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<?xml-stylesheet type="text/xsl" media="screen" href="/~d/styles/rss1full.xsl"?><?xml-stylesheet type="text/css" media="screen" href="http://feeds.feedburner.com/~d/styles/itemcontent.css"?><rdf:RDF xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#" xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/" xmlns="http://purl.org/rss/1.0/" xmlns:feedburner="http://rssnamespace.org/feedburner/ext/1.0"><channel rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/"><title>のほ本♪</title><link>http://nohohon.yukorin.info/</link><description>　　　　．．．のんびりと、そしてのほほんと、読書三昧．．．</description><dc:language>ja</dc:language><dc:rights>Copyright 2009</dc:rights><dc:date>2009-11-08T06:11:07-08:00</dc:date><items><rdf:Seq><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/08/osaki2.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/06/ikenami.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/04/ikenami.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/02/iida.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/29/higasino.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/27/higasino.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/15/hara.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/12/tuzimura.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/07/ikenami.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/06/ikenami.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/05/simon.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/02/higasino.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/09/29/okuda.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/09/28/kitamura.php" /><rdf:li rdf:resource="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/09/19/kitamura.php" /></rdf:Seq></items><atom10:link xmlns:atom10="http://www.w3.org/2005/Atom" rel="self" href="http://feeds.feedburner.com/nohohon" type="application/rss+xml" /><feedburner:browserFriendly>This is an XML content feed. It is intended to be viewed in a newsreader or syndicated to another site.</feedburner:browserFriendly><atom10:link xmlns:atom10="http://www.w3.org/2005/Atom" rel="hub" href="http://pubsubhubbub.appspot.com" /></channel><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/08/osaki2.php"><title>スノーフレーク（大崎梢）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/08/osaki2.php</link><dc:subject>作者別・・おおさきこずえ</dc:subject><dc:date>2009-11-08T06:11:07-08:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4048739271/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4048739271.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
