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	<title>sweet damage</title>
	
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	<description>それは、はじまりも終わりもないひとつの動き</description>
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		<title>死ぬほど後悔しながら死ぬ－ダーレン・アロノフスキー『レスラー』</title>
		<link>http://www.sweetdamage.com/cinema/1307.html</link>
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		<pubDate>Mon, 10 Jan 2011 15:34:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sweet damage 編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[映画ノート]]></category>
		<category><![CDATA[ダーレン・アロノフスキー]]></category>

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		<description><![CDATA[レスラー 随分と話題になっていたので『レスラー』を観た。なぜこれが話題になっているのだろうか、最初はそれほど素晴らしいものとは思えなかった。だが、なにか引っ掛かるものがある。そして、もしかするとこれは映画としてはかなりい [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<div class="leftColumn">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002UQVESY/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51t3KHi7i-L._SL160_.jpg" alt="レスラー スペシャル・エディション [DVD]" /></a><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B002UQVESY/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank">レスラー</a>
</div>
<p>随分と話題になっていたので『レスラー』を観た。なぜこれが話題になっているのだろうか、最初はそれほど素晴らしいものとは思えなかった。だが、なにか引っ掛かるものがある。そして、もしかするとこれは映画としてはかなりいいのではないかと思い始めている。<br />
<span id="more-1307"></span><br />
最初はなんてつくりが雑な映画なのだろうと感じた。やたら意味深なドキュメンタリータッチの映像は、こうすればより真実っぽく見えるだろうと考えたからなのか。だったらなんで途中で変な回想シーンを入れたのだろう。確か14分前を回想していたが、そんな構成にする必要があるのか。</p>
<p>物語も変だ。<br />
ようやく回復しかけていた主人公と娘の関係が、とってつけたような理由で台無しになる。というよりも、主人公から無理矢理娘との関係を奪うためにそうしたとしか思えない。その理由が娘とそれほど年齢が違わない女によるというところも、とってつけたようだ。だいたい心臓病でプロレスができないという話にしておいて、おもいっきり麻薬とセックスを楽しんでいるのは変だろう。それに、最愛の娘とは言うけれど、主人公は手術後に馴染みのストリッパーにせっかくだから会ってきたらと言われてやっと娘のことを思い出したのだ。なにが最愛なんだ。</p>
<p>スーパーの惣菜売り場で主人公が働いている。着任したときは結構楽しげだったはずだ。それなのに、客の意固地な婆さんに無駄な動きを強いられて苛々してしまい、すぐあとに来た客の男にかって名を馳せたプロレスラーであることに気付かれ、それがきっかけで主人公はあっさり職場を去る。意固地な婆さんや正体に気付く男は主人公から職を奪うためだけに登場させられている。</p>
<p>死を覚悟して臨んだ試合に、馴染みのストリッパーが駆けつける。一緒に生きようと言って彼が試合に出ることをとめようとしてくれる。彼はプロレスでの死よりも現実が辛いと口にして、彼女の申し出を拒絶する。だが、娘との不和やスーパーマーケットでの仕事などは、彼がほんの少し努力すれば、なんとかなった現実ではないのか。</p>
<p>それが証拠に、死のダイビングをおこなう直前、ストリッパーがさっきまでいた舞台袖から姿を消していることを知り、主人公はトップロープで涙ぐむ。本当は自分が現実を選び損ねたことを死ぬほど悔やんでいたのだ。</p>
<p>だが、いままで書いてきたことはこの映画の欠点なのだろうか。<br />
ドキュメンタリータッチの映像はむしろこれが虚構であることを強調していたのではないだろうか。プロレスがレスラー同士で打ち合わせて行われていることを丁寧に描いていたのは、単にプロレスの虚構性を暴くためではないのではないか。ほとんどとってつけたような物語も、虚構性を執拗に示すためではないのか。そして、主人公がトップロープで涙ぐむのは、映画の観客の欲望を一身に受け、不本意な生を生きさせられたことへの異議だったのではないか。</p>
<p>せめてエイドリアンがそばにいて欲しい。彼はそう思わなかっただろうか。</p>

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		</item>
		<item>
		<title>iPadを仕事で使ってみたい。</title>
		<link>http://www.sweetdamage.com/column/1296.html</link>
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		<pubDate>Mon, 15 Nov 2010 15:45:22 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sweet damage 編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>
		<category><![CDATA[iPad]]></category>
		<category><![CDATA[Macbook Air]]></category>

