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	<title>おやんち</title>
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		<title>２０１３年のお年玉本。</title>
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		<pubDate>Wed, 02 Jan 2013 14:51:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>マキ</dc:creator>
				<category><![CDATA[つれづれ]]></category>
		<category><![CDATA[よむよむ]]></category>
		<category><![CDATA[お年玉]]></category>
		<category><![CDATA[たのしいどうぐばこ]]></category>
		<category><![CDATA[ツバメ号とアマゾン号]]></category>
		<category><![CDATA[一瞬の風になれ]]></category>

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		<description><![CDATA[あけましておめでとうございます。 昨年は更新もぴたっととまったまま終わってしまいましたが、今年は！（今年こそ！）まめに書いていきたいなあと思っています。ちょっと新しいこともやりたいなあという気持ちもあり…頑張りたいです… [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>あけましておめでとうございます。<br />
昨年は更新もぴたっととまったまま終わってしまいましたが、今年は！（今年こそ！）まめに書いていきたいなあと思っています。ちょっと新しいこともやりたいなあという気持ちもあり…頑張りたいです…。<br />
今年もどうぞよろしくお願いいたします。</p>
<p>今年も懲りずに甥っ子たちへのお年玉に本をそえて、プレゼントしました。<br />
読んだ感想は強いて聞いたりしてないのですが、読んではくれているみたい。<br />
<span id="more-771"></span><br />
中学２年生の一番上の甥っ子には、今年も文庫。<br />
ジョギング部で活動中ということなので、「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062764067/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">一瞬の風になれ</a>」全３巻。<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062764067/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41i-b2FjEuL._SL160_.jpg" alt="一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ- (講談社文庫)" style="border: none;" /></a><br />
包装紙でラッピングしてくれるまえに３冊をくるっとラップでくるんで合体してくれていたのですが、それがお気に召したようでなんかかっこいいと思ってくれた様子。中身も気に入ってくれるといいなー。</p>
<p>小学６年生の真ん中の甥っ子には、岩波少年文庫「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001141701/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">ツバメ号とアマゾン号</a>」上下巻。<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001141701/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/61vJ2kPWiWL._SL160_.jpg" alt="ツバメ号とアマゾン号（上） (岩波少年文庫 ランサム・サーガ)" style="border: none;" /></a><br />
人気のランサム・サーガの第一巻ですが、恥ずかしながら私は読んだことがなくて、相方の強い押しにより決定。<br />
何年か前に「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061335057/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">ルドルフとイッパイアッテナ</a>」をあげたときに気に入ってシリーズの続きを読んでくれたので、今回もそうなってくれたらいいなあと願いも込めて。<br />
そして私も気になっているので今年の読書にしたいです。</p>
<p>一番下の、ゆっくり成長中の甥っ子には、「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4338010436/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">たのしいどうぐばこ</a>」。<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4338010436/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41rO8nPo3zL._SL160_.jpg" alt="たのしいどうぐばこ" style="border: none;" /></a><br />
