりに、次から次へミーティングが用意されて、歓迎していただき、ありがたいやら、恐れ多いやら。  Alexは日本語も通じるのと、率直に話すので、本社の人はコミュニケーションがとりやすいらしい。 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>好きになったり嫌いになったり（シンガポール日記43）</title>
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		<pubDate>Thu, 14 Jan 2010 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  シンガポールに住み始めて１年半。日本を離れて２年とちょっと。  この国で起こる出来事が好きになったり、イライラしたり・・・。    「好きと嫌い」の波を何度も迎えながら、時間が過ぎていく気がします。  &amp;#160;  イライラしてしまうのは・・・    誰も得も損もしない嘘をつかれる時。  &amp;#160;  いつも遅刻する同僚。「地下鉄が止まった」「事故で渋滞している」と、始業５分後にメッセージが飛んでくる。     最初は信じていたのですが、10分程度の遅刻の頻度があまりに高い。  ・・・もうちょっと嘘にもバリエーションがあればいいのに・・・とすら思ってしまう。  「あと10分早く家を出たらどうかな？あなたの路線は事故や渋滞が多いみたいだし」    と言ってみた。  イヤミは通じているようですが、今日も彼女は遅刻した。  別に10分遅刻しても、10分長く働けばチャラなんだけど・・・・    約束事とか仕事が絡んでいる時のシンガポールタイム・・・・好きじゃないんですよね～  &amp;#160;  ＊＊＊  &amp;#160;  ネバーマインラー（Never Mind「気にしないで」とか「まぁいいや」の意味）    おおらかにいろんな事を見逃してくれる所は、大好き。 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>外国人の友達（シンガポール日記42）</title>
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		<pubDate>Fri, 08 Jan 2010 02:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  年末年始に日本に行きました。  日本の新年は、親戚が集まるファミリータイムなので、当然海外生活のことをあれこれ聞かれます。  よく聞かれる質問は・・・  外国に住んでいるから、外人の（日本人以外の）友達がたくさんいるんでしょう？  オーストラリアで留学していた頃、日本人は日本人。韓国人は韓国人同士・・・と、なぜか同じ国の人と友達になっている人が多いんです。（日本人と韓国人が多い学校だった）。 語学学校にはオーストラリア人の生徒がいるわけがないので、オーストラリアにいるのに、オーストラリア人との接点がなくて、友達ができない・・・・。なんてことも。  そもそも、友達作りにあまり熱心ではないAlex（笑）  「友達ができるから、うちのソフトボールチームに入りなよ」とか（なぜかシンガポールには、ソフトボールの同好会が多い）、「僕の友人たちを紹介するよ」と飲み会に誘ってくださる方もいらっしゃいます。  こんな人たちのエネルギーには、全く感心してしまいます。Alexが全く持っていないものを持っていらっしゃいます。  もしAlexがソフトボールが好きで、純粋に趣味（スポーツ）を楽しんで、それをきっかけに友達ができたらよいけれど、・・・。友達を探すために、関心がない同好会に入るのは私のスタイルではないみたい。  ひとりでヒョッコリ、気が合いそうな人たちと一緒に過ごすつほうが好き。  でも、時々思うんですよね。 「ローカル（シンガポール人）のお友達がほしいなぁ」って。   特に、ローカルフードを食べる時、私にはみんな同じに思えても、ローカルの人が選ぶ「おいしいお店」は、本当においしいですから・・・   あ。食べ物が目当てでした。 すみません。。。  友達つくるぞー！！というハリキリパワーは全くありませんが、拒絶している訳でもないんです。  たとえば・・・  Alexは喫煙者。シンガポールは室内禁煙なので、たばこを吸うためにビルの外に出なければなりません。喫煙所でよく会う人とか。  「ランチでも一緒にいきましょうか」なんて話しているうちに、なんとなく友達になる・・・とか  誘われたら、最初は断らないので、一緒に過ごしてお互いに居心地が良い人と、ゆっくりと友達になっていくのが好き。  １回一緒にご飯を食べただけで、なんだかワクワクしすぎている相手とか、（男でも女でも）高頻度で誘ってくる人は怖いので、二度と行かない・・・とか。   そんな、無気力にオープンな心を持ったAlexは、知人が手配してくれたリムジンの運転手さんとも、  「やっぱりローカルのお店は、シンガポールの人と一緒に行った方が、おいしいお店に出会えるんじゃないかと思うんだ～」  と、相変わらず食べ物の話をしていると、  「じゃあ、あいている時間に連れて行ってあげるよ」   [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>みなさま、おはようございます（シンガポール日記41）</title>
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		<pubDate>Thu, 24 Dec 2009 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  思わぬところで地雷を踏みながらも、国際会議の本番は、もうすぐ。  毎日遅くまでドタバタと準備をして、自宅に帰ると「会議が終わったら、ゆっくり寝るぞ～！！」と思いながら、ベットにドタッツと倒れこんで、もう記憶がない。  かなり疲れてます。  …Alex 女30代。   肌のハリと体力は、確実に落ちてます（＾＾；）  裏方の準備だけで大忙しにもかかわらず、社長の一言で、会議の司会も担当することに…。  うぐっ…！  そんなフォーマルな場で話せるほどには、英語力がないんですけど…。  場面の大きさに肝が冷えた。  その一方で、チャンスが来たように思えた。  こんな機会じゃなければ、「話して通じる程度の英語」しかできない。フォーマルな場の司会を一度やってみれば、もっと他の人の話言葉に敏感になれるはず。  大恥をかいてもいいから、やってみよう。  ・・・いや、はっきり言って、断れるわけないんです。社長が仰っている訳ですし…。  でも、自分でこのチャンスを楽しむ機会にしたくなった。  そうは言っても、粗相があってはいけません。  最初に、Alexがとても信頼しているSさんに相談した。  「今度の会議で司会をしなければならなくなったんだけど、そういう時の言い回しがわかるような資料はあるかしら？」  Sさんは、「ちょっと待って・・・」と言って、さっと資料を出してくれた。  日本のあらゆる場面のスピーチ事例集みたいなものが出てきた。  …さすが！  やっぱり、Sさんだよね。聞く人を間違えてなかったなぁ・・・（しみじみ）  もらった資料をもとにして、  「みなさま、おはようございます」  と、出だしのご挨拶からすべての言葉を書いた台本を作り、Sさんに内容をチェックしてもらう。  上司にも内容を確認してもらう。  一発OK！ [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>ありがとう（シンガポール日記40）</title>
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		<pubDate>Thu, 17 Dec 2009 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  ちょっと大変な思いをしている国際会議の運営ですが、ありがたいなと感じることもたくさんありました。  普段は、Alexがイタイところをグリグリ刺してくる同僚Tさん。話にくい人だけれど、そうも言っていられない状況。  「忙しいところ、申し訳ない。この間Tさんが作っていた資料がとても格好よかったんだけど、どうやったら作れるか教えてもらえませんか？」と聞くと、口をへの字にして、ぎょろりとした目でAlexを眺めた。いつも猛烈に仕事をしている彼女なので、自分の仕事を止めた時に  ぴたっ  という音が聞こえるようだ。  少しの無言の時間が、とても長く感じる。  彼女の目はAlexの上から下までをぐるりとスキャンすると、  「 こっちよ」  と、必要な機器がある場所に連れて行って、使い方を手際よく教えてくれた。  彼女は（いつでも怒られそうで怖いんだけど）状況を察するのがとても得意な人らしい。  会場の準備で業者さんを選ぶ時にも、「私一人では状況が飲み込めないので、業者さんと会う時に同席して、アドバイスをもらいたいんだけど、時間とれますか？」と聞くと、黙って２回うなずいた。  &amp;#160; Tさんは、自分から「何か手伝えることはありますか」と聞くことはないけれど、約束はキッチリと守り、的確にアドバイスをしてくれる。  彼女は忙しいのにもかかわらず、３件の業者との面談はすべて同席し、どの業者なら信頼ができるか・・・次の見積もりを取る時に、何を盛り込んでもらわなければいけないのか・・・と、彼女なりの意見を出してくれた。  シンガポール人でなければわからないようなコメントがたくさんあり、新鮮だったし、しかもそれを表にして「こう思う」と伝えてくれた。  彼女のことを個人的に好きか嫌いかといわれれば「友達になるのは難しいタイプ」ですが、彼女の仕事は、やっぱりすごいと思う。  いつも苦手なTさんに、ありがとう。  もう一人は、もともと仲が良くて、よくお互いの言語交換をしているSさん。Alexは、彼女に届いた日本語メールを英語に直して、彼女の日本語も書きなおす。Sさんは、Alexの英語を直してくれる。  彼女がすごいと思うのは、（間違いだらけの）Alexの英語の文章でも、直すのはほんのちょっと（ポイント）だけで、原文をできるだけ活かしてくれるところ。  言葉を教える、言葉を覚えることに慣れていない人は、校正の時にすべての文章を書き直されて、もはやAlexの文章ではなくなってしまうのですが、Sさんにはそれがない。  仕事のサポートの仕方も同様で、「Alexは、どんなプランを立てているの？」と雑談をした後で、「これが役に立つかもしれない」と、何かを持ってきてくれる。  &amp;#160; これまた、「このまま使ってもいい！？」と言いたくなるような、的確な情報やサポートをくれる。  そして「すごく新しいことをやっているのね、頑張って」という励まし方も、Alexのツボを押されている気がする。（シンガポール人では、あんまりこういう人にはお目にかかれない）  Sさん、いつもありがとう。  最後に、最近シンガポールに来たばかりの、同い年の日本人駐在員。対人関係能力があまり高くなくて、気を使うポイントが日本人とはちょっと違うIさん。でも、Alexは飾り気がなくシンプルで嘘がない、実務的な彼に「友達になれそうだな」という予感がする。  Alexがレセプション会場で手配に追われている間「僕が外の手配をしてきますから、Alexはメイン会場で指揮をとったほうがいい」と、さっと会場外部の地味な作業を手伝ってくれた。  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>国際会議の運営（シンガポール日記39）</title>
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		<pubDate>Thu, 10 Dec 2009 15:00:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  入社して間もないある日、グループ会社の社長が集まる国際会議の運営を任されました。もともと、すでに会場も仮予約していたのですが、どうやら「社内会議なのにゴージャス過ぎる」という理由で、仕切りなおしになったらしい。  確かに五つ星ホテルだったので、Alexも「ずいぶんお金をかけるんだなぁ」と思っていたのですが、「社内接待」が非常に多いこの会社では、どの程度ランクを下げていいのかもビミョー。  シンガポール人の上司いわく、  「各社の社長にAlexをお披露目する良いチャンス」「ぬかりなくやるように」  とのこと。  そうですか・・・  要は、会議に関わるあらゆる準備（参加者リストの作成、会場手配、食事手配、移動の手配や、ちょっと呑む店の手配、会議内容の事前連絡とスケジュール管理などなど。  こんな段取りは苦手ではないのですが、会場ホテルのレベルの下げ加減だけは心配だったので、（同じことを思っていた）上司に同行していただき、会場を決めた。  ・・・会場のホテルが決まると、各国の参加者の秘書から、各人の食生活（ベジタリアンやイスラム教徒の場合、各人が食べられる特別料理を準備するため）、喫煙の有無を確認し、会場に設置する機材の準備・・・等など、外部と折衝することは、案の定、なんとかなった。  ところが、社内調整・・・というか、連絡事項だった「会議内容の連絡」は、思いがけないことになった。  はっきり言って、会議の内容は本社の経営企画部が決定するのですが、その担当者が中途入社したばかりだったらしい。Alexはそんなことは知らないので、本社から送られてきた議題を英訳して、そのまま各国の社長にメール送信したら、激震が走った。  &amp;#160; "こんな今までにない議題では、準備できない。" &amp;#160; 参加者（とはいえ、各国の社長＝ほとんど日本人）からの文句が、メールでも電話でも、直接会いにくる人までいて、Alexに集中砲火・・・。そして、必ず聞かれるのが  「誰に言われてこんなことを言っているんだ」  ・・・そう。　大企業では、「誰の発言なのか」が、とても大事なことらしいです。駐在員の言葉の端々や態度から、ローカル採用のAlexなんて、石ころほどの価値もないと思い知らされる。  ・・・ションボリ。  状況も飲み込めないAlexは、  「申し訳ありません。本社の経営企画部から議題を頂戴したので、それをご連絡させていただいたのですが・・・・」  と答えると、  「あ～、そう。聞いたことない名前だな。あの部署は最近、中途採用が多くて、わかっていない奴らばっかりだ」  ときた。ある人は「あんたにこんなこと言っても、どうせわからないでしょうけど」と添えながら、とにかくAlexは、叩かれまくった。  ・・・・イ・・・・イタイんですけど。  冷静に考えれば、こんな時、入社したばかりのAlexに罪はないと思うのですが、そうは言っても、起こってしまったことは、対応せねばなりません。上司に「申し訳ありません、大変なことをしてしまったようです」とすぐに報告。  シンガポール人上司は、慌てて「本社からこのような状況で連絡が来た」と説明しに行ってくれたのですが、日本人駐在員は「俺は、前からお前の仕事の仕方が嫌いなんだよ」と、小学生のイジメみたいになってきて、場外乱闘の様相を示してきた。  挙句に、とある社長は「俺が経営企画部に電話してやる」と、Alexとシンガポール人上司の目の前で本社に電話し「あんたは、うちの会社のことも、現場のことも、何もわかっていないんだよ」と、ボコボコにやられていた。  ・・・思いがけないことで、メチャクチャな状況になってしまった。  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>有名な日本語（シンガポール日記38）</title>
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		<pubDate>Thu, 03 Dec 2009 15:00:02 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 シンガポールで働き始めて、「あらまぁ」と思ったこと。 Alexはパソコンの設定も含めて、とにかく機械関係が大の苦手。メールをするにも、今までOutlook Expressを使っていたのですが、新しい職場ではNotes。 のーつ・・・・ってなんですか？？ っていうくらい、最初は全く使い方がわからなかった。 そんなわけで、一番最初に覚える会社の内線は、システム担当者の番号・・・というくらいオマヌケな状態です。ところが、親切なシンガポールの皆さんですら、さすがに頻度が高かったのか、お忙しい最中だったのか、Alexが質問したら「チョットマッテ」と言って、手のひらを胸の高さで見せた。  ・・・・あまりに完璧な「ちょっと待って」と言うタイミングと、１００点満点のゼスチャーに、びっくりしました。 ある時、Alexがホームパーティにお邪魔した時、ちょっと遠い席にある食べ物を取ろうとしたら、インド系のおじさんが、突然  チョットマッテな～ と言って、取り分けてくれました。 ！！！ あなたも「チョットマッテ」を知っている！？ どういうわけだか、シンガポールでは「ちょっと待って」は有名な日本語らしいです。「なんで知っているの？」と聞くと、う～ん・・・と考えてから、「みんな知っているから」と言われます。 TVか何かで「ちょっとまって」が、シンガポールで有名な日本語になったのでしょうか？ そういえば、海外旅行をすると、「何でやねん」とツッコみたくなる日本語が、ある地域で妙に有名なことってありません？ 一番強烈だった経験は、以前エジプトに行ったとき、あらゆる観光地で首からぶら下げたお土産品を売っているオジサンは、一様に、「バザールデゴザール！！！」と、昔懐かしいNECのCMみたいなことを叫んでいたこと。 そして、エジプト人お土産やさんの目の前を通り過ぎると、突然 「サラバジャー！！！！！」　 と叫ばれます。　 なぜか遺跡のふもとに座っているおじさんも、日本人観光客が通り過ぎると 「さらばじゃー！！！」 ・・・て！ いったいどうして、エジプト各地にこんな日本語が流行っているんでしょう？ ところ変わって韓国。 ３０代半ばの韓国人の友人によると、韓国では「おげんきですか？」という日本語が有名らしいです。以前、中山美穂さん主演の「ラブレター」という映画が韓国で流行し、そのクライマックスで、彼女が「お元気ですか～！？」と何度も叫ぶシーンが有名になったらしい・・・。 そうなんですか・・・。　 外国人が知っている日本語って、本当に不思議です。 シンガポールにいらっしゃる日本人の方は、日常的に聞きなれた「チョットマッテ」に出会うと思うので、楽しみにしていてくださいね。 聞きなれた・・・といえば、日本語の「あらま」と、マレー語の「あらま　（Alamak）」は、同じ発音で同じような使い方をするので、とっても便利です。 そんなことは全然知らずに、「Alex、ここ間違っているよ」と言われて「あらま」と答えていたら、「Alexは、マレー語も知っているんだね！！」と感激されて、そんな共通語があることに気づきました。 バスで隣に座ったおばさんに「あ、荷物忘れてますよ」というと「あらまっ！！！サンキュー！」っと答えて、去っていきます。 ほんと、「あらま」は便利です～ 日本人に有名なマレー語かもしれません（←知られていないけど） ちなみに、便利すぎてAlexはマレー語のアラマ！を多様するので、たまに日本人の友達が来ると「Alex、“あらま”って言いすぎだから」と注意されています（＾＾； シンガポールに馴染んできた・・・ということでしょうか？&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>新しい仕事（シンガポール日記37）</title>
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		<pubDate>Thu, 26 Nov 2009 15:00:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 シンガポールで新しい会社に入り、つくづく思うことがあります。 ・・・こんな仕事もあるんだなぁ・・・・と。 Alexが担当している仕事のひとつが、企業の社会貢献活動を推進するお仕事。 毎年同じ時期にボランティアを行ったり、近隣諸国で津波や地震があると、自主的に募金をしたり、貧困にあえぐ国の子供に学習用品を寄付したり、社員に「自宅のシャンプーは詰め替え用を買っていますか？」と問いかけて、個々人のエコ意識を高める・・・・。 タオルペーパーを使わないように、ハンカチをもって会社に来ていますか？ ・・・と会社から毎週聞かれたら、社員は「余計なお世話」と言いたくなるだろうな・・・。 というのも、シンガポールの皆さんは衛生意識が高いのか（低いのか）、ハンドドライヤーを使わない。ドライヤーの中で雑菌が繁殖するので、不衛生だと言うのです。だから、トイレで手を洗ったら、またトイレの個室に戻ってトイレットペーパーを取り、手を拭く。 ・・・私には、かえって不衛生に見えるけど、そういうものらしいです。 話を戻して、会社で進めるエコ活動のお話。 本社から指示が届き、Alexのシンガポール本部を通じて、アジア・パシフィック各国の総務担当者に伝えて現地でエコ活動を推進するわけですが・・・・。 当然、そこまで気が回らないスタッフが多いのも事実です。 とうとうニュージーランドの担当者は「週１回１ドル募金をしたら、エコ活動を行ったことにする」というルールを作りだして、痛々しくもお金で社員の社会貢献意識を高める方向に走った。 ・・・す・・・すごい。 なんだか不思議な気持ちになって、圧倒されてしまった。 Alexのいるシンガポール本部。　 同じ事務所で働く営業社員は、常々「コスト削減」との戦いをしているので、「おたくは余裕があっていいねぇ！」という言葉に「本当に申し訳ありません」といいながら、栄養が足りない国の子供たちに牛乳を配ったり（←予算取りしてある）、ある日ニュースでどこかで災害があると、Alexの上司が社員に「中国の四川で大地震があったので、募金をお願いします」と呼びかけて、Alexはお金を集め、善意で集まったお金を四川救済にあたるボランティア団体に寄付もする。 生々しい話をすると、「善意で集まった」・・・と言っても、「○○さんは、20ドル募金しました」という回覧板と一緒に回ってくるので、「出さないわけにもいかないし・・・・」というのが正直なところ。 社内教育が行き届いているというか、社員「え～、またかよ～」と言いながらも、ちゃんと周りの人の金額に合わせ、５００円くらい募金をしていることにも驚いた。 ・・・・。 Alexは世俗的なタイプなので、この会社の姿勢には、心から頭が下がる。 こんな活動を仕切っているAlexの上司は、善意の塊のような人だった。 Alexは、「こんなに社会貢献していますよ！」ということを、会社のアピールに使えるのであれば、それは会社としても意味があると思うんです。 でも、上司は、ほかの人が見ていようが見ていまいが、「ミャンマーで地震があって多くの人が亡くなったから、みんなでボランタリーウォークをしよう」という。平たく言うと、週末に集まって数人で、ただ歩くだけ・・・という感じのイベントも行ってしまうのです。 それは、会社のTシャツを着るわけでもないので、ご近所さんが公園を散歩しているのと全く同じ状態で・・・・。 いや、彼は、人間として正しいです。本当にすごい方です。 ただ、会社としてプライベートな時間も使って社員とそういう活動をするのは、ちょっと行きすぎでは・・・？ そう考えてしまうのは、Alexの人間の至らないところというか・・・。 シンガポールに来る前に営業に近い仕事をしていたAlexは、こんなお金の使い方に慣れていなくて・・・・・・心の底で「こんなに、みんなの大事なお金と時間を使っていいのかな？」という思いも消えなかった。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>イスラム的結婚披露宴（シンガポール日記36）</title>
