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<title>メディア・パブ</title>
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<title>激しく責め立てられる「フェイスブック」に、なぜ世界のパブリッシャーは頼り続けるのか</title>
<description>　米国や欧州のメディアによるフェイスブック（FB）批判は、凄まじい。米大統領選のトランプ当選や英国のEU離脱に端を発して、この１～２年、FB叩きは過熱化する一方である。　フェイクニュースやロシア疑惑、さらには個人情報の不正利用や流出と、FBを舞台にした不祥事が途絶えないから当然かもしれないが、どうしてここまで1企業の不手際に厳しく延々とメディアが責め立てるのか。それはFBが、今や世界中の人々の個人生活や社会にとって測り知れないほどの大きな影響を及ぼしているからだろう。世界の2..</description>
<dc:subject>メディア</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-10-17T17:04:04+09:00</dc:date>
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　米国や欧州のメディアによるフェイスブック（FB）批判は、凄まじい。米大統領選のトランプ当選や英国のEU離脱に端を発して、この１～２年、FB叩きは過熱化する一方である。<br /><br />　フェイクニュースやロシア疑惑、さらには個人情報の不正利用や流出と、FBを舞台にした不祥事が途絶えないから当然かもしれないが、どうしてここまで1企業の不手際に厳しく延々とメディアが責め立てるのか。それはFBが、今や世界中の人々の個人生活や社会にとって測り知れないほどの大きな影響を及ぼしているからだろう。世界の22億人以上の人々が毎月利用し、その66%にあたる15億人近くが毎日FB上で情報のやりとりをしている。先進国だけではなくて新興国も含めて、ほとんどの国で人々の生活に深く根付いたFBに対して、メディアが社会的責任を問い直すのももっともである。<br /><br />　だが、メディアがしつこくFBを責め立てるのにはそれだけではなくて、別の理由もありそうである。この数年の間に、ソーシャル化とモバイル化で急変するオンラインパブリッシングの世界でFBが主導権を握り始め、パブリッシャーのメディアビジネスがFBの優位な形で展開せざる得なくなってきている背景がある。こうした流れに不満を募らせているブリッシャーとしては、FBとの交渉力を高めたいという思惑もあって、ここぞとばかりに自分たちのメディアを通してFBの問題点追及に力がこもるのも当然かもしれない。<br /><br />　こうしたFBにまつわる騒動は、日本にとってほとんど縁のない動きである。ただ、海外のほとんどの国では現時点でも、パブリッシャーに対するFBの影響力は大きい。NYタイムズのような伝統的な二ュースパブリッシャーにとっても若中年層を開拓するためにFBが必須のプラットフォームになってしまっている。消費者（オーディエンス）も、FBを介してメディアコンテンツと接する機会を増やすようになっている。<br /><br />　日本と海外においてFBの影響力に大きなギャップがあることは、いくつかの海外の調査データからも明らかである。英ロイター（Reuters Institute）が今年の1月から2月にかけて、36か国のニュースユーザー7万人（各国約2000人）を対象に実施した調査結果を見てみよう。各国の回答者のFB利用率(一般)と、FBをニュースメディアの接触の場として利用している回答者の割合（ニュース）を、国別に示したのが図1である。　<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/FBReutersMedia2018.png" target="_blank"><img border="0" alt="FBReutersMedia2018.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/FBReutersMedia2018-thumbnail2.png" width="450" height="443" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/FBReutersMedia2018-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />図1　日常的にFBを利用しているユーザーの割合（一般）と、過去1週間にFBを介してニュースメディアの記事に接した人の割合（一般）を、国別に示している。 （ソース：Reuters Institute）<br /><br /><br />　ここでは、FBの利用が国内で禁止されている中国は調査対象外になっているため、日本だけが極端に、FB上でニュースメディアに接触する人の割合が9%と低くなっている。またメディア先進国以上に新興国において、メディア接触の場としてFBを利用している割合が高くなっているのも興味深い傾向である。こうした日本と海外との差異が、メディア社のFB対応にもはっきりと反映されている。<br /><br /><strong><span style="font-size:large;">世界の主要パブリッシャーがFBの手のひらに</span></strong><br /><br />　各国の主要ニュースパブリッシャーのFBページが抱えるフォロワー数を図2に示す。海外の大手ニュースメディアが500万人～4000万人規模の大多数オーディエンスからフォローされているのに対し、日本の主要ニュースメディア（日本語版）はわずか5万人～35万人くらいしかフォローされていない。1桁どころか2桁くらいの差がついている。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/NewsmediaFBFun20180923.png" target="_blank"><img border="0" alt="NewsmediaFBFun20180923.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/NewsmediaFBFun20180923-thumbnail2.png" width="432" height="450" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/NewsmediaFBFun20180923-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />図2　代表的な総合ニュースメディア（デジタル版）のFBページのフォロワー数（2018年9月23日のデータ）。ここでは、メディアブランドの旗艦FBページだけのフォロワー数を示している。<br /><br /><br />　海外の主要パブリッシャーがFBに飛びつくのは、グローバルに若年層を含んだ巨大な潜在ユーザーにリーチできるからである。ほとんどの国で、有力パブリッシャーがFBを頼っている。さらに拡散性が極めて高くて、一気に多くのオーディエンスを獲得できる強力な飛躍台にもなりうるため、新興メディアにとっても立ち上げ時にはFBの利用が欠かせなくなっている。<br /><br />　国際展開するパブリッシャーも、FBは格好のプラットフォームになっている。英国の公共メディアのBBCは、図1に示したように英語版の旗艦FBページ（BBC　News）が4755万人のフォロワーを擁しているほかに、各国の現地語版FBページにも多くのフォロワーを抱えている。例えばベンガル語版BBC Newsは1223万人ものフォロワー数を誇っている。逆にやっぱりというか日本語版のBBC  News　Japanでは約2000人からしかフォローされていない。<br /><br /><strong><span style="font-size:large;">中国の国営メディア、国内使用禁止のFBをフル活用</span></strong><br /><br />　FBを活用した国際展開で目立つパブリッシャーとなると、中国国営テレビ放送局CCTV(China Central Television)の躍進が見逃せない。中国国内では利用を禁止されているFBを、一転して国際展開ではフル活用しているのだ。英語版CCTVのFBページ(CCTVcom)のフォロワー数は、この1年間だけで約600万人も増えて約4800万人に達し、英語版BBCを追い抜いた。さらにCCTV傘下のCGTN（China Global TV Network）も、TV（動画）コンテンツを中心にFB経由で世界中に配布し、オンラインで視聴できるようにしている。図3で示すように、FBだけではなくて、TwitterやYouTubeでも配信しているが、フォロワー数から明らかにFBへの依存が圧倒的に高い。FBページのフォロワー数は、英語版のCGTNが6800万人で、フランス語版、アラビア語版、スペイン語版のCGTNでそれぞれ1500万人前後も抱えている。中国にとって都合の良い国際世論作りを狙って、FBを利用してコンテンツを世界中に効率よくばらまいているのである。最近では一帯一路に関する記事が目立つ。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/CGTNFollower20180925.png" target="_blank"><img border="0" alt="CGTNFollower20180925.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/CGTNFollower20180925-thumbnail2.png" width="426" height="450" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/CGTNFollower20180925-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />図3　中国国際テレビCGTNのFBページのフォロワー数。旗艦の英語版に加えて、フランス語版、アラビア語版、スペイン語版のそれぞれが擁する主要SNSのフォロワー数を示している。<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>パブリッシャー、ユーザー、広告主にFB離れの兆しが</strong></span><br /><br />　このように世界中の主要パブリッシャーがFBをプラットフォームとして活用していたのだが、そうしたパブリッシャーからFBが社会の敵と言わんばかりに噛みつかれている今、今後の成り行きが気になるところだ。すでに、いくつかのパブリッシャーはFBページの投稿数を減らし、FB依存から脱皮する動きが出始めている。ブラジル最大の新聞、Folha de S.Pauloのように、FBページへの投稿を止めたパブリッシャーも。ニュースフィード・アルゴリズムの変更で、良いニュースが減りフェイクニュースが増えているFBには、投稿したくないと発表した。同新聞サイトのFBページのフォロワー数は今でも約600万人も抱えているが、今年の2月上旬以降、記事を全く投稿しないままだ。ただし、636万人のフォロワーを擁するTwitterには記事の投稿を続けている。<br /><br />　同じような理由で、ブランド毀損を警戒して一部の大手広告主も、FBへの広告出稿の中止に動いている。FBの収益源の大半を占める広告売上は一本調子で伸びていたが、ここにきて市場調査会社が一斉にFBの広告売上予測を下方修正した。さらに、消費者（オーディエンス）であるFBユーザーも、#DeleteFacebookと掛け合ってFBアカウントの削除に動き始めている。米Pew研究所の調査（今年5月末～6月上旬）でも、米人の26%がこの1年間でスマホのFBアプリを削除したとなっている。<br /><br />　このように八方ふさがりで追い詰められるFBは打撃を被るのは避けられない。でもどうも表向きはそうでも、実際はちょっと違うようだ。影響力のある有力パブリッシャーも、厳しくFBをこき下ろすくらいなら、投稿数を大きく減らしてFB離れの行動に出ればいいのに、実際にはほとんどこれまで通りFBページの投稿に力を入れている。