厚紙でできた工具で遊べるしかけ絵本なのですが、これがたいそううけました！<br />
本人もさっそく遊んでくれ（感動するくらいの夢中っぷり！）周りの大人達もその凝った作りに感嘆。<br />
あっというまにくたっとしてしまいそうな気配ですが、嬉しい限りです！</p>
<p>上の子はとうとう来年は受験生、親族の集まりでも自分の話題になるとすーっと逃げていく中学生らしさで、いつまで顔をだすやらですが、やっぱり来年もまたやりたいな。<br />
その時読んでもらえなくても、本棚の隅で眠っても、ひまつぶしに思い出すこともあるかもしれないし。<br />
おせっかい本おばさんはしつこく続ける予定です！</p>
]]></content:encoded>
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		<title>かいぶつよりも怖いもの。「怪物はささやく」パトリック・ネス</title>
		<link>http://blog.torumade.nu/?p=759</link>
		<comments>http://blog.torumade.nu/?p=759#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 12 Aug 2012 15:12:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>マキ</dc:creator>
				<category><![CDATA[よむよむ]]></category>
		<category><![CDATA[パトリック・ネス]]></category>
		<category><![CDATA[怪物はささやく]]></category>

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		<description><![CDATA[怪物はささやく 大切な人の死は、後悔をつれてくる。 じぶんの、もう短いとは言えなくなってきた時間の積み重ねのなかの実感だ。 突然の別れでも、じわじわと予感させる別れでも。 取り返しのつかないこと。もっとできたはずのこと。 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751522221/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51QI6tFu0RL._SL160_.jpg" alt="怪物はささやく" style="border: none;" /></a><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4751522221/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">怪物はささやく</a></p>
<p>大切な人の死は、後悔をつれてくる。</p>
<p>じぶんの、もう短いとは言えなくなってきた時間の積み重ねのなかの実感だ。<br />
突然の別れでも、じわじわと予感させる別れでも。<br />
取り返しのつかないこと。もっとできたはずのこと。そんな気持ちが喪失の悲しみの影に隠れてやってくる。<br />
それが自分の未熟さのためか、不誠実さからだと思えばまた、それは心に沈む重いかたまりになって消えぬままだ。<br />
<span id="more-759"></span><br />
この物語の主人公は１３才。母と二人で暮らしている。<br />
去年の春、母が重い病気にかかっていることがわかってから、ともだちも先生もまるで腫れ物に触れるような、不自然な生活。「かわいそうな子」という優しさの檻に息苦しさを感じる主人公のもとに、夜中、怪物があらわれるようになる。イチイの木の姿をした恐ろしげな怪物は一体なんの目的であらわれるのか。主人公になにをさせようとしているのかー。</p>
<p>主人公はこの恐ろしげな怪物がちっとも怖くない。もっと怖い怪物は毎晩自分の夢にでてくるから。自分の中に、いるから。<br />
夏休みの読書感想文を書くための全国課題図書では中学生向けとしてセレクトもされているこの本。<br />
中学生には少し早いのではないかと感じもしたのだけれど、そんなこともない、と思い直す。<br />
じぶんのなかのある矛盾に苦しさを感じるには十分な年齢だ。<br />
もし幼いながらに、理不尽に身近にやってくる死に向かわなければなかった子供がいれば、その怒りや後悔を受け止めてくれる。<br />
読んだときはよくわからなくても、この本の記憶がいつかの未来に助けてくれるかもしれない。<br />
大人にとっても、きっと同じだ。</p>
<p>こういうものは物語でなくてはかけないのだ、と思う。<br />
やさしい誰かが自分のために紡いだ言葉だったとしても、つらいどうにもならない心を鎮めたり癒したりできないことはあって、そんなときにひとり読む物語の世界は、誰とも重なりあわない自分だけの世界で、自分にしか効かない処方箋をだしてくれる。</p>
<p>感想文を書かなくてもいい。誰にも感想を伝えなくてもいい、この本を読んでただ本棚にしまってくれたら。<br />
いいな、と思います。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>文庫の交換会</title>
		<link>http://blog.torumade.nu/?p=735</link>