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		<pubDate>Fri, 20 Nov 2009 10:11:42 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 ある日、友達からお誘いを受けました。「今週末、友達の結婚式だから、一緒に行く？」　 ・・・はい？ 日本では、招待状がない人は、結婚式（披露宴）に参列することができないんだよ（＾＾； 「そりゃ～シンガポールの結婚式ってものを見てみたいけど、招待状もないし、誰だか知らない人が行ったって、来られたほうも困るんじゃないの？」 ところが、 「ダイジョブダイジョブ！！トモダチネ。OKヨ！！」　と言う。 ・・・ほんとかよ。 「そんな、知らない私が行ったら、悪いんじゃないの？でも、そこまで言うなら行ってみようかな？」と、どんなに遠慮がちな言葉を発しても、きっと私の旺盛な好奇心を隠せなかったに違いない。とにかく「どんなものだか、見てみたい」「こんなチャンスは滅多にないから、逃せない！！」と強い気持ちが強かった。 でも、困ったのは服装とご祝儀。 「正装はチャイナドレスでいいかなぁ？」と聞くと、ハハハ！！と大笑いされた後に、マレー式の結婚式だから、チャイナドレスを着ている人なんていないよ、と言う。 ・・・マレー式結婚式！？　・・・って、チャイニーズ式と何か違うのか！？　・・・で、何を着たらいいのかな？ 「いつもどおりの服装でいいんだよ。普通のシャツでいいよ」 ・・・いや、そんなまさか・・・。あ、じゃあ、ご祝儀は、いくら包めばいい？ 「すごく親しい人や近い親戚だと100ドル（7,000円くらい）包むけど、今回は、僕もあんまり親しくない人だから10ドル（700円くらい）にする。Alexは、知らない人だから、別に持っていかなくてもいいよ」 ・・・ええっ！？ご祝儀700円？？てゆーか、私、手ぶらですか！？ シンガポールの常識に丸腰な私は、事情もわからないので、まずはシンガポール人に従うことにした。 当日。 何時から？と聞くと、「いつでもいいんだよ」と言う。 ・・・Any Time！！ってアンタ。。。そんなバカな。 もはや、友達の曖昧な返答に腹さえ立ってくる。「これだから南国の人は・・・」とすら思ってしまう。 とりあえず、2時に行こうと言いながら、会場に着いたのは3時半頃。日本の結婚式では考えられない大遅刻なので、そもそも招待もされていないAlexなのに到着前から一人でハラハラする。  「ここだよ」 と着いた所は、よくある公団住宅の駐車場。 え？・・・・会場どこですか？？？ 指を指された先を見ると、1階スペースに飾りつけがあって、ステージが設置され、食べ物はマレー料理がブッフェスタイルでおいてある。そこにいる100人くらいの人たちで、男性は普段着ですが（たぶんよそ行き）、女性は民族衣装を着ている人が多く、褐色の肌に色鮮やかなドレスが映えて、そこだけ花びらを散らしたかのようだった。  ああ・・・結婚式の会場って、ホテルやレストランじゃないんだ・・・。 激しく驚いた。 受付があるわけでもなく「やぁやぁ」「お前も今来たのか？」「おれは帰るところだ」などと顔見知りに挨拶をしながら、その辺の空いている席に知り合いを見つけて座り、席を確保すると、交代で料理台から好きなだけ料理を取ってくる。 さすがはイスラム教、飲み物はすべてソフトドリンク（宗教上、飲酒は禁止）。彼らには、祝い酒・・・という概念がないらしい。 なんだか、ひとつひとつの事に驚いてしまう。そうかぁ・・・と思いながら料理を食べて、ふと気がついた。 ・・・そういえば・・・新郎新婦はどの人なの？ 「いないみたいだねぇ」 ええっ！！結婚式に、新郎新婦がいない！？ どうやら、新郎側、新婦側の公団住宅の1階で、それぞれに会場が設置されており、新婚カップルは、パーティの日に2つの会場を行ったり来たりするらしい。 ・・・・そうなんだ～。 会場は勝手に（？）カラオケで歌う人がいたり、昔の仲間とおぼしき人たちがひとしきり話に花を咲かせている。司会進行などなく、ケーキカットのようなイベントも全くない、なんだか自由な雰囲気でした。私は、友達のグループで「この料理は辛いぞ、食べられるのか？」とか、「マレー式結婚式は初めてか？」と質問をあびせられる。もちろん、その会場に日本人と思われる人は私しかおらず、それでも誰も気にしていない感じが「誰の知り合いが来ているんだろう」程度で、「誰でもこの会場にいても良い」という雰囲気が伝わってきた。  親族と思われる人が声をかけに着た。それぞれが「おめでとう」と言いながら、ポチ袋に入れたお金に渡す。ポチ袋には名前も金額も書いていないので、誰がいくら払ったのかも全くわからない仕組みに見えた。そして、ご祝儀をもらっている相手も、渡している人がどんな関係の人なのか聞くそぶりもなく、ごそっと手にまとめて持っているだけで、それが普通みたいだった。ご祝儀を渡していないAlexも、お土産としてタオルと銀色で塗ったプラスチックのような、軽くて小さなフォークとスプーンがついたセットを頂いた。 ・・・Alex、タダ飯にお土産までもらってしまって、案の定、ビミョーに気まずい。 食べて30～40分すると「じゃあそろそろ」という雰囲気になり、去り際にもう一度親族に「おめでとう」と言って握手をすると、握った手を一回胸の前に当ててから手を下ろしていた。 ハッとした。 明らかに、握手させてもらった相手を尊重する動作に見えた。 本当の意味はわからないけれど、日本人が頭を下げるように、相手を尊重する様子が「どこも同じだな」と思えた。 そんなわけで、気まぐれに（？）会場に入ったり、出たりが延々と夜まで続くのが、マレー式の結婚式らしい。なので、マレー系の友達が多いと、毎週誰かの結婚式に参加・・・ということになるらしい。  別の機会に、また（全く知らない人の）マレーの結婚式に行かせてもらう機会があった。その時は、新郎新婦がいて、なんだかホッとした。 さすがにその時は、ステージに上がって「おめでとう」と声をかけて、写真をとらせてもらってから、料理台に向かって、以降は前回に同じ。 本人たちは、実際は色々とこだわっているのでしょうが、日本のように、「新郎新婦の人となりを参加者に伝える機会」も全くないし、音楽にこだわっている気配もないし、「ケーキが手作り」とか、「一人ひとりの参加者にメッセージカードが置いてある」とか、新郎新婦にとって、結婚式直前は徹夜作業・・・のように、がんじがらめの「手作り感にこだわった演出」は全くなかった。みんなが好きに来て、好きに食べて、好きなだけ長居して、そして、好きな時に帰っていった。 マレー式の結婚式は、何から何まで、日本と全然違っていた。 演出されすぎな日本の結婚式しか知らない Alex [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>気になるおじいさん（シンガポール日記#035）</title>
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		<pubDate>Thu, 12 Nov 2009 15:00:50 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
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		<description>こんにちは、Alexです。 Alexが今住んでいるところは、ご近所に日本人がとても多いです。日常のご近所づきあい（←ってほどでもないけど）「この人、日本人だな」とわかる大きな特徴があります。 それは・・・挨拶をしません。 &amp;#160; Alexのいつもの朝。  出勤時に、エレベータでよく会うフィリピン人メイドさん、インド系のお母さんと子供、警備員のおじさん、会った人に「おはようございます」と軽く手を上げてニコッと笑って出かけます。ところが、そんな日本人は稀らしい。エレベータに乗り合わせた人には、「グッドモーニング」と声をかけると、だいたいは挨拶を返してくれます。まぁ所詮は「ハイ☆バイ　フレンド」一応顔見知り・・・という程度。乗り込んできた人が日本人の場合、エレベータの奥にいる私には背中を向けて下を向き、時計を見たりしながら、聞こえないフリ　(￣-￣？)ちょっと気まずそうな雰囲気で、会釈をしたようなしないような、微妙な首の動きを見せるか、完全無視。見れば、日経新聞を持っているので、どう考えても日本人。 ・・・海外に住んでいるので、身の回りに慎重になっているのかもしれませんが、所詮は家賃が高い住宅エリアなので、ご近所さんも民族は違えど、それなりの人が住んでいます。 「挨拶はしとこうよ・・・ヽ(^-^ )」　 と思うAlexなのです。 そんなわけで、日本人とエレベータで乗り合わせると、地上に着く時間が、ことのほか長い。1階で扉が開けば、「やれやれ」「俺は忙しいんだぜ」といった感じに、そそくさと先に下りていくのが、ますます取り付く島もなし。何ヶ月か挨拶をしていたのですが、日本人に挨拶をしても、された本人が気まずそうなので、「日本人だな」と思ったら、挨拶をしないことにしました。  そんなありきたりの日常の中で、少し目を引く隣人・・・ほとんど毎朝エレベータか1階ロビーで会う、70代後半と思われる中国系のおじいちゃん。シンガポールのあちこちで見かける60代、70代とは全然雰囲気が違う。杖なしで歩くのも危なっかしいほどの足取りなのに、エレベータで会うと必ず１階で「開」のボタンを押します。そしてユラリと後ろにいるAlexを振り向き、手のひらをゆっくりとドアの外に向けて動かします。 「お先にゆきなさい」＼_（－_－） 笑っているわけでもないのですが、静かな目線に力がある。彼が毎朝どこに行っているのかわかりませんが、いつも糊がかかったワイシャツときちんと折り目がついたズボンを穿き、毎朝１階のロビーのベンチに座っています。Alexの出勤時間とピタリ同じなので、平日はほとんど毎日見かけます。最初は挨拶をしても、軽く手をあげるだけだったのですが、2ヶ月ほどたつと、通りすがりでも「グッドモーニング」と弱々しく言ってくれるようになりました。 話したこともないのに、とっても特別な雰囲気を持つおじいちゃん。彼が生きてきた現役時代に思いを馳せてしまいます。おそらく、現役時代から紳士だったと思いますが、何よりも、数十年も前から、そんなマナーが身につく世界で活躍していたんだろう・・・と思えて仕方がありません。  「ワシの若い頃にはな・・・・」という、彼の半生を聞いてみたいものです。 朝、エレベータで会うだけの、なんだか上質なおじいちゃん。Alexの日常で、一番「気になる存在」です。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>どうせ言葉が通じないから（シンガポール日記#034）</title>
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		<pubDate>Thu, 05 Nov 2009 15:00:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 最近、通り過ぎる人を見て「あの人は日本人だろうな」と、わかるようになって来ました。とはいえ、韓国人と日本人は遠くから見たら本当に良く似ています。 どう同じか・・・というと、休日の気の抜けた服でさえ、どことなく小ざっぱりしている所が似ています。どっちの国の人も、全体的に趣味が似ているのでしょうか？ そういうAlexは、タクシー運転手に「ベトナムから来たのか？」とか「タイか？」と言われます。・・・身なりが小ざっぱりしていない、と言われているのでしょうか？ 自分で気づいた「国民の特徴」に、自分で傷つく羽目になったことに寂しさも覚えつつ、今日はシンガポールで見かける日本人のお話をします。 シンガポールの中心エリアには、日本人が多く住んでいます。 Alexの家も、同じ建物の70％の居住者は日本人か？と思うほどの密集地。（住んでから気づいた）。近所のスーパーでも、納豆（冷凍されている）がいつでも買える便利さ・・・。「今日のランチは、そうめんと天ぷらにしようかな」と思うと、すぐに手に入る「コツのいらない天ぷら粉」。 うん。本当に便利です。シンガポールでも、コツがいらない・・・いや、そうじゃなくて、さすがは、日本人が多く住むエリアは、日本人に便利にできています。 住んでみれば、いかに日本人が多いかがわかるので、日本語でも不用意な発言をしないように静かに暮らしているAlex。 でも、時々見かけるんです。旅行者でも、住んでいる人でも、「海外にいる」と思うせいか、大胆になる日本の方が・・・。 たとえば、フードコートで「これ、すごくマズいのよ！」と、大声で話す日本人主婦。慌てたご主人が「ばかっ！そんなこと、大声で言うんじゃない」とたしなめるのも聞かず、奥さんは「どうせ日本語通じないんだから、大丈夫よ！」と大きな声で返す。 ・・・ワタシ　ニホンゴ　ワカリマス。アナタ　ワルイヒト。 ・・・と、くるりと振り返って話しかけたら、びっくりするだろうな～。（ニヤリ） いえ、やりませんけど・・・。 日本人の大人がそうなら、子供もイイ線いっています。 自宅の敷地内に卓球台を見つけました。シンガポール人の友達と一緒に「おお！ここで卓球ができるんだねぇ」と近づいていくと、小学生らしき子供たちが3人でゲームを始めようとしています。「自由に使えるのかな？」と思って、少し遠まきに見ていたら、お子様が話しだした。 「なんか、あいつら、やりたそうに見てるぜ」「ムシしようぜ。俺達が予約していたんだし」「いいよ、放っておこうぜ、あんなやつら」 と、思いっきり日本語で話していました。・・・不用意なこと言わなきゃいいのに(^^;) 「こんにちは～」「卓球台を使うときは、どこで予約すればいいんですか？」「ボールとラケットは、自分で持ってくるのかしら？」 と立て続けに日本語で聞いたら、 3人の子供たちは　シャキーーーーン！！！！　と「気をつけ」姿勢になり。 「あっ、ラケットとボールは自分達で持ってきています」「あのっ、使う時は、一階の受付で予約できます。」 ・・・と、突然、ですます調の、きちんとした日本の子供になりました。 おお～！！見事だ！日本の子供の外ヅラ（拍手） 一方、シンガポールの少年たちにも、似たようなことがあります。 サッカーの試合を見に国立競技場に行った時のこと。さすがにここでは、Alexは「シンガポール人ではない」と思われていたようです。 座席は自由なので、前のほうの席をとったら、隣にいた10代の少年集団が、目をあわせず、聞こえるように、  「このババア」 とノタマイました。 ・・・ほほぅ。そうきたか。 Alexは、中国語もマレー語も悪口だけは、ちょっとわかります。 「どうせ言葉が通じない」と思って、うっかり不用意になるのは、どこの国の人でも一緒かもしれませんね。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>始まりはいつも大変・・・（シンガポール日記#033）</title>
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		<pubDate>Thu, 29 Oct 2009 15:00:38 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 転職先で、今度こそ、新しい生活がスタートしました。 会社に行くと、状況を知っていた皆さんは「やっと来たねぇ！」と歓迎してくれる。同じ部署で働く女性を紹介された。指と足がやけに細くて、濃い茶色の瞳がとても大きく、そのやわらかな黒目とは不釣り合いに、目じりがキリッと上がっている。少し外向きになった前歯と唇が、「おしゃべり好きだろうな」という印象の彼女。濃い茶色に見える黒髪はストレートで、柔らかそうに彼女の顔をなでている。 キレイな人だな。 気の強いシンガポールの中国人女性に見られるような、回転の速さも感じられた。 彼女は「待ってました」とばかりに、テキパキと私のパソコンやら、新入りスタッフに必要な初期の設定を進めていく。彼女の様子に「仕事もきちんとしている人なんだろうな」と思った。でも、あれこれと対応が早すぎて、説明してくれてもよくわからなかった。 それが終わると、「新設された私達の部署専用のデータベースを作るので、構成を考えて」と頼まれました。何のためのデータベースで、誰がアクセスして、どう使うのかがわからないので、「ごめんね、何のデータベースで、どう構成使いたいのかのかもわからないから、今考えるのは、無理だわ」と答えたら、彼女は、そうか、と思ったようで、一旦自分の席に戻ると、メールで自分が考えたデータベースの構成を送ってきた。その最後に「これは、あなたの仕事だから」と、余計なひと言まで書いてあった。 ・・・このお嬢さんとは、前途多難かもしれない、と、チラリと思う。 一方、この会社に感心したこともある。 まずは、入社時に「企業理念」「会社の歴史」「各事業部の業務内容」など、会社全体を網羅する「入社時研修」が整備されていること。シンガポールは通年で中途採用をしているのですが、こんなにきちんと会社のことを教えるのは珍しい。大企業って、すごい余裕があるんだなぁと感じ入った。 混乱しまくることもある。 自分の仕事の引継ぎとして、シンガポール内のグループ各社の構成と、今まで進められていた仕事を教わる。事前に知っていたはずなのに、全くわからない理由は、アルファベットの羅列で表わされる「社内略語」が多すぎること。本当の名前とアルファベット表記に関連性がないので、アルファベットや数字の組み合わせで表現される組織名や戦略名を、日常会話の一部としてつかわれると、まったく意味がわからなくて、腹が立ってきた。 大きな会社は、組織の仕組みを読み解くのがつらいかった。たとえば、「本社」と言われたら、グループ本社（人事・総務・経理・システムなどの間接部門）を示す時もあれば、各ビジネスカンパニーのトップを現す時もある。「本社」という単語で、どこの組織を話題にしているのかは、文脈から解釈が必要だ。本社と呼ばれる場所が、何か所もあるとは思わなかったので、頭の中は出口のない迷路になる。 会議も週3回はある。入社したての身にはずいぶん多いけれど、会議の目的も、自分が参加している理由も全然わからず。「次はTV会議だから準備して」と言われても、どこがTV会議室で、機材をどうスイッチオンしたら良いのかわからず、くだらないことで途方に暮れ、人の助けを求める。 ああ・・・なんか、私、いま、無力です。 最初から、素敵な同僚との出会いもあった。 細身で身ぎれいな入社8年のベテラン、Sさん。カジュアルな服装で出勤することが多い会社なのに、彼女だけはいつも上下のスーツを着ていた。年が違いこともあり、彼女の仕事を引き継ぐこともあったけれど、本当に質問しやすくて、すばらしく安心できる人でした。彼女の仕事は丁寧で、とてもキチンとした印象がある。人との接し方も品が良くて、図々しい感じが全くない。日本人のような丁寧さと距離感を保って、あまり個人のプライバシーには入ってこない。いつも楽しそうに朗らかに微笑む、親しみがもてる優等生タイプの彼女は、今まで出会ったシンガポール人の中で、抜群だ。人格は国境を超える。彼女が日本にいても、信用されるタイプだろうと思った。使う英語も丁寧で、とりわけ、彼女が書く英語の文章がきれいで感動した。 困った時に声をかけると、いつも「ノープロブレム」とニッコリ笑って教えてくれる。 Sさんは、偶然にも、Alexと誕生日が同じ。思いがけない偶然は、お互いの心を少し近くする。 そんな素敵な人は、この会社に、たった一人しかいない。 それでも、彼女のおかげかもしれない。 「きちんとした人が働いている会社に入社できて、良かったなぁ」と、思えたのは。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>大企業での仕事始め（シンガポール日記#032）</title>
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		<pubDate>Thu, 22 Oct 2009 15:00:49 +0000</pubDate>
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		<description>こんにちは、Alexです。 いよいよ新しい会社への入社日がやってきました。 意気揚々と会社に出勤・・・ところが、人事部門の段取りに手違いがあったらしい。就労ビザが取れておらず、初日から働けなくなりました。 ガーン。 私を採用してくれたマネジャーもびっくり仰天。Alex以上に動揺している彼は、「心配しないで。事務所で働けない期間は、自宅で仕事を進めてくれ」とAlexに課題を与えながら、人事の人と中国語でオロオロと話している。 むしろ、人事のほうは「3週間くらいかかるけど、大丈夫。ガンバリマース」と、落ち着いた様子で、なぜか「頑張りまーす」だけ日本語だった。 外国にいると、妙なところだけ日本語を使われると、かえって怪しさが増すのは、どうしてだろう？今日から働く気満々だったAlexは、突然やることがなくなってしまい、どうでもいいことを考えてしまう。 まぁ、ビザを待つ時間は仕事を与えられているので、その分の給料分も入ってくるだろうし、「就労ビザが下りるまでは、働いてはいけない」という法律を守るのは、会社として偉いことだね、うん。しかし、30年以上シンガポールで経営していて、15年選手の人事部スタッフがいて、規模が大きい会社でも、こんなミスがあるんだなぁ・・・。 そんなことを考えながら、ぼんやりとしていた。こんな、人事と上司と私の三者会談は、出口に近い応接室で行われ、事務所の中にすら入れてもらうことができない・・・。Alex、100%ヨソモノ感があります。変なところはキッチリしているのが、不思議な会社だった。 こうやって、誰かの凡ミスで、大事な物事が進まない時には、「ああ、私、今、東南アジアにいるんだっけ」と思い出させてくれる。そして、ま、こんなこともあるかなぁ・・・とノンキになる。 同時に「ま、仕事は与えられているから、給料は入ってくるし」という安心感が、私の気持ちを大きくさせて、「わかりました」と言って、家に帰った。 あ～あ。 想像もしていなかった、自宅待機。　 でも、インターネットで1週間以下でビザが取れるので、ほんの少しのガマンだね。 そう言い聞かせながら、時計を見ると、今は午前10時過ぎ。太陽はまだ昇りきらずにいて、どんどん暑くなってきているのに、なぜか自宅にいる自分。 ぼんやり窓の外を見ると、いつもと変わらない、シンガポールの夏の日差しがサンサンと降り注いでいる。 ああ・・・今日もシンガポールは、真夏だなぁ・・・。 やる気満々だった一日が、思いがけないポカで、すっかり腰が折れてしまった。 ぼんやりとした一日を過ごしていると、夕方、上司から電話がかかってきた。 本当は、今夜、Alexの歓迎会を予定していたけれど、入社できなくなったので、代わりに、「一緒に夕食をどうかい？」とのことだった。 前の会社の上司とは、全然違う、彼の心遣いがうれしかった。 「喜んで」 そう答えると、シンガポール人上司は、私の自宅の近くにあるお店に連れて行ってくれた。 初めて、ゆっくり話してみると、日本人より腰が低いような印象。距離感が近く親しみやすい雰囲気も感じる。どうも、彼は他の日本人駐在員とうまくいっていない様子があり、日本人である私にサポートしてほしい・・・というのが、私（日本人）を採用した本音のようだ。 何があるかは、会社に入ってみないとわからないな・・・。好奇心がムクムクと立ち上がる。でも、今夜は豪勢なお食事（写真：シンガポール名物のチリクラブ）にありつき、細かいことは、どうでもよくなった。  この蟹は、スリランカクラブ、と言うのだろうか。殻は固く厚くて、日本の華奢な蟹ハサミなどは、とうてい太刀打ちできない。銀杏の殻剥き機のようなパンチを使って、たっぷりとかかったチリソースでツルツル手を滑らせながらガシャンと殻を割ると、一つ一つの肉繊維が白く太く、食べ応えがありそうな、ふっくらとした身が顔を出す。そこで改めてチリソースをかけてほおばれば、じゅわぁっと蟹の身とほのかな甘辛さが混ざりあって、骨太なハーモニーを奏でる。 ソースが手や顔について、豪快にいただくのが、それがまた美味しさを増す。 Alexは、昔から、食べ物で騙されるタイプだ。 今夜は、入社できなかった驚きがあったが、上司の粋なはからい（と、チリクラブ）で、心を落ち着かせて眠りにつくことができた。 翌日からは、自宅にいるけれども、一心不乱にお仕事をする。今の会社の方向性や、会社の状況を理解し、コメントをする、自習的な内容だった。「自宅待機だからって、遊んでいると思われちゃかなわないゾ」と、一生懸命勉強して、毎日上司にメールを送り、朝から晩までまじめに取り組んでいた。 ・・・そうこうしているうちに、自宅待機で10日が過ぎた。いくらなんでも、ビザ申請に時間がかかりすぎる。不安になって上司に電話をすると、人事が書類を郵送してビザ申請を行っているので、3週間程度、必要だという。 「郵送ですか！？」 びっくりして、大きな声を出してしまった。シンガポールでは、政府手続のほとんどが、インターネットで申し込みできる。今どき郵送で手続きをする人事部があるなんて、仰天だ。勤続15年の人事スタッフがいるのに、一体どういうこと？ 大企業に勤めて、何もかもがシッカリとしていると思ったのが、大間違いだった。 結局、5日間おきに上司に「ビザはまだでしょうか？」と連絡を入れていたのですが、バッチリ3週間の自宅待機を強いられたAlexなのでした。 本来の出社開始日から、22日目に、ようやく会社に出勤できたAlex。 「恥ずかしながら、ようやく会社に来れるようになりました～」と、新しい同僚にご挨拶をしながら、自分の席につくと、「ガンバリマース」の人事スタッフに呼ばれた。 なんだろう？　と思って個室に行くと、私に渡した鍵の証明書や、非常時の家族の連絡先などを記入する用紙をあれこれと渡されて、次々とサインをしていく。 そして最後に、人事部は新たな日付の契約書を持ってきて、再度サインするように言われる。 「え？」と思ったら、正式に入社した日からしか、給料は出さないという。 ・・・・なんで？ 私のミスじゃないし、契約書はもうサインしてあったし、自宅にいたけれど、上司の課題にずっと取り組んでいて、「採用日に合わせて今月分の給料は出るから、まぁいいや」と思っていたのに・・・人事のミスなのに、なんで私の給料を減らしてんねん！！！人事部！！（怒） そんなわけで、新しい会社の初めてのお給料は、目も当てられない金額で、翌月の家賃を払ったら、もう何も残らなかった・・・。あと1ヶ月、1日の生活費が150円しかない。というのも、この間、日本に行ったとき、シンガポールの貯金をほとんどすべて、日本の銀行に移してしまったからだ。 なんだか、変なところだけツジツマ合わせをする会社なんだな・・・ それが、大企業に初めて勤めたAlexの、なんだか不思議な仕事始めだったのでした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>浦島な日本（シンガポール日記#031）</title>