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		<description><![CDATA[photo credit: Johan Larsson Macbook Airの11インチが発売されて興味を持ち、いろいろと調べているうちにどんどんiPadが気になってきた。大きな理由のひとつはバッテリーの持ちが約10時 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<div class="leftColumn width260">
<a href="http://farm5.static.flickr.com/4114/4818276266_977ace0ff8.jpg" title="Flipboard" target="_blank"><img src="http://farm5.static.flickr.com/4114/4818276266_977ace0ff8_m.jpg" alt="Flipboard" border="0" /></a><br /><small><a href="http://creativecommons.org/licenses/by/2.0/" title="Attribution License" target="_blank"><img src="http://www.sweetdamage.com/wp-content/plugins/photo-dropper/images/cc.png" alt="Creative Commons License" border="0" width="16" height="16" align="absmiddle" /></a> <a href="http://www.photodropper.com/photos/" target="_blank">photo</a> credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/38305415@N00/4818276266/" title="Johan Larsson" target="_blank">Johan Larsson</a></small>
</div>
<p>Macbook Airの11インチが発売されて興味を持ち、いろいろと調べているうちにどんどんiPadが気になってきた。大きな理由のひとつはバッテリーの持ちが約10時間もあるということだ。値段が安く、手に入れやすいとも思った。<br />
<span id="more-1296"></span><br />
でも、本当はiPadを仕事で使うとかっこいいのではないかと思い始めたからだ。例えば、会議中に議事録をとる、資料を画面で見せる、iPadでそれらを行えばなんとなくかっこよく見えないだろうか。ノートPCのようにモニターが衝立になってしまいクライアントとの間に微妙な距離ができることもない。</p>
<p>ノートPCを持ち歩くより荷物はずっと軽く済むだろう。たぶん3G回線でネットサーフィンするのは大変だろうが、Wi-fiでつなげば結構快適なのではないか。ただ、iPhoneを大きくしただけかも知れないが、メールを読んだり、RSSリーダーでブログを見て回ったり、Twitterでつぶやいてみたり、全然使い勝手がちがうだろう。</p>
<p>ただ、問題がなくもない。<br />
ソフトウェア・キーボードがどれほど使えるかよくわからない。慣れれば平気だと言うひともいるし、とてもじゃないが長文を打ち込むのは無理だと言うひともいる。</p>
<p>仕事で使うときに困るのはそれだけではない。いくらApple純正のアプリだとはいえ、PowerPointに代わるKeynoteは、操作性が良く使っていて楽しそうだとしても、PowerPointとの互換性が担保されていなければ、仕事に使うのは苦しい。装飾した文字が画像に変換されてしまうなどの報告もある。一体どれほど使えるのだろう。</p>
<p>iPadがクラウドを前提としたデバイスであることはとても良いことだが、完全なクラウドに耐えられるものだろうか。たまにはローカルにデータを保存したくもなるだろう。そんなときはどうすれば良いのか。</p>
<p>用途などよりもiPadが欲しいという欲望を優先しているらしいので、使っているうちになんとかなるだろうと思い始める。普通にノートPCを買ったほうが問題は少ないはずなのに、どうせiPadを買ってしまうだろう。唯一の歯止めは次期iPadがもうすぐ出るらしいという噂だけだ。</p>
<p>Appleの製品は魅力的だ。以前はほとんど興味を持てなかったのに、iPod、iPhoneとどんどんApple製品を買いたくなる。次はiPadかMacbook Airか。知らず知らずに囲い込まれていくのは少し怖いが、それでもその魅力には抗し切れない。</p>

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		</item>
		<item>
		<title>電子書籍とオンデマンド印刷</title>
		<link>http://www.sweetdamage.com/column/1289.html</link>
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		<pubDate>Sun, 24 Oct 2010 14:47:31 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sweet damage 編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>
		<category><![CDATA[電子書籍]]></category>