その結果として、例えばNYタイムズのFBページのフォロワー数は、この1年間だけで200万人以上も増えて現在1655万人を超えている。また図4に示すように、FBへの投稿記事もオーディエンスの反応が落ちるどころか高くなっている。メディア分析会社NewsWhipはFB掲載記事の月間エンゲージメント（いいね！数＋コメント数＋シェア数）総計を公表しているが、NYタイムズなどの有力ニュースパブリッシャーの月間エンゲージメントは、FBの悪評記事が氾濫している間でも、総じて上向いている。ジャーナリズムを標榜するNYタイムズやワシントンポストは、硬い記事が多いにもかかわらず、FBのオーディエンスから高いリアクションを得ているのだ。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/20181011NewsWhipFacebookEngagement.png" target="_blank"><img border="0" alt="20181011NewsWhipFacebookEngagement.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/20181011NewsWhipFacebookEngagement-thumbnail2.png" width="450" height="348" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/20181011NewsWhipFacebookEngagement-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />図4　主要ニュースブランドの月間エンゲージメント総数の推移 （データソース：NewsWhip)<br /><br /><br />　FBは今年1月にも、ニュースフィード・アルゴリズムに変更を加えていた。ニュースフィードには友達のコンテンツを優先して表示し、メディアコンテンツの表示回数を減らしてきている。信頼できるパブリッシャーからの優れた記事に絞ってニュースフィードに表示しているという。その煽りを食って、FBへの依存度が高い新興メディアの中には、アルゴリズム変更でエンゲージメントとトラフィックが激減し、閉鎖に追い詰められるパブリッシャーブランドも出てきた。一方で影響力のある伝統ニュースパブリッシャーは、アルゴリズムの変更でも冷遇されることがなかったのか、上で述べたように、月間エンゲージメントがかえって増える傾向が見られた。<br /><br />　社会的に影響力のある有力パブリッシャーは結局、FBと断交しないで、これまで通りFBに頼り続けることになるのだろう。グローバルなソーシャルプラットフォームとして利用せざる得ないのが現実だ。またユーザーも、ネットサービスの好感度調査では決まって、FBサービスの人気をGAFA(Google、Apple、FB、Amazon）の中で最も低く見ているが、実際には利用者数も利用時間も減っていなくて上位を走り続けている。確かに先進国のZ世代（10代）を中心にFB離れが見られるものの、グローバルには成人のFB人口が新興国を中心に増え続けており、特に毎日利用するDAUはまだ伸び勢けている。<br /><br /><span style="font-size:large;"><strong>嫌でも離れられない</strong></span><br /><br />　要するに、パブリッシャーもユーザーも、嫌であってもFBから離れられないということか。この流れを読み取って市場調査会社も、下方修正していたFBの広告売上予測を、ここにきて上方に再修正し始めている。もともと同社の広告売上高は、デジタル広告市場の追い風に乗って、伸び率が少々鈍ったとしても増え続けている。ただ勢いを知るにはシェアがどうなっていくかが重要である。例えばeMarketerは昨年まで、FBのデジタル広告売上の米国市場シェアが、今後ともアップしていくと予測していた。ところが今年3月の予測では、2017年の19.9%から2018年の19.8%、さらに2020年には19.3%と、初めて下降線をたどると発表していた。それが最新のシェア予測では、2018年に20.6%、2020年に20.8%へと上昇すると上方修正している。広告主もFBから離れられないのか。<br /><br />　グローバルなソーシャルプラットフォーマーとしてFB天下がまだ続く勢いを失っていない。でも、ここまで深刻な個人情報の流出が続くと、各国の公的機関は何らかの規制を課せざるえないだろう。その規制対策で膨大なコストが嵩み、またサービスの魅力が色あせることになるかもしれない。　<br /><br />◇参考<br />・  <a href="https://www.newswhip.com/2018/10/the-top-facebook-publishers-september" target="_blank">The top Facebook publishers of September 2018</a>（NewsWhip)<br />・<a href="https://www.emarketer.com/content/amazon-is-now-the-no-3-digital-ad-platform-in-the-us" target="_blank"> Amazon Is Now the No. 3 Digital Ad Platform in the US</a>(eMarketer)<a name="more"></a>

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<title>動画配信のソーシャル系プラットフォーム、グローバルで抜きん出ているのは「YouTube」か「FB」か「Instagram」か</title>
<description>　テキストから写真・イラストに、そして今や動画へと、ネット上のコンテンツの主役が変わってきている。その動画コンテンツが2~３年後には、世界のインターネットトラフィックの80%以上を占めるという。さらに、動画コンテンツを爆速に配信する携帯５Gサービスもいよいよ離陸しようとしている。　すでに、動画コンテンツを作りインターネットに投稿し配信するのは、パブリッシャーのみならず、ブランド企業や個人でも、当たり前になってきている。こうした動画コンテンツがいち早く、幅広いネットユーザーに視..</description>
<dc:subject>TV 　ビデオ　ラジオ</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-09-19T07:05:11+09:00</dc:date>
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　テキストから写真・イラストに、そして今や動画へと、ネット上のコンテンツの主役が変わってきている。その動画コンテンツが2~３年後には、世界のインターネットトラフィックの80%以上を占めるという。さらに、動画コンテンツを爆速に配信する携帯５Gサービスもいよいよ離陸しようとしている。<br /><br />　すでに、動画コンテンツを作りインターネットに投稿し配信するのは、パブリッシャーのみならず、ブランド企業や個人でも、当たり前になってきている。こうした動画コンテンツがいち早く、幅広いネットユーザーに視聴されるようになってきた背景に、ソーシャル系のプラットフォームの役割が大きい。<br /><br />　動画メディアの調査会社である米<a href="https://tubularlabs.com/" target="_blank">Tubular Labs</a>が、動画配信のプラットフォームであるSNSにおいて視聴回数の多いパブリッシャー（クリエーター）のランキングを毎月公表しているが、今年8月の結果を図1に示す。ここではグローバルに動画配信に利用されている主要SNSの「Facebook」、「YouTube」、「Instagram」において、どれくらい視聴されているかを示している。<br /><br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E58B95E794BBTubular201808E8A696E881B4E59B9EE695B0Publisher01.png" target="_blank"><img border="0" alt="動画Tubular201808視聴回数Publisher01.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/E58B95E794BBTubular201808E8A696E881B4E59B9EE695B0Publisher01-thumbnail2.png" width="451" height="600" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E58B95E794BBTubular201808E8A696E881B4E59B9EE695B0Publisher01-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />図1　SNSで視聴回数の多いパブリッシャーのランキング。トップ25のパブリッシャーと、ランク外から6パブリッシャーについて、それぞれのSNS別の視聴回数を示している。Twitterなどのプラットフォームでの視聴がここでは示されていない。このため実際の視聴回数はもっと多いはず。<br /><br /><br /><strong>検索性のYouTubeと拡散性のFacebook</strong><br /><br />　トップ25に入るパブリッシャーともなると、SNSだけで月間10億回近く視聴されている。多くのパブリッシャーは、複数のSNSで動画コンテンツを配信して多くのユーザーに閲覧してもらうために、分散型メディアを採用している。だが実際には図1に示すように、特定のSNSに依存している場合が目立つ。<br /><br />　かつては、動画配信といえばほとんどYouTubeの独壇場であった。ところが数年前あたりから、モバイル化・ソーシャル化の追い風を受けて、パブリッシャーが次々とプラットフォーマとしてFacebookへの依存を強めていた。米欧だけではなくて新興国においてもだ。パブリッシャーのコンテンツの中心がテキストから写真・イラストに移るに伴い、Facebookはバイラルメディア環境を整え、オンラインメディアの主導権を握るようになっいた。続いてFacebookは次の一手として、パブリッシャーに対して動画コンテンツの投稿を強力に促した。コンテンツのエンゲージメントが大幅にアップすると売り込んだ。<br /><br />　パブリッシャーもその働きかけに応じて、Facebookへの動画コンテンツの投稿に動き始めた。最初に大きく開花したのが短尺の料理動画である。例えばBuzzFeedのTastyは、3年ほど前に、月間視聴回数が20億回を突破する勢いを見せつけた（「<a href="http://bit.ly/2MDveJx" target="_blank">月間ビュー数が億回超えの「料理動画メディア」が続出、レッドオーシャン化の兆しも</a>」を参照）。料理に続いて、その他の分野の動画コンテンツも、世界中のパブリッシャーが競って投稿するようなり、動画配信プラットフォームとして、FacebookがYouTubeに対抗する存在になってきた（他国に比べFacebook普及率の低い日本はそうではない）。<br /><br />　Tubularはこのほど、YouTube と Facebookのそれぞれにおいて、視聴回数の多かったジャンル別動画コンテンツのランキングを発表した。図2に、今年の第2四半期における視聴回数を示しているが、料理（Food & Drink)分野だけだはなくて、エンターテイメントやニュースの注目分野でも、FacebookはYouTubeと激しく競い合っている。<br /><br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E58B95E794BBTubular2018Q2YouTubeFacebook.png" target="_blank"><img border="0" alt="動画Tubular2018Q2YouTubeFacebook.