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		<pubDate>Thu, 15 Oct 2009 15:00:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 タイ旅行から戻り、次の仕事開始日までもう少し時間があるので、日本に一時帰国することにしました。今はインターネットで、ある程度は日本のニュースも知っているし、「浦島太郎」になることもあるまい・・・と、意気揚々と帰国。 ところが…。 日本の人は、みんなお洒落でキラキラして見えます。髪、洋服、アクセサリー、お化粧、何もかもがシンガポールと違う。当然だけど、ビーチサンダルで歩いている人はいない。男性も、小物やスニーカーが、なんとなくお洒落だ。もう、自分の身なりの、何もかもが恥ずかしくなって、身を縮めて歩いてしまう。  私の日常、シンガポールは常夏なので、Tシャツ中心の365日着まわしです→  久し振りに会ったお友達は、「海外で働くなんて、すごい」と尊敬のまなざし。あまり良い労働経験をしていなかったAlexは、恥ずかしくて、「日本で働くよりひどい目にあったよ」とか、「私と同じような日本人はいっぱいいるのよ」と話すのですが、お友達の目がキラキラして、もう、何を言っても「すごいね～」の一本調子。みんなで一緒にいる時の空気の流れが、今までと全然違うことに戸惑う。 海外生活をした人は、古い仲間と会うと、同じような体験をするのでしょう。（限られた世界で英雄扱いされる。）でも、Alexみたいに、「ただ海外に住んでいるだけ」という、つまらない人もいるんです。何もスゴイことがなくて、申し訳ないくらいです・・・。 &amp;#160; 久しぶりの日本で、「あら？」と戸惑うことは、他にもある。 例えば、うっかり人にぶつかってしまった時に、咄嗟に口から「ソーリー」と出た。その瞬間、ぶつかった相手が、びっくりして目を合わせないようにスゥ～っと、離れていった。 「え？私、今、外人扱いされた？」 ポカーンとして、隣を見たら、一緒に歩いていた友達まで、眉をひそめて一歩遠くにいた。 ガーン・・・。 海外では「日本人」として扱われるのに、日本では「ヨソの人」と扱われ始めている。 さらに、あれ？と思った出来事。 以前、毎週、転がって笑って、絶対見逃せなかった大好きな「お笑い番組」を見た時。「今、一番波に乗っている芸人さん」のパフォーマンスを見たら、何が面白いのか、全然わからなかった。昔と同じ、決めゼリフがテロップで出て、「ここで笑え！」と後押しされるTV番組の編集は、昔と何も変わっていないはずなのに・・・。 毎週見ないと、笑えないネタなのかな？それとも、本当は、とりたてて面白くなかったのかも？ そして、目が回ること。 どこに行っても、とても賑やかに感じます。看板、社内アナウンス、電車の中吊り広告、ニュース、音楽、そして、携帯電話で話す声。全てが日本語なので、便利ですが、すべての音声や文字が情報として頭に入ってきてしまって、たまらなくウルサク感じる。シンガポールでは、英語、中国語、マレー語、タミル語が混ざっているので、読めない文字、意味が分からない言語があふれ、わからないことが多いので、静かに感じるだけなのですが。（実際には、シンガポールは車内での携帯電話は、マナー違反ではないので、大声で話している人が多い） ニュースや時事討論番組を見て・・・「日本は応援することを忘れたかぁ…」と感じる。言論の自由がある（ありすぎる）と言ってもいいだろうか？批判がいけないワケではないけれど、応援することを忘れ、不必要に自分たちで世情を乱しているように感じた。シンガポールのマスメディアは政府が管理しているので、特に、政府への批判的なコメントは聞いたことがありません。同時に、政治家の足の引っ張り合いも見たことがない。ほぼ一党独裁なので、与野党の対決も見たことがない。そんなことはニュースにならないのです。この体制の最大のメリットは、国が乱れなくて済むことでしょう。日本は、一人ひとりが世に関心を持っているように見える一方で、協力しあうことを忘れたのかしら？ ・・・こんな、つまらないことで、自分も回りも、何かが変わった気がしました。今回は、「人も、国も、それぞれ、違うんだなぁ」「それぞれが、時間を経て変わっていくのだなぁ」という、当たり前のことを、しっかりと受け止めた気がした。  外を見れば、例年より早めの桜が咲いている。 千年の昔から日本人の心を捉えてやまない、薄いピンクの花びらが一斉に開くさまは、今の時代でも人々に愛されて、みな、心が躍る日本の情景。新しい生活が始まるシーズンでもある。転職を控えているAlexは、久しぶりの桜を見て、気持ちが高まり、とても前向きな気持ちになりました。 さぁ、心機一転。私も、また前を向いて、私の道を歩いていこう。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>ホリデイ（シンガポール日記#030）</title>
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		<pubDate>Thu, 08 Oct 2009 15:00:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 転職先の仕事が始まるまで、あと3週間。 &amp;#160; 旅に出よう。 &amp;#160; 思えば、しばらく海外に行っていない。日本人にとって、シンガポールは海外だけど、私には、もうここが日常になってしまった。何か、すごく違うものを見たい。シンガポールから東南アジア各国には安く行けるので、みんな、連休や週末を使って海外に買い物やマッサージをしに行ったりしています。でも、Alexは、仕事で全然余裕がなくて、一度も出かけたことがない。 &amp;#160; どこに行こうかな。 &amp;#160; マレーシアは出張で行ったし、インドネシアはとても危ないらしい。インドに行きたいけど、これも女の一人旅は絶対にヤメロと言われる。どうしよう。どこに行こう。 ・・・そんな頃、シンガポール人の友達とディナーを食べていたら、「もうすぐ自分の誕生日なので、ホリデイを取ってタイに行きたいけれど、同行者が見つからない」と言う。 そうか、タイねぇ・・・。10年くらい前に行ったきりだな。 友達とはいえ、24時間を一緒に過ごすほど親しくはない。「ホテルでは別々の部屋を取ろう」「お互いに、見たいものが違う時は、別行動をしよう」ということで一致し、あまり知らない人と一緒に、タイに行ってみることにしました。 バンコクは、シンガポールから飛行機で北に２時間半ほど。 ・・・でも、あ・・暑い。北に来たはずなのに・・・。 空港からホテルまでタクシーに乗る。500バーツだと言われ、「高いよ」と答えると、「空港が手配するタクシーは、全部500バーツなんだから。でも、うちの車は高級車だから、安いほうだぜ」と、おじさんが客引きについてくる。 自力で違うタクシーを拾おうと思ったけれど、暑くて、探す元気がない。まぁいいや、と客引きおじさんのタクシーについて、空港の駐車場をトコトコ歩いていくと、まぁ、埃っぽいけど、悪くなさそうなタクシーが待っていた。「いい車だろう！」と自慢げに言うおじさんに「そうだね」と、心なく答えた。 ・・・。「料金メータータクシー使ってます」と書いてあるのに、乗る前に価格交渉されるのも、ウサン臭い。メーターなんて、あっても使わないんだなぁ。 タクシーの中にある仏像が、全部前方を向いているのが、なんだか不思議だった。シンガポールでは、仏像は車内に向けて置いてある・・・小さく「外国だなぁ・・・」と思う。 車窓を流れる景色は、どことなく埃っぽくて、鮮やかな色の洋服も、どこか茶色がかっている。クラクションが鳴り止まない街の中は、喧騒とした雰囲気と活気があり、もっと、管理が行き届いていない感じがある。つかみどころなく大きくて、広い場所に来た気がした。 ホテルに着くと、タクシーメーターは300バーツくらいだった。「やっぱり500バーツなんて、高いじゃん！！」と思ったけれど、「まぁ、いいか」と思った。 ホテルに荷物を置き、友達が「どこに行きたい？」と聞くので、「エメラルド寺院」と答える。10年ほど前も行ったことがあるはずだけど、ツアー旅行だから、どこに行ったのかすら忘れてしまった。 忘れられない10年前の記憶は、どこかの寺院を出てコーラを買ったら「おつりがない」と言われて、2本分の値段を持っていかれたことだけ。なんだか頭にきて「じゃあ、２本もらうよ」と、コーラ2本をオバサンの手提げカゴから奪い取ったことだけ。 もう、あれから10年も経ったし、その手には乗らないよ～　 ・・・と、タイの観光客商売のすべてを知ったような、意味のない自信。 ３輪のトゥクトゥクで、風を感じながらエメラルド寺院の近くに着いた。入口に向かって歩くと、知らないおじさんが「今日は公式イベントがあって、夕方まで入場できない」と言う。 でも、すぐ先のゲートには、たくさんの人が出入りしているのが見える。 「いいよ、休みでも、そこまで行って見るから」と、振り切ると、10mも歩かないうちに、違うおじさんが「今日は、公式イベントがあるから、夕方まで入場できない」とまた言われる。 2度目だと、「そうなのか?」と思うけれど、「でも、人がたくさんゲートを出入りしているよ。まずは、行ってみるから」と振り切る。 また10mも歩かないうちに、違うおじさんが「今日は夕方まで入れない」と言われる。 ・・・3度目か。　 さすがに、「ダメなんだ」と思って、夕方にまた来ることにしようと思った。 すると、あと2時間くらいだから、近くを観光したらいいよ。と進められて、なぜか値切り交渉までしてくれて、3輪のトゥクトゥクに乗せられる。 まぁ、空き時間を有効に使えてよかったよ。 結構楽しんだ後に、エメラルド寺院に戻り、「ありがとう」と、念願の寺院に足を踏み入れた時に、「あれ？」と思った。 その中で、公式イベントを開催していた気配が、全くない。 &amp;#160; ・・・・やられた！！！騙された！！！ &amp;#160; そう。エメラルド寺院の前で「今日は公式イベントがある」と言うおじさんたちは、トゥクトゥクドライバーとグルみたいだ。きっと、バックマージンをもらっているに違いない。 あ～あ・・・またやられちゃったよ。 Alexと友人は、出だしから失敗した。O型気質の二人なので「まぁ、2時間の小旅行も、楽しかったからいいか」と苦笑い。確かに、誘い方はウソだけど、彼らも「観光に連れて行く」サービスをしてくれたから、いいかなぁ。 このノンキさが、カモになってしまう原因だろう。。。 建物は、何を見ても新鮮で面白かった。歴史がある国の建築物は独特の美しさがある。首都バンコクの寺院も素晴らしく、また、隣国、カンボジアに近づくと、建築物がアンコールワット（カンボジアの世界遺産）に似ている。「ああ、そうか。ここは元々ひとつの文化圏だったんだ」と気付く。 歴史が国境という線を引いても、文化は往来し、尾を引いて未来に伝えられていくことに、いまさら気がついた。シンガポールと違って物乞いも多い。小さな子供を抱えた母親や、地雷を踏んだ人（片足がない人）が道路を這っている姿を見るのは心が痛い。物乞いの中には、悲惨さを演出するために、親が小さな子の足や手を切り落とす場合もあるという・・・そんな、本当かウソかわからない、怖い話も聞いた。そんなこともあるのかもしれないな・・・・と思うほどだった。 すれ違う人たち、買い物をした後の店員さんが、胸に手を当ててニッコリと微笑む姿は、心が洗われた。私もいつの間にか、真似をしていて、相手が返してくれると、また心が安らぐ。 絞りたてで、フレッシュなオレンジジュースの露天があちこちにあった。暑いし、たまらなくおいしそうに見えるけれど、友達が「ここは、シンガポールじゃないんだ。衛生的じゃないんだから、絶対に飲むな」と強く止めるので、手を出せなかった。なるべくきれいな食堂で食べるようにした。 念願のオカマショーも見に行った。偶然、泊まったホテルにショーステージがあると、気がついた。 ステージに立つ彼女達は「見て」といわんばかりに綺麗で、美しさへの自信が満ち溢れていた。ショーの所々で「男らしさ」が演出され、妖艶な姿と逞しさのバランスがおかしくて、壊れたように笑ってしまう。 ステージが終わると写真撮影タイムがありました。並んでみると、彼女達は、 で・・・でか～い！！！ と思う。Alexも小さくないけど、並んでみるとその差は歴然。 みんな肩がしっかりしていて、豊満な胸を除けば、体に曲線が少ない。「・・・そうか。体格は女性と違うんだな」と思う。 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>私の好きな街（シンガポール日記#029）</title>
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		<pubDate>Thu, 01 Oct 2009 15:00:48 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 新しい仕事に就く前に、すっかりクタビレてしまった自分を、リセットしたい。深い意味もなく、仕事の開始は1か月後にした。 さて、気分転換に、どこに行こう。 シンガポールは、とても人の手が入った、人工的な街。それでも、活気があふれ、発展途上の雰囲気をたたえた場所がある。リトルインディアだ。 パキスタンなどから、工事現場の労働者として出稼ぎに来ている人達がたくさんいて、この街にいる人種がまるで違うことに驚く。シンガポールに住んでいるのに、外国に来た気分になる。ヒンズー教の寺院も、たくさんの神様が祭られて賑やか。 特に、夕方から夜中まで、もしくは土日になると、色黒の人がぎっしりと人が詰まった、窮屈なほどに賑わった街に圧倒される。女性の衣装（サリー）も華やかで、黄金のアクセサリーが、彼らの肌には映えて、とりわけ美しい。顔のホリも深いので、日本人とは違う美しさに、思わず見入ってしまう。 買い物をしても、たとえば野菜が安い。ビニール袋に２つ買っても、400円程度。このエリアに出稼ぎ労働者が多いせいだろうか？生活に必要なものが、とても安く手に入る。しかも、すべて量り売りなので、必要な量だけ買えるのもありがたい。 自分は街に溶け込んでいるつもりでも、写真を見ると、明らかに雰囲気が違う。喫茶店に入っても、レジのお兄さんが「電話番号を教えて」とやってくるので、完全に外国人扱いだ。 &amp;#160; インド系のYesは、首を横に振る。No　と言いながら首を振ってしまうAlexは、彼らにとって「Yes」に見えるので、ややこしい。 「ダメダメ、会いたくなったら店に来るから。電話番号は教えない」と首を振るAlexは、彼らには「口でダメと言いながら、態度はYes」に見える、ビミョーなサインに見えるのか。 喫茶店の店員さんとのやりとりは、こんな感じ。 「シンガポールに住んでいるの？」そうだよ「韓国人？それとも日本人？」日本人だよ。「わぉ！日本人の彼女はいいねぇ！」いえ、あなたの彼女じゃありません。「リトルインディアにはよく来るの？何でも僕に聞いて」いつも、気に入った八百屋に来るくらいだから、大丈夫。「英語うまいねぇ！それなら、僕といつでも話ができるね。ねぇ、電話番号教えてよ、僕のは×××××だからさ」必要な時に、こっちからかけるよ。「だって、彼女が困っている時とか、助けてあげたいしさ！いいじゃん、番号は何番？」（自分の携帯を出して、目をランランとさせながら、身を乗り出して構えている）・・・彼女じゃないですから。わかった、わかった。あなたの助けが必要な時には、こっちからかけるよ（- -；） ・・・と、彼の名前と電話番号が書かれた紙をもらって、なんとなく場をおさめる。（←おさまってない？） 喫茶店を出る時には、彼がウィンクをしながら、愛おしげに手を振る。 ・・・なんだか、彼があまりに見事で、あっけにとられた。いや、むしろ、新鮮だ。 シンガポール人でも、中華系は、リトルインディアにはあまり近寄らないらしい。タクシーの運転手も「危険ではないんだけど・・・裏道に入らないように、気をつけて」と念をおされることもある。「行った事がない」というシンガポリアンも、結構多い。 そこにいる、インド系ではない人種は、Alexのような外国人や、旅行客が中心。一泊1,800円くらいのバックパカー用の宿も多く、ラフな格好をした西洋人もよく見る。だいたいナップザックを背負っているので、すぐに「バックパッカーだ」とわかる。 この街の景色になりきれない「ヨソモノ感」が、自分を現実から解放してくれる。 たまに、日本人旅行者を案内すると、「ジロジロ見られている気がして、怖い」と言う。　それは、この街の人たちの肌に対して、目が白く見えるからかもしれない。 あてもなく、裏道まで一人でグルグルと歩くと、倉庫のように山積みした洋服屋の近くの路地で、足踏みミシンで、すそ上げをする職人がいる。アスファルトに、足踏みミシン・・・。この飾り気がまったくない感じに、足を止める。職人のそばには、何人もが並んでいて、結構繁盛しているようだ。きっと、ものすごく安いだろうな。 観光客が行くようなインド料理の店は、一人2,000円以上する。そんな有名店は、インドの内装をほどこしていても、オシャレな雰囲気がある。でも、友達を案内する時以外は、行き当たりばったりに小さな店に入り、200円で食事し、50円ほどのチャイ（ここでは、テタレと呼ぶ）を飲む。何を食べてもカレー味だけど、私には合っているみたい。 こんな手軽で衛生的なインドは、私の家からバスで15分。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>二度目の就職活動（シンガポール日記#028）</title>
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		<pubDate>Thu, 24 Sep 2009 15:00:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 無事に転職先が決まり、ほっとしました。 初めてシンガポールに来た時は1週間足らずで決まったのに、今回は2か月ほどかかりました。 転職する方法は、やはりエージェントに登録し、案件を紹介してもらうか、インターネットで探す方法があります。 英語の転職のウェブサイトは、http://www.jobstreet.com/　または、http://jobscentral.com.sg/ などがありますが、私は気に入った情報に申し込んでも、一度も返事が来たことがありません。Alexは、よっぽど不適格なのでしょうか？　何かリアクションがあれば、興味も持てるのですが、「のれんに腕押し」な、シンガポールのウェブサイトは、ヒマつぶしに申し込む程度。それよりも、まだ人間のリアクションがある日系エージェントのほうが、返事があって親切なので好きです。 時期は、すべての企業の業務がスローダウンするホリデーシーズン。求人案件が、ほとんど出てきません。業界経験必須な仕事も多いけれど、未経験だから・・・と、低いポジションで入社してしまうと、社内で昇進するまで10年以上かかる。ある程度高めのポジションで入社しないと「30代半ば。月給10数万円。残業代なし。」という悲惨な状況に陥る。社内ローテーションや昇進するチャンスが少ないので、給料を上げたい人は転職を繰り返す。入社する時の、入口を間違えてはいけないのだ。「会社に潜り込めば、チャンスが来るだろう」と思うほうが甘い。 「畑違いだけど、チャレンジしてみよう」と、幅を広げて色々な企業の書類選考に申し込む。ところが、なかなか書類選考を突破できない。大学院卒や経営経験が邪魔をする。大手商社から「当社ではこの方に見合うポジションはありません」と連絡が来る。エージェントからは、「Alexさん、自分で起業しては？」と言われることすらあるが、今はそういう気になれない。 ある日、書類選考が通ったフランス系会社で面接をしてみました。フランス人の社長が話す、フランス語訛りの英語は、とても心地よい音楽のように聞こえる。話も合って、2時間に及ぶ面接で、手ごたえも十分。その間、ローカルスタッフが入れ替わり同席し、感覚も悪くなかった。ところが、1週間後に「この仕事は単純で、給料も今より下がるし、あなたは1年で飽きてしまいそう」という理由で、不採用。　 ・・・そうですか。 日系の金融機関では、「金融経験がない」とご承知の上で、三次面接に至る。満を持しての最終面接には、日本人駐在員の偉い人が出てきて「金融経験がないから、不採用」とのお返事。　 ・・・はぁ？ このコメントにはずいぶんガッカリした。「最初からわかっている条件で、三次面接まで言ったのに、何をいまさら」と、腹も立ってきますが、エージェントの担当者のほうが、「これは、あまりにひどい対応だ」と私の代わりに怒ってくれたので、まぁ良しとする。 ちなみに、銀行は、ちょっと面倒です。 一度落ちると、違うポジションにも申し込めないことがある。「一度不合格になった人には、当行には合わないという結論です」と、全く違う仕事にも申し込みができないのだ。 こんな銀行もある。エージェントAの紹介を受けて申し込みすると、違うエージェントからは受け付けてもらえない。Alexは、空席があるとわかっているのに、エージェントが情報を持っていなくて、申し込みができず、涙を飲むことがある。この行内ルールは、コンプライアンスの一貫らしいけれど、何がどうコンプライアンスなのか、私には全くわからない。 シンガポールは各企業のアジア・パシフィック本社があるとはいえ、言葉を換えれば「支店経済。」いい役職は、本国から送られてくる駐在員に占められ、現地採用では「やりがいがありそうな仕事」を見つけるほうが難しい。募集要項にも「日常業務を黙々とこなす方募集。やる気やチャレンジ精神がある方は不向きです」という募集まである。・・・なんだそりゃ？ それにしても、求人がない。空をつかむような日々が流れていく。時間が過ぎ去っていくことが、怖くて仕方がない。気分は、お先真っ暗。 エージェントさんの中にも、関わり合いが深くて、仲良くなれる人もいる。「シンガポールでは、単純業務のポジションの募集が多いのは事実ですが、それがAlexさんに合うとも思えません。しんどいですが、一緒に頑張りましょう。チャンスは、ゼロではありませんから」と元気づけられる。 今回の転職で最優先したのは、「人間的な上司」との出会いだった。そして、「日本人駐在員」という立場に、失望していたので、できれば日本人以外の上司が良かった。 そんな場に出会えたのは、内定を頂いた会社に最終的な返事をする1日前。突然舞い込んできた「地域本社で地域戦略担当、および、企業文化を浸透する教育体系をつくるポジション」の募集だった。「明日の5時までに最終の返事をすることになっているので、時間がない」とエージェントに伝えると、急きょ、翌日の午前中に面接をアレンジしてくれた。 面接に行ってみると、まさかと思うほど人柄の良さそうなシンガポール人の上司だった。面接は3時間に及んだが、相性も良さそうで、その場で内定を出していただいた。 これだ！！ 確かな手ごたえをつかんだ。目の前を覆っていた厚くて黒い雲が、サーッとひいたようになり、帰り道は、何もかもが光を増して、夕方なのにやけに明るかった。一人でウキウキして「なにか御馳走を食べよう」と思い、吉野家に行って牛丼を注文した。（←ごちそうのレベルが低い）。シンガポールの吉野家は、ご飯と具のバランスが日本と違う。ご飯が多いのに、具が「並」の量しかないので、ご飯が余ってしまうのだ。今日は特別にうれしいので、牛皿も追加して食べた。日本の「特盛り」サイズだけど、嬉しくて全部平らげた。 その翌日。 先に内定を頂いていた会社をお断りし、突然降って湧いたポジションと雇用契約を結ぶことにしました。私のシンガポールでの生活は、やっと今から始まる気がした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>別れ際の余韻（シンガポール日記#027）</title>
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		<pubDate>Thu, 17 Sep 2009 15:00:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 先日、叔父・叔母が仕事で来星しました。忙しいスケジュールの合間に、再会を果たしました。夜遅くまで、ホテルのお部屋にお邪魔をして、チョコレートに包まれたイチゴを頂きながら、おしゃべりに花を咲かせました。別れ際に、叔母はホテルのタクシー乗り場まで見送りに来てくれて、「体に気をつけて過ごすんですよ」という言葉が、あまりに温かくて、目頭が熱くなる。  うん。おばちゃんも、気をつけて日本に帰ってね。会えて、本当に嬉しかった。 そう言うと、ドライバーは、「もういいかい？」という顔をしながら、タクシーを発進させた。夜なので、車の中の様子なんて、外からは見えないはず。それでも、私が乗った車が完全に消えるまで、叔母はずっと同じ場所に立ち、手を振り続けてくれているのが見えた。　 別れ際の余韻 たまらなく胸がいっぱいになる。 人と別れる時、最後の瞬間に相手に提供する余韻が、その間の全ての出来事を決定づける。 さて・・・Alexのお仕事も、最後の日がやってきました。 次の仕事も決まっておらず、「私、明日からどうなっちゃうんだろう」と、大きな不安を抱えつつ、それでも地獄絵図のような会社から出られることは、嬉しかった。後任者が来てからの1か月は、社長にパソコンを取り上げられ、席を明け渡すよう命ぜられ、徹底的に「出て行け」と言わんばかりの仕打ちを受けていた。 悔しかった。 それでも、最後の日まで心を強く、いつも通り、朗らかに過ごす。そして、社長が、最後の瞬間をどう過ごすのか、その一点に、とても興味があった。 最後の日のランチは、同じフロアの他社の女性（トイレや給湯室で会い、仲良くなっていた人たち）が、御馳走してくれた。なんだか、このビルで勤務した意味があったなぁ・・・と思う。とても楽しく、おいしいランチ。そして、去り際の相手へのはなむけ（日本的に言うと礼を尽くす）感覚は、シンガポールも日本も同じだな、と思えて、嬉しかった。 そして夕方。仕事が終わる1時間前に、社長は、スクッと立ち上がり、「ま、色々あったけど、じゃあ」と言い、そのまま出かけてしまった。 ・・・ほらね。 期待を裏切らない、ダメな具体例のような「最後の一瞬」だった。体中の血液が氷のように冷めきって、体内を回る。静かに立ち上がり、ゆっくりと頭を下げた。「この人の下で働いてしまった事実を自分の歴史から消し去りたい・・・」という気持が色濃く残った。 Alexの退職日から5日後。運よく次の仕事が決まった。日系製造業の地域本社で、アジアパシフィック地域を管轄する本社の役割を果たす。「シンガポールで、アジアパシフィック各国を管轄するポジションに就きたい」と思ってシンガポールに来たAlexには、願ったり叶ったりのポジションだった。大企業に勤めるのは初めてなので、良い経験になるだろう。 その2日後。初めて迎える週末は、退職した会社のスタッフ（社長以外の全員）を自宅に招いて「Thank you パーティー」を開いた。同じフロアで働いていた、他社の女性達も招いた。「今まで、どうもありがとうございました」の気持ちを込めて、あまり手料理をしないシンガポール人には驚きの、「すべて手作りホームパーティー」は、彼女たちの感激ひとしおだったようだ。そこで、私は「次の仕事が決まりました」という、素敵な報告もできた。 パーティーは、とても賑やかに、ゆったりと楽しかった。 週末に同僚を呼ぶのは迷惑かしら？と不安はありましたが、やはり「お招きして良かったな」と思えた。 その後、数か月が過ぎると、問題だった社長は日本に帰国が決まりました。会社のお金を好き勝手に使っていた咎で、後処理が大変だったらしいと聞きました。それは、もう私には関係がないことですが、会社のお金に手をつけた人を罰するような、良識がある本社でよかった、と、心からほっとした。社長個人に問題が多かっただけで、日本の会社そのものは、決して悪い所ではなかったのだな・・・と、日系企業に希望が持てるようになった。 そういうAlexは、果たして、みんなに、どんな別れ際の余韻を残せたのでしょう？&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>迷いのない提示（シンガポール日記#026）</title>