６年前の不幸なできごと・・・。そのときに逝ってしまった速人のことを忘れられない真乃だが、高校卒業を間近に控えた或る日、彼とそっくりな青年に出会う。「もしかしたら速人は生きている？」真乃は速人の死の真相を調べてみることにしたのだが・・・。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;車で海に飛び込み一家心中するという衝撃的なできごと・・・。家族の中で一人だけ遺体が見つからなかった速人。真乃は、速人の死を心の底から信じる気持ちにはなれなかった。そこにあらわれた速人にそっくりな青年を見て心が揺らいだのは、仕方のないことだと思う。速人の死に、いったいどんな事実が隠されているのか？真乃が真実に迫っていく・・・。読み手としてもすごく気になったが、ふわふわとした読み心地で少々現実味に欠ける点もある。全体的に少女漫画的ロマンチックミステリーという感じだ。。大人向けというより少女向けの小説のような気もしないではない。ラストは意外性があったが、完全に納得できるものではなく疑問も感じる。作者がこの作品にどんな思いを込めたのかはあまり伝わって来ないが、まあ、それなりに楽しめる作品だとは思う。&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/06/ikenami.php"><title>待ち伏せ（池波正太郎）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/06/ikenami.php</link><dc:subject>作者別・・いけなみしょうたろう</dc:subject><dc:date>2009-11-06T00:16:44-08:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101157391/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4101157391.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
「親の敵！」そう叫びながら大治郎に切りかかった二人組の男。だが、人違いだと分かり逃げ去ってしまう。「いったい誰と間違われたのだろうか？」気になった大治郎が調べてみると、ひとりの男の思いがけない過去が浮かび上がってきた・・・。表題作「待ち伏せ」を含む７編を収録。「剣客商売」シリーズ９。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;６編の中で一番印象に残ったのは「待ち伏せ」だった。「人違い」からある敵討ちを知り、見過ごせなくなった大治郎。彼の正義感が、ひとりの男の醜い過去を暴きだしていく。「人は見かけによらない。」そのことをあらためて考えさせられた。&lt;br /&gt;
「或る日の小兵衛」は秋山小兵衛のある一日の様子を描いたものだが、彼の若かりし頃も描かれていて面白かった。小兵衛の意外な面が垣間見える。&lt;br /&gt;
「討たれ庄三郎」では、「身分」というものの理不尽さを感じた。罪をかぶった庄三郎に対し哀れさを感じると同時に、「上の者は何をしても許されるのか！？」という憤りも感じた。&lt;br /&gt;
今回も期待を裏切らない面白さで、読後満足感を味わえた。そうそう、三冬に子供ができた！ますますこれからが楽しみだ♪&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/04/ikenami.php"><title>狂乱（池波正太郎）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/04/ikenami.php</link><dc:subject>作者別・・いけなみしょうたろう</dc:subject><dc:date>2009-11-04T03:00:15-08:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101157383/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4101157383.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
身分が低いのに剣の腕は強すぎるくらい強い。上司のねたみは、石山甚市に手ひどくはね返ってくることになる。親にも恵まれず、孤独感を抱きながらやがて彼は変貌していく。「狂っているのでは？」と思うほどの残虐さの中に隠された彼の本質を見抜いたのは、秋山小兵衛だった。表題作「狂乱」を含む６編を収録。「剣客商売」シリーズ８。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回の作品では、「人の心」について考えさせられた。表題作「狂乱」では、恵まれぬ環境やほかの者からのひどい仕打ちで心がゆがんでしまった男を描いているが、もし彼に理解者がいればそこまで心がゆがまなかったのでは・・・と思う。秋山小兵衛が気づいたときには、事態はどうにもならないところまで追いつめられていた。哀れというよりほかない。また、「仁三郎の顔」では、仁三郎の徳次郎への思いと大治郎への思いが極端に違い、憎悪と恩義の間を心が行ったり来たりする描写が面白かった。&lt;br /&gt;
この作品を読んでいると、さまざまな人間ドラマからさまざまな人たちの心が見えてくる。ほのぼのとする話ばかりではなく、時にはぞくっとする話もあるけれど、どれも読み手を惹きつける話ばかりだった。&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/02/iida.php"><title>アナン（飯田譲治・梓河人）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/11/02/iida.php</link><dc:subject>作者別・・い他</dc:subject><dc:date>2009-11-02T00:11:34-08:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062753138/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4062753138.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