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		<pubDate>Sun, 08 Jul 2012 12:32:07 +0000</pubDate>
		<dc:creator>マキ</dc:creator>
				<category><![CDATA[つれづれ]]></category>
		<category><![CDATA[よむよむ]]></category>
		<category><![CDATA[文庫]]></category>
		<category><![CDATA[本の交換]]></category>

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		<description><![CDATA[いま、月に一度、会社仲間の集まりで文庫の交換会をやっています。 ルールはかんたん、それぞれがおすすめの文庫を一冊もってきて、みんなにプレゼン。 そして欲しくなったものをそれぞれ一冊もらいます。 誰が何をもらうかは、じゃん [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>いま、月に一度、会社仲間の集まりで文庫の交換会をやっています。<br />
ルールはかんたん、それぞれがおすすめの文庫を一冊もってきて、みんなにプレゼン。<br />
そして欲しくなったものをそれぞれ一冊もらいます。<br />
誰が何をもらうかは、じゃんけんで勝った人から選んだり、くじ引きしてみたり、その場に合わせたやり方で。<br />
個人的には６〜８人くらいでやるのがちょうどいいかな、と思います。<br />
こういうことを居酒屋なんかでお酒を飲みながらやるのは、なかなかの面白さなのです。</p>
<p>これまで自分が素通りしてきた本に出会える面白さはもちろんなんだけど、<br />
意外な人が意外な本を熱心に語ってくれたり、私もこれが好き〜！なんて好みの一致の発見があったり。<br />
古い本を思い出してまた読みたくなったりもします。<br />
そして物理的に距離の近い仲間内でやると、結局もらえなかった本も回し読みできてしまう楽しさも。</p>
<p>本がすっごく好きな人も、わりと好きな人もたまには読みたいなーくらいの人も、楽しめちゃうんじゃないかと思います。<br />
身近な仲間のあつまりで、是非ためしてみてくださいな。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>木村衣有子さんの文章</title>
		<link>http://blog.torumade.nu/?p=728</link>
		<comments>http://blog.torumade.nu/?p=728#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 08 Jul 2012 12:19:58 +0000</pubDate>
		<dc:creator>マキ</dc:creator>
				<category><![CDATA[もぐもぐ]]></category>
		<category><![CDATA[よむよむ]]></category>
		<category><![CDATA[木村衣有子]]></category>

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		<description><![CDATA[木村衣有子さん。 好きなんだな。この人の文章。 はじめて読んだのは「味見はるあき」という個人出版社の本。 食べることについて綴られた文章がしっくりきて、そこでお名前を覚えました。 この方は出している本の装丁とか、柔らかい [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://blog.torumade.nu/wp-content/uploads/2012/07/02ec7c25163899bfa833472bf76ee901-e1341749092684-600x448.jpg" alt="" title="はるあき" width="600" height="448" class="alignnone size-medium wp-image-744" /><br />
木村衣有子さん。<br />
好きなんだな。この人の文章。</p>
<p>はじめて読んだのは「味見はるあき」という個人出版社の本。<br />
食べることについて綴られた文章がしっくりきて、そこでお名前を覚えました。<br />
<span id="more-728"></span><br />
この方は出している本の装丁とか、柔らかい語り口から、一見ほんわりなイメージを受けるけれど、その文章はじつのところ簡潔で骨太。<br />
そこに含まれる意味や感情と文章がぴったり同じ丈になっているような無駄のなさを感じて、こんなふうに書けたらと憧れる文章なのです。<br />
ここしばらく少しずつ楽しんでいる、ちくま文庫の「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480428984/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">もの食う本</a>」も、とてもいい。<br />
食べることについて書かれた本を紹介するガイドブックなのですが、もう、まず、食べることの良さ気な雰囲気を楽しむという趣向ではないのです。<br />
「狩猟サバイバル」「世界屠畜紀行」「牛を屠る」を重ねて紹介することもそうだし、文章を少し引用すると、<br />