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		<pubDate>Thu, 10 Sep 2009 15:00:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 ほんの数か月前にシンガポールに来たと思ったら、もう、私の後任者が見つかり、仕事を引き継ぎすることになりました。 日本からシンガポール人と結婚するために来星し、様々な手続きもまだ終わっていないと言う彼女は、「本当は来月から働きたかったけれど、急に『明日から出社するように』、と社長から言われて、びっくりしているんです。まだ家のことも落ち着いていないのに」と、興奮しながら話しています。 きっと、仕事が決まってワクワクしているのでしょう。彼女には、正しくこの会社の状況を伝えておいたほうがいいかな・・・。と思いつつ、シンガポールに来たばかりで、初めて働く彼女に、ありのままに伝えるのは憚られた。 考えた末、こう答えた。 「あらあら、大変だったね～。落ち着かないですよね？実務的には来月から仕事をスタートしても問題もないんだけど、社長は急ぐのが好きみたいなの。よくあることだから、お仕事でも慣れてきたら、自分で『本当に急ぐ必要があるのかな？』と考えて動くといいかもしれないよ。」 彼女は、とてもニコヤカに「そうですか」と、言葉の真意を探る様子もなく、輝いていた。きっとAlexも数か月前には、彼女のように夢や希望に輝いていたのだろう。 Alexの経験では、社長が仕事の指導をする時、彼が一方的に話すのみで、こちらの理解の度合いなどは、お構いなしだった。それを反面教師に、私は「相手が理解して、自分でできるようになるまで、きちんと教えよう」と思った。そして最初に、「一回聞いてわからなかったら、それは私の教え方が悪かった、ということだから。前に教えたことでも、何でも聞いてくださいね」と繰り返し伝えた。 これは、日本人駐在員社長が「前にも言っただろう」とスタッフを罵倒し続けるマネジメントへの、あまりに地味で、ささやかな反抗。 新しいスタッフに教えて、本人ができないのであれば、それは、「教え方が悪い」という意味だと、私は解釈する。困った時に頼れる資料として、私は「マニュアル」を作っていた。「困った時は、このマニュアルに書いてあるからね」と、何かの作業をする時は、テキストとしてマニュアルを開き、今やっている作業が、どの工程にあるのかを、現実の作業とテキストを照らし合わせながら進めていった。 そして、時々、彼女の仕事の手を休めてもらい、マニュアルに書いてあることと、今やったことを咀嚼するために、彼女をフリーにした。怒涛のように教えられたところで、所詮、仕事ができるわけではない。「教える側の自己満足になってはいけない」と心に刻み、ひとつひとつを解釈する時間が、彼女には必要だと思った。 昔、コンサルタント会社に勤めていた頃、研修で受講者に作業をしてもらうことがあった。講師をしていた人が、ふと話していたことが、今でも忘れられない。 「誰かに作業をしてもらう時、何をすればいいのかがわからずに、質問が出てくるようじゃダメってことだ。相手が迷わずに、サッと作業に入れるように、『迷いのない提示』をすることが、講師の役割だ」 遠い昔に聞いたワンフレーズ。Alexには、人と接する時に今でも思い出す、大切なアドバイス。 天真爛漫な彼女は、Alexとの相性も良く、「何度も聞いてすみません」と言いながら、一つ一つ仕事を自分のものにしていった。後任者が仕事ができるようになっていくこと、そして、彼女が気軽に質問してくる様子が、とても嬉しかった。困った時に、自分でマニュアルをみながらやってみる…ということも、覚えてもらった。 駐在員（社長ではない）と二人きりになった時、「Alexが教えている様子を見て、社内教育とは、どういうものなのかがよくわかった。あなたは、本当にすごい。」と声をかけてきた。「それは、ありがとうございます」と言いながら、自分が体験した辛い出来事が、後任者の身にふりかからないことを祈る。 1か月近く経つと、Alexの仕事はどんどん楽になって、やっと、今まで手がつけられなかった仕事に着手できるようになった。私の仕事は、もともと、二人分に近い量があったのかもしれない。私の仕事は、遅かったのではない。できなくて、当たり前だったのだ。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>幸せになる方法？（シンガポール日記#025）</title>
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		<pubDate>Thu, 03 Sep 2009 15:00:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  一流のサービスを受けるには、顧客も一流でなくてはならない。  ホテル関係者から、そんな話を聞いたことがあります。    お友達に、60代後半のアメリカ人がいます。レストランでは、ユーモアに富んだ返答で、ウェイター/ウェイトレスを笑わせ、私達のテーブルは、彼らが配慮を怠らない席になる。チップもそれなりに払っているので、当然、特別扱い。世代を超えた良いお友達ですが、後に、彼が世界的な学者さんだと知りました。  サービスの受け手が一流だと、サービスも一流になるのかもしれませんね。  Alexは三流なので、相応の三流接客体験も数知れず・・・。  ある日、自宅で雨漏り。外壁のヒビから漏れたらしい。確認に来た業者は「他の部屋のほうがひどいよ。ここはいいほうだ。そのうち外壁を塗り直すから大丈夫」と言う。  「大丈夫じゃないよ～！！寝てたら、額に雨水が落ちてくるの！ベットも濡れているの！いつ塗り直すのよ！！」と詰めたら、「マネジャーに聞いてくれ」と、逃げられた。立ち会いの不動産屋サンは、「権限がない人は、責任を取らされることには逃げるのよ」と、慣れた口調。  電気屋さんもそうだ。  購入したコネクタが合わなくて、正しいものに交換したかったけれど、在庫がない。「返品はできないから、ほかの商品に交換してくれ」と言うので「届くのを待つから、私が欲しいものを、注文してほしい」と言ったら「仕入れは僕の担当じゃないから、それはダメだね」と言う。  こちらでは、日本のサービス業の禁句「私の担当じゃありません」を、誰もが、あっさり口にする。  「なんですと！？」と、ついムキになってしまうAlexは、やはり三流代表である。  ・・・ところが、時々、「まさか！？」が起こる。  例えば、封を開けてしまった商品の返品とか。「だめだろうな～」と思いながら、お店に持っていくと、「わかったわ」と、交換してくれることがある。パッケージが多少汚くても、「中身がちゃんとしてれば、それでいいよ」という気楽さは、心から「助かった～」と思う。これは、とってもいいところ☆  そういえば、Alexは、一度、オシャレ美容院で泣いたことがある。  作業前に切り抜き写真を見せて、作業中も細かくリクエスト。ところが、店員さんは「こっちのほうがいいわよ」と強行した末に、サザエさんに仕上がった。しかも、値段は日本より高く、諦めきれない。考えた末に「泣くしかない」と思い、  「だから言ったのに・・・」  と、さめざめと涙を流した。さすがにマネジャーが飛んできて、翌日、無料で直してくれた。私は、パーマ代16000円のために、女優になった。  高いお店は日本と変わらない価格ですが、サービスの質は、日本には遠くおよばないので、不満は猛烈に溜まる。  それならば・・・と、住宅地にあるローカルな美容院に行ってみた。  カット1回1800円・・・安い。  入ってみると、店員さんが優しく、話をきちんと聞いてくれる。ま、精算時、最初に言われた値段より150円高かったし、レジで店員さんがガツガツお弁当を食べていたけれど、それは目をつぶれる範囲なので、気がつかないフリをした。そもそも、Alexは最初から期待もしていなかったので、仕上がりに満足度して、なんだか幸せになれた。  そういえば、ベンジャミン・フランクリンの名言に「幸せになる方法は、２つある。１つは欲求を下げること。もう一つは買い物を続けること。どちらでもよい」という言葉があった。  どちらでもよい・・・って、アンタ（笑）  ま、私は幸せになる方法として、「欲求を下げること」を選んでいたみたいです。  シンガポールの接客は「良い人との出会い」が宝探しみたい。南国の気質なのか、人懐っこくて、おしゃべり好きな雰囲気が心地よい。Alexは三流なりに、三流のサービスを楽しめる「いい消費者になりたいな」と思うのでした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>接客スタイルの違い（シンガポール日記#024）</title>
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		<pubDate>Thu, 27 Aug 2009 15:00:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  日本の高級衣料の販売員さんから、こんな話を聞いたことがあります。  お客様が来店しても、初回でご購入されることはまれ。「いらっしゃいませ」と声をかけるのは「お店に入ったことを確認していますよ」と知らせるため。まずは、お客様に自由に店内を歩かせて、店員は、洋服をたたみ直すなどの作業をしながら、何か聞きたそうなそぶりを見せるまで、声をかけるタイミングを待つ。たとえ買わなくても、お客様に「良いお店の印象」を提供するのが、次に来店していただくコツ、とのこと。顧客が何度も来店するうちに、そのうち購入に至るそうだ。  このような顧客へのアプローチを「静態接客」と呼ぶ人もいるようで、反対語は「動態接客」。つまり、店員さんから、積極的に売り込むアプローチ。  さて、シンガポールと言えば・・・お察しの通り、「超☆動態」。  ある週末に「ベッドシーツを買おう」と思い立ち、「心地よい接客」を期待して百貨店に行きました。売場に入った途端「何をお探しですか？」と、ワラワラと店員さんが寄ってきて、囲まれる。    「一人で見てもいいですか？」  静かに接客を断り、シーツ売り場をのぞく。すると、違う店員さんが「サイズは何？シングル？」「何色がいいの？」と寄ってくる。  「一人で探しますので」と伝え、白い織柄シーツが目に入り、手に取った途端「はいはい、これはね・・・」と、店員さんが説明を始める。私の背中に彼女の体がくっつく程の距離に迫っている。  ・・・・そんな近くにいたのか！！！  居心地の良い距離感をとるために、一歩後ずさり。ところが、じわりと近寄ってくるので、すぐに、体がくっつく近さになる。そんな私を遠巻きに見ていた店員軍団は「あなたはシーツが欲しかったのね」と悟り、「シーツと枕カバーのセットがお徳よ」「こんな柄はどう？」と商品をもって、ドッと集まり、キャァキャァと、またAlexを囲む。  声をかけるのが早すぎるし、立ち位置が近すぎる・・・居心地が悪いし、疲れて、立ち去りたくなった。  「気に行ったものがありません」と言うと「じゃあ、クッションはどう？」（&amp;#8592;じゃあ、って何？）「枕もあるのよ」と、ニコニコ無邪気な笑顔のオバサンたちが商品を持ち寄ってくる。「感触を試したら、気にいるわよ」と、頼んでもいないのに封を開ける。店員の状況対応力は柔軟だ。  まいったなぁ・・・的外れな商品を一所懸命勧める姿が笑えてくるけど、落ち着かない。違うお店に行って、ゆっくりと買い物をした。  世間のビジネスは「顧客満足」をキーワードにしていますが、どうやら、「顧客を満足させる方法」には多様なスタイルがあるらしい。ここでは、積極的にお客様に関わっていくスタイルなのでしょう。新聞の求人情報欄は、大抵「店舗スタッフ募集；ホスピタリティのある人、顧客志向の人」を求めています。・・・・ということは、この店員さんたちも「シンガポール的な顧客志向」を持っていると解釈するしかない。  シンガポールは、観光業も主要産業の一つ。年に一度の「グレート シンガポールセール」を狙って、海外からの買い物客も多いようです。さらに、次々に新しいショッピングセンターがオープンし、買い物天国。  私のように、シンガポールに浅い消費者や旅行者には「押し」が強く感じる接客は、冷静に見れば「声をかけるのが早すぎる」だけ。立て続けに商品を紹介し続けるものの、本当の押売はしません。距離感が近いのは「世話焼き」の一貫と思えば合点が行く。  日本流「お客様は神様です」接客は素晴らしいけれど、それを、今のシンガポールに当てはめて「こんな接客は違う！」と判断するのは間違っている気がしてきました。  郷に入りては、郷に従え。  シンガポールなりの、うまい「接客の受け方」があるのでしょう。文化の違いを笑って楽しめたら上等。  私もまだまだ勉強中です。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>日本から欲しいものはありますか？（シンガポール日記#023）</title>
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		<pubDate>Thu, 20 Aug 2009 15:00:33 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  退職も決まり、次に行くところもなく「このままじゃ、オメオメと日本に帰国か？」と思われる刹那的な状況。   そんな折、友人が遊びに来ることになり「日本から欲しいものはありますか？」とメールがありました。    心が弱っている時に、親しい人に会えるのは、何よりもの栄養剤。会えるだけで嬉しいのに、優しい心づかいにジンワリと胸が熱くなる。  ・・・ところが。  意外にも、急に聞かれると「日本から欲しいもの」が思いつかない。  なんでかな？     物がない生活に慣れてしまった。    日本に何が売っているのか忘れてしまった。    買おうと思えば、日本食は手に入る。   日系の百貨店やスーパーは勿論、地元系スーパーでも多少の日本食が買えます。とはいえ「日本より200円も高い」と買い控えてしまうので、「いつでも買える安心感」があるだけで、ほとんど買ったことがないのですが・・・。  そういえば、シンガポールのスーパーの品揃えは、日本と違う。日本人が感じる「何でも手に入る便利さ」は、違う国の人も感じているようです。外国人が多いお土地柄のせいか、欧米人はもちろん、中国系、インド系、アラブ系、マレー系、何でもござれ。日本、韓国、タイやフィリピンなど、特定の国の人をターゲットにしたお店では、彼らの「カユイ所に手が届く商品」が山積み。イスラム教徒のために、お祈りしてある肉（ハラルフード）も日常的。HALALの表示が掲げられているスーパーや飲食店は、イスラム教の人が安心して食べられる食材を使っていることを示している。「どの国の人が住んでも、概ね何でもそろう」って、改めて考えると、すごい。そもそも、シンガポールは食料輸入率が90％以上なので、海外製品の充実度を裏付ける納得の数字ですが。  ・・・ああ、そんなことはどうでもいいんだった。日本から欲しいもの・・・・ええと、  １．歯ブラシ  ブラシヘッドが大きくて、毛が太いので、奥歯や歯の間に入っていない気がするので。  ２．食器洗いのスポンジ  1週間でペタンコになってしまうから（安いのを買ったせいか？）  ３．ポケットティッシュ  日本で街頭配布されている無料の広告付ティッシュのほうが、シンガポールで販売されているものより品質が良い気がします。  ４．日本の米  こちらで買える日本産米は少し高い。「アメリカ産 コシヒカリ」、「中国産 秋田こまち」は手が出やすい値段。ジャポニカ米の5kg当たりの値段は、  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>ハシゴを外される（シンガポール日記#022）</title>
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		<pubDate>Thu, 13 Aug 2009 23:21:24 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  シンガポールでチャレンジしたい。けれど、その場所はこの会社ではない。  心を決めたAlexは、日本人駐在員に「退職したい」と伝えました。彼は、じっと話を聞いた後で「実は・・・もう、どう頑張っても、あの社長がAlexを辞めさせようとしているのは明らかで、どうにもならない状況だ」と言う。そして「俺は、あの社長に悩まされた社員をたくさん見てきたのに、また、Alexにも力になってあげることができなくて・・・申し訳ない。」と言って、涙を流した。  この人は、いつも何もしないんだな・・・。  大企業のサラリーマンは「気の毒に」と心を寄り添わせるだけで、崖っぷちの人を助けるわけではないのだろう。残念だけれど、これが組織での正しい生き方なのかもしれない。  心が冷えているAlexは、男泣きされても、どうでもよかった。「後任者をしっかりと守ってください」と言う。退職の意向を示したものの、同時に、今辞めたら、会社が回らなくなることも知っていた。  翌日。  案の定、日本人社長に個室に呼ばれる。「今、辞められると困るので、お願いだから、あと2カ月は、求職活動をしないでくれ」と言う。  「わかりました」  約束は守ることにした。まずは、今の仕事をマニュアルに整備し、後任者が困らないようにしておく。2か月後には、自分も仕事を探し始め、さらに2ヶ月後に新しい会社へ転職。  ゆったりとスケジュールが取れる。会社にも私にも、十分な時間があり、仕事も落ち着いて引き継ぎもできるだろうし、私にもありがたかった。  そして2日後。  「今後、あなたの後任者と面接をしなければならないけれど、気を悪くしないでほしい」と言う。おそらく、来週あたりから、面接者がやってくるのだろう・・・と思っていたら、5分後にもう面接者がやってきた。「事前に本人に伝えた」とはいえ、すべて仕組まれていた気がして、猛烈に嫌な気分になる。  同僚は、「え？なんで、日本人が面接に来ているの？Alex、やめるの？」とびっくり。「社長と私は合わないみたい」と言うと「なんで！？Alexには、なんの問題もないのに！？あいつ・・・前にも、イジワルをして日本人を辞めさせたの&amp;#8230;」と、彼女は口惜しそうに顔をゆがめながら、机をドンと叩いて、肩を震わせている。  ありがとう。私は、仕事も好きだし、あなたたちも好きだけど、あの社長の下で働いている自分が、恥ずかしくて仕方がないのよ。ごめんね。  そんな気持ちは、言葉にせず、少し微笑みを返す。  何人も面接者がやってくる日がしばらく続いた。  有る日、会社に来ると、9時に、見知らぬ女性が会社にやってきた。そして、社長は「Alexの次の人を、昨日決めたから、もう、Alexはいつでも辞めていい」と言う。  「約束を守っていたので、まだ転職活動をしていないんですけれど」と言うと、「そんなことも言ったかなぁ。ま、こういう訳だから、すぐに始めていいよ」と言い、「Alexの送別会の日程」というメールを全社員に流していた。  ・・・辞める日も告げていなければ、次の就職先も決まっていないAlexは丸腰だ。退職すれば滞在ビザがすぐに切れる。すぐに仕事が見つからなければ、この国にもいられない。  Alexは、ハシゴを外された。  いずれにせよ、私が甘かった。もっと狡猾に、約束なんか無視して、とっとと転職活動をすればよかったのだ。社長がそういう人だと知っていたのに、なんで信じてしまったんだろう。ああ・・・本当に、私はバカだ。  そんなAlexの心は、今日初めて出社した後任者に悟られたくない。力を振り絞って、彼女には普通に接する。シンガポールに来て間もない彼女は、きっと、書類が全部英語なことにもビックリしているのだろう。Alexは、数か月前の自分を思い出しながら、まだ働ける状態にない彼女の気持ちを推し量り、少しずつ仕事を教え始めた。  ・・・けれど、トイレで個室に入ると、あまりの悔しさに、崩れ落ちる。どこにも気持ちの出しようがなくて苦しい。両手をグーにして、頭や胸、腹をドンドンと叩き、息苦しさで感情があふれ出てくるのをごまかそうとする。自分のプライドを振り絞って、何事もなかったかのように、朗らかに、なんとか一日を乗り切る。    その夜から、仕事を探し始めたものの、タイミングが最悪。クリスマス、年末年始、チャイニーズニューイヤーが来るホリデーシーズンは、シンガポール中の業務がスローダウンし、求人情報そのものが、全くない時期だったのだ。  もう、何でもいいから縁起を担ぎたくなった。外は賑やかなクリスマス。この街の輝きを、自宅に招き入れたかった。そして、小さな小さなサンタ人形を買って、部屋のドアに飾った。  サンタさん。 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<item>
		<title>転職しよう（シンガポール日記#021）</title>
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		<pubDate>Thu, 06 Aug 2009 15:00:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  私は、「根性無し」かもしれません。  仕事は好きですが、日本人駐在員社長との人間関係に悩んでいます。  社長が「あいつは切るか（笑）」とターゲットを定め、「お前は使えない」とイジメ抜いて退職に追い込み、10人以下の会社なのに2か月ごとに社員が退職していく。  社員が抜ければ、社長はいつも採用活動と新人教育に時間を取られ、本業がおろそか。退職者が出るたびに、書類はゴッソリとロッカーに移動。その結果業務ミスが発生し、てんてこ舞い。社長は「チームづくり」をしたいと言うけれど、スタッフが「いつクビにされるか」と怯えて社長を信用していないので、チームができるハズもない。30年以上シンガポールで事業を継続してきた会社とは思えないほど、会社の中はボロボロだ。  彼のマネジメントを称するならば「『キチガイに刃物』型マネジメント」。  日本本社も気づいているようだった。「退職率が高すぎる。社長のマネジメントに問題があるのでは？」と連絡があった。（Alexは、心の中で拍手喝采）。が、本社はごもっともなコメントをするだけで、何をする訳でもなかった。  Alexは慣れてきて、仕事が圧倒的に早くなった。それでも、「遅い」「お宅のせいで本社にバレる」と責められ続ける。当時、社長はお金を無用なシステム開発につぎ込んだり、会社を設立したり、やりたい放題だったので、本社に報告できないことが多かった。  現地社員は、自分が正しいと思っても、すぐにクビにされる弱い身だ。どんな社長にも、従わざるを得ないのが現状。  ある日、同僚が「Alexが小さくなってきた」と言う。思い返せば、一日ヌードル一杯しか食べていない。体重は5kg減っていた。時折、発作のように胃腸が傷み、脂汗を流して、苦しむ夜もある。眠れない日も多い。  ある日、社長から「人間性を疑う」というメールがCCで他の人にも宛て、Alexに送られてきた。  びっくりしすぎて、息が止まった。  そんなこと、メールで書く？そもそも、人間性を疑われるような仕事もしていない。この一文で、サーッと体温が下がった。  帰宅して日記を見直すと「社長にこう言われた。でも、ついていけるよう頑張ろう」「自分はまだ成長できるはず」と、自分をだまし、励ます文章が続き、痛々しい。  ・・・やっぱり私は、すごく無理していたんだな。  悔しいのか、悲しいのか、ぽたり、ぽたりと滴がこぼれてくる。ルームメイトに気づかれないよう声を噛み殺すと、こみあげる想いがいっそう体を震わせる。気持ちを吐き出す場所もなく、逃げ場を失った心は、もう、とっくに折れていたことに、やっとやっと気がついた。ここで頑張っても、自分も社長の悪事を手伝っているにすぎないことにも気がついた。  転職しよう・・・初めて、そう思った。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<item>
		<title>現地採用者の事情（シンガポール日記#020）</title>
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		<pubDate>Thu, 30 Jul 2009 15:00:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。