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/E58B95E794BBTubular2018Q2YouTubeFacebook-thumbnail2.png" width="450" height="374" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E58B95E794BBTubular2018Q2YouTubeFacebook-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />図2　YouTube 対 Facebook。視聴回数の多かったジャンル別動画のランキング。2018年第2四半期の視聴回数（単位は10億回）。ここでの動画コンテンツはほとんど無料で広告やeコマースなどを収益源としている。映画やTVドラマ、スポーツ実況などの課金型の動画配信にもYouTube や Facebookは力を入れ始めており、Netflix、Hulu、Amazon、Appleなどの新たな競合相手との戦いがすでに始まっている。<br /><br /><br />　図1のトップ25のパブリッシャー（クリエイター）が活用している動画配信プラットフォームを見ても分かるように、パブリッシャーは戦略的にYouTubeとFacebookを使い分けしているようだ。<br /><br />　音楽や子供向けなどの動画配信サービスを手掛けていたパブリッシャーは、やはりYouTubeに頼っている。トップ25の1位の<a href="https://www.youtube.com/user/tseries" target="_blank">T-Series</a>は音楽や映画のプロモーション動画を配信しているが、今年8月には30億回もYouTubeで視聴されており、ほとんど100%に近くYouTubeに頼り切っている。4位の子供向け動画の<a href="https://www.youtube.com/user/checkgate/featured" target="_blank">Cocomelon</a>も、18億回以上の視聴すべてがYouTubeにおいてであった。賞味期間が長いストック型コンテンツは検索エンジンからの利用も多いことから、YouTubeが向いている。<br /><br />　一方、ニュースメディアのように、数多く投稿する動画コンテンツを、次々とユーザーに消費してもらいたいパブリッシャーは、Facebookを優先して活用している。フロー型の動画コンテンツでも、拡散性が特徴のFacebookだと短期間に多くのユーザーに視聴される可能性がある。バイラル性の高い動画を次々と投稿しているトップ25の3位の<a href="https://www.facebook.com/LADbible/" target="_blank">LADbible</a>や同9位の<a href="https://www.facebook.com/uniladmag/" target="_blank">UNILAD</a>は、投稿動画の視聴の大半をFacebookに頼っている。<br /><br />　ただ、上の例のようにYouTubeあるいはFacebookの特定プラットフォームに頼り切るのは危険である。そこで最近、特定プラットフォームの依存から脱皮して、分散型メディアに変えていこうとするパブリッシャーが急増している。既に、DIY動画で人気ナンバー1の<a href="https://www.youtube.com/channel/UC295-Dw_tDNtZXFeAPAW6Aw" target="_blank">5-Minute Crafts</a>（トップ25の3位）は、8月の視聴回数がFacebookで8.7億回、YouTubeで8.6億回、Instagramで3.7億回とバランスよく分散させている。動物動画で日本でもファンの多いThe　Dodo（13位）は、YouTubeやInstagramでの視聴を増やして、Facebookへの依存を減らしている。<br /><br /><br /><strong>動画配信でも勢いづくInstagram</strong><br /><br />　旬のInstagramが動画配信プラットフォームとして急成長していることも、見逃せない動きである。上で紹介した5-Minute CraftsやThe　Dodoでも、Instagramでの視聴回数をこの2~3年一気に増やしてきている。若年層に的を絞って動画を提供したいパブリッシャーは、Instagramへの投稿に全力投球するのも効果的である。トップ25で2位の<a href="https://www.instagram.com/Worldstar/" target="_blank">WorldStar Hip Hop // WSHH</a>は8月にInstagramだけで約16億回、また同8位の<a href="http://bit.ly/2QFnp9p" target="_blank">9GAG: Go Fun The World</a>はInstagramだけで約11億回も視聴されていた。<br /><br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E58B95E794BBWorldStarHipHop201808.png" target="_blank"><img border="0" alt="動画WorldStarHipHop201808.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/E58B95E794BBWorldStarHipHop201808-thumbnail2.png" width="436" height="450" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E58B95E794BBWorldStarHipHop201808-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />図3　InstagramのWorldStar Hip Hop // WSHHページ。約2000万人のフォロワーを擁している。今年8月の1か月間で、投稿した動画コンテンツがInstagram上で16億回も再生された<br /><br />　<br />　今や動画配信の3大ソーシャル系プラットフォームとして、YouTubeとFacebookに加えてInstagramがのし上がってきたと言える。Facebook一辺倒で動画を提供していた新興パブリッシャーが、最近は相次いで、Facebookへの依存を減らす狙いもあって、InstagramやYouTubeでの視聴回数を増やす施策を講じている。例えば料理動画のTastyは、1年半ほど前までSNSでの動画視聴の約95%がFacebook上であったが、今年8月には約50%にも減っている（図1で示すように、Facebookが4.1億回、YouTubeが1.1億回、Instagramが2.9億回）。<br /><br /><br /><strong>Facebookを活用すれば、かつてのバイラルメディアのような急発進の可能性も</strong><br /><br />　先進国で若者を中心にFacebook離れが少し進んでいるといっても、日本市場と違って、けた違いの規模感と、今でも圧倒的なシェアを誇っている。それに広域に渡っての極めて拡散性が強いSNSである。このため動画サービスを手掛けるスタートアップでも、Facebookをプラットフォームとして活用すれば、短期間で信じられない規模の視聴回数を獲得する可能性がある。<br /><br />　トップ25の15位に突如登場した<a href="https://www.facebook.com/FakeOutrageShow/" target="_blank">Fake Outrage</a>は、日常生活の便利な道具（新製品）を紹介する短尺の動画サービスであるが、凄まじいロケット発射を成し遂げている。今年の6月まで投稿した動画はほとんど視聴されなかったのが、7月にはFacebookで約1億回視聴され、さらに8月には10倍近い9億4600万回も視聴された。Facebookの累積フォロワー数も、6月までほとんどいなかったのが、7月に3万4400人、8月に21万5000人（9月18日には219万人）と急増している。まさに5年ほど前に起こったバイラルメディアの再来なのか。Facebookが備えもつ恐ろしいまでの拡散性を再認識した。<br /><br /><iframe src="https://www.facebook.com/plugins/video.php?href=https%3A%2F%2Fwww.facebook.com%2FFakeOutrageShow%2Fvideos%2F538903903205220%2F&show_text=0&width=450" width="450" height="450" style="border:none;overflow:hidden" scrolling="no" frameborder="0" allowTransparency="true" allowFullScreen="true"></iframe><br />図4　Fake Outrageの動画コンテンツ。Facebookを動画配信プラットフォームとして活用することにより、わずか2カ月の間に10億回近い動画視聴回数を達成。<br /><br /><br />　ここで見てきた３大動画配信プラットフォームであるYouTube、Facebook、Instagramはいずれも、開発途上国も含んでグローバルにかなり普及している。また動画コンテンツは言葉の壁が比較的低いし、最近ではテキストの説明やコメントなども自動翻訳が進んでいる。このため国境を越えたグローバルな動画サービスが手軽に実現できる環境が整ている。<br /><br />　図1で示したトップ25のパブリッシャーも発信国には開発途上国も多い。1位のT-Series、6位のSET India、それに23位のZee Music Companyはいずれもインド産である。3位の5-Minute Craftsはキプロス、22位のnetd müzikはトルコ、24位のBadabun、25位のCanal KondZillaはブラジルが発信国である。<br /><a name="more"></a>

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<title>SNS上のニュースは不正確だと認識しながら、米成人の68%がSNSを介してニュースと接している</title>
<description>　 アメリカの成人の約3分の２がSNSを介してニュースと接している。Pew Research Centerの最新の調査結果である。　Pewが今年7月30日～8月12日に実施した調査”News Use Across Social Media Platforms 2018&quot;の結果を図1に示す。SNSを介してニュースと出会っている成人の割合が、今年は68%となった。（ソース：Pew Research Center）図1　SNSを介してニュースと接触している米成人の割合　2年前の20..</description>
<dc:subject>新聞　ニュース</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-09-11T18:16:38+09:00</dc:date>