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		<description><![CDATA[photo credit: Pen Waggener 翻訳ものに限らず横書きは徐々に増えているのだろうか。インターネットで何かを読む場合、ブログでもなんでもいいのだが、基本的には横書きだ。日常的にインターネットで日本語に [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<div class="leftColumn width260">
<a href="http://farm5.static.flickr.com/4136/4857693316_36769ab42c.jpg" title="Sea Change" target="_blank" rel="shadowbox"><img src="http://farm5.static.flickr.com/4136/4857693316_36769ab42c_m.jpg" alt="Sea Change" border="0" /></a><br /><small><a href="http://creativecommons.org/licenses/by/2.0/" title="Attribution License" target="_blank"><img src="http://www.sweetdamage.com/wp-content/plugins/photo-dropper/images/cc.png" alt="Creative Commons License" border="0" width="16" height="16" align="absmiddle" /></a> <a href="http://www.photodropper.com/photos/" target="_blank">photo</a> credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/46286575@N00/4857693316/" title="Pen Waggener" target="_blank">Pen Waggener</a></small>
</div>
<p>翻訳ものに限らず横書きは徐々に増えているのだろうか。インターネットで何かを読む場合、ブログでもなんでもいいのだが、基本的には横書きだ。日常的にインターネットで日本語に接していると、いい加減横書きにも慣れてくる。縦書きの文化など、意外とどうでもいいのではないだろうか。何もないよりは、横書きでいいから読めるものがあったほうが良い。<br />
<span id="more-1289"></span><br />
オンデマンド印刷というサービスがある。書籍を注文したら、その段階で印刷・製本をして、1冊の本にする。だから、売り手は在庫に苦しむことがない。書籍のデータを所持していればいいからだ。たった1冊を本にするのにそれほど費用が掛からないからこそ可能なサービスだ。</p>
<p>そのオンデマンド印刷がアメリカでは当たり前のように行われているという話がある。本当かどうか確認はしていないが、なんとなくやはりアメリカのほうが進んでいるなぁとげんなりしてしまう。日本にも1冊から印刷・製本できて、なおかつ低価格なサービスはあるのだろうか。調べてみたが、1冊の印刷・製本に5万円もするサービスがあった。これでは書籍のデータだけを用意して、印刷されたもので読みたい人にだけオンデマンド印刷で売ることは無理だ。高すぎる。</p>
<p>基本は電子書籍で販売し、それを望むひとにはオンデマンド印刷で紙の書物にしたものを買ってもらう。そういうサービスがもっと手頃な値段で提供されれば、本を出版してみようと思うひとも増えるだろう。必要以上に書籍が増え玉石混交で困るというのは正しいが、書物を出す層が厚くなれば、そこから面白いものが出てくる可能性もある。</p>
<p>それにはまず電子書籍が普及しなくてはならない。そうすれば、そこからオンデマンド印刷まではあと一歩だ。本を出したいと考えるひとはきっと印刷物として作りたいという気持ちがある。かといって自費出版は費用が掛かりすぎる。ハードルが高すぎて断念している人はたくさんいるだろう。</p>
<p>こういった試みが書き手にとってどれだけの収入をもたらすかどうかはわからない。当たり前のことで、やはりおもしろくないものを出してもきっと売れないだろう。それでも自費出版で無理をして（例えば借金をして）本を出すよりもずっとましだ。ブログで良い書き手が存在することができたのも参入障壁が低かったからだ。おもしろいものを書くひとは一定数いる。ブログがなければ、そのようなおもしろい読み物を読むことはできなかった。</p>
<p>電子書籍も同じだ。手軽に出版できれば、そのなかから既存の出版社が取りこぼしていたような書き手がきっと現れる。何万部も売ることはできないとしても、あるコミュニティの支持を受けた書き手が少部数でもそれなりの収入を得ることができるはずだ。</p>
<p>そのうえで、本当に横書きの日本語が縦書きの日本語に代わり得るのかを検証するほかない。大事な文化だと言う人はいるけれども、他の可能性全てを犠牲にする必要はあるのかどうかは、それからの話だ。</p>

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		</item>
		<item>
		<title>くだらなさをくだらなさとして受け止める－前田司郎『グレート生活アドベンチャー』</title>
		<link>http://www.sweetdamage.com/reading/1274.html</link>
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		<pubDate>Sun, 17 Oct 2010 08:13:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sweet damage 編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書ノート]]></category>
		<category><![CDATA[前田司郎]]></category>
		<category><![CDATA[小説]]></category>