ー幸福感に満ちあふれるのみの食べもののお話、というのは、ひとくちふたくちはとてもおいしいけれど、私はたいがい途中で食べ飽きてしまう。もっと辛さが欲しい、味の中にも暗さが欲しい、そうもとめてしまうのだ。<br />
ーもっとコーヒーに深入りしたくて読みはじめたのだけれど、コーヒーの香りよりも、男臭さが濃く匂い立ってくる本、という印象を持った。<br />
ーほしいもの本だったから、惹かれた。</p>
<p>食う、という事自体というよりもそれに関わる人のあり方、食べものが根付く土地の空気や歴史だったりに深く身を投じるような選び方、書き方。<br />
ここで紹介する本に対しても、心惹かれた部分だけでなく、ひっかかったところ、つまり違和感を感じたことなんかもさらりと書かれていて、それがまたその本を読んでみたい気持ちにさせられるのでした。</p>
<p>読むたびに、ああ、いいなと思う。好きだ。憧れる。</p>
<p>ちなみに「味見はるあき」と最近発売の「のんべえ春秋」は一般的な流通にのっていないので、置いてある本屋さんは少ないですが、「のんべえ春秋」は雑司ヶ谷の<a href="http://www.higurasibooks.com/">ひぐらし文庫</a>さんで買えます。営業時間は短いけれど、雑貨も素敵な本屋さん。オンラインショップもやっています。ほかの取り扱い店は<a href="http://mitake75.petit.cc/muscat2c/">こちら</a>。<br />
わたしはこの二冊がまたひときわ好きです。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>しあわせな読書。「七夜物語」川上弘美</title>
		<link>http://blog.torumade.nu/?p=712</link>
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		<pubDate>Sun, 10 Jun 2012 13:53:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>マキ</dc:creator>
				<category><![CDATA[よむよむ]]></category>
		<category><![CDATA[七夜物語]]></category>
		<category><![CDATA[川上弘美]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://blog.torumade.nu/?p=712</guid>
		<description><![CDATA[「七夜物語」 川上弘美さんの初の児童文学、しかも酒井駒子さん挿絵ということで、もう発売前から楽しみにしていました。 小学4年生の主人公が図書館でであった「七夜物語」という本をきっかけに不思議な世界に飛び込んでしまうという [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022509597/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51mJL6PFCwL._SL160_.jpg" alt="七夜物語(上)" style="border: none;" /></a><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022509597/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">「七夜物語」</a></p>
<p>川上弘美さんの初の児童文学、しかも酒井駒子さん挿絵ということで、もう発売前から楽しみにしていました。<br />
小学4年生の主人公が図書館でであった「七夜物語」という本をきっかけに不思議な世界に飛び込んでしまうという、そのなんとも王道冒険ファンタジーなあらすじも、もう楽しみで楽しみで！<br />
<span id="more-712"></span><br />
そうして開いたこの本は、先が気になるのに、読み急ぐことができない、丹念に文字を拾わせる物語でした。<br />
主人公さよの、日常のせいかつまわりと、不思議な七つの夜の冒険。<br />
この物語がどこに向かって進むのか、気になるのだけれど、川上弘美さんの文章が、先を急がせてくれない。気づけば普段からたくさんどんどん読みたくて、先へ急ごうと読んでいる自分をたしなめるように、ていねいにゆっくり物語は開いていきます。主人公のさよとおんなじスピードでこの不思議な世界をすすむように。</p>
<p>二本足でたつエプロン姿のおおきなねずみや、美味しそうなごちそう、恐ろしげに近づくはちみつ色の闇に、口笛の音色。数々の魅力的なエピソードや、自分の中にもある光と影、知りたくないような心の一部にむかったりそむいたりするその冒険は、作者が「これこそが児童文学というものでしょう？」と差し出しているように思えるくらい、子どもも大人もこころをはだかにして、むきになったり考えこんだりして読んでしまうような物語になっています。</p>
<p>この本を読んでいるあいだ、なんだかとてもしあわせでした。<br />
そして眠れない夜に読み始めた物語の最後、7つ目の夜とその夜明けを、ほんとうの夜明けとともに読んで、「ああ、さよといっしょに、今冒険を終えたんだなあ」と思えたことが本当にしあわせで満ち足りていて。<br />
ゆっくり呼吸をするように物語を楽しむことを思い出した気分です。</p>
<p>酒井駒子さんの挿絵もふんだんに差し込まれていて、かわいいだけでない子どもたちとその世界を現してくれています。<br />
上下巻で、しっかりした装丁の、お値段も重めの本ではあるのですが<br />
できるならば図書館ではなくて自分の家に置いて、1章1章ゆっくり読んでもらいたい。<br />