突然ですが、私の誕生日がやってきました。海外に住み始めて、友達もほとんどいない「いつまでも年頃の女の子」としては、この「イベント日」に、少々気が重い。やっぱり、誕生日に、何か特別なことをしたくなる心は、まだまだ持ち合わせています。

そんなAlexの心理を知ってか、昔のルームメイトが「Alexの誕生会をしよう」と持ちかけてくれました。なんて嬉しいお言葉☆ありがとぉ・・・☆

「場所はどうしようか・・・」と相談しながら、そういえば、Alexが引っ越してから、一度もみんなを招待していないな…と思い、「House Warming Partyを兼ねて、うちでやろう！」とお誘いしました。Alexは田舎っ子なので、来客が大好き。大学生の頃から20人以上集めてホームパーティーをすることもありました。（←今思えば、御近所に迷惑なアパート住人だったかも）

そんなわけで、ホームパーティーによさげなお料理を作りました。ローストチキン、ちらし寿司、天麩羅、おにぎり、タコスなどなど。日本の雰囲気と、パーティー感が出るように…と思ったのですが、見た目も激しくダイナミックなメニューに仕上がってしまった。

「おうちの飾りつけが必要だなぁ・・・」と思い、買ってきた風船を膨らませては、セロテープで壁に貼る。Alexは、センスがないので、なんだか、かえって貧相なパーティーっぽいけれど、色とりどりの風船を膨らませて、ペタペタと壁に貼ると、部屋が明るくなった気がして、お客さんが来る前から、すっかりパーティー気分になってきた。



さて、時間通りにお友達がやってくる。「いらっしゃ～い！」というのが、久し振りで、とても気持ちがいい。昔のルームメイトが、それぞれに友達を誘ってきてくれたので、初めて会う人も多かった。

このパーティーは、日本人、韓国人、シンガポール人の集まりになり、私は、初めて他の会社の現地採用者の事情を知る機会になりました。仕事で、本当はあまりうまくいっていなかったAlexは「慣れるのが大変で、苦労している」とだけ話しました。Alexは、昔から、自分のネガティブな面を話すのが苦手です。

すると、初めて会った日本人から「日系企業に勤めて2年経つけれど、『誰のおかげで給料もらえると思っているんだ』」なんて、駐在員から日常的に言われるもんだから、ストレスでどんどん太っちゃった」とか、「駐在員は3年毎にシンガポールに転勤してくるけど、事情がわかっていない人が指揮をするので、段取りが悪くて工場が何度も止まってしまう」、とか、欧米系の企業に勤めていた人は「ある日、本社の人がやってきて、シンガポールの事務所を閉鎖することになると言われた。今は、会社にすることがなくて、就業時間中に社員がインターネットで就職活動をしている状態で・・・。自分も転職活動をしたほうがいいかなぁ…」、「現地人の上司がいるけれど、日本人社長が上司を飛ばして、日本人の自分に仕事を頼むので、上司からロコツに意地悪される…」などなど。

・・・あらら？なんだか、みなさん、悩みが尽きない様子。Alexもそうだけれど、語学力を伸ばしたい、生かしたい、海外で仕事をした経験が欲しいと、夢を持って海外にやって来た私達ですが、シンガポールに来てみたら、最初にぶつかる現実。企業のグローバル化と言うけれど、マネジャークラスは、ほとんど本社・本国から来た駐在員。運悪く、この日に集まった皆さんは、「正直、しんどい」という人たちが集まってしまいました。

話題が会社のことになると、傷を舐めあうような情報交換になってしまいましたが、それでもAlexには、ほかの会社の様子がわかって、新鮮でした。そして、お互いに「まぁ、自分で選んだ道だから、頑張るしかないよね」を合言葉に、愚痴も言うけれど、「それでも楽しく暮らそうよ」「気分転換に、これからもみんなで遊ぼうよ」と、底力を振り絞って生きる、たくましい人達に出会えたことが、とても嬉しかった。