初雪が降ったら死のうと決めていた記憶喪失のホームレス流（ながれ）。だが、ゴミ捨て場で生まれたばかりの赤ん坊を拾ったことから、彼の運命は大きく変わり始める。アナンと名づけられた赤ん坊には、不思議な力があったのだ・・・。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;人は、それぞれ心に抱えているものが違う。哀しみを心の奥深く閉じ込め平気な顔をしていても、決して忘れ去ることのできないことがある。アナンは、そんな人たちの心を開いてしまう能力を持つ。誰もが、彼の前では自分を偽れない。そのことは、本当に人々の救いになるのか？また、そのことによるアナン自身の苦悩はどうなってしまうのか？ユーモアあふれる描写もあるが、たまらなく切なく、心が激しく痛む描写もあった。流や、ホームレスの人たちの希望の星だったアナン。さまざまな人たちの思いが心に注ぎ込まれ、アナンは成長していく。そして、彼は素晴らしい才能を発揮する。彼の瑞々しい感性が指先からあふれ出し、それは形となって人々を感動させる。アナンが有名になればなるほど、流との関係は・・・。ラストはホロリとした。心の中にポッと灯がともるような温もりを感じる作品だった。&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/29/higasino.php"><title>虹を操る少年（東野圭吾）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/29/higasino.php</link><dc:subject>作者別・・ひがしのけいご</dc:subject><dc:date>2009-10-29T01:07:20-07:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062635453/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4062635453.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
「生まれたばかりの息子は、一瞬光ったように見えた・・・。」&lt;br /&gt;
父親に光瑠と名づけられた少年は、やがて天才的な力を発揮する。「光楽」と呼ばれる彼独自の音楽は、聴く者すべての心に感動を与えた。だが、感動を与えることが真の目的ではなかった・・・。光瑠の心に秘められた計画とは？ &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;人と違う能力を持つことで周りの人たちから特異な目で見られ、特別扱いされる。それがはたして幸せなことだろうか。光瑠の持つ特殊な力に反応し彼を崇める人たちがいる一方で、彼の力を利用し私欲を満たそうとする者たちがいる。このふたつの流れは、光瑠が望む望まないに関わらず、彼を飲み込んでいく。追う者と追われる者の攻防は、読み手をハラハラさせる。光瑠はこれからどうなるのか？期待しながら読んだが、ラストは「これで終わりなの！？」と叫びたくなってしまうものだった・・・。「この終わり方は是か非か？」そう思うが、考えようによっては、こういう終わり方がベストなのかもしれない。それにしても、光瑠の奏でる音楽を実際に聴いてみたいものだ。聴けないのがとても残念！！&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/27/higasino.php"><title>新参者（東野圭吾）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/27/higasino.php</link><dc:subject>作者別・・ひがしのけいご</dc:subject><dc:date>2009-10-26T23:58:43-07:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062157713/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4062157713.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
小伝馬町でひとり暮らしをしていた４５歳の女性が、何者かに絞殺された。彼女はなぜ殺されたのか？彼女を殺したのは誰なのか？練馬署から日本橋警察署に移ってきたばかりの加賀恭一郎の鋭い洞察力が、事件の真相を暴いていく。犯人は・・・？ &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;最初は単なる短編集だと思った。だが、読み進めるうちに、どの話もあるひとつの事件に関わっていることに気づく。初めのうちは、「こんなことまで聞き込みして、事件解決にどうつながっていくのだろうか？」と疑問に感じたが、作者は見事な構成力でばらばらの話を事件の真相へと収束させていく。加賀の、「何気ない行動に隠された真実を見抜く力」がしだいに犯人に迫っていく様には、ワクワクさせられた。「新参者」だからこそ見えるものもあったのだ。また、さりげないやさしさを見せるその人情味あふれる加賀の人柄も魅力的だった。読後も満足感を充分味わえる、面白い作品だと思う。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/15/hara.php"><title>私が殺した少女（原尞）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/15/hara.php</link><dc:subject>作者別・・は他</dc:subject><dc:date>2009-10-15T03:59:13-07:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150305463/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4150305463.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