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		<description><![CDATA[グレート生活アドベンチャー (新潮文庫) 雑誌『PLANETS』のバックナンバーで前田司郎のインタビューを読み、興味を持った。なんだかとてつもなくくだらない世界が描かれているようだった。実際に読んでみると確かにくだらない [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<div class="leftColumn">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101336318/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51WO%2BvtJUoL._SL160_.jpg" alt="グレート生活アドベンチャー (新潮文庫)" /></a><br />
<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101336318/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank">グレート生活アドベンチャー (新潮文庫)</a>
</div>
<p>雑誌『<a href="http://wakusei2nd.com/" target="_blank">PLANETS</a>』のバックナンバーで前田司郎のインタビューを読み、興味を持った。なんだかとてつもなくくだらない世界が描かれているようだった。実際に読んでみると確かにくだらない。断っておくが、「くだらない」は誉め言葉であり、ビートたけしが芸を見てげらげらと笑いながら発している様子を想起してほしい。<br />
<span id="more-1274"></span><br />
書籍『グレート生活アドベンチャー』は2編からなっている。一つ目が表題作である『グレート生活アドベンチャー』で、もう一つが『ゆっくり消える。記憶の幽霊。』だ。この2本がどうして同じ書籍に収録されているのかは不明だ。内容的な関連は特になさそうだ。</p>
<p>『グレート生活アドベンチャー』のほうは、主人公＝語り手がニートだ。最近まではバイトをしたりもしていたようだが、いまでは働くことをすっかりやめてしまい、どうもずっとゲームをしているらしい。しているゲームはRPGで、たぶん『ドラゴンクエスト』のようなものだ。ゲームの目的は魔王を倒すことだが、実生活でお金がなく新しいゲームを買えないことを理由に、魔王を倒すことを回避してレベルアップばかりしている。ものすごくレベルアップしているのは、やっと戦うことにした魔王を最弱の武器である木の棒で惨殺することからもわかるだろう。</p>
<p>だが、正直ニートだからだとか、ゲームばかりしているからだとかはどうでもよく、とにかく主人公はひどい男なのだ。そして加奈子がかわいそうだ。加奈子は主人公の彼女なのだが、なぜこんな男と一緒にいるのか。どういうつもりなのだろう。たまたま知り合った男に依存してしまっただけなのか。</p>
<p>彼女の加奈子が、どうしてあなたはそんなに不安にならないの、と主人公に問うほどに不安と無縁に見えた主人公が、ある瞬間どうしようもなく、塊のような不安に襲われる。それは見ずに済ませてきた不安なのだが、不意に襲う不安よりも怖いのは、その不安を日常に埋没させることでやり過ごし、加奈子との結婚といういままで考えたこともないような幻想に主人公が浸り始めることだ。</p>
<p>当然のように、主人公との結婚を加奈子は明確に拒絶する。彼女が主人公に依存していることは確実だし、かといっていますぐ別れる気はないのだろう。それでもこの依存が一時的なものであるということを彼女ははっきりとわかっているのだ。</p>
<p>だからどうということはない。この小説を真面目に受け止めることは可能だ。死んだ妹が主人公によってところどころで回想されたりもするのだから、それが何かを意味しているかのように思えたりもする。だが、そのように真面目に受け止めてはいけない。思わせぶりに書かれていると言いたいのではなく、単にこの小説がその外見以上にいかがわしいものであるような気がするからなのだ。</p>
<p>もう1編が『ゆっくり消える。記憶の幽霊。』だ。<br />
投身自殺をしている最中の女が、落下途中にあれこれ考え始めるのだが、なかなか地面に到達しない。なかなか地面に到達しない時間の長さを、彼女のだらだらと続くとりとめのない思考でうまく演出している。とにかく長く感じた。美しく死のうとしていた彼女を嘲笑うかのような事態が後半に起きるのだが、それは死の直前までも人間にこびりつく自意識をきっちり相対化する結末へと至るので、読後感はとても明るい。</p>

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		</item>
		<item>
		<title>eインクには驚いた。</title>
		<link>http://www.sweetdamage.com/column/1264.html</link>
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		<pubDate>Mon, 27 Sep 2010 15:26:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sweet damage 編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>
		<category><![CDATA[Kindle]]></category>
		<category><![CDATA[電子書籍]]></category>

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		<description><![CDATA[photo credit: OmegaPoint Kindleを手に入れ、初めてその画面を見たひとは大抵驚く。ブログなどでよく書かれているのは、Kindleを開封したときに印刷された透明シールが画面に貼られているように見 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<div class="leftColumn width200">
<a href="http://farm5.static.flickr.com/4110/4952333988_0fd4e019cd.jpg" title="Kindle 3 in Lighted Cover" target="_blank" rel="shadowbox"><img src="http://farm5.static.flickr.com/4110/4952333988_0fd4e019cd_m.jpg" alt="Kindle 3 in Lighted Cover" border="0" /></a><br /><small><a href="http://creativecommons.org/licenses/by-nd/2.0/" title="Attribution-NoDerivs License" target="_blank"><img src="http://www.sweetdamage.com/wp-content/plugins/photo-dropper/images/cc.png" alt="Creative Commons License" border="0" width="16" height="16" align="absmiddle" /></a> <a href="http://www.photodropper.com/photos/" target="_blank">photo</a> credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/23222973@N00/4952333988/" title="OmegaPoint" target="_blank">OmegaPoint</a></small>
</div>
<p>Kindleを手に入れ、初めてその画面を見たひとは大抵驚く。ブログなどでよく書かれているのは、Kindleを開封したときに印刷された透明シールが画面に貼られているように見えたという話だ。実際にはそれはeインクの画面に表示されたものであって、決して印刷された透明シールではない。それほど、画面に表示されるものが印刷物に似ているということだ。<br />
<span id="more-1264"></span><br />
初めて見れば確かに驚く。液晶画面を見るのとは全くちがう感覚だ。これで読書をすればそれほど疲れたりはしないのではないかと期待させる。<a href="http://wiredvision.jp/news/201008/2010081720.html" target="_blank">WIERD VISIONで顕微鏡で拡大した画面をiPadと比較していた</a>が、Kindleの画面は確かにデジタルな印象はなく有機的なものに感じられる。</p>
<p>確かに、iPadやiPhoneのような操作の快適さはない。画面を切り替えるために一度黒い画面になるし、一応Webブラウザが搭載されているとはいえ、ネットをさくさくと閲覧できるような代物ではない。それでも、読書端末として考えれば、それほどの快適さは要らない。文字情報を読み取るのには1ページごとにそれなりの時間が掛かるものだし、高速で画面が切り替わる必要はないからだ。</p>
<p>ただ、マンガなどのヴィジュアル主体のものはしんどいかも知れない。カラーではないし、おそらくページをめくるスピードもテキスト主体のものよりは早いため、画面の切り替えに苛立つ可能性がある。とはいえ、読めないほどではない。</p>
<p>それよりも残念なのはこの端末を使って読める本が限られているということだ。紙の書籍を読んでいても、これがKindleで読めたらどれほど嬉しいだろうという気持ちを禁じ得ない。というよりも、何故いま読んでいるこの書物が電子書籍で存在しないのかと苛々してしまう。</p>
<p>今年（2010年）の11月から日本語版のKindleストアが始まるというまことしやかな噂があるけれども、本当だろうか。本当であることを期待する。このままでは英語圏との格差がしゃれにならないものになってしまう。それまでは自炊をするしかないのか。めんどくさい。</p>