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　 アメリカの成人の約3分の２がSNSを介してニュースと接している。Pew Research Centerの最新の調査結果である。<br /><br />　Pewが今年7月30日～8月12日に実施した調査”News Use Across Social Media Platforms 2018"の結果を図1に示す。SNSを介してニュースと出会っている成人の割合が、今年は68%となった。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/SNSNewsPew2018a.png" target="_blank"><img border="0" alt="SNSNewsPew2018a.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/SNSNewsPew2018a-thumbnail2.png" width="450" height="335" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/SNSNewsPew2018a-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Pew Research Center）<br />図1　SNSを介してニュースと接触している米成人の割合<br /><br />　2年前の2016年の62%、昨年の2017年の67%、そして今年の68%と増えてきているのだ。この2年間、SNSのニュースコンテンツについて、フェイクニュースとか極端に偏っているとか、さらに接触する消費者個人の情報が不正に利用されているとかで、各国の機関やメディアから毎日のように厳しく叩かれ続けているにも拘わらずである。SNSを介してニュースと接している消費者自身も、図2に示すように、58%の人はSNSで出会うニュースの多くが不正確であると答えている。<br /><br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/SNSNewsPew2018e.png" target="_blank"><img border="0" alt="SNSNewsPew2018e.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/SNSNewsPew2018e-thumbnail2.png" width="450" height="304" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/SNSNewsPew2018e-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Pew Research Center）<br />図2　ソーシャルメディア・ニュース消費者の何％がSNSで出会うニュースを正確だと見ているか？<br /><br /><br />　ただアメリカの伝統的なニュースメディアはリベラル派が以前から多いこともあって、エリート意識の高いニュースメディアに対する共和党支持者からの反発が高まっている。トランプ大統領の出現もあり、共和党支持者の72%がSNSのニュースコンテンツの多くが不正確だと声を大きくしているのだろう。逆に民主党支持者は不正確だと答えて割合は46%と比較的少ない。<br /><br />　もともと、ソーシャルメディアのコンテンツを鵜呑みにする人は少ないはず。2年ほど前に、英ロイターが実施したデジタルニュースのユーザー調査を思い出す。米英のニュース消費者は、エンターテイメント性の高いバイラルニュースをSNS上で楽しむ一方で、正確なニュースを得るためにNYタイムズのような伝統メディアとも接していた。正確さよりも面白さ重視の軟派系新興ニュースメディアと、正確さ重視の硬派系伝統ニュースメディアを併せ読みする人が多いということだった。ちなみに同じロイターの調査によると、日本人は楽しさ重視で、軟派ニュースに関心を持つ人の割合が調査対象の26か国中で最も高かった（<a href="http://zen.seesaa.net/article/439047519.html" target="_blank">「日本人のニュースメディア接触、先進国の中で際立つ特異性、ロイター調査が浮き彫りに」</a>）。<br /><br />　<br />　不正確なニュースコンテンツが氾濫していることを認識しながらも、モバイル化、ソーシャル化の流れに乗って、アメリカ人はSNSを介してニュースと接する機会が減りそうもない。SNSもメッセンジャーも含めると種類が増えている。図3に、代表的なSNSで米成人の何％がニュースと接しているかを示している。Facebookが43%と最も多く、次いで21%のYouTube、12%のTwittertが続いていた。Facebookは昨年の45%から2%減となったが、アメリカのニュースパブリッシャーにとってはまだまだFacebookは頼らざる得ない存在である。<br /><br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/SNSNewsPew2018c.png" target="_blank"><img border="0" alt="SNSNewsPew2018c.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/SNSNewsPew2018c-thumbnail2.png" width="401" height="437" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/SNSNewsPew2018c-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Pew Research Center）<br />図3　ニュースメディア消費者の多い代表的なSNS<br /><br />　ソーシャルメディア・ニュース消費者の各SNSのデモグラフィックデータが興味深い。ここではニュース消費者の多いトップ7種のSNSを取り上げている。ビジネスパーソン特化のLinkedIn、10代のZ世代に絶大人気のSnapchat、ニュースオタクがはまってしまうReddit、の個性豊かな３SNSは、残念ながら日本では開花しないままに終わりそう。<br /><br />　トップ4種のSNSは米国だけではなくて、日本を含むグローバルに浸透している。米国のニュース消費者の各SNSのデモグラフィックデータは、以前から気になっていたが、相変わらず意外性がある。まずFacebookでは、女性比率が61%で白人比率が62%と高いのに驚く。男性はLinkedIn（男性比率が64%)やReddit（男性比率が72%)を利用するようになっているのだろう。<br />　<br />　Facebookの白人比率が62%と高いのに対して、Instagramでは白人比率が35%と極めて低い（昨年は32%）のも驚きだ。またTwitterのニュース消費者に高学歴者が多いのも、ちょっと意外であった。エリートビジネスパーソンが多そうなLinkedInや技術オタクがたむろするRedditのニュース消費者は高学歴者の割合が多いのは理解できるのだが・・・。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/SNSNewsPew2018d.png" target="_blank"><img border="0" alt="SNSNewsPew2018d.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/SNSNewsPew2018d-thumbnail2.png" width="450" height="274" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/SNSNewsPew2018d-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Pew Research Center）<br />図4　ソーシャルメディア・ニュース消費者のプロフィール<br /><br /><br />◇参考<br />・<a href="http://www.journalism.org/2018/09/10/news-use-across-social-media-platforms-2018/" target="_blank">News Use Across Social Media Platforms 2018</a>（Pew　Research　Center)<br /><a name="more"></a>

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<title>勢いが続く「LINE」「Instagram」「YouTube」「Twitter」、勢いが陰る「Facebook」</title>
<description>　ソーシャルメディアの勢いは、日本国内でもまだ衰えそうもない。「LINE」「Instagram」「YouTube」「Twitter」のいずれも、ユーザー数が増え続けている。でも有力SNSのなかで「Facebook」だけが、ユーザー数が減り始めているようだ。　総務省が先週公表した「平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」で明らかにした主要ソーシャルメディアの利用率推移からも、主要SNSの勢いの違いが読み取れる。今回の調査は、平成 29 年 11 月 1..</description>
<dc:subject>Web2.0　SNS　CGM</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-07-28T10:51:34+09:00</dc:date>
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<div>　ソーシャルメディアの勢いは、日本国内でもまだ衰えそうもない。「LINE」「Instagram」「YouTube」「Twitter」のいずれも、ユーザー数が増え続けている。でも有力SNSのなかで「Facebook」だけが、ユーザー数が減り始めているようだ。</div><br /><div>　<span>総務省が先週公表した「<a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000564529.pdf">平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書</a>」で明らかにした主要ソーシャルメディアの利用率推移からも、主要SNSの勢いの違いが読み取れる。今回の調査は、</span>平成 29 年 11 月 11 日（土）～17 日（金）に13 歳から 69 歳までの男女 1,500 人を（性別・年齢 10 歳刻みで 2017 年 1 月住民基本台帳の実勢比例）を対象に実施した。本調査研究は、総務省情報通信政策研究所が東京大学大学院情報学環との共同研究の形で行っている。</div><br /><div>　同調査では<span>2012年から代表的なソーシャルメディア系サービス（画像等の共有サイトも含む）の利用率を調べている。ここでは、その中からLINE、Facebook、Twitter、それに画像系のYouTube（2014年以降）、ニコニコ動画（2014年以降）、Instagram（2015年以降）の利用率推移を取り上げて、図1～図6に掲げる。全世代および年代別の推移を示している。</span></div><br /><div><span>　まず注目すべきは、LINEが2017年末に全世代通しての利用率が75.8%と前年の67%から大幅にアップし、YouTubeを抜き去ってトップに躍り出たことである。年代別で見ても、10代以外のすべての世代で最も高い利用率となっている。中でも、50代が53.8%から67.1%へ、60代が23.8%から39.8%へと、この1年間における高齢者の急増が際立った。<br /></span></div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuLINE.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuLINE-thumbnail2.png" alt="2017soumuLINE.png" width="450" height="409" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/2017soumuLINE-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div><span>（ソース：総務省）</span><br /><span>図1　LINEの利用率の推移（全世代と年代別）</span></div><br /><br /><div><div><span>　Facebookは、世界の大半の国でナンバー1に居座っているのに日本では伸び悩み、とうとう昨年末に全世代通しての利用率が31.9%と前年の32.3%よりも減ってしまった。最も熱心なユーザーが多いはずの20代と30代で減り始めているのが厳しい。