「辛いのは、自分だけじゃない」と思えた。

みんなが辛いからと言って、自分の状況が良くなる訳ではないけれど、「もう少し、頑張ってみよう」と思える、前向きな気持ちの誕生会になったのでした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<item>
		<title>それはランチのこと・・・（シンガポール日記#019）</title>
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		<pubDate>Thu, 23 Jul 2009 15:00:09 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  会社生活では、マイペースな同僚に囲まれていました。彼女たちが私のことをとても気にかけてくれるのが伝わってきます。彼女たちが知っていることは、こちらが質問する前に、色々と手筈を整えてくれることも、たくさんありましたし、冗談を言い合えるくらい、親しくなってきました。  Alexのオフィスは、上司が出張でいないと、女性職場になります。小さなオフィスなので、ランチタイムも事務所をあけることができません。お昼は、交代で食べに行くか、誰かがテイクアウトを買ってきて、みんな応接スペースで食べています。  ところが・・・。  ランチタイムになると、仲良くなってきたにも関わらず、私は仲間外れです。仕方なく、みんなが食べている最中は、デスクで電話番。みんなが食べ終わった後に、一人で外に食べに行きます。Alexは、一人で食べるのも苦にならないので、いいんですけれど、新しい職場だし、周りの人とはうまくやりたい。そんな訳で、ある日、思い切って、声をかけました。  「私も、ランチに混ぜてもらえるかな？」  彼女たちは、一瞬、動きもおしゃべりも止まって、大きな眼でこちらを向きました。そして、「ダメなわけ、ないじゃない」と、嬉しそうな顔で答えてくれました。  そこで、もうひとつ気になっていることを聞いてみました。  「ランチを買いに行く時、Alexだけ声をかけてもらえないのは、どうしてなのかな？」  それは、予想外の答えでした。  今まで働いていた数々の日本女性は、シンガポールの食べ物が口に合わず、いつもサンドイッチやお手製のお弁当を持参していたらしい。そこで「日本人は、シンガポールの食べ物が嫌い。だから、Alexも食べないだろう」と思って、声をかけていなかったそうだ。  そういうことか・・・。何でも、聞いてみないとわからないものだなぁ・・・。  「私は、ローカルフードが好きですよ」と答えると、そうかそうか、と納得して、翌日から一緒にランチを食べることになった。  そして、その翌日のこと。  「ランチ買ってくるけれど、Alexは、何を食べたい？」と聞かれました。  ぐっ・・・・・・。  お店に行って、写真や現物を見て、指をさして注文することはできるけれど、食べ物の名前が全くわかりません。もっと言えば、何があるのかもわからない。困ってしまって「ライス」と答えました。おかずをどうするのか、と聞かれ、また詰まる。トホホ・・・「どう頼んでいいのかわからない」って、予想外だったなぁ・・・。  結局、一緒に買い物に行くことにしました。聞けば、一人ひとりに食べ物の好みがあって、お互いの好みを覚えているらしい。まぁ、何回もお店に行けば、少しずつメニューの名前も、みんなの好みも覚えられるだろう・・・。聞きなれない食べ物の名前も、気長に覚えていくことにした。  そんなある日「今日は、私がみんなのランチを買いに行ってくるけれど、何が食べたいですか？」と申し出ると、なんだか・・・みなさん、表情が暗いような？「おや？」と思ったけれど、注文と、お店の場所を聞いて、一人で、初めてのおつかい。みんなの注文通りのメニューが買えてほっとしながら、オフィスに戻って、いつ戻りに食事をする。食後に、「はい、お金。2.5ドル」と渡された。  「あ、3ドルだったよ」  すると、同僚が真顔になって、こちらを振り向く。  何？？こ・・・怖い。でも、Alex、本当に、かかったお金を言っただけで・・・。ビクビクしながら、彼女たちの様子を見る。すると、リーダー格の女性が口をひらいた。  「このメニューは2.5ドルなのよ。外国人（=日本人）には、ボッタクリしているんじゃないの！？ほらね！だから、私、外国人にランチ買ってきてもらうの、嫌いなのよ！」  ガーーーーーーーーーン  「そうなの？ごめんね・・・でも、3ドルだったんだよぉ・・・」と言って、彼女たちから3ドルをもらう。シンガポールのローカル飲食店では、みんなきちんと小銭まで返してくれるので、お金をボラれることがあるなんて、考えてもみなかった。なんだか、狐につままれたような気分だった。  翌日のランチを買う時間、リーダー格の女性から「Alex、一緒に行くわよ」と声をかけられ、昨日と同じ店に、同じメニューを買いに行った。彼女が頼むと、やはり2.5ドル。「ほらね？」という顔をされ、Alexは、昨日のことが恥ずかしくて、申し訳ないと思う。50セントを多く取られた、とはいえ、30円強なので、大した金額ではないけれど、やっぱり「ボラれた」という事実と、それに気づかなかった自分は、情けない。確たる証拠を彼女から見せられて、ガッカリしてしまった。  ところが、お金を払う時、彼女は店主に向かって、大声でこう言い放った。  「ちょっとあんた！昨日、私の同僚が買いに来た時、3ドル取ったでしょ！？私たち、いつもここの店のメニューを食べているのに、一体どういうこと？外国人だからって、値段を釣り上げるんじゃないわよ！」 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>働く女性の家ごはん（シンガポール日記#018）</title>
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		<pubDate>Thu, 16 Jul 2009 15:00:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  シンガポールで働き始めて、気分転換に出かける元気もありません。「ノー シューズ デー」と呼び、一日中家に籠っていることもあります。  でも、どうやらAlexは貧乏性。家にいても、一日中、何かに動いていて、とっても小さなおうちにいるのに、なぜか汗だく。週末は、お掃除、洗濯、料理。ハウスワークをしています。  例えば&amp;#8230;週末の午前中は、3時間かけて掃除と洗濯。ベッド下やマットレスまで丹念に掃除機をかけ、リネンを洗い、床もすべて拭き掃除をし、キッチンのガスコンロもピカピカにする。よく触るドアノブやトイレは消毒する・・。汗だくになるけれど、終わったあとに、部屋がきれいで、床がツルツルしていて、とってもスッキリする。そして、最後に自分をクリーンアップするために、ゆっくりお風呂に入る。  結構なエクササイズになるので、体にも良さそうだ。  ちなみに、週末、ルームメイトはゆっくりとおきる。彼女が寝ているうちに掃除をしているので、全く気付かなかったらしい。彼女は、同居して2ヶ月後くらいに、「この家は、全然汚れないですねぇ・・・掃除がいらないですよ」と話していたので、笑ってしまった。  「一応、週1回、掃除しているみたいよ（笑）」と言うと、彼女は「ええっ！！」と驚いて、すみません、と謝る。  ぜ～んぜん気にしないでくださいね。  Alex、自分がきれいな所に住みたいだけなので、本当に、自分だけが掃除をしていても、全然気になりません。やはり、入居時に「掃除当番を決めなかった」というルールは、かえって、うまくいっている気がします。  そして、昼間からバスタイムを楽しんで、自分がキレイになったところで、食事を作る。  シンガポールの外食は、日本人には野菜が足りないと感じてしまうせいか、料理を始めると、いつも野菜だらけになってしまう。そして、「私って日本人だなぁ」と感じる瞬間は、「料理の皿数が多いほうが好き」なこと。もしくは、たくさんの食材を使っていること。ひとつひとつは、料理とも言えないものだけれど、種類が多いとバランスよく食べられる気がする。よく考えると、実家の母がそうだ。一品ずつの量は少ないが、とにかく、皿数が多い。子供の頃からの体験学習が、自分の食習慣となり、体の奥深く、手の届かない部分に刷り込まれている気がする。おそるべし、家庭教育・・・。  自分の体に合っていたものを食べることが、ホームシックにならないコツ。慣れない海外生活で「食事＝ホッとする理由」、なので、「ご飯」を楽しみたいし、作るのも苦にならない。  時々、日本で忙しく働く友人達（男女）のブログを見る。「健康に気遣って、日曜日は家で自炊。偉いだろ？」と書いてある日記には、野菜ジュースの紙パックとトーストの写真が映っていた。白いご飯に、缶詰がひとつ置いてあることもある。  そうか・・・。  懐かしく思った。  日本で、忙しく働く独身者には、朝ごはんを家で食べるだけで、本当にエライと思う。トースト一枚焼くだけで、大変な時間と作業だ。とりわけ、朝の5分は昼間の20分くらい貴重だ。洗い物も出る。買物をしても、平日は料理ができないから、材料が余ってしまう。Alexも日本で働いていた時に、そうだったから、よくわかる。「そうなるよね」「パンを焼くだけで、偉いよ」「ご飯を炊くだけで、すごい！」と思う。シンガポールで働く日本人だって、日本より時間にゆとりがあるものの、朝食抜きの人も多いし、時々野菜炒めを作るくらいで、立派な自炊生活者です。シンガポール人は3食すべて外食で済ませることもあるので、ローカルの外食が、日本よりも安くて、手軽で、みんなの日常になっている。40歳を過ぎても、「料理を作ったことがない」という女性も多い。  でも、Alexは、少なくとも週1回は安息日をとる。海外に住んでいるので、外食の日本食も、日本のそれと違う。週に1度、たくさん料理をして、冷蔵庫・冷凍庫に保管して、少しずつ食べる。それだけで「ホッ」とできるのが、海外生活と日本生活の違うところかもしれない。いつもと同じ、慣れたものを食べるのが、私には一番の心のエネルギーだ。  そういえば、もう10年近く前の話になるが、ドラゴンさんが、六本木の「叙々苑」なる高級焼き肉店に連れて行って下さったことがある。帰り際に「お土産」と言って、参加者全員にお店のオリジナルドレッシングをプレゼントしてくださった。私は、その日から、猛烈なトリコになった。（&amp;#8592;ドラゴンさんの、ではない）  写真の左上にある「叙々苑」のドレッシングは、海外に住む時、いつも日本からAlexのお伴をする。  シンガポールに来て、やっと開封したドレッシングは、いつもと同じ、幸せの味がした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>王様の耳はロバの耳（シンガポール日記#017）</title>
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		<pubDate>Thu, 09 Jul 2009 15:00:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  はぁぁ・・・。（出だしからため息で、すみません）    2か月も経つのに、仕事が全く落ち着きません。     なぜか？  結論： どうも、上司と合わないみたいです・・・。  社長は、とても頭が良い人。おびただしく、あれやれ、これやれと指示が飛んでくる。そのうちの半分の業務は、1週間の単位で見て、無意味なんです。  例えば「車を売るから、買い取りの見積もりをとって」と言われる。3日間で6社から見積もりを取り、リストを渡すと、「あ、やっぱり、売るのやめたから。言わなかったっけ？」と言われる。  この社長は「言わなかったっけ？」と「前に言ったけど」を頻発する。ところが、残念ながら、Alexは「メモ取り魔」。証拠は、いつもこの手にある。  言っていません・・・とは言えないので、「そうですか・・・」と口から出る。  鼻から大きく息を吸って、込上げる怒りを殺す。社長は、これを「柔軟性」と呼び、自分の長所にしているので、手の打ちようがない。  毎日の業務も、途中で寸断される。来客が来るたびに、突然呼ばれて同席し、2時間はとられる。また、彼の手が空くと「ちょっといい？」と個室に連れて行かれ、個人面接と呼ばれる演説会が延々と続く。どうでもいいけれど、月に3度の個人面接は、頻度が高すぎる。机で仕事をさせてほしい&amp;#8230;と願う。  私の担当する仕事は、ルーティンワークがほとんどなくて、毎日が突発事項のようなものでした。社長から「マレーシアに会社をつくる。インドネシアにはその駐在事務所を設立する」と言われれば、その国の会社の設立手続きを学び、対応する。ところが、この新会社設立は、社長が会社の口座に自分のお金を混ぜて、日本本社の許可なく設立した私用会社。実務的にも必要がないものだと気付いたのは、担当してすぐのこと。無駄な作業だと気付いていても、言えない。そもそも、会社のお金に手をつけている社長は、問題があるのでは？と思っても、これも、言えない。  この日本人駐在員の社長は、癇癪持ち。電話口で怒り出し、立ち上がって、体を弓なりにして、はじくように背を反らせ、時には飛び上って、真っ赤な顔で怒鳴っている様子も見た。幼稚園児がムキになって怒り、手がつけられない状態になるようなものだ。大人になっていて、権力も持っているものだから、もっと状況が悪かった。  「彼は、学生の頃に、ずいぶん苛められたタイプかもしれないな」と思う。今は、海外の社長になって、上司も側にいないし、本社も目が届かず、彼は王様状態。飲み会では女性社員に抱きつき、Kissし、女性社員が喜んでいると思っている。Alexは、飲み会で横を向いている隙に、上半身裸になった社長が、膝枕をしてきた。今、彼は、この世の春で、楽しそうだ。  おぇぇぇぇぇ・・・・ と思うが、これも言えない。  なぜ言えないか。  それは、Alexが現地採用だから。  自分のクビも、シンガポールに滞在できるビザも、彼の気まぐれにかかっている。シンガポールにすら住めなくなる・・・そんな背水の陣で働くのが、現地採用の身分。どんなことも、嫌だとは言えない。  何より、毎日が忙しすぎたし、初めて海外で働くので、いったい何が良くて、何が悪いのか、判断がつかなくなるくらい状況に呑まれている。落ち着いて考える暇もないのは、容赦ないメールが社長から届くからだ。金曜日の夕方に「この業務は月曜日の朝に完了。必達。」（&amp;#8592;週末も働けという指示）とか、「お宅にあの業者切ってほしい」とか（&amp;#8592;メールでも口頭でも、人のことを「おたく」と呼ぶ）、一日20通はメールが届く。  この会社には、もう一人30代の日本人駐在員がいた。「困った時にはSOS出して」と言ってくれた彼の様子を見ると、どうやらAlexの前任者も、この社長に困って辞めたかららしい。（Alexの前任者は、1年間で4人も変わっている）。ところが、SOSを出したくても、彼も見るからに社長の余計仕事でパンクしており、本職の営業すらできていない。彼に「ここにサインをお願いします」と言うことすら躊躇われるほど目が泳いでいて「パンク中です」オーラが体中から発散されていた。&amp;#8230;だめだ、この人にも相談すらできない、と悟る。  Alexの仕事は、どんどん溜まっていった。困った末に、社長から受けた業務指示を見せて「優先順位をつけてほしい」と頼んだ。ところが、「これも大事、あれも大事」と、結局、どれも「どれも、大した仕事じゃないし、最重要なので、急いでやって」ときたもんだ。こうして、Alexの仕事は、進むどころか、山積みになり放題。  ・・・Alexはコツコツまじめに取り組むことしか、取り柄がない。朝は一番に会社に行き、夜は遅くまで残って働いた。毎日の通勤の景色も目に入ってこなかった。週末に、友達に遊びに行こうと誘われても、疲れすぎていて、外に出る元気すらない。  どんなに「せっかく海外に来たんだし、ここで頑張ろう」と自分に言い聞かせてみても、Alexの体が反応してきた。息をするのもつらく、激しい腹痛と吐き気に襲われ、出勤しようと思うと、苦しくて大量の汗をかくこともある。薬で抑えて、タクシーで出勤する。次第に、社長席の隣にある金庫を開ける毎朝の動作ですら、体が社長のほうを向かないようになってきた。  「海外駐在って、格好いい」という憧れは、「日本人駐在員って、こうなの？」という絶望に代わる。  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>書く、書く、書く…（シンガポール日記#016）</title>
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		<pubDate>Thu, 02 Jul 2009 15:00:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。   新しい家も決まり、生活を落ち着かせる目途が立ちました。あとは、仕事を早く自分のものにして、しっかりとシンガポール生活に足をつけることに集中しよう&amp;#8230;と、毎日、心新たに会社に向かうのですが、この、肝心の仕事のほうが、どうにも落ち着かない。   些細なことで、いちいち驚いてしまう自分に、さらに驚く。例えば、コピー機のディスプレーが英語。（&amp;#8592;当たり前）。えっと&amp;#8230;、両面印刷はどれだろう&amp;#8230;、あ、ダブルサイドって書いてある。これかな？ &amp;#8230;おお、よかった&amp;#8230;できたよ。   本当のところ、英語表示になっているだけで、操作方法は日本と同じなんだけど、なんだか、新しい事ひとつひとつ、つい「おっと」と感じてしまう。初めて鏡を見た動物のように、おっかなビックリ。   そんなある日、「マレーシアから新人を雇うのでビザをとって」と指示がありました。知っていればとても簡単な作業ですが、Alexはどこで何をしたらいいのかわからない。   「以前勤めていた人がマニュアルを書いたので、どんどん書き足して完全にするように&amp;#8230;」と言われていたマニュアルを見てみる。10ページ程度の個人のメモ。人に読ませるために書いたものではないので、あまり具体的ではない。「ビザの申請方法」という項目があったので、のぞいてみると「ウェブを使う。保証金も必要な場合あり」と書いてある。   &amp;#8230;せめて、ウェブサイトのURLを書き遺してください（号泣）  そんな訳で、お役所のホームページを探し、どの種のビザを申請する必要があるかを確認 し、手続の段取りが書いてあるページを探し、事務所のファイルから過去の書類と見比べ、やってみる。   慣れてしまえば、他愛もない作業。ところが、Alexはその作業をする前に調べることが山ほどある。調べて、作業をしたら、それを逐一記録して、マニュアルを作る。   どこのURLにアクセスし、操作ができない、となると、ナンデダロウ？と調べる。どうやら事前に会社の担当者をFAXで登録しておく必要があるらしい。今度は大丈夫なはず&amp;#8230;とトライ。ウェブサイトのどの画面で、どんな情報を入力するのか。クリックするとどんな書類が出てくるのか。その書類の意味は何か。注意すべきポイントはどこか。申請して、何日程度待つのか。ビザ申請用の健康診断ができる病院はどこで、本人に渡す病院へのアクセス地図の作成&amp;#8230;などなど、調べたこと、操作したこと、気づいたこと、すべてを書く、書く、書く。   何でも記録すると、最初は時間がかかるけれど、2度目からは圧倒的に作業時間を短縮できる。ビザの取得なんて、5分もあれば、すぐ終わる。   こんな調子で、新しい仕事が発生するたびに前任者のマニュアルを見るものの、申し訳ないけれど、全く使いものにならなかった。自分で業務内容ごとにマニュアルの構成を整え、関連する業務を１つの章にまとめて作り直した。   マニュアルづくりは、自分を助けるためにも必要だった。また、いつか誰かに仕事をパスする時、私の不必要な苦労と無駄な時間を味あわせたくない。そして、書く、書く、書く。   シンガポールに来て、バスさえまともに乗りこなせないAlexですが、短期間で本当にいろいろなことを調べ、対応し、その業務を書いて、書いて、着々とマニュアルを膨らませていった。   マニュアルは、3か月で、100ページを超えた。&lt;div class="feedflare"&gt;
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&lt;/div&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/nankore/~4/3QP8Kl1-U_I" height="1" width="1"/&gt;</description>
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		<title>新しいルームメイト（シンガポール日記#015）</title>
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		<pubDate>Thu, 25 Jun 2009 15:00:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。     知らない二人の日本人女性が、ひょんなことから一緒に暮らすことになりました。   引っ越し先の家には家具がついていない。「家具つきの家は家賃が高いので、自分で買ったほうが6か月後には元が取れるよ」という不動産屋さんのアドバイスに従って、自分の部屋の必需品は個人で買い、リビングや台所用品など共用備品は、二人でなけなしのお金を出し合って買うことにした。   もうすぐルームメイトになるYさんの第一印象は、かなりのシッカリ者。小柄で真黒なストレートヘア。メイクで眉毛がキリッとしていて、意志の強い女性、という感じがする。洋服もキャリアウーマン的で、歩くとバリバリ音が聞こえてくる気すらする。今の家の契約が切れるので、Alexが先に入居するスケジュールだったが「片方が先に住むと、家のルールができてしまうので、同じ日に入居する」とのこと。   「そんなことも気にするのか・・・。キッチリしてるなぁ・・・。」と少々戸惑いつつ、長いものには巻かれてみることにしました。Alex、そういうこと、全然気にしていませんでした。   まずは、彼女が「二人で購入する家具リストを作りましょう！」と言うので、必要なものを打ち合わせた。週末になって、安い家具が手に入るIKEAと中古家具屋の場所を調べ、案内してくれる。シンガポールに来たばかりで、バスの乗り方すらわからないAlexは、Yさんの下調べと段取りの良さに、本当に助けられた。   Yさんと二人、家具屋で、ソファーに寝たり椅子に座ったり、これは必要、あれはいらない、と、これから始まる二人の生活に夢を膨らませる。結婚する時って、きっとこんな感じかな？   Alexは必要最小限のものがあれば良いタイプですが、Yさんはよく調べ、吟味して、あれこれと購入を考える。共有スペースに「姿見（鏡）」が必要という彼女に、「そうかなぁ？」と言いつつ、なんだか熱心なので、それは妥協する。「私はリビングルームを使わないし自室にテレビも入れるから、リビングルームにはテレビもソファーもいらないと思う」と言うと、Yさんは「リビングルームでゆっくり過ごす派だし、私の部屋にはテレビの線がないから、ソファーとテレビは欲しい」と言う。「ソファーは、友人知人が泊まりに来た時のベッドにする」という見解で決着し、彼女の部屋にテレビがないのも不公平なので、これらも購入。   ・・・かなり押され気味のAlexは、「多少の金銭で解決できる問題は、お金で解決してしまおう」という、生きる浅知恵も身についてきたミドルエイジ。   ただ、絵を「飾りませんか？」という提案には「いりません・・・」と即答。彼女が欲しがった中華鍋。私は普通のフライパンで充分だったが、「毎日使うものだから、自分が使いやすい道具があったほうがいい」ということで、結局、両方購入した。   こうして始まった二人の生活は、男性の部屋のようにシンプルなモノトーン。   さてさて。   家具が一揃い整ったところで、二人で安心して、コーヒーショップでお茶を飲んだ。「お疲れ様でしたぁ・・・」と言いながら、ほっと一服。そこで、Yさんから思いがけない提案があった。   「これから二人で住むにあたって、家のルールを決めましょう」   え！？ルール！？一緒に住んで、なんとなく決まるものじゃないんだぁ・・・・。   彼女の発想は、西洋的な感じがした。顔には出さなかったけれど、本当にびっくりした。「どどど・・・どうしよう。大丈夫かな？私、この人と一緒に住めるかな？」とても心配になった。何もかも、「まぁまぁ」でやり過ごすタイプのAlexには、ちと厳しい。でも、よく考えると、彼女の発想は的を射ていると思う。自分が「当たり前」だと思っていることを、改めて口にするのは、いいことかもしれない。なんとも不自然なスタートだけど（笑）   そこで、Alexが提案したのは    「女同士だけど、お風呂の後にタオル1枚でウロウロすると目のやり場に困るので、共用部では服を着てほしい」 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>白馬の騎士 現る（シンガポール日記#014）</title>
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		<pubDate>Thu, 18 Jun 2009 15:00:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  今回はシンガポールで初めて経験したラッキーなお話。仮住まいの公団を脱出した経緯です。  シンガポールに来て2週間ほど過ぎ、さっそく新たな家探しを始めました。仮住まいで1か月だけだと思うから耐えられるこの公団。でも、次の家を見つけるまでは、落ち着きません。そして、ここのキッチンには調理道具がなかったので、毎日3食外食&amp;#8230;となると、やはり日本的な野菜の多い食生活が恋しくてたまりません。野菜食べた～い!!!  ルームメイトのMさんは、日本の高校時代にインターナショナルスクールを卒業していたので、アメリカ英語バリバリ。読み書きにも全く不自由していません。彼女が家を探す時は、新聞を見たり、インターネットで情報をとりながら、いくつも案件を見て回っていました。すると、内覧日に偶然出会った人と仲良くなり、彼女とその彼氏の3人が住める部屋を探しはじめ、あっさりと決めて私たちの公団を出ていくことになりました。  私は&amp;#8230;インターネットで情報を探したものの、返信がない、会社から遠すぎる&amp;#8230;と何だかうまくいきません。新聞で立地を見ても、それがどこなのかわからない&amp;#8230;。手も足も出ない状態でした。  そんなある日、ホームパーティーのお誘いがありました。それは、日本の昔の会社の先輩が、「私の親友がシンガポールに住んでいるから、現地で連絡をとってみてね」と紹介してくださったH夫人。先輩は、私が退職してから5年も経っているのに、変わらずに、むしろ、退職以降のほうがお世話になった先輩でした。Hさん事前にメールでやりとりをさせて頂きましたが、とても丁寧だったのが印象深い。初対面の嬉しいお誘いに、二つ返事で、さっそくお伺いしました。  そこには、Hさん（H夫人のご主人。シンガポールの会社の社長だった）の過去の部下や現在の部下が集まって、賑やかに過ごしていました。「まだシンガポールに来たばっかり」という新参者Alexに、あれこれとシンガポール情報を教えていただき、困ったことがあったら何でも言え、という皆さんの前で、「いや～・・・今、家を探しているんですけれど、うまくいっていなくて。どうしたらいいのかわからないんです。もうすぐ宿なしになっちゃいますよ」と笑いをとったくらいにして。  ・・・ところが、そのパーティーから数日後、普段は鳴らない私の携帯が鳴り始めました。とってみると、Hさんが、「うちの会社の社員が、急に大家から出て行けって言われちゃってさ。せっかくだからAlexと一緒に住んだらどうだい？不動産会社にお願いしたら、掘り出し物でいいとこ見つかったから、今日の夕方に内覧に行こう」と。  え？本当ですか？  「是非お願いします」と、さっそくその日の夕方に待ち合わせて、対象の建物に向かうと、それは、前の公団と違って、吐息が桃色になるくらい、なんとも素敵なところでした。  このエントランス&amp;#8230;ホテルですか？と言いたくなるくらい立派すぎて、立ちくらみがする。  「わぁ&amp;#8230;これが、外国に住む醍醐味だなぁ。本当に素敵！でも、こんな所に住んでいいのかなぁ？プールもあるよ&amp;#8230;」と、入口だけで感激ひとしお。  もちろん、ここには公団でよく出会ったネズミやゴキブリがエントランスで短距離走をしていることもない。見知らぬおじさんが、階段で寝ていることもないだろう。  そして、空きがあるユニットを見に行くと、大きな窓がついていて、夢のようにきれいだった。床がピカピカしてる～！！！  貧乏生活が身についているせいか、Alexは迷った。「本当に素敵だけれど、こんな素敵な所に住むのも、身の程に余る贅沢で・・・」と言うと、Hさんはこう言った。  「大丈夫。家賃はAlexとうちの社員で負担して、多少の差額は社員への家賃補助として会社で負担してあげるから。こんなにいいところが安く出ることは滅多にないから、二人でここに住みなさい。ねっ！そうすると、僕も安心だしさ」。  幸せすぎる巡り合わせに、頭がクラクラする。甘えることが苦手なAlexだが、ここは自分を変えて、甘えさせていただこうと思った。家を探す、という苦労から解放される幸せ。素敵過ぎる家。一緒に住むYさん。しっかりした印象の日本人女性。Hさんを通して、お互いに身元がしっかりとしていることも安心だ。全く知らない人と一緒に暮らすより100万倍安心だ。そして、二人とも喫煙者だった。  Hさんは、白馬の騎士だった。  こうして、シンガポールの現地採用者には身の程に余る高級住宅に「人のご縁」のつながりで入居することが決まりました。2年間は安心して住める場所が確保できた・・・という安心感はうまく人に伝えられないけれど、大きな心の荷物がドサッと降ろされた瞬間なのでした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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&lt;/div&gt;&lt;img src="http://feeds.feedburner.com/~r/nankore/~4/ZrA-HOnFcn0" height="1" width="1"/&gt;</description>
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		<title>余計な仕事をしない（シンガポール日記#013）</title>
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		<pubDate>Thu, 11 Jun 2009 15:00:43 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  前回は、シンガポールの皆さんが、自分のプライベートや人生にかかわる人たちを、素直に大切にするお話でした。今回は、それが仕事で、悪い方向に出た場合のことをご紹介します。つまり、「余計な仕事」をしない、ということです。  例えば、勤務10年以上のベテランさん。いつも5時半キッカリに帰宅している彼女に、「いつも宅急便でこの2社にお願いしているけれど、どっちが安いのかな？」と聞くと、「調べたことないよ。ノータイム（時間がない）。自分で調べれば」と返答されました。  ･･･そうなんだ。  勤務当初は、自分が見やすいように、取引銀行の口座一覧を作成しました。  契約書も年次、銀行名もバラバラで書類山積み。果たして、どの口座とどの契約書が生きているのか見分けがつかなかったからです。  一覧を作り終わった後で、念のため、経理担当者に「うちの取引口座って、12個で合っているかな？」と聞いたら、「どこに口座があるかはわかるけれど、数えたことがない」と言われました。  「そうなの？じゃあ、この表が合っているか、念のため確認してもらえる？」  「あら～！この表、いいじゃない！誰に指示されたの？もらっていい？」と大喜び。  彼女は、今まで銀行に連絡するたびに、毎回資料をひっくりかえして電話番号や口座番号をチェックしていたそうです。  「だいたいどの辺の山に必要書類が隠れているか、わかっているから大丈夫よ！」と笑顔。  ・・・いや、そうじゃなくて。  こんなやりとりから、ハッとしました。職場もゴミ箱みたいに汚いけれど、よく見たら、  ・日に焼けた登録フォーム。（現在はインターネットで登録できるため、使い道がない紙）  ・辞めた人が残した書類が、中も見ずにキャビネットに入れてある。  ・同じものがあちこちに保管してある  ・お客様に出すテーカップは茶渋で真っ黒  ・本物のゴミがある（使い終わったガムテープの芯すら、ゴミ箱に入れていない）  ････この職場、本当に行き届いていない。  そう思いました。  そこで「この10年前の登録フォーム、あちこちから出てきて、1000枚くらいあるけれど、捨てても大丈夫？」と聞くと「捨てていいよ、私は時間がなくて手をつけられないからね」というお答え。  ･･･あなた、いつも5時半ぴったりに退社しているよね？私、連日夜10時くらいまで仕事しているんです。そこで、コーヒーカップの漂白をしたり、お客様の目に触れるものをあれこれ掃除までしているんです。なんで、あなたの担当の古い書類を片付けないのかな？  心の中で、激しく質問しました。  シンガポール常勤者3名。うち2名がこんな感じなので、誰も頼りにならない&amp;#8230;と思うと、疲れました。毎日、誰よりも早く出社して、誰よりも遅くまで会社にいました。あまりの汚さに我慢ができなくて、仕事前と帰宅する直前は、オフィスの片づけと掃除をしていました。  これは、自分の時間を大切にするけれど、仕事の幅を広げたくない人達のお話。もちろん、シンガポールにも日本と同じように責任感を持って仕事に取り組む人もたくさんいます。  Alexの場合は、職場の当たりが悪かったというか･･･苦悩の労働生活が続くのでした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>彼女と一緒にいたいから（シンガポール日記#012）</title>
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		<pubDate>Thu, 04 Jun 2009 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。  日本人駐在員のみなさんは、シンガポールにいても、夜遅くまで、よく働いています。  Alexは、今まで、タイムカードで時間管理される働き方をしたことがありません。  今まで、残業手当をもらったこともなく、土日も働いていました。  「就業時間 ＝ 仕事が終わるまで」  ・・・そんな、「ザ･日本人ビジネスマン」だったAlex。  シンガポールに来て、当たり前のことにびっくりしました。  現地採用者（シンガポール人、マレーシア人、インドネシア人など多国籍）は、「時間通りに働く」ということです。  就業時間が5時半だったら、6時前には「Bye♪」と帰って行きます。例えば40歳を過ぎて、子供もいる女性従業員も、平日に習い事をしたり、家族の時間を大切にしています。自分の生活を大事にする時間がある。これって、本当にいいことだなぁと思いました。日本では、ライフ・ワーク・バランスという言葉が出てきたようですね。シンガポールでは、どうやら、残業代がつかないので、時間内に仕事を終わらせたがる、という見解もあるようですが、今回は、私が「いいなぁ」と思った彼らの生活をご紹介したいなと思います。    先日、30代のご夫婦と一緒にお茶をした時、近々、ご主人が転職すると伺いました。理由は、  「今は出張が多すぎる。彼女（奥さん）と、もっと一緒に過ごす時間が欲しい」  目からウロコが落ちました。  独身カップルと話していても、男性が「彼女と過ごす時間が欲しいから、休暇を取って旅行に行くことにした」と、話します。へぇ～・・・そんなことを男性が言うんだぁ&amp;#8230;とびっくりします。果たして、日本人男性が、「彼女と一緒にいたいから、会社を辞めます」･･･なんて言うだろうか？（いや、言わない）  なんか、女性目線で、すごく素敵なコメント！ だけど、「そんなSweetなことを公言するんだな」と思うと、他人のことながら、ちょっと嬉しくなって顔を赤らめてみたりして。  いや、Alexが言われたわけではないんですけど。  ･･･そんな体験を、日本から出張に来た友達（男性）に話しました。  へぇ！と心から驚いた後で、  「日本人だったら、『仕事は大変だけど、家族のためにガマンする』という方向になるかもしれませんね」  ･･･なるほど。  日本って、「ガマンする」という言葉がピンとくるなぁ。  その背中を見て、周りの人が、「自分を大切にしてくれているんだな」と、本人の気持ちを察して、感謝する。  うんうん、日本人って、そんなイメージがあります。  愛情の表現方法が違うのかもしれませんね。  たまに、DVDを借りて、日本のドラマを見ることがあります。大体、恋愛感情が絡んでいるのですが、男性も女性も「相手がどう思っているんだろう？」と深読みしたり、相手の本心を知りたくて意地悪をしたり、100に一つ当たるかどうかの難しい謎かけをしたり、恥ずかしくて冗談にしてしまったりしていて、「君たちは、なんて面倒で、難しいことをやっているんだぁぁ・・・。それでわかるはずないじゃん！！」と、とっても違和感を覚えて、もどかしくなってしまいます。  シンガポールにいると、ちょっと見習いたい何かがあります。彼らは、自分の大切な人に、「あなたは私/僕にとって、大切な人」と、きちんと言葉で伝えているような気がするんです。そして、見ていて、それがとっても自然なんです。  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>ことば（シンガポール日記#011）</title>
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		<pubDate>Thu, 28 May 2009 15:00:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは。Alexです。  いよいよ仕事が始まったドキドキ感も束の間。カルチャーショックがやってきました。問題は、新しい職場の雰囲気。上司が夏休みに出かけてから、事務所の中が、突然にぎやかになった。朝からパソコンで中国語ラジオをつけっぱなし。突然歌いだす人もいれば、電話で「この馬鹿、殺すよ！」と相手をどなりつける叔母さんもいる。いったい誰と電話で話しているんだろう？と思ったら、インドネシアの同僚。FAXを他の人に渡す時は、遠くから投げてくる。（←投げる・・・って、日本では学生時代でもやらないと思う）  外国で働くって、こういうことなの・・・？   あまりのマナーの違いに、心から疲れました。（後に、ここは特別にダメ会社だったと知りました）。海外で、格好良いオフィスで、颯爽と働くイメージもどこへやら。ゴミ溜めに入ってしまった気分になった。そして、仕事中のノンストップなおしゃべり。みんな中国語で話しているので、何を言っているのかさっぱりわかりません。中国語を使うのは、私を無視している訳でもなく、それが彼女たちの「普通」。私が「何を笑っているの？」という顔をすると、誰かが英語で通訳してくれます。とにかくウルサイくらいに賑やか。私には意味がわからない音なので、騒音。意味がわからないから、まだ楽なのかもしれないけれど・・・。  ところが、こんなにペラペラ中国語を話しているのに、本人たちは「私の中国語はダメだから」とか、「中国語の学校に行こうかなぁ」と話すことに、また驚く。よく聞くと、中国語の中に英単語が混ざっていて、時々私ですら、何を話しているのかわかる時があります。シンガポールの英語は独特な発達の仕方をしていて、英語の単語を使うのに、中国語が混ざっています。アクセントは、とりわけ「中国語を話しているのかな？」と思うほどにひどくわかりにくい。文法もユニークです。たとえば、  Can I borrow your pen? （ペンを借りてもいい？）と聞かれた時、  普通はYes とか OK とか Sure とか、Here you are と答えます。  シンガポールの場合、  Can （キャァァン、と妙に長い。Caaaaaaan と綴ったほうがいいくらい。）  See how Lah もよく使います。どんなもんだか、見てみよう、という意味。オッケーラ、とか、ノーラ、と、文末にLah（ラー）をつけるのは、たぶん中国語の文末に「了」をつける名残が残っているのかもなぁ・・・と思います。（私は中国語はわからないのですが、テレビの字幕を見ると、よく「了」がついているので、勝手にそう思っている。なので、たとえアメリカ人やイギリス人がシンガポールに来ても、現地の人の英語がわからないらしいです。  ここで英語が上達するのかなぁ・・・？ と不安になりつつも、まずはこの国で踏ん張るしかない。発音と話し言葉はユニークだけど、各文章はとてもきれいな英語だった。これが唯一の救いだ。  ふと見ると、言葉が混ざりあっている様子は、街の中にもあふれていました。シンガポールは他民族国家。公用語も４つあります。英語、マレー語、中国語（標準はマンダリン）、タミル語。駅の看板表示は、同じ沿線なのに看板に使っている言語が違います。英語＋公用語１つ。  例えば、英語とタミル語の場合。    英語と中国語で表記されている駅。    電車の車内放送も、あらゆる言語で流れます。Alexの場合、英語と漢字しか認識できないので、日常生活でも英語以外、ほとんど耳に入ってきません。  シンガポール人は、英語以外に何ヶ国語かを話せます。中国系のバックグラウンドを持つ人が大半なので、英語＋中国語複数（先祖の出身地に応じる）が多いです。「国民バイリンガル化」の教育政策が実を結んだようです。おそらく、1960年代に生まれた人から英語教育になったのか、ご年配の方は全く英語が話せません。中国語（福建語）とマレー語が中心。友達の家に遊びに行けば、御両親とお話するのには、通訳が必要です。通訳してくれる本人も、中国語の会話はできますが、読み書きはほとんどダメ。 [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>いざ会社へ（シンガポール日記#010）</title>
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		<pubDate>Thu, 21 May 2009 15:00:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 なんとか1か月の家も決まったので、翌日からいよいよ新天地、シンガポールで新しいお仕事、新しい同僚。そして、新しい社長（日本人駐在員）。  ワクワク、ドキドキしながら出社すると、朝は同僚がドアをあけてくれて、茶渋だらけのティーカップにコーヒーを入れてくれました。ここがあなたの机だよ、と言われて指さされたところは、机の上から引き出しの中まで、たくさんの書類が置いてあり、その隅っこに、チョコンと新しいパソコンが置いてありました。机の上にもホコリが溜まっていて、あまりの汚さに「げっ！」と思いましたが、まぁ、自分で拭けばいいことなので、気に留めずにおく。 入り口のドアの開け方や鍵をもらい、新しい生活が始まった気分になった。 そして、社長に個室に呼ばれ、業務の指導が延々と続く。この個室は、就職面接をしたスペースだった。あの時、部屋に不似合いだと思っていたロココ調のハンガーは、誰からも忘れられた存在のように、同じ場所に、チョコンと立っていた。 彼の業務指導は、本当に理解不能だった。朝から晩まで「俺はよくわからないから、これを全部やってほしいんだよね」「これは、俺がExcelをつくっておいたから、簡単だよ。あれ？これシステムがおかしいな。どうしてかな。ちょっと、何がおかしいか調べておいて」･･･という調子。質問するたびに、回答に1時間かかるので、何がなんだか、よくわかりません。質問をする気もなくなります。彼の説明は、「これは、本社に内緒だから、絶対に言っちゃだめ。何か聞かれたらこう答えておいて。「経理は、ここがバレるとまずから、こういう処理をしているわけ」と、いう内容が多くなってきて、「おや？この社長、ヤバイことをしているんじゃないかな？」という疑問も頭をよぎりますが、こちらも新しい会社に来たばかり。冷静な判断力もなく、最初はとにかく聞くだけ。例外が多い処理、「言ってはいけない事」も多すぎて、すでにメモリーはパンク。（それが、何日も続く）。そして、毎日、気づくと、もう夜で、個室から出ると、もう同僚は全員帰宅していました。 なんだこれは…。 それが1週間続き、私はノートを取るだけで精一杯で、教えてもらったことを、消化する時間がありません。そして、金曜日。 駐在員は「俺、来週は夏休みを取っているから。だから、週末もAlexに会社に来てもらって指導してたってワケ。わかった？」 とノタマイました。 そして、書類が雪崩を起こしそうな、パンパンのキャビネットを２つ渡されて、 「前の人が、ファイリング下手でさ。あちこちに変な資料が入っているし、重複しているし、いらない資料も入っているんだよね。俺も、何が入っているかわからなくてさ。全部ファイリング直しておいて」 と言い残して、「じゃ、俺はホリデーだから」と、言って、去っていきました。 ・・・は？ はっきり言って、私、新入社員すぎて、どういうカテゴリーで書類を分類したらいいのか、わかりません！！当然、どれが大事な資料かわかりません！！！ 嘆きの週末を迎えて、週があけて、月曜日。 この会社は、10名弱の小さい会社でした。シンガポールに常勤するのは、私のほか2名。 担当業務が違うので、質問しても「あなたの仕事のことは知らない」と返事がきます。 それならば、こんな時、便りになるのは前任者・・・って、3ヶ月前に逃げるように辞めたらしく、連絡先すらわかりません。それならば、前々人者・・・おっ！メールアドレスがあった！連絡してみよう。 「もう、その会社のことは忘れてしまいました。毎回、例外ばかりで大変でしたが、今ではいい思い出です。どうぞ、みんなの力になって、頑張ってください（笑）」 穏やかなお人柄が伝わる、優しいメールが届きました。 ・・・ハッキリ言って、役に立っていません！！！ 途方に暮れる・・・って、こんな感じかもしれません。仕方がないので、最初は全部の資料に目を通して、ファイルの分け方を考えました。資料が全部英語になり（←当たり前）、わかっていたはずなのに、読むのにも時間がかかるし、膨大な資料にギョッとします。 でも、この時に気づくべきだったんです。どうして、こんなに資料がメチャクチャなんだろう？って（会社の中も、ゴミ箱みたいに汚かった） ･･･会社の業務、すべてが必要なもの、不要なものが混在してメチャクチャになっていると気づいたのは、それから２ヵ月後なのでした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>ルームメイト（シンガポール日記#009）</title>
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		<pubDate>Thu, 14 May 2009 15:00:57 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 海外生活への憧れと現実に悩まされていた頃、日本の友人から「海外生活なんて、格好いい！！あなたなら楽しんでいるでしょうね！プールとかあるんでしょう？」という、微笑ましいメールが続々と届きます。 ･･････ありませんから！！！　 そんな世知辛い生活のスタートを共に過ごしたルームメイトは3人。 最初は、日本人女性2人でした。ここに2年住んでいるSさん。推定30代後半。1週間前にシンガポールに来たMさん、20代後半。女の園・・・というべきか？ 実は、私には苦手なことがあった。Sさんはお風呂上がりにタオル一枚で共有部分のリビングを歩いても気にしない性質らしい。しかも、あまりきれいな体ではない。女性同士だけど、どうしても馴染めなかった。頭にタオルを巻いて、バスタオル一枚で、豊満な肉体をヒラヒラさせながら「サマンサ（家主）に彼氏ができる前は、こんなにお金に強欲じゃなかったのに、最近、急に家賃を二倍に値上げしたの。私は、来週出ていくことにした。」と、なんだか意味深いおしゃべり。私もMさんも、彼女の目も当てられない太ももに目を逸らしながら聞き入る。 たまらなかった。（色んな意味で）。Sさんはその週に引っ越して、それから二度と会っていない。別れ際に、電話番号すら聞かなかった。 Sさんが去った夜。帰宅すると、Mさんが駆け寄ってきた。 「Alexさん、大変大変！さっき帰宅したら、家の中に韓国人の男の人がいてさ。新しいルームメイトなんだって！彼は今、出かけているんだけどね。」 「え！？ほんと！？」　サマンサは、何も言っていなかったのに、ある日帰宅すると、見知らぬ人が突然家にいるなんて、すごく不用心。電話一本、メモの一つくらい置いていてもいいだろうよ、サマンサ…。彼女への恨み事は、油絵のように上塗りを続け、ずいぶん分厚くなってきた。 ほどなく帰ってきた新しいルームメイト。「こんにちは～」と、日本語ペラペラな韓国人。優しそうな顔をしていて、聞くとAlexと同じ年齢。そして、オーストラリアの留学経験がある人でした。以外にも、最初から気が合って、この出会いは、出だし上々。インターネットを介してこの部屋に住むことになった、不思議なご縁の同居人。みんなで話す時はリビングに集まる。リビングは、魔女・サマンサの荷物がダンボールに山積み。この段ボールには彼女の私物が入っていて、売却用だった。時々、前触れもなくサマンサと彼氏が、インターネットで知り合った（と思われる）お客と一緒にリビングにやってきて、中古家財を高値で売っていました。サマンサの彼氏は、目つきが悪い。挨拶もせず、冷たい眼で上から下に全体を眺めている。う～む。見事な「悪い男」と「貢ぐ女サマンサ」の図。もちろん、Alexを含むこの家の住人は、すでに生贄だ。いつも3人で「サマンサ（＝家主）め～」を合言葉に、早くこの仮住まいから脱出することを共通の目標にしていました。 生活空間は、玄関を入ると、台所、リビングルーム、シャワー＆トイレ（共用）。その他に、各自の部屋があります。玄関の中に、鍵付のシングルルームが３つある感じ。帰宅して、自室に入れば、プライベート空間。一人になりたい時には部屋に入りドアを閉めますが、誰かが話しに来ても構わない時は、ドアを開けっ放しにしていることもあります。我ら3人、着替える時と寝る時以外は、部屋に居ても、いつも各自のドアを開けっ放し･･･。用がある時には声をかける。程よく一緒にいて、程よくプライベートも保っている、そんな、丁度良い距離感でした。 帰宅すると、「お帰り～」と部屋の中から声が聞こえてきて、誰かが「コーヒー飲む？」と声をかけては、「どうも、どうも」と、リビングに集まって、おしゃべり。 貸主のサマンサには問題があったけれど、この時のルームメイトは抜群だった。共用部の掃除･･･誰かが気まぐれに掃除をしていて、それぞれがどこかをキレイにしていました。みんな大らかで、ちょっと誰かが共用部をキレイにすると、「ありがとぉ～」「きれいになったねぇ！」と、感謝、感謝。この３人は、例え自分の物でも「このコーヒー、飲んでいいからね」「この洗剤、使っていいからね」と、分けていることがよくありました。それでうまくいっていたのは、誰もズルをすることがなかったこと。程よく「ありがとう！」と甘えて、程よく「私の石鹸、使っていいよ」などと、お互いに無理がない程度に、自分の物を分かち合っていました。 よく、ハウスシェアの問題として「ルームメイトが居るか居ないかわからない」、とか、「一人は彼氏（彼女）と同棲しているのに、水道光熱費は半々なんて、不公平だ」とか、「共用部に自分の荷物をたくさん置いていて、雑然としている」･･･などの問題があります。「共用部を掃除するのは自分だけで、負担がかかっている」とか。ひどい場合は、普段はニコニコして直接は何も言わないのに、共用トイレの蓋を開けたら「使用後に、トイレの蓋を閉めるな！」とポストイットで貼ってあった。帰宅したらドアに「夜は静かにドアを閉めろ」と貼ってあった、なんてことも！！　 同居する人と気が合うかどうかは、運まかせ。合わない場合は、割り切っていつも自分の部屋に引きこもっているか、引越しをして新たな出会いを見つけるかの、どちらかしかありません。「ガマンできない」と引越しをする人も多いようです。 Alexを含む現地採用者は、駐在員みたいな高待遇はありません。一人で暮らすほどの給与も貰えません。でも、たった一つ、駐在員よりも恵まれている点は、「自分の意思でシンガポールを選んで、ここに来た」、ということ。心が強い人の集まりです。最初のうちは、どうしてシンガポールを選んだのか、とか、何が自分の国と違うか、なんてことを話していました。 彼らとは1ヶ月を共に過ごし、今は全員バラバラに住んでいます。それでも、時々集まっては、「私たちのシンガポール生活は、この3人から始まったね」と話しては、温かい気持ちになれます。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<item>
		<title>サマンサは魔女（シンガポール日記#008）</title>
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		<pubDate>Thu, 07 May 2009 15:00:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。