私立探偵の沢崎は電話で依頼を受け真壁邸を訪問するが、待ち受けていた刑事たちにいきなり誘拐犯として逮捕されてしまう。いやおうなしに誘拐事件に巻き込まれていく沢崎。だが、この誘拐事件には複雑な事情が隠されていた・・・。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;この作品では、最後まで犯人の姿は見えてこない。動機もはっきりとはしない。登場人物の中に犯人はいるのか？それぞれの人間の抱える事情の中に、犯行に結びつくものはあるのか？先が気になり、ページをめくる手が止まらなかった。しだいに絞り込まれる容疑者だが、作者は最後に意外な結末を用意していた。ほんのささいなできごとがやがて大きな渦となり、さまざまな人たちを巻き込んでいった。最後に残ったのは、少年の傷ついた心だけか・・・。やや冗長的な部分もあるが、しっかりとした構成と巧みなストーリー展開で、読み応えのある作品に仕上がっていると思う。&lt;br /&gt;
&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/12/tuzimura.php"><title>ロードムービー（辻村深月）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/12/tuzimura.php</link><dc:subject>作者別・・つじむらみづき</dc:subject><dc:date>2009-10-12T06:39:33-07:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062150859/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4062150859.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
小学５年生の春、トシは「嫌い」とか「近づかない方がいい」と言われていたワタルと友達になった。その時からクラスメートのトシに対する態度が変わり始めた。どんなことがあってもワタルとの友達関係を続けていこうと決心したトシだったが、ある日思いも寄らぬことが起こった。表題作「ロードムービー」を含む３編を収録。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「冷たい校舎の時は止まる」に登場した人物たちに再び会うことができ、何だかなつかしい気持ちになった。もちろん、「冷たい・・・」を読んでいなくても充分この作品を味わうことはできる。&lt;br /&gt;
トシとワタルの物語を描いた「ロードムービー」、塾の生徒千晶とバイトの先生のふれあいを描いた「道の先」、心に傷を負った少年ヒロと彼の力になりたいと思う少女みーちゃんを描いた「雪の降る道」、３編どれもよかった。&lt;br /&gt;
自分ではどうにもできないことがある。そんな時、幼い心はおびえ、とまどい、不安に押しつぶされそうになる。そこに、誰かが手を差しのべてくれたなら・・・。作者はどうして弱い者の心をこんなにも巧みに表現できるのだろうか。登場人物たちの悩み、苦しみ、不安、そして心の震えまでが、手にとるように伝わってくる。読んでいくうちにどんどん感情移入していく自分が止められなかった。&lt;br /&gt;
哀しく切ないストーリーの中に、ほっとする救いとほんのりとした温もりがある。そんな珠玉の短編集だった。&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/07/ikenami.php"><title>隠れ蓑（池波正太郎）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/07/ikenami.php</link><dc:subject>作者別・・いけなみしょうたろう</dc:subject><dc:date>2009-10-07T00:42:43-07:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101157375/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4101157375.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
目の見えぬ武士と、その武士を助けいたわる老僧。旅の途中でふたりに出会った大治郎は、強く心を揺さぶられる。だがこのふたり、実は仇討ちの敵同士だった！彼らに危機が迫ろうとしたとき、小兵衛、大治郎父子が立ち上がる。表題作「隠れ蓑」を含む７編を収録。「剣客商売」シリーズ７。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;表題作「隠れ蓑」では、人の心の不思議さや絆というものについて考えさせられた。老僧は、盲目の武士にとっては親の仇だった。彼は、自分が討たれる前に隙を見て、盲目の武士を倒すこともできただろう。だが、それをしなかった。盲目の武士を守ることに、おのれの人生の全てをかけたのだ。ふたりの間には信頼関係が生まれ、固い絆で結ばれていた。もし武士が、老僧の正体を知ったとしたら・・・。何も知らずに終わってしまったことが本当にいいことなのか、やりきれない思いがした。&lt;br /&gt;
７編どれもが味のある話だった。「徳どん、逃げろ」では、傘屋の徳次郎への八郎吾の思いにほろりとさせられた。読後、強く余韻が残る話だった。&lt;br /&gt;
さて、小兵衛、大治郎父子は、次にどんな活躍を見せてくれるのか？とても楽しみだ。&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/06/ikenami.php"><title>新妻（池波正太郎）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/06/ikenami.php</link><dc:subject>作者別・・いけなみしょうたろう</dc:subject><dc:date>2009-10-06T01:25:03-07:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101157367/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4101157367.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