2018年第2四半期の決算発表でも、北米のDAU（Daily　Active　User)が</span>前四半期比横ばい、欧州のDAU 数が同微減となっており、先進国での勢いに陰りが見え始めている。</div><br /></div><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuFacebook.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuFacebook-thumbnail2.png" alt="2017soumuFacebook.png" width="450" height="283" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/2017soumuFacebook-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div><span>（ソース：総務省）</span><br /><span>図2　Facebookの利用率の推移（全世代と年代別）</span></div><br /><div><br /><div>　一方のTwitterは、グローバルに見ても日本がもっとも勢いのある国になっている。<span>全世代通しての利用率が31.1%と増えており、Facebookと肩を並べている。10代や20代の若年層に至ってはTwitterがFacebookを大きく上回っていた。</span></div><p><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuTwitter.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuTwitter-thumbnail2.png" alt="2017soumuTwitter.png" width="450" height="275" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/2017soumuTwitter-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></p></div><div><span>（ソース：総務省）</span><br /><span>図3　Twitterの利用率の推移（全世代と年代別）</span></div><br /><br /><div><span>　YouTubeは、LINEと同じように、若年層だけではなくて、高齢層の利用も増えている。全世代通しての利用率も72.2%と着実に高くなっている。10代（13歳以上）の利用率が93.5%とは凄い。</span></div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuYouTube.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuYouTube-thumbnail2.png" alt="2017soumuYouTube.png" width="450" height="333" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/2017soumuYouTube-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div><span>（ソース：総務省）</span><br /><span>図4　YouTubeの利用率の推移（全世代と年代別）</span></div><br /><br /><div><span>　今や旬のInstagramの勢いもすさまじい。20代の利用率が52.8%となり、親方のFacebookの52.3%を上回った。全世代の利用率を男女別で見ると、女性が31%で男性が19.4%であった。女性の利用率も、Instagram（31%）がFacebook（30%)を追い抜いている。女性パワーがさく裂している。</span></div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuInstagram.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuInstagram-thumbnail2.png" alt="2017soumuInstagram.png" width="450" height="283" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/2017soumuInstagram-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div><span>（ソース：総務省）</span><br /><span>図5　Instagramの利用率の推移（全世代と年代別）</span></div><br /><br /><div>　<span>動画系のニコニコ動画は、有料のプレミアム会員数が減り続け先行き不安が膨らんでいるが、昨年末の利用率は再びプラスに転じている。本格的な回復基調に戻れるかどうか。</span></div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuE3838BE382B3E3838BE382B3E58B95E794BB.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/2017soumuE3838BE382B3E3838BE382B3E58B95E794BB-thumbnail2.png" alt="2017soumuニコニコ動画.png" width="450" height="279" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/2017soumuE3838BE382B3E3838BE382B3E58B95E794BB-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div><span>（ソース：総務省）</span><br /><span>図6　ニコニコ動画の利用率の推移（全世代と年代別）</span></div><br /><br /><div>　先週、FacebookとTwitterの決算発表の後、両社の株価が暴落した。その背景として、米国や欧州でユーザー数が頭打ち、あるいは減る傾向が見られたことがある。そこで早くも、ソーシャルメディア全盛時代が終ろうしているとの声も出始めている。</div><br /><div>　そこで、米国における主要ソーシャルメディア系サービスの利用率の推移を見ておこう。今年1月にPew Reseach Center実施した2018年調査結果を加えたグラフを図7に示す。FacebookやTwitterのような先行SNSに成長の鈍化が見られるものの、その間に後発のInstagramやSnapchatが急成長し、さらに日本では鳴かず飛ばずのPinterestやLinkedInがそれぞれ29%、25%の高い利用率を維持している。このように多様なSNSを複数、用途に応じて使い分けしており、主要SNSの利用率の総計では図に示すように増え続けている。</div><br /><div>　また先進国で先行SNSで天井感が出てきているが、若年の人口層が厚い開発途上国では、ソーシャルメディア系サービスの利用率はしばらく増え続けるだろう。先週のFacebookの決算発表時のデータを見ても、例えばアジアパシフィック地域のFacebookのDAUが5億4600万人と、1年前の4億5300万人から大幅に増やしている。ソーシャルサービスが失速し始めたというのは早すぎそう。</div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/Pew2018SNS.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/Pew2018SNS-thumbnail2.png" alt="Pew2018SNS.png" width="337" height="450" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/Pew2018SNS-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（ソース：Pew　Research　Center)</div><br /><div>図７　米国におけるソーシャルメディア系サービスの利用率の推移。利用率が20%を超えるサービスが増えている。　</div><br /><br /><div>　最後に、グローバルに人気の高いソーシャルメディア系サービスのFacebook、YouTube,　Twitter,　Instagramの利用率が、日米でどう違うかを見ておこう。Facebookを除けば、ほぼ同じ傾向を示している。グローバルにはローカルSNSであるLINEが、日本ではFacebookにとって代わる地位を確保してきているということか。</div><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/SNSE697A5E7B1B3E6AF94E8BC832018.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/SNSE697A5E7B1B3E6AF94E8BC832018-thumbnail2.png" alt="SNS日米比較2018.png" width="450" height="263" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/SNSE697A5E7B1B3E6AF94E8BC832018-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（データ：総務省、Pew　Research　Center)</div><br /><div>図8　ソーシャルメディア系サービスの利用率の比較（日本と米国）。日本は総務省が2017年11月中旬に13歳以上の人を対象に実施した調査結果。米国はPew　Research　Centerが2018年1月上旬に18歳以上の成人を対象に実施た調査結果。</div><br /><br /><br /><br /><div>◇参考</div><div>・<a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000564529.pdf">平成29年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書(概要）</a>（総務省情報通信政策研究所）</div><div>・<a href="http://www.pewinternet.org/2018/03/01/social-media-use-in-2018/">Social Media Use in 2018　</a><span>（Pew Research Center）</span></div><a name="more"></a>

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<title>TVニュースだけではなくてオンラインニュースも「NHK」が支配していくのか</title>
<description>　NHKブランドが日本国内において、ニュース分野でも圧倒的な存在感を示している。伝統メディア（TV、ラジオ、プリント）のみならずオンラインメディアにおいてもだ。 　前回のブログで紹介したロイターの「Digital News Report」2018年版でも 、日本人回答者2033人に伝統メディアやオンラインメディアでどのニュースブランドに接しているかを問うており、その結果でもNHKブランドが特出していた。ここで言うニュースブランドは、オリジナルのニュースコンテンツを作り出してい..</description>
<dc:subject>メディア</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-06-30T12:36:32+09:00</dc:date>