]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>ただ残酷なだけではない－岩明均『ヒストリエ』</title>
		<link>http://www.sweetdamage.com/reading/1257.html</link>
		<comments>http://www.sweetdamage.com/reading/1257.html#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 22 Sep 2010 17:01:47 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sweet damage 編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書ノート]]></category>
		<category><![CDATA[マンガ]]></category>
		<category><![CDATA[岩明均]]></category>

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		<description><![CDATA[ヒストリエ（1） 歴史のことはよく知らないので、史実としてどうなのかは全くわからない。時々どこかで聞いたことがあるような名前が出てくるから、たぶんこの物語は歴史上の人物を素材にしたものなのだろうと思うくらいだ。 残酷な描 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<div class="leftColumn">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063143589/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51FFWDATCGL._SL160_.jpg" alt="ヒストリエ（1） (アフタヌーンKC)" /></a><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4063143589/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank">ヒストリエ（1）</a>
</div>
<p>歴史のことはよく知らないので、史実としてどうなのかは全くわからない。時々どこかで聞いたことがあるような名前が出てくるから、たぶんこの物語は歴史上の人物を素材にしたものなのだろうと思うくらいだ。<br />
<span id="more-1257"></span><br />
残酷な描写が随所に現れるが、こういった光景を描きたいがために、時代設定を決めているのではないかと疑ってしまう。この時代ならこれくらいの残酷なことは日常的におこなわれるだろう、というわけだ。もちろん、憶測だ。</p>
<p>岩明均のマンガの登場人物で怖いなぁと思う顔がある。それは黒目の位置が微妙にずれている顔だ。いつもそうだというわけではないのだが、時折押し黙った人物が目の焦点を正確にあわせずにどこかを見詰めていると、一体こいつは何を考えているのだろうと不安になる。案の定そういった人物は残酷な行為を淡々と始めるのだ。</p>
<p>現在の最新刊である6巻では、いまのところとても穏やかに話が進んでいる。嵐の前の静けさにちがいない。すぐにでも戦争が始まりそうだし、陰惨な場面が続けざまに起こりそうな予感がある。それが楽しみだ。</p>
<p>もちろん、ただ残酷な場面を描けばいいというものではない。メリハリもなく残酷な場面が続けば、そのことに慣れてしまい、あきてしまうだろう。やはり演出が必要なのだが、その点岩明均の演出は絶妙だ。</p>
<p>たぶんこうなるだろうなぁと物語的には予想のつくことでも、いざその場面になってみると驚いてしまう。虐待されていた誇り高いスキタイ人の奴隷が手足の鎖を取り除かれ、歓喜に満ちている。これから報復が始まるのだと一瞬考えてしまうが、実は殺戮はすでに終わっている。辺り一面に、彼を虐待した人間たちの死体が横たわっているのだ。このような演出を重ねることこそが、このマンガの楽しみだ。</p>
<p>それでも、演出の巧みさのみを楽しんでいるのではない。巧みな演出の上で、なおかつ残酷さを求めているのだ。その理由が誰でもが持っている攻撃性に帰するとしても、その攻撃性をただ忌み嫌うわけにはいかない。直視するのもしんどい。だから、娯楽の中に垣間見るくらいがちょうどいいのだろう。</p>
<p>さて、この物語はどうなっていくのだろう。歴史に詳しいひとにはすでにわかっていることなのかも知れないが、歴史に疎いものとしては未知の世界で、わくわくする。おそらく、歴史に詳しくてもわくわくするのだろうが。</p>

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		<title>たぶん実際に読むよりも面白い－伊藤聡『生きる技術は名作に学べ』</title>
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		<pubDate>Thu, 09 Sep 2010 16:32:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sweet damage 編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書ノート]]></category>