本棚においた「七夜物語」がこの物語のなかの「七夜物語」のように、あなたを不思議な冒険に導いてくれるかもしれませんよ。</p>
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		<title>祈りのような。「きみはいい子」中脇初枝</title>
		<link>http://blog.torumade.nu/?p=699</link>
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		<pubDate>Sun, 20 May 2012 15:49:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>マキ</dc:creator>
				<category><![CDATA[よむよむ]]></category>
		<category><![CDATA[きみはいい子]]></category>

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		<description><![CDATA[きみはいい子 読む前から少し、身構えていました。 「虐待」をテーマにした物語であるということ。 ニュースで児童虐待のことが報じられたりしたときに心に浮かぶのは、純粋な怒りと一緒に、そこに至るまでに追い詰められた精神への想 [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591129381/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51Y8FLZYo9L._SL160_.jpg" alt="きみはいい子 (一般書)" style="border: none;" /></a><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4591129381/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">きみはいい子</a><br />
読む前から少し、身構えていました。<br />
「虐待」をテーマにした物語であるということ。<br />
<span id="more-699"></span><br />
ニュースで児童虐待のことが報じられたりしたときに心に浮かぶのは、純粋な怒りと一緒に、そこに至るまでに追い詰められた精神への想像。自分のいる世界から地続きで、誰でもそんなふうになりえるかもしれない息苦しさのようなものを感じて苦しくなる。自分がこどもだったときに比べて、学校も町も家族も、大きくくくってしまえば社会そのものが、なんだかとても窮屈に感じてしまうから。<br />
本来なら「絶対に許せない」ことへ生まれる静かな共感は、正直座りがわるいし、まだ親にもなっていない自分の気持ちの立ち位置がゆらゆらして定まらなくて、物語を読んでいても苦しくなってしまう。</p>
<p>辛いかもしれない、と思いながらもその存在感に惹きつけられて読んだこの本は、想像していたより穏やかな物語でした。<br />
虐待それ自体を事件的にクローズアップしたというよりは、当事者やその周辺にいる人たちの日常。<br />
「たたかれるのはじぶんがわるい子だから」という子供や、じぶんをとめられない親や、なすすべをもたない教師も、一時的なシェルターにしかなれないともだちのことも、しずかに訥々と語られて、だからこそ目をそらすこともできないまま心に残る。<br />
この物語はそこでおきているすべてのことを否定しない。そして解決もしない。ただあるがままにやさしい言葉でえがいて、その先の未来を生きる人の力をそっと照らす。奇跡のような出来事で自分が180度変わることも、誰かを変えることもできないし、つらいことがつらくなくなることはないけれど、そのことに絶望しない、ささやかでも消えない人の力を感じさせてくれる。<br />
「きみはいい子」というタイトルは、祈りの言葉のように思えました。</p>
<p>読んでいて、やっぱり少しつらかった。でも読んでよかったし、いろんな立場の人に読んでみて欲しいと思う一冊。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>憂鬱な雨の日には。「ねんどろん」荒井良二</title>
		<link>http://blog.torumade.nu/?p=667</link>
		<comments>http://blog.torumade.nu/?p=667#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 15 May 2012 13:29:45 +0000</pubDate>
		<dc:creator>マキ</dc:creator>
				<category><![CDATA[つれづれ]]></category>
		<category><![CDATA[よむよむ]]></category>
		<category><![CDATA[ねんどろん]]></category>
		<category><![CDATA[荒井良二]]></category>

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		<description><![CDATA[雨の日は、気持ちが沈むので 魔法の本を開いてみました。 　ずんずんちゃ。 　ずんずんぱ。 　ずんずんねん。 　ずんずんどろん。 あらいやだ。からだがうずうず。 うごいちゃう！ 　ねんねんどろん。 　ねんどろん！ くりかえ [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><img src="http://blog.torumade.nu/wp-content/uploads/2012/05/DSC01618.jpg" alt="" title="DSC01618" width="600" height="400" class="alignnone size-full wp-image-669" /></p>