シンガポールで１ヶ月仮住まいする家に到着。問題は、貸主のサマンサ（女性）。彼女は最近できた彼氏と同棲を始めたそうで、私が行った時は、この家に住んでいませんでした。37歳。マレーシア人の彼女は背が低くて、割と美人、しぐさがかわいらしく、ずいぶん上に結んだポニーテールや、とても短いショートパンツのせいだろうか。ハスッパな雰囲気もチラチラするけれど、年齢より見た目はずっと若い。負け犬世代の私は、サマンサに心から「（その年で）彼氏が見つかってよかったねぇ」と、自分の将来の希望と重ね合わせて、手を握って喜んだ。

ところが、このサマンサ。不動産の値上がりを知って、日本人相手に暴利を貪り、自分の所持品を何でも売りつける金の亡者だった。

「この部屋に住んで」と言われた場所には、シーツも掛布団もない。どうやって寝るんだろう？と思っていると、「私のタオルケット、2000円で売ってあげる」「ついでに、水も必要だと思うから、先に買っておいてあげた。1000円でいいよ」と、自分の持ち物を売り始めた。

「え？」と思ったけれど、なんとなく、お水は助かった気がした。「ありがとう」とお金を払う。（後にスーパーでチェックしたら、1000円払ったお水は、スーパーで400円だった）

ところが、彼女のセールスはまだまだ続く。

「ハンガーも必要でしょう？私のものだけど、1500円で売ってあげる」「携帯必要でしょう？私が昔使っていたのを売ってあげる」と、穴があいたタオルケットや、クリーニング屋でもらった無料のハンガー、使い古して文字も見えない携帯電話など、次々に高値で売りつけてきます。

これは、さすがに売りつけすぎだろう。さすがの私も、警戒心がにじみ出る。昔、『NOと言えない日本人』という本が流行したけど、私は言うとも。ああ、言うともさ。

「要らん！」。

ところが「携帯がないと、私（サマンサ）から電話する時に困るでしょう？」と、こっちの都合に関係なく売ろうと頑張る彼女。いらない、と言うと「とりあえずAlexの部屋に置いておくから」と勝手に置いていく。「しばらくの間、携帯は、ないほうが、静かでいいよ…」という私の声は、空しく部屋に響く。

とはいえ、見知らぬ土地で、どこに何が売っているかですら見当もつかない。家具は一度買ってしまうとなかなか買い替えないから、どうせ買うなら、最初からきちんとしたものを買いたい私。…けど、もう夜だし、買い物に行く時間もない。悔しいけれど、サマンサの、穴があいた青いタオルケットは、しぶしぶ買い、泣く泣くシーツもないマットレスの上で寝る羽目になりました。

 それにしても、この部屋の奥に見えるカーテン。どう見ても、どこか引っかかっていて、まっすぐ降りていません。触ってみると、ホコリまみれ。あちこち紐が日焼けして、引っ張ると、プツン、プツン、と切れていきます。前からそうだったのか、ちぎれた紐には結び目がたくさんあります。あ･･･てゆーか、カーテン･･･上がりません！

エアコンは、スイッチをつけると、黒い粉が飛んできます。写真じゃわからないけれど、床はホコリだらけ。掃除しても、帰宅するとなぜか真っ黒･･･。

気を取り直して台所に行ってみる。

「シンガポールでは、自炊は高いから、外食したほうが安上がりだしおいしい」というサマンサの生活を体現し、台所に調理用具がありません。戸棚、空っぽです！！！てゆーか、中で大きなゴキブリ死んでいるし･･･。この扉、最後に空けたのはいつなんだ、サマンサ～！！！