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		<description><![CDATA[生きる技術は名作に学べ 取り上げている作品が名作かどうかはおいておく。実はその大半を読んだことがないからだ。とはいえ、あれは名作らしいと題名だけは聞いたことがあるものばかりなので特に異論はないだろう。 伊藤聡は「空中ブラ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<div class="leftColumn">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479735691X/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41VTiT4bAXL._SL160_.jpg" alt="生きる技術は名作に学べ (ソフトバンク新書)" /></a><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/479735691X/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank">生きる技術は名作に学べ</a>
</div>
<p>取り上げている作品が名作かどうかはおいておく。実はその大半を読んだことがないからだ。とはいえ、あれは名作らしいと題名だけは聞いたことがあるものばかりなので特に異論はないだろう。<br />
<span id="more-1247"></span><br />
伊藤聡は「空中ブランコ」という映画評を中心としたブログで有名な書き手だ。映画評でもそうであるのだが、その語り口が心地良い。読解において、作品の構造を読み取ることから細部に漂うユーモアを掬いあげる手付きまで、書き手として学ぶことはとても多い。</p>
<p>彼の読解は、作品内で生じた出来事を素直に受け止めることから始まる。素直という言葉はナイーブ過ぎるかも知れない。まるで現実であるかのように受け止めるというと大仰だ。これは作り話だと距離を置くのでもなく、深刻に受け止めるのでもなく、近所で起こったあれやこれやに一喜一憂するように、作品が読まれていく。近所の変わったひとに対して、本当はこうすればいいんじゃないかなぁと思いながらも、そのことを指摘できるほど身近な関係ではなく、それでも気になってしまう。そんな距離感があるのだ。</p>
<p>そのような距離感で読めるのは、作品を構築した作者の側の手柄かも知れないが、読むことは一方的なものではないので、この読解の距離感は伊藤聡ならではのものであると言っていいはずだ。そして、彼に倣っておこなう読みが、古典と呼ばれるようなある種の小説にとっては最良のアプローチに思える。だからこそ、まるで近所で起こったことのように読むことは、古典を死んだ知識としてではなく、生きる技術として読むことを可能にするのだ。</p>
<p>だが、このような読み方が誰にでもできるとも思えない。読解の対象となっている名作がこの本の中でどれほど魅力的に語られていても、実際に読んでみたらそんなに面白くないのではないかという疑念が湧いてしまう。面白く読むには、きっとそれなりに能力がいることなのだ。</p>
<p>ところで、トーマス・マンの『魔の山』を扱う章で、このようなことが書かれている。</p>
<blockquote><p>
誰もがきわめてスピーディーな時間感覚で生活していくなかで、マイペースに『魔の山』のページを繰ること。なにも起こらない小説を、ただ「なにも起こらないもの」として受け止め、味わうこと。それはぜいたくな時間の使い方だ。いつ終わるとも知れない、登場人物たちの長い議論をじっくりと読み、ショーシャ夫人と主人公の煮えきらない関係にもやもやし、ひとりででかける孤独なスキーの心地よさを感じる。<br />
わたしはそのような、反社会的な読書がしてみたい。迅速さや効率性などまるっきり無視した、なんだかよくわからない時間の使い方を、わたしはしてみたいのだ。
</p></blockquote>
<p>確かにそう思う。そうしたい。そんな時間がほしい。</p>

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		<title>自炊でやるしかないのか？</title>
		<link>http://www.sweetdamage.com/column/1236.html</link>
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		<pubDate>Tue, 17 Aug 2010 16:02:34 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sweet damage 編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>
		<category><![CDATA[Kindle]]></category>
		<category><![CDATA[電子書籍]]></category>