<p>雨の日は、気持ちが沈むので</p>
<p>魔法の本を開いてみました。</p>
<p><span id="more-667"></span><br />
　ずんずんちゃ。</p>
<p>　ずんずんぱ。</p>
<p>　ずんずんねん。</p>
<p>　ずんずんどろん。</p>
<p>あらいやだ。からだがうずうず。<br />
うごいちゃう！</p>
<p>　ねんねんどろん。</p>
<p>　ねんどろん！</p>
<p>くりかえすことばの不思議なリズムに<br />
どんよりなんか、すっかりどこかへ。</p>
<p>おひさまみたいな、魔法の絵本。</p>
<p>「<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061325019/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">ねんどろん</a>」<br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061325019/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/519tPQrveUL._SL160_.jpg" alt="ねんどろん (講談社の創作絵本)" style="border: none;" /></a></p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>手紙に日記、万年筆。「クローズド・ノート」</title>
		<link>http://blog.torumade.nu/?p=660</link>
		<comments>http://blog.torumade.nu/?p=660#comments</comments>
		<pubDate>Wed, 09 May 2012 15:06:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>マキ</dc:creator>
				<category><![CDATA[よむよむ]]></category>
		<category><![CDATA[文房具]]></category>
		<category><![CDATA[インク]]></category>
		<category><![CDATA[クローズド・ノート]]></category>
		<category><![CDATA[万年筆]]></category>

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		<description><![CDATA[「クローズド・ノート」 本と出会う瞬間て、ほんとにいつあるかわからない。 この「クローズド・ノート」、過去に映画化もされ、話題にもなり当時とてもよく売れた本。 でもそのころはまったく心惹かれず、遠巻きに見ていたのです。  [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043886012/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41Yn-3OYoeL._SL160_.jpg" alt="クローズド・ノート" style="border: none;" /></a><br />
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043886012/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">「クローズド・ノート」</a></p>
<p>本と出会う瞬間て、ほんとにいつあるかわからない。<br />
この「クローズド・ノート」、過去に映画化もされ、話題にもなり当時とてもよく売れた本。<br />
でもそのころはまったく心惹かれず、遠巻きに見ていたのです。</p>
<p>たまたま最近、この作家さんの別の本をおすすめされて読む機会があって、それが面白かったのでふと本屋さんでこの本を手にとって見たのです。そうしたらたまたま開いたページに私が最近買ってわくわく愛用中の万年筆の名前が出てきて。少し読むと、主人公の女の子が文房具屋でアルバイトをしていて、この万年筆は書き味がどう字の太さはどう、なんてやりとりが。それだけでとりあえず買おうと決めました。<br />
この本を知った頃は今みたいに万年筆に興味がなかったし、今のタイミングだからこその出会い。<br />
<span id="more-660"></span><br />
そうして読んでみたこの本は、予想以上に心に残るものでした。<br />
部屋のクローゼットの奥に残されていた、前の住人のものと思われる日記と手紙。<br />
そしてアパートの自分の部屋を見上げていた男の人との偶然の出会いと、ほのかな恋。<br />
ストーリー自体はとてもシンプルで、物語の行方ははじめから察せられるのですが、それでもぐっと読まされて引きこまれていくのは、主人公が迷いながらも読み始めた日記にのこされた生活や感情があまりに生き生きとしていているから。<br />
主人公の気持ちに大きな影響を与えて、ときには人生の先生みたいに導いてくれる、会ったこともない日記の主。主人公と一緒にどんどん惹かれていき、過去と現在の二人の女性の気持ちがインクが滲むように重なるようなラストまで一気に読んでしまいます。</p>