東海道御油の宿場で秋山大治郎が出会ったのは、一字違いの秋山大次郎だった。藩の公金を盗んだ罪を着せられた大次郎は、幕府の評定所へ出向く途中であった。夫を励ますため大次郎の新妻のとった行動に、大治郎は激しく心を揺さぶられる。表題作「新妻」を含む７編を収録。「剣客商売」シリーズ６。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;このシリーズ６で、ようやく大治郎と三冬が夫婦となった。「品川お匙屋敷」の話では、三冬が密貿易に関わる一味に捕らえられてしまう。激しい怒りに身を震わせる大治郎だが、一方では三冬が自分にとってかけがえのない存在だと強く意識する。この事件が無事解決した後、ふたりの婚礼が行なわれた。剣客ファンはほっとしたのではないだろうか。結婚後の三冬の、女性としての微妙な変化もほほえましく面白い。&lt;br /&gt;
どの話も人情味があり温もりがある。また、正義とおのれの信念を貫く秋山父子の活躍は胸がすく思いだ。中でも特に印象に残ったのは、「金貸し幸右衛門」と「いのちの畳針」だ。幸右衛門の思いが、秋山小兵衛を通して「いのちの畳針」に登場する植村友乃介へと伝わっていく。そのことが静かな感動となって心にしみてくる。&lt;br /&gt;
全体的に、しっとりとした味わいのある作品だった。&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/05/simon.php"><title>フェルマーの最終定理（サイモン・シン）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/05/simon.php</link><dc:subject>作者別・・さ他</dc:subject><dc:date>2009-10-05T03:34:09-07:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105393014/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4105393014.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
１７世紀にひとりの数学者が示したひとつの命題は、３５０年間証明されることはなかった・・・。数々の数学者が挑んでは敗れ去った「フェルマーの最終定理」が、ついに完全証明される日が来た！天才数学者ワイルズは、どのようにしてそこに到ったのか？数学の歴史とともに語られた、衝撃のノンフィクション。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;数学の答えは完全明解。その潔さが好きだった。問題を解き始めるときのワクワク感や解けたときの達成感は、何ものにも替え難い。この作品は、数学好きの人にはたまらない作品だと思う。もちろん、数学が苦手だという人にも分かるように、とてもていねいにやさしく書かれている。&lt;br /&gt;
フェルマーがこの世に残し、３５０年もの間証明されることのなかった超難題「フェルマーの最終定理」。それをワイルズが完全証明できたのも、先人たちが道筋をつけてくれたおかげだと思う。過去にいろいろな人たちが土台を築いてくれた。ワイルズはその上に最後の建物を築いたのだ。そのいろいろな人たちの中に、ふたりの日本人がいた。ワイルズが完全証明するために必要だった「谷山・志村予想」の中に、その名前を残している。ワイルズの偉大な業績の陰にふたりの日本人がいたことは、同じ日本人としてとても誇らしい。&lt;br /&gt;
何年にも渡る紆余曲折を経て、ついにワイルズは「フェルマーの最終定理」を完全証明した。それはとても感動的だ。読んでいて思わず「やった！」を叫びたくなるほどだった。&lt;br /&gt;
数学界における感動的で歴史的なできごとを、ぜひ多くの人に読んでもらいたい。&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/02/higasino.php"><title>卒業（東野圭吾）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/10/02/higasino.php</link><dc:subject>作者別・・ひがしのけいご</dc:subject><dc:date>2009-10-02T00:21:22-07:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061844407/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4061844407.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
卒業を控えた大学４年の秋、仲のよかった男女７人に悲劇が襲いかかる。アパートの一室で、その部屋に住む祥子が遺体となって発見されたのだ。自殺か？他殺か？密室状態の部屋で起こった事件は、さらに次の事件を引き起こした・・・。刑事になる前の学生時代の加賀恭一郎が登場！ &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;密室での祥子の死。そしてさらなる悲劇が・・・。密室のトリックといい、次の事件のトリックといい、発想が見事だった。茶道にまつわるトリックは、何度も何度も読み返した。茶道の「雪月花之式」はこの作品で初めて知ったので、とても興味深かった。この作品はミステリーとしての面白さも充分だったし、大学４年の、社会に巣立とうとしている男女の青春物語としても、読み応えがあった。友情や信頼関係の問題、そして、お互いがお互いを理解し合っているという確信が揺らいでいく様など、読んでいてほろ苦さも味わった。&lt;br /&gt;
教師を目指していたはずの加賀恭一郎がなぜ父親と同じ職業を選んだのか？その理由は「悪意」という作品の中で明かされているので、そちらもぜひ♪ &lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/09/29/okuda.php"><title>最悪（奥田英朗）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/09/29/okuda.php</link><dc:subject>作者別・・おくだひでお</dc:subject><dc:date>2009-09-29T02:51:49-07:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062735342/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4062735342.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