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		<description><![CDATA[FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500 第3世代Kindleを予約した。予約開始から5日間で一時売り切れとなってしまい、いつ届くのかわからない状態だ。それよりも問題なのは、日本語の書籍がほとんど読 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<div class="leftColumn width200 noborder">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001QXCZ12/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31yg5ANoeHL._SL160_.jpg" alt="FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500" class="noBorder" /></a><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001QXCZ12/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank">FUJITSU ScanSnap S1500 FI-S1500</a>
</div>
<p>第3世代Kindleを予約した。予約開始から5日間で一時売り切れとなってしまい、いつ届くのかわからない状態だ。それよりも問題なのは、日本語の書籍がほとんど読めないことだが、どういうつもりで予約してしまったのだろう。<br />
<span id="more-1236"></span><br />
ともかく購入するからには活用したい。そこで誰もが考えるのは「自炊」ということになる。「自炊」とは紙の書籍を電子化する行為のことだ。通常は、裁断器を使って書籍をばらばらにして、スキャナ（できれば高速なもの）で読み取りPDF化する。OCRでテキスト情報を読み取れば検索の対象とすることもできる。</p>
<p>「自炊」をするには裁断器と高速スキャナが必要だ。あわせて購入するとなるとそれなりの値段になる。作業が済んでしまえば、邪魔に感じる程度の大きさでもある。書籍を郵送すればPDF化してくれるサービスもあるので、どちらを利用するかは電子書籍化したい書籍の数によるだろう。</p>
<p>「自炊」をすれば、自分が納得いくまでスキャンの際の画質を調整できそうだが、道具を買い揃えるのと裁断などの作業が手間だ。慣れないうちはいろいろと失敗しそうで怖い。まだ販売されている書籍であれば、買い直してやり直すことも可能だが、もはや絶版となってしまった書籍はどうすればいいのか。</p>
<p>PDF化代行サービスの方は、送料などを考慮すると割と費用が掛かってしまう。きちんと電子書籍として読めるようなデータが戻ってくるかどうかも不安だ。裁断だけを頼めるサービスもあるが、こちらも送料などを考えると決して安いとはいえない。</p>
<p>PDF化代行サービス</p>
<ul>
<li><a href="http://www.scapon.jp/" target="_blank">スキャポン</a></li>
<li><a href="http://www.bookscan.co.jp/" target="_blank">BOOKSCAN</a></li>
</ul>
<p>裁断のみ頼めるサービス</p>
<ul>
<li><a href="http://scanbooks.jp/" target="_blank">scanbooks</a></li>
</ul>
<p>ところで、なぜ所持している書籍を電子書籍化したいのだろうか。まず、持ち運びが便利になる。大きな単行本なんかは外に持ち出す気にはなれないのだ。書棚のスペースを空けることができるのもありがたい。部屋が書籍に圧迫されることもなくなる。しかし単行本以上の大きさはKindleで読むには大きすぎるかも知れない。表示できたところで、きっと文字は判読できないほどに小さいだろう。読めない電子書籍に意味はない。</p>
<p>紙の書籍を電子書籍と交換してくれるようなサービスがあればいいのだが、電子書籍自体がまだまだ普及していない現状では高望みもいいところだ。仮に電子書籍が普及したとして、一度買った本を電子書籍で買い直すなんてことはしたくない。どうすればいいのか。なぜKindleを買ってしまったのか。</p>

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		</item>
		<item>
		<title>英語が話せるようにならなくてはと考えてしまう。</title>
		<link>http://www.sweetdamage.com/column/1228.html</link>
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		<pubDate>Sun, 15 Aug 2010 13:45:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sweet damage 編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[雑記]]></category>
		<category><![CDATA[Kindle]]></category>
		<category><![CDATA[ニンテンドーDS]]></category>

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		<description><![CDATA[photo credit: CarbonNYC 英語に興味がわいてきた。こう書くと何か変な感じがする。英語が目的となっていることに異和感があるのだろう。別段、英語が目的になることが悪いと考えているわけではない。最近、英語 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<div class="leftColumn width240">
<a href="http://farm4.static.flickr.com/3565/3366404371_aa7d407438.jpg" title="Screen, Shot" target="_blank" rel="shadowbox"><img src="http://farm4.static.flickr.com/3565/3366404371_aa7d407438_m.jpg" alt="Screen, Shot" border="0" /></a><br /><small><a href="http://creativecommons.org/licenses/by/2.0/" title="Attribution License" target="_blank"><img src="http://www.sweetdamage.com/wp-content/plugins/photo-dropper/images/cc.png" alt="Creative Commons License" border="0" width="16" height="16" align="absmiddle" /></a> <a href="http://www.photodropper.com/photos/" target="_blank">photo</a> credit: <a href="http://www.flickr.com/photos/15923063@N00/3366404371/" title="CarbonNYC" target="_blank">CarbonNYC</a></small>
</div>
<p>英語に興味がわいてきた。こう書くと何か変な感じがする。英語が目的となっていることに異和感があるのだろう。別段、英語が目的になることが悪いと考えているわけではない。最近、英語を勉強したいなぁと思うのだが、なかなかモチベーションがあがらない。英語を読み書きできたり話せたら、いろいろなところで有利に振る舞えるという打算はある。ただ、打算というだけでは、あまり切実な理由にはならない。<br />
<span id="more-1228"></span><br />
例えば英語がネイティブである異性を好きになってしまい、どうにかしてコミュニケーションをとらなければならないだとかの切実な理由があれば、どうしたって必死に英語を勉強するのではないか。いや、相手に日本語を習わせるという、おそろしく傲慢な態度もなくはないか。</p>
<p>英語の勉強に興味があるせいなのか、それとも単純に話題にされることが多いためなのか、やたらと英語の勉強についての記事を見かける。統計的に確認してはいないのだから憶測に過ぎないけれども、英語の学習に関心が高まっているように思えるのだ。</p>
<p>英語を学ばなければならないと感じるのは、日本でしか働けないという状況が危険だという発想があるからではないか。楽天が社内公用語を英語にしたという話ともどこかつながっているような気がするのだ。グローバル化は他人事ではない。会社組織であれ個人であれ、無関係でいることはできない。</p>
<p>だから、共通言語となりつつある英語を無視できないし、打算だなんだと言う前に、身につけなければ生き延びることができないという感覚があるのだろう。実際、ネットサービスをマネタイズするには、市場規模の大きさを考えざるを得ない。日本語圏だけでは限界があるのではないか。</p>
<p>いずれ、というよりもすでに、中国語圏も無視はできない。英語圏と中国語圏ではどちらが巨大なのか知らないが、確実なのはそれが日本語圏よりもはるかに大きいということだ。</p>
<p>とはいえ、英語の学習にそれほどやる気がわいているわけでもない。Kindleを買えば、日本語の電子書籍がでるまで英語の本でも読もうと思うのだろうか。とりあえず、買ったままほったらかしにしているニンテンドーDSの「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000NNNQ8C/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank">もっとえいご漬け</a>」で遊んでみよう。</p>