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<div>　NHKブランドが日本国内において、ニュース分野でも圧倒的な存在感を示している。伝統メディア（TV、ラジオ、プリント）のみならずオンラインメディアにおいてもだ。</div><br /><div>&nbsp;　<a href="http://zen.seesaa.net/article/459966832.html">前回のブログ</a>で紹介したロイターの<span><a href="https://reutersinstitute.politics.ox.ac.uk/sites/default/files/digital-news-report-2018.pdf">「Digital News Report」2018年版</a></span>でも 、日本人回答者2033人に伝統メディアやオンラインメディアでどのニュースブランドに接しているかを問うており、その結果でもNHKブランドが特出していた。ここで言うニュースブランドは、オリジナルのニュースコンテンツを作り出しているニュースパブリッシャーである。オンラインでのアグリゲーターやソーシャルメディアは対象としていない。</div><br /><div>　日本のニュースユーザーがよく接するニュースブランドが、伝統メディアでは図1のように、オンラインメディアでは図2のようになった。メディア環境が激動した2年間の変化を追うために、2016年と2018年の調査結果を掲載した。</div><br /><div>　伝統メディアでは、テレビ局ブランド（青色）が上位を占め、その後を新聞ブランド（黄色）が続いている。2年前の2016年には、トップを走っているNHK　newsに回答者の57％が週（Weekly)1回、回答者の25%が頻繁（main)に接していた。それが2年後の今年は、週1回程度接する人の割合は変わっていないが、頻繁に（週に3回以上）接する人は44%とほぼ倍増している。NHK　newsの人気はともかく高くなっている。</div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE38395E383A9E382A4E383B301.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE38395E383A9E382A4E383B301-thumbnail2.png" alt="ロイター2018Japanオフライン01.png" width="450" height="263" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE38395E383A9E382A4E383B301-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div><span>（ソース：Reuters Institute)</span></div><div>図1　伝統メディア（TV、ラジオ、プリント）の人気ニュースブランド。背景の青色がテレビ局ブランド、黄色が新聞ブランド。</div><br /><br /><br /><div><strong>オンラインニュースでもNHKブランドがトップに</strong></div><br /><div>　次にオンラインメディアを見ていこう。今年のロイターの調査は世界<span><span>37か国のニュースユーザーを対象に同時期に一斉に実施しているが、ニュースブランドの利用調査では日本を含めYahoo!　Newsもニュースパブリッシャーとして分類していた。米国などのYahoo!　Newsではオリジナルコンテンツの割合が高いためであろう。でも</span></span>米トラフィック解析会社Parse.lyのように<span>Yahoo!　Newsをアグリゲーターとして分類している会社も少なくない。</span><span>日本のYahoo!　Newsもオリジナルコンテンツに注力し増やしてきているが、まだまだ</span><span>アグリゲーターの役割が大きい。そこで、オンランメディアのニュースブランド・ランキングで、図2のようにYahoo!　Newsがトップに立っているが、ここではアグリゲーターと見なして外すことにした。</span></div><br /><div><span>　そこでランキングを見直すと、オンラインメディアでも上位にテレビ局ブランド（青色）が占めている。ここでも、この2年間で一段と人気急上昇したNHK news onlineがトップを独走している。オンラインニュースサイトでは新聞ブランド（黄色）が先行していたはずなのに、テレビ局ブランドが上位を占めているとは・・・。動画コンテンツが充実していることや、TVニュース番組と連携することもあるので、テレビ局ブランドがオンラインでも目立ってきているのか。また日経ビジネスや東洋経済のような雑誌ブランドが顔を出してきたのも興味深い。</span></div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE383B3E383A9E382A4E383B301.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE383B3E383A9E382A4E383B301-thumbnail2.png" alt="ロイター2018Japanオンライン01.png" width="450" height="265" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE383B3E383A9E382A4E383B301-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div><span>（ソース：Reuters Institute)</span></div><div>図2　オンラインメディアの人気ニュースブランド。背景の青色がテレビ局ブランド、黄色が新聞ブランド</div><br /><br /><br /><div><div><strong>人気ニュースブランドが頻繁に利用され一段と躍進</strong></div><br /><div>　図1と図2のロイター調査で興味深かったのは、この2年間の激動のニュースメディア環境において、人気ニュースブランドを頻繁に利用するユーザーが増えていることだ。これは海外でも同様の傾向が見られ、ニュースニーズが確実に増しているのであろう。</div><br /><div>　そこで、頻繁に利用される、つまり週に3回以上利用されるニュースブランドのランキングに着目してみた。図3に伝統メディアのランキングを、図4にオンラインメディアのランキングを示した。グラフでも示したように、この2年間で、人気ニュースブランドを頻繁に接するユーザー数が急増している。</div><br /><div>　伝統メディアでは、NHKブランドが2016年の25％から2018年の44%に、TV朝日ブランドが同8%から25%へと躍進している。またオンラインメディアでは、NHKブランドが5%から13%に、日経ブランドが4%から7%へとアップしていた。</div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE38395E383A9E382A4E383B302.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE38395E383A9E382A4E383B302-thumbnail2.png" alt="ロイター2018Japanオフライン02.png" width="334" height="450" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE38395E383A9E382A4E383B302-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div><span>（ソース：Reuters Institute)</span></div><div><span>図3　伝統メディアで頻繁に利用されるニュースブランドは？　世界のトップクラスの発行部数を誇る保守系新聞の読売新聞（856万部）は回答者の10%しか、またリベラル系新聞の朝日新聞（626万部）は回答者の12%しか、頻繁に閲読されていなかった。完全に、TV局ブランドの後塵を拝している。</span></div><br /><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE383B3E383A9E382A4E383B302.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE383B3E383A9E382A4E383B302-thumbnail2.png" alt="ロイター2018Japanオンライン02.png" width="370" height="450" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018JapanE382AAE383B3E383A9E382A4E383B302-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div><span>（ソース：Reuters Institute)</span></div><div><span>図4　オンラインメディアで頻繁に利用されるニュースブランドは？　新聞の日経ブランドが2位に。twitterフォロワー数ランキングでも、297万人の日経新聞に256万人のNHKニュースが迫ってきている。</span></div></div><br /><br /><div><strong>公共放送の信頼性を武器にTVニュースの視聴率で圧勝し、オンラインでも優位に</strong></div><br /><div>　TVニュースでNHKが圧勝していることは疑いの余地がない。<a href="https://www.videor.co.jp/tvrating/2018/06/11302.html">ビデオリサーチ社の視聴率（6月11日（月）～6月17日（日）</a>でも、関東地区の報道部門の視聴率ランキングのトップ10は、テレビ朝日の<span><span>報道ステーションを除いてすべてがNHKブランドであった。</span></span>NHKニュースおはよう日本・首都圏やNHKニュース７が常連で、約11%～約15%の<span><span><span>世帯視聴率を得ている。</span></span></span></div><br /><div><span><span><span>&nbsp;伝統メディアでは、NHK以外の民放ブランドもプリントの新聞ブランドよりも多くの人に接触されている。ビデオリサーチのデータを見ても、コメント中心の民放のニュース番組の人気は高く、教育・教養・実用【関東地区】部門で、</span></span></span>TBSのサンデーモーニング、日本テレビの真相報道バンキシャ！、テレビ朝日の羽鳥慎一モーニングショーといった番組は10%台の視聴率を得ていたりする。バラエティーなども含む全番組のランキング（例えば「<a href="https://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/pdf/20170901_4.pdf">放送研究と調査</a>」）でもニュース番組が数多く上位に食い込んでおり、TVニュースの人気は根強い。<br /></div><div>　TVニュースが人気が高いのは、なんやかんや言われながらも、信頼されているということか。ロイターの調査でニュースブランドの信頼度ランキングを国別に発表していたが、日本で最も信頼度の高いニュースブランドはNHKとなっており、テレビ局ブランドも上位にランクされている。新聞系は日経と地方紙は高かったが、全国版一般紙の新聞ブランド、特にリベラル系はあまり信頼されていない。</div><br /><div>　NHKは2~3年前までは、前会長の<span>「政府が右というを左といえぬ」発言もあって、信頼性が揺らいだ時期が続いた。だが最近は、優れたドキュメンタリーを連発し、NHKコンテンツの信頼感がぐんと高まっている。図3と図4のように、オーディエンスのNHKブランドに接する頻度が上昇しているのもそのせいであろう。</span></div><br /><div><span>　予算や人材が潤沢な公共放送だからできる技かもしれない。ヨーロッパの主要国でも、英国のBBCのように公共放送のニュースが大きな役割を果たしてきた。