<p>時が過ぎ、書いた人はいなくなっても、そこに残された言葉が物語をつくって、心をつないでいく様は、本が好きな人にも、文字が好きな人にも、ペンが好きな人にも紙が好きな人にも、心躍るものなんじゃないかな。</p>
<p>日記に残された文字が万年筆の筆跡であることに気づいて、インクの色を文具雑誌のインクカラーカタログから探そうとする場面もあったりして、万年筆好きなら楽しめる細々とした部分がたくさん。マイ万年筆を持たない人は、自分のお気に入りを探したくなっちゃうかもしれません。</p>
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		<title>滋味なお話。木内昇「笑い三年、泣き三月」</title>
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		<pubDate>Tue, 03 Apr 2012 14:31:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>マキ</dc:creator>
				<category><![CDATA[よむよむ]]></category>
		<category><![CDATA[木内昇]]></category>
		<category><![CDATA[笑い三年、泣き三月]]></category>

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		<description><![CDATA[笑い三年、泣き三月。 この物語の良さをどう表したらいいのかのと、好きになりすぎて寝かすことしばらく。 すっごくすっごく良かったのです。 この目立ちはしないけれど味わいのある装丁のように、 筆力の確かさによる匂い立つような [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163808507/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/51rqz7hrDQL._SL160_.jpg" alt="笑い三年、泣き三月。" style="border: none;" /></a></p>
<p><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163808507/oyanchi-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank">笑い三年、泣き三月。</a></p>
<p>この物語の良さをどう表したらいいのかのと、好きになりすぎて寝かすことしばらく。<br />
すっごくすっごく良かったのです。<br />
この目立ちはしないけれど味わいのある装丁のように、<br />
筆力の確かさによる匂い立つような生活の空気や登場人物の確かに生きてる感じ。<br />
地味だけど、滋味。上手くて深い味わいがあって、栄養のあるスープみたいに身体に残るのです。<br />
<span id="more-628"></span><br />
舞台は戦後の、焼け野原になった東京の、復興していくその時。<br />
生き残った人間がそれぞれの事情を抱えつつ、浅草の劇場で働き暮らしはじめます。<br />
夢を持って東京にやってきた旅の漫才芸人や、一癖二癖もある復員兵。<br />
空襲で家族をなくした11歳の子供。わけありのショーダンサー。<br />
みんないろいろあって、望む望まないを選ばず戦争では生き残ってしまって、<br />
でもくよくよしたりしながらもたくましく生きています。</p>
<p>この物語はとにかく名文名言がたくさん。<br />
漫画の決め台詞みたいに太文字でズバッとでてくるんじゃなくて、<br />
その場面のなかではごく自然にあって、あとあとからああ良かったなと振り返りたくなる。<br />
清濁ごちゃごちゃの、理不尽も不正義もあるその生活の物語のなかに、揺るがないまっとうさを感じるのです。</p>
<p>これ去年読んでたら一番だったなあと思います。なんで読まなかったのか！<br />
直木賞をとった「漂砂のうたう」もまだ読んでいなくて、なんだかほんとにもったいない。<br />
自分のバカバカバカという感じです。<br />
でも遅すぎるということはないので、今年いろんな人にオススメしようと心に決めました。<br />
ぜひぜひこの物語の滋味を、味わってみてください。</p>
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		<title>３本目の万年筆。</title>
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		<pubDate>Sat, 31 Mar 2012 15:10:44 +0000</pubDate>
		<dc:creator>マキ</dc:creator>
				<category><![CDATA[文房具]]></category>
		<category><![CDATA[M600]]></category>
		<category><![CDATA[ウォーターマン]]></category>
		<category><![CDATA[スーベレーン]]></category>
		<category><![CDATA[ペリカン]]></category>
		<category><![CDATA[万年筆]]></category>
		<category><![CDATA[金ペン堂]]></category>