]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>雑談の奇妙な面白さ－ほしよりこ『僕とポーク』</title>
		<link>http://www.sweetdamage.com/reading/1217.html</link>
		<comments>http://www.sweetdamage.com/reading/1217.html#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 08 Aug 2010 04:35:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>sweet damage 編集部</dc:creator>
				<category><![CDATA[読書ノート]]></category>
		<category><![CDATA[ほしよりこ]]></category>
		<category><![CDATA[マンガ]]></category>

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		<description><![CDATA[僕とポーク 『きょうの猫村さん』が面白かったので、同じ作者によって描かれた『僕とポーク』を読んでみた。今度は豚が主人公かと思ったが、豚ではなかった。豚も出てくるが、本作は『僕とポーク』を表題作とする短編集だ。 短編といえ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[
<div class="leftColumn">
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838718292/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/31iWptyPBsL._SL160_.jpg" alt="僕とポーク" /></a><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838718292/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank">僕とポーク</a>
</div>
<p>『<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4838715951/sweetdamage-22/ref=nosim/" target="_blank">きょうの猫村さん</a>』が面白かったので、同じ作者によって描かれた『僕とポーク』を読んでみた。今度は豚が主人公かと思ったが、豚ではなかった。豚も出てくるが、本作は『僕とポーク』を表題作とする短編集だ。<br />
<span id="more-1217"></span><br />
短編といえどもそれなりに物語はあり、表層的にしか子供と接することができない親であるとか、大儀のもとに豚を飼い始めたのに結局は無駄死にさせてしまう顛末であるとか、口先で理念を語りながらも実利への執着に翻弄されるであるとか、それぞれは要約すると教訓めいたものになりかねない話だ。</p>
<p>だが物語よりも登場人物たちが交わす雑談的なところに魅力がある。ブラをつけ忘れたのでずっと腕を組んでおしゃべりに興じる近所の奥さんとか、テニスをしている風のサークルだとか、物語的には本当にどうでもいい細部に妙に魅きつけられる。</p>
<p>表題作『僕とポーク』において、納得がいくような釈然としないような、意外とこの話の要であるような気もする点がある。それは、主人公のイサオに誘惑的に近づいてくる佐倉夕子についてだ。</p>
<p>イサオは幼い頃から近所の養豚場の豚であるブーちゃんに自分の食べ残したものをエサとして与えている。それは、飢えた子供たちのことを考えさせて食べ物を残すことに罪悪感を抱かせようとする親への抵抗から始まった。残飯で育てた豚を飢えた子供たちに贈れば、食べ物を残すことには何の問題もないだろうと子供ながらに考えた末のことだ。</p>
<p>育てているうちにブーちゃんに対して愛着をおぼえてしまったため、なかなか手放せずにいるイサオはそのことをあれこれ思い悩む。イサオが豚を育てていると知りながらも、イサオがブーちゃんのことを考えたり語ったりする度に、佐倉夕子は「焼豚食べたくなっちゃった」だの「酢豚が食べたくなってきちゃった」だの「トンカツが食べたくなっちゃった」だのと言い出す。イサオはそんな佐倉夕子に徐々に魅了されていく。作劇上の必然性は感じながらも、何をしているんだイサオと思わなくもない。</p>
<p>『きょうの猫村さん』と同様に、このマンガも1ページに同じ形のコマが2つという形式が貫かれている。ネット上で連載されていたからなのか。どことなく紙芝居の趣がある。そして、時代錯誤な不良も登場する。これも『きょうの猫村さん』と同様だ。作者のプロフィールに1974年生まれとの記載があるけれども、本当だろうか。絵柄だけを見れば、もっと上の世代ではないかとも思えるのだ。</p>

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