英、独、イタリア、オランダ、スウェーデンなどでは、伝統メディアで人気トップのニュースブランドは、公共放送ブランドとなっている。でも公共のメディアブランドが、伝統メディアだけではなくて新しいオンラインメディアまでも支配する国となると少ない。自由なオンラインメディアでは、公共ブランドが劣勢に立たされれても不思議でない。たとえば ドイツでは、伝統メディアは公共のARDがトップであるが、オンラインメディアでは雑誌ブランドのSpiegelなどが優位に展開している。</span></div><br /><div><span>　でも英国のBBCは、伝統メディアだけではなくてオンラインメディアでも圧倒的に優位に立っている。視聴料を払っている国民から信頼を得るために、絶えず政権から距離を置き独立性を堅持しようと努めている。同じように日本のNHKも、今年のロイターの調査結果によると、伝統メディア（TVニュース）だけではなくてオンラインメディアも支配する勢いを見せている。政治報道に偏りが見られるとの批判もあるが、日本人は権威を信頼する傾向が強いとロイターに言われるように、オンラインニュースもNHKに支配されていくのか。　</span></div><br /><div><span>　NHKとしても、　若者のTV離れ伴い、若者のTVニュース離れ対策も打たなければならない。NHKの目玉のNHKニュース７の視聴率（2017年）は、50代男性が8%、50代男性が14%、70歳以上男性が33%と高齢者に支持されているものの、10代~30代男性の視聴率が1%～2%に落ち込んでいる。NHKも若年層にはオンラインで攻めるほかはないのだ。</span></div><br /><br /><div><strong>オンラインニュース利用がTVニュース利用を下回る</strong></div><br /><div>　モバイル化、ソーシャル化が加速するに伴いオンラインニュース利用が増え続け、一方で、TV離れに伴いTVニュース利用が減っている。グローバルに共通のトレンドと思っていたのだが・・・。ところが国によっては、必ずしもそうではなさそう。　</div><br /><div>　どうも日本ではTVニュースの利用が相対的に多そうだ。ロイターの調査でも、先週接したニュースのソースがどのメディアであったかを問うたところ、65%の回答者がTVメディアと答え、59%のオンラインメディアを上回った（複数回答）。</div><br /><div>　図5にここ数年の推移を示しているが、目に付くのがオンラインでニュースに接する利用者比率が2013年の85%から今年の59%と下降線を辿っていることだ。この背景については、「<a href="http://zen.seesaa.net/article/439047519.html">日本人のニュースメディア接触、先進国の中で際立つ特異性、ロイター調査が浮き彫りに</a>」で述べたが、スマホ・ソーシャル全盛時代を迎える前まで、日本のオンラインメディアはパソコン主体のヤフーポータルが完全制覇していたことが響いている。スマホ化、ソーシャル化が加速するに伴い、パソコン中心のオンラインメディアの利用比率が下がっていった（利用時間は必ずしも減っていない）。</div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018Japan01.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018Japan01-thumbnail2.png" alt="ロイター2018Japan01.png" width="448" height="347" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018Japan01-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><br /><div><span>（ソース：Reuters Institute)</span></div><div>図5　日本人回答者が先週、どのメディアを介してニュース・ソースに接したか？（複数回答）。TVメディアが65%と最も多く、オンラインメディアを上回った。</div><br /><br /><div>　日本以外の大半の国では、オンラインでニュースソースに接する人の割合が約80%～90%の高レベルに維持させている。ここ数年、ソーシャルメディアを介してニュースソースに接する人が急増しているからだ。ソーシャルメディアを飛躍台にしてニュース<span>パブリッシャーが育っていく環境が、海外ではかなり整備されてきたといえる。</span></div><br /><div><span><span>　一方で日本は、ソーシャルメディアを介してニュースソースに接する人の割合が21%と、今年のロイター調査の対象国37か国の中でもずば抜けて低かった。その結果としてオンラインでニュースソースに接する人も最も低い59％となっている。低いのに、オンラインによるニュースソースの接し方が特異で、アグリゲーターの利用が極端に多いことだ。Yahoo!　Newsやスマートニュース、グノシーなどのアグリゲーターを介してニュースソースに接している人が40%と、今年もロイターの調査でトップを独走している。海外のユーザーのようにコミュニティーを通してニュースに接するよりも、お勧めのニュースを受動的に接するほうを好むということか。</span></span></div><br /><div>　この日本のニュースアグリゲーターの特徴はユーザーの高齢化が顕著なことだ。<span>Yahoo!　Newsは言うまでもなく、</span>スマートニュースは50代以上が5割以上を占め（20代以下は11.9%)、グノシーのニュースパスは50代以上が45%（20代以下は9%）となっている。選ばれるニュースも、本来の報道モノよりも、エンターテイメント性の高い情報ものが増えている。アグリゲーターでニュースっぽいコンテンツを楽しむ一方で、真っ当なニュースを受動的だがNHKブランドで抑えておく。高齢者が多数派の日本では、オンラインでもNHKに頼っていくという流れになるのか。</div><br /><br /><br /><div>◇参考</div><div><a href="https://reutersinstitute.politics.ox.ac.uk/sites/default/files/digital-news-report-2018.pdf">・</a><a href="https://reutersinstitute.politics.ox.ac.uk/sites/default/files/digital-news-report-2018.pdf">Reuters Institute　Digital News Report 2018</a>（Reuters Institute)</div><div>・<a href="https://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/pdf/20170901_4.pdf">テレビ・ラジオの視聴の現況～2017年6月全国個人視聴率調査から～</a>、放送研究と調査、Sep.2017</div><br /><br /><a name="more"></a>

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<item rdf:about="https://zen.seesaa.net/article/459966832.html">
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<title>ニュースユーザーのFB離れとサブスクリプション移行が始まった、ロイター・レポートより</title>
<description>　世界のニュースメディアの利用動向を知るのに格好のレポート「Digital News Report」が、今年もロイター（Reuters Institute）から発行された。　米大統領選のトランプ当選や英国のEU離脱に端を発して、この１～２年、ニュースメディア業界は大荒れに荒れた。それだけに今年のレポートの発行を待ち構えていた人も多かったのではなかろうか。　まず、今年の調査について。今回は2018年１月末～2月始めに、37か国のオンライン・ニュース・ユーザー7万4000人を対象..</description>
<dc:subject>新聞　ニュース</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-06-15T14:33:01+09:00</dc:date>
<content:encoded><![CDATA[
<div>　世界のニュースメディアの利用動向を知るのに格好のレポート「Digital News Report」が、今年もロイター（Reuters Institute）から発行された。</div><br /><div>　米大統領選の<em>トランプ当選や英国のEU離脱に端を発して、この１～２年、ニュースメディア業界は大荒れに荒れた。それだけに今年のレポートの発行を待ち構えていた人も多かったのではなかろうか。</em></div><br /><div>　まず、今年の調査について。今回は2018年１月末～2月始めに、37か国のオンライン・ニュース・ユーザー7万4000人を対象に行われた。各国から、少なくとも2000人がアンケート回答者として参加した（台湾だけは1,013人）。日本人回答者は2033人。調査はYouGovが実施。</div><br /><div>　参加した37か国は次の通り。ニュースメディア産業がある程度整備されている国といえる。内訳は、欧州が24か国、アメリカ（北米+南米）が6か国、アジア・パシフィックが7か国。</div><br /><div>UK 、Austria、Belgium 、Bulgaria、Croatia、Czech Rep、Denmark、Finland、France、Germany、Greece、Hungary 、Italy、Ireland、Netherlands、Norway、Poland、Portugal、Romania 、Slovakia、Spain、Sweden、Switzerland 、Turkey、US、Argentina、Brazil、Canada、Chile、Mexico、Australia 、Hong Kong、Japan、Malaysia、Singapore、South Korea、Taiwan</div><br /><div>　インターネットも普及している国々で、いずれも国民の60%以上がインターネットを日常的に利用している。調査が難しい中国やロシアは含まれていない。またアフリカや中東の開発途上国も入っていない。</div><br /><br /><div><div><strong>分散型メディアへの流れが止まり、逆もどりするかも</strong>　</div><br /><div>　この1年間の混沌としたニュースメディア環境の中において、多くのニュースパブリッシャーがより高品質のコンテンツを生み出し、有料購読者増に励んでいることを、ロイターとしては訴えたかったようだ。</div><br /><div>　そこでレポートの冒頭でも、ソーシャルメディアやアグリゲーターを介した分散型メディアの流れにブレーキがかかる一方で、多くの国でサブスクリプションの流れが強まっていると主張している。分散型メディアと言っても、実際には断トツのシェアを誇るFacebookが参照トラフィックの大半をもたらしている。</div><br /><div>　そこで、世界各国のニュースユーザーがニュースソースとしてFacebookをどれくらい利用しているかを調べた。その結果が図1である。先週にFacebookを介してニュース記事に接した回答者の割合を示している。多くの国では40~60%の国民が、Facebookをニュース記事と出会う場として利用している。10%を切っている国は日本だけで、そのお陰で日本のニュースパブリッシャーは昨今のFacebook騒動にほとんど巻き込まれないで済んでいる。ただしFacebookが仕掛けた世界同時進行の新しいパブリッシングの流れから、蚊帳の外に置かれがちであったが・・。</div><br /><div>　ともかく、世界中のほとんどの有力ニュースパブリッシャーはソーシャルプラットフォームであるFacebookへの依存を高めてきた。併せてFacebookを介してニュース記事と接するユーザーも増えていったのだ。