鉄工所を経営する川谷は、不況下での仕事の減少、取引先の無理な注文などで悩んでいた。さらに追い討ちをかけるように、近隣の住民との間に騒音問題が生じていた。銀行員の藤崎みどりは、妹や家族の問題、上司のセクハラで悩んでいた。野村和也は、ヤクザとの間に問題が生じ、それを解決しなければならない状態に追い込まれていた。まったく関係のない３人が接点を持ったとき、事態は思わぬ方向に転がり始めた。はたして、３人の運命は？ &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;誰もが、自分の置かれている立場や状況を好転させたいと思っている。だが、もがけばもがくほど泥沼にはまり込んでしまう・・・。この作品に登場する３人は、まさにそんな状態だった。努力がまったく報われない。状況はどんどん悪くなるばかりだ。坂道を転がり落ちるように、３人はあっという間に「最悪」の状態に陥る。追いつめられていく過程や、それぞれの心理描写は見事だった。特に、川谷の描写はすごい。動悸や息遣いが、読み手側に伝わってくるような迫力があった。３人の接点、そしてそこからのラストへの展開もよかった。「いったいどうなるのか？」そのハラハラ感がたまらない。読後もすっきりとしていて好感が持てる。分厚いけれど、一気読みさせるほどの面白さを持った作品だった。満足♪&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/09/28/kitamura.php"><title>水に眠る（北村薫）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/09/28/kitamura.php</link><dc:subject>作者別・・きたむらかおる</dc:subject><dc:date>2009-09-27T23:36:15-07:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167586010/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4167586010.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
会社の同僚に誘われて行ったお店で飲んだ水割りは、不思議な味わいだった。マスターが、「この人になら。」と思ったお客にだけ出す水割りの秘密とは？表題作「水に眠る」を含む１０編を収録。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;評判がいい短編集ということで読んでみたが、私にはあまり合わない作品だった。中には、「植物採集」のように女心を絶妙に描き面白いと思ったものもあるが、ほかの話は受け入れがたいものがあった。「くらげ」の話は星新一さんのショートショートを思い起こさせるが、星作品のような完成度には到っていないのではないだろうか？「矢が三つ」は一妻多夫のような話だが、作者が何を言いたいのかが伝わってこない。どの話も中途半端な印象が強い。読み手側に響いてくるものがない。いろいろな方がこの作品を絶賛しているが、どうも私には理解できない。今まで読んだ北村作品とはまるで違う。異色だ。これから北村作品を読もうと考えている人は、この作品を最初に読む作品に選ばないほうがいいと思う。&lt;/p&gt;</description></item><item rdf:about="http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/09/19/kitamura.php"><title>冬のオペラ（北村薫）</title><link>http://nohohon.yukorin.info/archives/2009/09/19/kitamura.php</link><dc:subject>作者別・・きたむらかおる</dc:subject><dc:date>2009-09-19T05:35:59-07:00</dc:date><description>&lt;p&gt;&lt;a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043432054/nohohon0f2-22/" target="_blank"&gt;&lt;img src="http://images-jp.amazon.com/images/P/4043432054.09.MZZZZZZZ.jpg" vspace="10" border="0"&gt;&lt;/a&gt;&lt;br /&gt;
叔父の会社で働いている姫宮あゆみは、同じビルの中に探偵事務所ができたことを知る。自称名探偵の巫（かんなぎ）弓彦は、仕事がないときはさまざまなアルバイトをしていた。行く先々で彼の姿を見かけ気になっていたあゆみは、ある日思いきって事務所を訪ね、彼の記録者に志願する。巫とあゆみ、ふたりが出会った３つの事件を収録。 &lt;/p&gt;

&lt;p&gt;あらぬ疑いをかけられた女子大生を救う「三角の水」、蘭の花をめぐる二人の女性を描いた「蘭と韋駄天」、大学構内で起きた殺人事件の謎を解く「冬のオペラ」、この３編どれもが楽しめる話だった。中でも表題作の「冬のオペラ」は心に残る話だった。ふたつめの話に登場した椿雪子が再び登場する。彼女の職場である大学構内で起こった殺人事件は、奇妙で謎に満ちたものだった。巫はひとつひとつ事実を積み重ね、やがて真実にたどりつくのだが、真相と同時にある一人の人間の苦悩をも知ることになる。殺意を抱くほどのひどいできごとがあったのだ。これには同情すべき点もあると思う。だが、巫のひと言が、犯人との間に明確な線を引く。&lt;br /&gt;
「わたしは探偵で、あなたは犯人です。」&lt;br /&gt;
巫の探偵としての誇りを感じさせる言葉だ。解決した事件の数は限りなく少ないが、巫は心の底から名探偵だった。彼の活躍をもっと読みたいと思う。そして、彼のことをもっと知りたいと思う。作者にぜひ頼みたい。&lt;/p&gt;</description></item></rdf:RDF>