半泣きでゴキブリを片付け、戸棚を探すと、パーティーで余ったと見られるプラスチックのコップ２個、鍋が１個。お皿１枚。これが、この家の台所用品の全て。



プラスチックのコップを唯一の家財として過ごす一ヶ月が、ここから始まるのでした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>家がない（シンガポール日記#007）</title>
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		<pubDate>Thu, 30 Apr 2009 15:00:11 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 シンガポールに来る前に、苦労したのは家探し。１ヶ月の仮住まい先を決める時には、「洗礼を受けた」と言える経験となってしまいました。 シンガポールで働く現地採用者は、シェアハウスが基本です。他人と同居することに慣れていて、生活のリズムが合うシェアメイトに出会えれば、安心だし、楽しいし、助け合えて便利です。でも、生活のリズムや共用スペース（台所やシャワールーム）の使い方に問題があるとか、一人はホームパーティー好きで、もう一人は自宅で静かに過ごしたいタイプ･･･と組み合わせが悪いと、ツライことも多いようです。そして、もうひとつ問題が･･･。Alexは喫煙者。これが、結構「禁煙」の募集が多くて、相手先を探すのが大変です。 最初の家探しはインターネット。結構、「シェアメイト募集サイト」が多いので、シンガポール国外に居ても情報を集められます。驚いたのが、サイトに個人情報を登録する時、性別、年齢、国籍、喫煙の有無、の他に「同性愛または　ストレート」という自己申告を登録するものがありました！！目からウロコ！ さらに驚いたのが、家賃の相場。 HDB（公団）、プライベートマンション、コンドミニアム、サービスアパートメントという順番で、クラスが上がっていきます。中心地は高く、郊外やバスと電車の便が悪い場所は安くなります。バスも乗りこなせるか不安なので、電車１本で会社に行ける場所を探すことにしました。 97年は好景気と不動産の高騰のあおりを受けて、1部屋借りるのに8万円程度。バストイレ共用。マスターベッドルーム（室内にバストイレ付）は、約12万円。 便利な場所に一人で１ユニット借りると30～50万円！！ なんですと！？ ムリ！ムリ！ムリ！ムリ！ 東南アジアでは、生活費が安いと思っていたのに･･･。この家賃相場には、全力でガッカリしました。ちなみに、ほんの1年前までは、約半額だったらしいです。人生で初めて、「景気変動が恨めしい」と思った瞬間でした。 そして、何よりも、問題なのは、そもそも空室がないっ！ 時は、（日本から）シンガポールに移動するのはあと1週間後。 家がない、家がない、家がない・・・・どぉしよぉぉ・・・。こうなったら、バックパッカーの相部屋から会社に出勤して、現地に着いてから家を探すか？そうは言っても、ツテもないしなぁ・・・。 もう逃げ場がなくなったところで、日本語サイトについさっき投稿された「部屋を貸します」の情報を発見。高いし、インターネットだけで決めるのは怖いけれど、すぐさま電話をかける。「まだ見ていないけれど、絶対にそこに住むから、他の人の応募を断ってください」と懇願。ワラをもすがる思いでした。 ちなみに、家探しに使った「シンガポールお役立ちウェブ」。本当にお役立つサイトです。 そんなわけで、最初の1ヶ月は、とある公団の1部屋に住むことになりました。  トランク2個を引きずって辿り着いた場所は、階段しかない4階建。 &amp;#160; 1階に飲食店があるせいだろうか。ゴキブリがササッと私の前を横切り、ものすごい勢いで走るネズミすら見た。え…？本当に、とっても汚いんだけど…。 &amp;#160; &amp;#160; 日本から運んだ２つのスーツケースを持ちながら、ヨロヨロの汗だくになって階段を上ると、入り口はこんな感じ。  ワラをもすがる思い････という表現はよく使いますが、ここは本当にワラだった（笑）&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>生活できるかな？（シンガポール日記#006）</title>
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		<pubDate>Thu, 23 Apr 2009 15:00:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは、Alexです。 就職面接の予定は、思っていたほど忙しくない。1日、たった1件のこともある。持て余す時間は、「もし、シンガポールに住むなら、日本から絶対に持ってこなくちゃいけない物は、何だろう？」と、生活目線で街を探索に行く。仕事じゃないし、ここには知り合いもいないから、Tシャツ、短パン、ビーチサンダルにリュックを背負い、水を入れたマイボトルを持って、どこぞの貧乏学生か？という出で立ちで、オシャレなショッピングセンターをうろつく。 我ながら、限りなく怪しい…。 海外旅行、海外生活をすると、ホームシックになる人がいます。Alexの場合、「食事が合わない時」が、決定的にダメです。「慣れたもの」が身近にないと、あっという間に元気を失います。私は「ごはん党」で、人生に醤油は欠かせないタイプ。贅沢を言わせてもらえれば「めかぶ」LOVE。めんつゆは「ヤマサ　昆布つゆ」派です。（←そんな派閥はない）･･･という訳で、「食生活チェック」は最優先。 さてさて、スーパーに行ってみて、びっくり。スーパーは、日本製品が何でもありました。日本製品のマーケット浸透力、抜群です。例えば食品の品揃え。  日本で見慣れたものがワンサカ！オーストラリアからやってきた私には「100％ジャパン！」と感涙！「これがないと困る！」というものが、思いつきません。 そういえば、オーストラリア滞在中、どうしてもゴボウが食べたくなって、ゴボウのことしか考えられない時期がありました。（ゴボウの夢まで見た）。そんな経験から、まずはスーパーでゴボウチェック！ おお！さすが！シンガポールでは（特に、日本人が多く住むシティエリアには）普通にゴボウが売っていました。ああよかった！！！ 日用品も、洗剤も「TOP」や「手間なしブライト」とか売っています。室内干しが多いので「部屋干しでも臭わない」商品もあります。ドラッグストアでは、髪のスタイリング剤に、キムタクのPOP。「タクヤ　キムラ」はシンガポールでもとっても有名。ジャニーズのアジア展開は勢いがありますなぁ！   ローカルな食事も食べてみよう。オープンカフェ？とは呼べぬ、ローカルな食事処に行ってみる。店員さんは英語がわからないので、メニューの写真を指差して注文します。 なんか、「こんな雑多なところで食べることができる自分」に酔わないと、衛生的に抵抗感のある雰囲気。とりあえず、卵とか魚とかは避けて、ミックスライスを頼んだ。白いご飯に、自分で選んだおかずを載せて食べる。炒め物中心だけれど、しっかり野菜も食べられるみたい。見た目は汚いけれど、懐かしい、「おうちごはん」って感じの雰囲気。中華系のお店だったからか、お醤油テイスト。アジアの食事は、日本人に合うねぇ。これだったら、毎日でも食べられそう。 それにしても食堂の座席確保が大変で、ほかの人が食べ終わって、空いた席をすかさずゲット。前の人が食べ終わった食器が残っているけれど、気にしちゃいられない…。見ないふり、見ないふり・・・・。 そんなわけで、スーパー探索とローカルフードの試食に、期待以上の結果に気をよくして、「慣れた物が手軽に手に入る」＝「シンガポールに住む自信がある」と確信を得たわけで。 「早くここに引っ越してこよう」と、思ったのでした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>いざ、企業面接（シンガポール日記#005）</title>
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		<pubDate>Thu, 16 Apr 2009 15:00:12 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは。Alexです。  就職斡旋会社（エージェント）との対面が終わり、その足で、最初に面接する会社を訪問した。  タクシーでたどり着くと、そこは、とても都会的なビル。オフィスは40階らしい。少し早く着いたので、近くのカフェでコーヒーを飲んで時間をつぶす。身なりの良いビジネスマンがたくさん歩いていて、欧米の人が汗を流すスポーツジムが見える。ビルのエントランスも格好いい。「自分がこの景色の一部になれたら、なんだか格好いいなぁ…」。コーヒーの湯気とともに、自分の夢が広がる。ビルの下では噴水がシャァァ・・・と涼しげな音を立てて流れている。昨日までいたオーストラリアは激しい水不足で、節水規制がかかっていたから、噴水も珍しい。「ああ、そうだ。私、違う国に来たんだな」と実感する。  さて、いざ面接へ、とスーツのボタンを閉めて会社のチャイムを押すと、日本人のおじさんが出てきた。新しく設立したばかりの会社で、今回の求人も「どういう人を採用したらいいのか、まだハッキリしていない」とのこと。2時間程度、手触り感覚がないまま面接が終わる。ここは、働いたら楽そうだけど、仕事が決まる気がしない。  次の会社。荘厳な作りのビル。やっぱり日本人のおじさんが出てくる。大企業の人は、とても丁寧に会社の役割や仕事の内容を説明される。1時間ほどすると、英語のレベルチェック、と称して、ローカル社員と英語で話すセッションがあった。  「どうしてシンガポールに来たの？」「好きな食事はありますか？」等の雑談を15分くらいこなして、その後、さっきの日本人が部屋に戻ってくる。「Alexさんの英語は、仕事に支障がない、とのことでした」と告げられて、心からホッ…とする。とはいえ、やっぱりこの会社も、仕事が決まる感覚がない。  3番目の会社。下がり眉で、困ったような表情をしている女性の人事マネジャーが現れる。業務内容の説明をした後、「ここは女性中心の職場だから…」と女性職場独特な、人間関係の難しさを延々と語られる。彼女の下がり眉は、ますます下がり、眉間にシワがよる。ここで記入させられた書類に「あなたのことを良く知っている人の名前と連絡先を書いてください」とあった。そう言われて、すぐに思い浮かぶのは、昔の上司Iさん。もう5年以上前のことだが、今でもとても信頼している。  この情報が、どう使われるかと言うと、こうだ。  「あなたが直すべきところは、どんなところですか？」  え？変な質問。  「直すべきところと言われても思い当たらないのですが、単純な繰り返し業務が苦手…とか、苦手なものはあります。」  「では、あなたと親しいIさんに電話をして、『Alexさんのどこを変えたほうがいいですか？』と質問したら、どう答えると思いますか？」  こりゃまた変な質問。Iさんの顔を思い浮かべ、少し沈黙したあとで、思ったことを慎重に、そして素直に答える。  「あの方は、『Alexのここを変えたほうがいい』という言い方はしないと思います。もし、何かおっしゃるならば、きっと、『彼女の強みが活かせるのは～です』、という答え方をすると思います」  この回答に、咄嗟に出てきた次の質問は、  「じゃあ、あなたは、直すべきところがない…って自分で思っているわけですね？」  はぁあ！？  底が浅い質問に見えて、この会社の全てが、突然立体感をなくす。私、この人と一緒には働けない。  「自分を成長させたい部分はあります。でも、それはここでは見つからない気がいたしました。お時間をいただいて恐縮ですが、面接はここまでとさせていただけませんか？」  その後用意されていた筆記試験も受けず、自らの手で面接を終わらせた。・・・あちゃー・・・持ち球も少ないというのに、無駄にしてしまったか？いや、でも、自分を殺して内定しても、私はここでハッピーになれない。もう、しょうがない。諦めよう。  そんな会社面接が続いた。  最終的に、就職を決めたのは貿易会社。社長から東南アジアの事業展開の構想を聞き「社長の右腕になって欲しい」「あなたと一緒に仕事をしてみたい」「小規模だけれど、最近若手のチームが育ってきたし、これから会社が伸びていくところ」と、熱心に語られ、面白そうに聞こえた。一方、本当は気になったけれど、無視したこともある。社長が一人でしゃべりすぎることと、事務所がゴミ溜めのように汚なかっこと、そして、応接室にある場違いなロココ調の汚いハンガー。なんでハンガーが気になったのかわからないけれど、とにかく、それがとても嫌で仕方がなかった。  けれど、この時は、都合良く解釈した。  「こんなにひどい有様だったら、初めて海外勤務する私でも、さすがに役立つことがあるだろう」と。そして、給料も、現地採用としては、悪くなかった。  「ひとまず、ここでいいだろう」  私は、どうしても、海外で働く経験が欲しかった。「海外就職」という言葉に浮足立ち、片目をつぶっていることも心の奥底にしまいこんで、見ないフリをした。  こうして私は、シンガポールで働く切符を手に入れたのでした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>勇み足のせい？（シンガポール日記#004）</title>
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		<pubDate>Thu, 09 Apr 2009 15:00:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは。Alexです。  ブリスベンから長時間のフライトを経て、やっとシンガポールに到着しました。空港からホテルまではタクシーに乗った。ちょっと地元の人風に、助手席に座ってみる。（これは、大きな勘違いで、地元の人も、普通は後部座席に乗る）。サーフィンで真っ黒に焼けた肌を見て、私をフィリピン人かタイ人だと思っている。  「旅行に来たのか？」  「ううん。仕事を探しにきたの」と答えると、突然口調が変わった。  「へぇ！ろくろく英語も喋れないのにねぇ。ま、無理だな。コーヒーショップでウェイトレスの仕事とか見つけたらいいほうじゃないの？」と間違いだらけの英語（シングリッシュと呼ばれる）で、30分のホテルまでの道のり、散々コケにされる。  「なんでこんなこと言われなきゃいけないんだろう？」という怒りと、「やっぱり、本当は難しいのかなぁ？」という気持ちで、グラグラする。それにしても、希望にあふれてやって来たシンガポール滞在の出だしで、いきなり気分が悪い…。  車をホテルの前で止めると、「まぁ、どうせ一人で来て、友達もいないんだろ？時間が空いている時、食事に行こう。ここに電話していいから」と、おっさんの携帯番号が書いてある名刺を渡された。  ナンパかよ…。  激しい怒りが、私をセコイ人間にする。お釣りを10セントまでキッチリ頂き、ムカムカしながら、ホテルの部屋に入るなり、ドライバーの名刺をグシャっと握りつぶす。ああ、気分が悪い！異国の地でたった一人、やり場のない怒りと不安に苛まれ、ホテルの一室で、一人、昭和のオヤジのように荒れたのでした。  夜が明けて、朝から就職斡旋会社（エージェント）を訪問した。行けば、さくっと企業面接の予定を教えてくれるんだろうな･･･と思っていたのが大きな間違い。エージェントでは、1回訪問するごとに2～3時間かかります。これが、本当に滅入りました。  Q：「資料を拝見して、素晴らしい経歴をお持ちで感激しました。でも幅を広げるために、どの程度までお給料を下げて満足できるか教えていただけますか？」  A：「･･･シンガポールに住んだことがないので、生活費がいくら必要か、検討もつきません。よって必要最低限な金額もわかりません」  Q：「そうですか。まぁ、就職は出会いですから、お金や業界、仕事内容にかかわらず、ゆっくり探してみてください。  A:「え？事前に何度も、希望業界や業務内容、希望給与を聞かれたんですけど」  Q:「ご本人のご希望は尊重しなくてはいけませんからね。まぁ、慌てずゆっくり取り組んでください。では、最初に、この用紙にお名前と、希望業界、職種などを、ご記入いただけますか？」  A:「？？？ インターネット上の御社オリジナル登録フォームに記入したし、あなた、今までその資料を見ながら話していませんでした？」  Q:「いえ、登録のために必要なんです。10分後に、また戻って来ますので。では、失礼」と、とっとと部屋を出ていく。  ･･････なんだか、話が前に進む気がしなかった。  私が一番苦手なのは、この、手書き登録フォームの記入。情報を事前に知らせているにもかかわらず、卒業した学校、勤務履歴、希望業種、希望職種、過去の給与まで書かされる。挙句「あ、必要でしたら、Alexさんのインターネットで登録していただいた情報を印刷して持って来ましょうか？」と言われます。だから、なんで手書きさせるかね？たまらなく面倒くさくて、ウンザリします…。でも、これを乗り越えないと、具体的な求人情報にはたどり着けません。  フォームを書き終わると、その後「こんな仕事はいかがですか？」と新しい情報が出てくるので、気に入ったものを選びます。私の滞在期間中に面接の予定が組めれば、その時間に自分で会社を訪問します。場所や行き方がわからないので、移動は全部タクシーを使う。  気分的には、一日5件くらい面接をこなしたいのに、実際には、全てのエージェントの情報を集めても、1日１～2件しかなかった。玉数の少なさと、空き時間の多さに「本当に仕事が決まるんだろうか…」と、また不安になる。ほとほと、エージェントとのやり取りでエネルギーを放出してしまった。  勇み足のせいか、最初からズッコケてしまった感がある。そうは言っても、海外就職をするなんて、一生のうち、この4日間しかチャンスがないんだから、記念受験のつもりでやるしかないよね？  話し相手もいないので、自分に語りかけながら、いざ、最初の企業面接に向かうのでした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>海外の就職活動（シンガポール日記#003）</title>
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		<pubDate>Thu, 02 Apr 2009 15:00:48 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは。Alexです。今回は、私がオーストラリアからシンガポールに流れ着いた経緯をご紹介しましょう。 半年の留学を経て、学校で学べることは駆け足で学び、ゴールに立った時、自分が無力だと気付きました。海外就職を考えたのは「もっと英語環境で実践を積みたい」と思ったから。 ところがオーストラリアでは、就労ビザのスポンサー企業を見つけるのが難しい。住み慣れたゴールドコーストで仕事が探せれば、生活を落ち着かせる時間を省けて都合がいいけれど、やっぱり外国人（=日本人）向けの求人が少ない。ビザの支援をしてくれるお土産屋さんや食品工場はあったけれど、お土産屋さんの店長になりたい訳でもなし…。 そんなある日、インターネットの求人情報に 「日本人求む。労働ビザが欲しい方、サポートします」とあった。 「おやっ！これは！！」と思って、記事を読むと、 「猛獣を扱える人歓迎。テーマパークで、日本人向け猛獣ショー運営スタッフ急募」 …「猛獣使い」かぁ。 新しいキャリアに、一瞬、夢を描きそうになりました。いや、そんな場合じゃない…。あと2カ月でオーストラリアを出なきゃならないのに…。 悶々とした時間を過ごしていた時に見つけた広告に「シンガポールで就職しませんか？」と書いてあった。おや？シンガポールって、英語圏で労働ビザが簡単に取れそうだし、猛獣使い以外の仕事があるみたい…。前に社員旅行で行ったことがあって、ビジネスが発達している国だったなぁ…と調べ始めると、クラスメイトがフリーペーパーをくれました。それは「身につけた英語力を海外で活かそう！シンガポール特集」。今欲しかった情報がいろいろと載っていました。「お金の心配をせず、英語力を伸ばしたい」という目的を果たすなら、なにもオーストラリアにこだわらなくてもいいってことか…。自分の方向転換をして、フリーペーパーに載っていたシンガポールの就職斡旋会社に、片っぱしからメールを送ってみる。 「シンガポールでの就職を考えています。手順を教えていただけませんか？」 すぐに「英文と日本語で履歴書を送ってください」とリクエストがある。確か、学校で「英文履歴書の書き方」の授業があった。テキストをひっくり返して、ヒーヒー言いながら履歴書を作って送付。すると「シンガポールに来る日程を教えてください」と、すぐ返信がある。電話でインタビューされる。「こんな仕事の募集がありますが、興味ありますか？」と連日仕事内容を記したメールが届く。 …手ごたえを感じる！ 斡旋会社からの素早いリアクション。具体的な情報提供。担当者も日本人だし、困った時には、日本語でなんとかなるかもしれない。「1週間のシンガポール滞在で仕事が決まる人もいる」と聞いた。もし、一旦オーストラリアから日本に帰ってしまったら、「海外で働く」なんて、夢のまた夢になってしまう。こんなレベルだけど、人生最大に英語力が高い今のうちに、ダメ元でやってみよう。 オーストラリアから、シンガポール経由で日本に帰国するチケットを取った。5日間シンガポールに滞在する。 あてもないくせに、希望だけがある5日間。これが、今後の生活を変える大きな一歩になったのでした。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>海外漂流生活の始まり（シンガポール日記#002）</title>
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		<pubDate>Fri, 27 Mar 2009 00:00:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは。Alexです。  以前、ドラゴンさんから「漂流人生万歳！」というメールを頂いたことがあります。「生々流転、出たとこ勝負、バンジーなしのバンジージャンプ、いいねー、理想の生き方だね」と書いてありました。おっしゃる通りです。…というわけで、今回は、私が日本を離れたいきさつなどを少し。  「30代独身女性が、今さら海外に出ようとするなんて、よっぽどの覚悟だろう…」と、息を呑む方がいたら、申し訳ない。そんなあなたの期待を上回る、爽やかな意思決定でした。  Alexは、シンガポールに来る前に、オーストラリアに短期留学しました。キッカケは抽選でオーストラリア往復航空券が当たったこと。それは、2006年オーストラリア大使館主催の「留学フェア」に、「お客さんが少ないと困るから、会場にのぞきに来て。抽選で1名様に往復航空券が当たるから（笑）」と、領事さんのお話を伺ったので、「イベントに人が少ないと寂しいし、枯れ木も山の賑わいだから、領事さんの顔を立てるために、顔だけ出しとくか」と、「お付き合い」の一環で、関心もない留学フェアに行ってみました。来場者アンケートにも「こういうのは、回収数が大事なんだよな～」と、真面目に答えて、お礼にオレンジジュースを1パックもらって、ホクホクで帰って来ました。  そんなこともコッテリ忘れ去った数ヶ月後。一本の電話が入った。  「オーストラリア領事館の××ですが、抽選で往復航空券がAlexさんに当たりました」  「ええええええええええええええええええええええっ！！！！私、抽選で、ティッシュしか当たったことないんですけど」（←ハズレとも言う）  驚きのあまり、領事館の人に、意味不明なことを答えている。  かわいそうなことに、Alexは幸運に慣れていない。頭の中は「私、そろそろ死ぬのかな？」と思いが巡る。ところが、領事館から一本電話があった以降、2か月も音沙汰がなく、目録も届かない。心やさしい父は「お前、騙されたんだよ」と、私を現実に引き戻そうとした。  ところが、ある日 突然、目録が授与された。どうやら本当に当たっていたらしい。  その当時のAlexはフットワークが良かった。気になること、知りたい事、見たい事があると、情報を実際に体験したくなって、自費で5回も海外旅行をしていました。ところが、旅行はその国の表面を撫でるだけで、生活の匂いや息吹が感じられなくて、物足りない。当時、日本人が映画で注目されたのを見て「英語ができると、英語圏の全ての世界で通用するようになって、世界が広がるな」と感じていたところ。  抽選で、往復航空券が当たりました。  行きと帰りの飛行機代は無料かぁ…。オーストラリアはもう2回も行っているし、どこに行こうかなぁ…。まてよ、飛行機に乗る権利があるだけで、どれだけ長くオーストラリアに滞在しようと、それは、私の自由だな。  Alexの思考は、本人の中では繋がっているのですが、ほかの人には「突拍子もない…」と言われます。そして、今回も、前例に倣いました。  「ついでだから、この際、住んでみよう」  こうして突然、Alexはオーストラリアに住むことに決めました。  調べてみると、年齢上、長居するには、学生になるしかビザを取る方法がない。「そういや、昔、留学するのが夢だったなぁ」と、預金口座を見れば、咄嗟に出せる金額は、半年の学費と生活費しかない。  ちょっと無謀な決断か？と思いながら、インターネットで「30代 留学」で検索すると、ワンサカ出てくるのは、「人生を変えるために、思い切って留学した30代です。俺って人と違うことやっています」と自称する方々が。  何件かの個人ブログを見たあとで、「な～んだ、この年で海外留学するなんて、ありふれたことなんだな」と感じて、サクッと半年で学校に申し込みました。  お金を払った後で、私の中の「思い込み」がひとつ消えました。「あれ？留学した人ってすごいって思っていたけれど、お金払えば、誰でも行けるんじゃん」と。やってみると、簡単なものなんだなぁ。と。  （しかし、サッパリした本人の気持ちはともかく、家族・同僚・友人など、Alexの周りにいる人々が大騒ぎしたことは付け加えておく。）  行き先はゴールドコーストにした。大学時代の先輩が、結婚してそこに住んでいたので、何かと心強かったし、ナンパな印象の街なのも気に入った。せっかくだから「あいつ、遊びに行ったな～」とみんなの笑いのネタにもなれてオイシイ。  いざ、語学学校に行くと、初日は英語のレベル分けのテスト。Alex、なんと下から2番目のクラスでした。自分がそこまでヘボだと思っていなかったので、目眩がした。毎日「パンが１斤、パンが2斤」と、数の数え方から学ぶ。日本で、「1本（イッポン）、2本（ニホン）、3本（サンボン）」と、習ってるようなもんで、授業中は「塩を取ってください」とやりとりをする毎日。このトピックスも歯がゆい。   オーストラリアでは、サーフィンと英語の勉強しかしなかった。この半年で語学学校の初級から一番上のクラスまで超高速でクリアし、「優良学生」として表彰された。でも、働いた経験があれば、学生生活なんて、遊んでいるのも同然で、勉強さえしていればいいなんて、とっても楽しかった。語学学校は外国人しかいないので、オーストラリアに住んでもオーストラリア人と話す機会は意外と少ない。そこで、毎日1回、現地の人と話すことに決めた。たとえばショッピングやコーヒー屋で店員さんと話す。エレベータで一緒になった人に話しかける。美容院に行って、スタイリストと話をする。  ところが、地味に語学学校でNo1になっても、所詮、実生活ではやっと英語を覚えた程度。実践経験がなければ、使えるもんじゃない。そこで、アルバイトを始める。仕事はホテルの客室清掃。  今まで、ホテルの経営にかかわったことがあるけれど、客室清掃はしたことがない。組織の上から末端まで落ちた気がするのは、自分のプライドで、当時の私には邪魔なものだった。「言葉ができない」というハンディキャップが「ここで、現地の人たちと一緒に働けるだけでありがたい」と思えた。そして、何よりも、みんながどんな気持ちで働いているのかを知ることができて、毎日勉強になった。ランチの時間におしゃべりをして、「ついていけない」と思うだけで、刺激になった。  [...]&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>こんにちは。シンガポール在住のAlexです。（シンガポール日記#001）</title>
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		<pubDate>Thu, 19 Mar 2009 15:00:53 +0000</pubDate>
		<dc:creator>Alex</dc:creator>
				<category><![CDATA[シンガポール日記]]></category>

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		<description>こんにちは。シンガポール在住のAlexです。  ドラゴンさんに「成功した人のサクセスストーリーはたくさんあるけど、これから成功する人の実況中継はめったにない」と、おだてられて毎週1本、みなさんに現地情報をお届けすることになりました。これがサクセスストーリーの序章になるのか、笑い話のネタになるのかわかりませんが、よろしくお願いします。  なるべく赤裸々に、ありのままにということですので、日本名ではなく、英語名のAlexでいきます。普段、どうしても日本名を覚えられない外国人には「アレックス」と呼んでもらっています。これで心置きなく実体験、本音、ナマ情報がバリバリ書けます。  私は「国際人」というより、どこの国でも馴染んでしまう「無国籍人」。2007年からシンガポールで働いています。  「海外就職」って、カッコイイ･･･と思ってる人、多いですよね。私も、自分が働くまでは、かなり羨望の眼差しでしたが、現実、そうでもないんですよね。  私の場合は、海外現地採用スタッフなので、駐在員のようなゴージャスな生活は遅れません。現地並みの給料水準なので、飲み会で「今日は一人3,000円」と言われると「げっ！高っ！！！」と心から思います。そりゃ、大人だから、ニコヤカに払うけど・・・・。  例えば、スターバックスでコーヒー1杯400円。地元のコーヒーショップは、80円。  日本風のラーメン1杯1000円。地元のヌードルショップ1杯300円。  コーヒーのテイクアウトを頼むと、金魚袋にホットコーヒーが入ってきます。  「この袋、魚が入るものだと思っていたのに、人間の飲み物が入るなんて！！！！！」  あまりの衝撃に、つい記念撮影。  ・・・とはいえ、限りあるお小遣いですから。  「私はローカルフードが好き」と公言することにしました。  ローカルフードのお店はこんな感じ。１食250～400円程度。  最初は「衛生的なの？」と心配でしたが、今まで一度もおなかを壊したことありません。強靭な胃腸を自画自賛していたら、実は、本当に衛生管理が行き届いているようです。もし飲食店に問題があって、顧客が政府に報告すると、政府は頻繁にその店の調査を行い、状況に問題があれば、閉店させられることもあるとか！シンガポールは、あらゆる点で、政府の管理が行き届いているなぁと感じます。  写真は、私のお気に入り、「ワンタン麺」ドライ。麺を頼む時、ドライって言うと、スープと麺が別々。コシがある麺に、キリッと濃いソースをかけて、熱々のうちにいただきます。ワンタンは、どこのお店でもプリプリした食感で、とっても美味☆  残念ながら、ローカルフードを食べない（口に合わない）日本人も多いみたいです。日本人は、ランチに手作りのお弁当か、パンを食べていて、不衛生なローカルフードが嫌い、と思っているシンガポリアンも多いみたい。「私は好きで、よく行くよ」と言うと、急に、「この店がおいしい」「こんなメニューは試したか？」と、色々教えてくれます。日本人が、外国人に必ず「納豆食べられる？」と聞いている光景を思い出します（笑）  ローカルフードの良いところは、注文してから目の前で作ってくれること。いつでも作りたて、熱々。「ソース少な目で」「チリ多目で」「この貝が嫌いだから、抜いて作って」と、その場で注文できて、いつでもオーダーメイド。2～3回で、お店のおばちゃんが顔を覚えてくれて「あら、ご無沙汰だったわね」とか、「わかってるわよ。あなたは、貝が嫌いなんでしょ」と、いきなりお得意さん扱いになれるのも、結構素敵。レストランじゃ、こうはいきません。  ･･･とはいえ、見た目はイマイチ。使い古したプラスチックのお皿に食材を投げ込み、荒々しく具を乗せ、ソースをお皿に飛ばしても、お構いなしで「一丁あがり！」。看板の立派な料理の写真と比べて「具が足りないんですけど？」ってこともしばしば。  生活はこんな感じだし（日本では下層階級に近いかな？）、それに仕事をしている場所が外国なだけで、「仕事をする」という意味では国内と同じです。出勤して、働いて、帰宅して、寝る・・・うん。リズムは日本と一緒。  強いて言えば、言葉や国の仕組み、文化、人の考え方が違うくらいでしょうか。その違いについてはおいおいご紹介していきたいと思います。&lt;div class="feedflare"&gt;
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		<title>創刊ごあいさつ</title>
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		<pubDate>Tue, 24 Feb 2009 00:55:59 +0000</pubDate>
		<dc:creator>堀口 卓志</dc:creator>
				<category><![CDATA[お知らせ]]></category>

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		<description>ドラゴンでは、2007年4月より2008年3月末まで1年間、日曜祭日も、年末年始も含めて365日毎朝新入社員メルマガ（後半から「できる社員メルマガ」に名称変更）を配信しました。翌年は管理職対象にと思いましたが、こちらの能力不足もあり約1年間のお休みをいただきました。 構想1年、このたびようやく第二弾として、装いも新たにブログ形式でスタートいたします。 総合タイトルは 「なんのこれしき」。 今回は対象を新入社員や管理職に限定せず「がんばっている人たち」と考えました。 執筆者もそれぞれの分野、それぞれの地域、それぞれの年代で、まさに「がんばっている方々」にお願い致しまして、vividな話題、生の現場情報、独自ノウハウを提供してまいります。 幸い趣旨にご賛同いただいた有志がおりまして、それぞれ得意分野で書こうと決めました。メンバーは20代から60代。全くタイプが違いますが、敢えて共通点を探せば、やっぱり「なんのこれしき」かもしれません。みんなピンチを切り抜け、またドツボにはまり、そこから這い上がったり、まだもがいていたり。山谷を経験したというより、その真っ只中にいる連中です。 執筆陣は、それぞれの思いでブログを書き綴ります。ハウツーであったり、日記であったり、それぞれの方法と流儀で取り組みます。基本的に商業広告はありませんが、執筆者の自己宣伝、とりわけドラゴンの自画自賛や呼びかけはお許しください。癒されるかもしれません。笑えるかも知れません。ほんの少しは役に立つかも知れません。 また、ゲストの投稿も掲載したいと思っています。テーマ、ジャンルは問いません。掲載しても原稿料はなし。そのかわり、ドラゴンより感謝をこめて特典と記念品を贈呈します。 どんなものになるか、そして何が飛び出しどんな展開になるか、私自身も皆目見当がつきませんが、株式会社ドラゴン・ラボラトリーズはその名の通り実験を本分とする企業ですので、分からないことが大好きです。好奇心旺盛な方は是非覗きに来てください。&lt;div class="feedflare"&gt;
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