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		<description><![CDATA[今日は雨風の強い嵐のような一日でしたが、予定を先延ばしする気になれず、神保町まで行って来ました。 一つは昨日リニューアルオープンした大好きな本屋さんへいくこと。 そしてもう一つは万年筆を買うこと。 神保町には金ペン堂とい [&#8230;]]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>今日は雨風の強い嵐のような一日でしたが、予定を先延ばしする気になれず、神保町まで行って来ました。<br />
一つは昨日リニューアルオープンした大好きな本屋さんへいくこと。<br />
そしてもう一つは万年筆を買うこと。<br />
神保町には金ペン堂という、万年筆好きには有名らしい専門店があるのです。<br />
先日の日本橋三越の万年筆祭でいろいろ試して、これに決めようかな？と悩んでいた万年筆をいよいよ買いにいってきました！</p>
<p><img src="http://blog.torumade.nu/wp-content/uploads/2012/04/DSC00669.jpg" alt="" title="DSC00669" width="600" height="400" class="alignnone size-full wp-image-641" /><br />
<span id="more-637"></span><br />
お店は本当に小さくて、５人も入ったらぎゅうぎゅうになってしまうような大きさ。<br />
欲しいと思っていたのはペリカンのスーベレーンM６００の緑縞だったのでまずそれを伝えました。<br />
どのくらいの太さの字を書きたいのか聞かれて字見本を見せられたので、一番細い字を選んだら、その細さはペリカンではでないですよとのこと。まずそこでうろたえました。見た目でもうペリカンに気持ちが入ってしまっていたし、一番細いEFで十分だし、買おうか…と悩んでいたら、なんと！「一番細いペン先探すので待っててください」とルーペ片手に在庫の万年筆のペン先をのぞきはじめたのです！<br />
書ける字の太さはEとかEFとか分けられいて、これまで買った万年筆はお店でEくださいというとそのサイズのものをはいどうぞ、と出してくれるというのが普通でした。それが同じEFでも太さがいろいろだから一番細いのにしましょうと探してくれたのです。すごい！</p>
<p>そうして選んでくれた万年筆を購入することにしましたが、そこで終わりでないのがまたすごいところ。<br />
インクは何色をいれますか？と聞かれます。あと今どんなインクを使ってますか？とも。<br />
私はブルーブラックが好きなので、それを伝え、今はウォーターマンの万年筆にパーカーのブルーブラックを使っていることを話すとお店の人の顔が曇りました。パーカーのインクは他のメーカーと違って、パーカーの万年筆で使わないとペン先がインクに負けて不具合がでますよ、とのこと。まさにその心当たりがあったのでびっくりです。<br />
そして今回の万年筆に入れるならウォーターマンがおすすめということなので、いろいろ試し書きをさせてもらってそれに決めました。（この試し書きもすごくて、紙の種類によって色の出方や乗り方が違うといろんな紙に書かせてくれました。）<br />
万年筆はできるだけ一本に一色。色を変えない方が良いとも云われました。インクはペン軸に馴染むものなので、水で洗浄してもそのインクの影響は残ってしまうのだそう。今まで色を変えて遊んだりしていたので、良くなかったんだなあ…たしかに前の色が残ったり、かすれやすくなったりはしていたから。<br />
このお店はどのペンでも試し書きをさせてくれるわけではないようなのですが、購入を決めたものに関してはインクを入れて、その状態で試してからお持ち帰りになります。中にインクを入れて書くのと、ペン先につけて書くのでは、太さが変わってしまうのだとか。お気に入りのノートがあるのなら、その紙に合うようにインクの出方を調整するので少し使ってペンが馴染んだ頃にノートと一緒に持ってきてくださいねとの素敵なお言葉も！<br />
そしてインクの入れ方とお手入れのしかたをしっかり教わって、お買い物終了。<br />
ここまでだいたい一時間…もっとかかったかも？<br />
万年筆は自分にはまったく安いお買い物ではないので、ここまでしっかり調整してもらって、今後気持ちよく使うためのあれこれも教えてもらって、しかもそれを楽しく味わえて、ほんとうに気持ちよく購入ができました。</p>
<p><img src="http://blog.torumade.nu/wp-content/uploads/2012/04/P1020851.jpg" alt="" title="P1020851" width="600" height="400" class="alignnone size-full wp-image-642" /><br />
わたしの３本目の万年筆。ペリカンのスーベレーンM６００の緑縞。<br />
教えを守って、大事に大事に使います。</p>
<p>（ちなみにペリカンの万年筆はクリップの部分がペリカンのくちばしになってるんですよー。かわいいのだ！）<br />
<img src="http://blog.torumade.nu/wp-content/uploads/2012/04/P1020855.jpg" alt="" title="P1020855" width="600" height="400" class="alignnone size-full wp-image-643" /></p>
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