ところがフェイクニュースや個人情報不正流出などのFacebook騒動が燃え盛るに伴い、Facebookを介してニュース記事と接するユーザーが減り始める国が現れ始めた。その中で目立ったのが、メディア大国の米国。前年に比べ9%も減っただけに、分散型メディアが曲がり角に差し掛かっていると言い張るのも頷ける。</div><br /><br /></div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBa.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBa-thumbnail2.png" alt="ロイター2018FBa.png" width="377" height="800" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBa-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（ソース：Reuters Institute)</div><div>図1　Facebookを介してニュース記事と接するユーザーの割合</div><br /><div><div>　図1の調査対象の27か国のうち18か国で、昨年に比べFacebookを介してニュース記事と接するユーザーの割合が減った。Facebookを含むソーシャルメディアを介してニュース記事と接するユーザーの割合が、ブラジル、米国、英国、フランス、ドイツの各国でどのように推移しているかを図2に示す。2年前まではソーシャルメディアをニュースソースとして活用するユーザーが各国で揃って増え続けていたが、昨年あたりから壁に突き当たっている。米国も2013年の27%から2017年の51%へと一本調子で増え続け、分散型メディア・ブームを巻き起こしたが、2018年には一転して45%へと転落した。</div></div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBb.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBb-thumbnail2.png" alt="ロイター2018FBb.png" width="450" height="332" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBb-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（ソース：Reuters Institute)</div><div>図2　ソーシャルメディアをニュースソースとして利用しているユーザーの割合の推移。</div><br /><br /><div><strong>ニュースソースとしてFBを活用するユーザー数がグローバルに減り続けている</strong></div><br /><div>　ニュースパブリッシャーは過度なFacebook依存を避けるためにも、他のソーシャルメディアにも記事を多く投稿するようになってきている。このため、ユーザーもニュースソースとして利用しているソーシャルメディアの種類が増えてきている。図3に、6種のソーシャルメディア別に、どれくらいのユーザーがニュースソースとして利用しているかを示している。Facebookをニュースソースとして利用している人が圧倒的に多いのだが、2年前（2016年）の42%から今年の36%へと急落下しているのが目につく。</div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBc.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBc-thumbnail2.png" alt="ロイター2018FBc.png" width="450" height="302" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBc-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（ソース：Reuters Institute)</div><div>図3　ニュースソースとしてソーシャルメディアを利用した人の割合。6種のソーシャルメディア別の割合の推移を示している。主要12か国（米、英、独、仏、日本など）の回答者を対象。2年前から、Facebookだけがニュースソースとして活用しているユーザー数を減らしている。</div><br /><div>　一般の用途でソーシャルメディアを利用している割合を、ソーシャルメディア別に示したのが図4である。興味深いのは、ニュースソースとしてFacebookを活用している人がはっきりと減っていたのに、一般の用途でFacebookを利用している人の割合は65％と天井を打ちながらも減っていないのだ。明らかに、日常的にFacebookを利用しているユーザーもニュースソースとしては使いたくないという人が増えてきている。つまりフェイクニュースなどの信憑性に欠けるニュース記事と接する機会が増すFacebookを避けようとしているのだろう。</div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBd.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBd-thumbnail2.png" alt="ロイター2018FBd.png" width="450" height="362" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBd-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（ソース：Reuters Institute)</div><div>図4　多目的にソーシャルメディアを利用している人の割合。</div><br /><div>　海外の有力ニュースパブリッシャーの多くは、Facebookからの流入トラフィックに大きく依存していた。ところが信憑性のないコンテンツがFacebook上に氾濫していると同社 への批判が高まるにつれ、その対応としてFacebook自身もニュースフィードのアルゴリズムを変更してきている。ニュースフィードに流すニュースパブリッシャーの記事数を絞り込んできており、その結果として図5に示すように、Facebookから</div><div>ニュースパブリッシャーへのトラフィックは減ってきている。ニュースパブリッシャーにとって、否応なしにFacebookへの依存を減らしていかなければならない。</div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBe.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBe-thumbnail2.png" alt="ロイター2018FBe.png" width="450" height="244" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBe-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（ソース：Reuters Institute)</div><div>図5　ニュースパブリッシャー・サイトへの外部トラフィック（参照トラフィック）のうち、Facebookからのトラフィックが占める割合。</div><br /><div>　広告売上で成り立っているFacebookからすれば、ニュースパブリッシャーの編集記事を優先してまでニュースフィードに流すことはしたくない。ニュースパブリッシャーのFacebook離れが起こっても構わないのかもしれない。図3に示したように、ニュースソースとして利用されるソーシャルメディアとして、Facebook以外にWhatsApp、FB messenger、Instagramが浮上しているが、いずれも同社傘下にあるからだ。</div><br /><br /><div><strong>北欧を中心にサブスクリプションが浸透　</strong></div><br /><div><strong>　　</strong>ニュースパブリッシャーのFacebook離れが進むと、デジタル広告売上が伸び悩む心配が持ち上がる。すでに昨年半ばあたりから、Facebookからの参照トラフィックが落ち込むのに伴い広告売上が減り続け、休刊に追い込まれた新興のニュースパブリッシャーも出てきた。オンラインニュースサイトを支えていくには、デジタル広告売上だけでは不十分で、ユーザーからのサブスクリプション料金や会員料金、寄付金に頼る動きが軌道に乗ろうとしている。</div><br /><div>　図6に示すように、北欧を中心に各国で有料コンテンツをユーザーが着実に増え続けている。課金方式にも工夫が凝らされている。例えばノルウェーの新聞サイトでは、ハイブリッド課金モデル（月間の上限ページビュー+いくつかのプレミアムコンテンツ）を採用して、成功しているという。</div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBf.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBf-thumbnail2.png" alt="ロイター2018FBf.png" width="800" height="256" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E383ADE382A4E382BFE383BC2018FBf-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（ソース：Reuters Institute)</div><div>図6　有料のオンライン・ニュースコンテンツを利用している割合。直近の1年間だけでも、有料コンテンツユーザーが北欧を中心に増え続けている。</div><br /><br /><div>◇参考</div><div><a href="https://reutersinstitute.politics.ox.ac.uk/sites/default/files/digital-news-report-2018.pdf">・</a><a href="https://reutersinstitute.politics.ox.ac.uk/sites/default/files/digital-news-report-2018.pdf">Reuters Institute　Digital News Report 2018</a>（Reuters Institute)</div><a name="more"></a>

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<title>高年層のSNS利用が増える一方で、若中年層のSNS離れが始まったのか</title>
<description>　若中年層のSNS利用に陰りが・・・。　総務省は先週末（平成30年5月25日）に平成29年通信利用動向調査の結果を公表し、年齢層別のソーシャルネットワーキングサービス（SNS)の利用状況を明らかにしたが、その中で気になったのが若年層と中年層でSNS利用率が前年比マイナスとなっていたことである。　まずその結果を示すグラフを図1に。（ソース：総務省）図1　SNSの利用動向。各年齢層のインターネット利用者のうちSNSを利用している割合を示している。平成28年と平成29年の調査結果で..</description>
<dc:subject>Web2.0　SNS　CGM</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-06-01T06:18:36+09:00</dc:date>
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<div><div>　若中年層のSNS利用に陰りが・・・。</div><br /><div>　総務省は先週末（<span><span>平成30年5月25日）に<a href="http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000125.html">平成29年通信利用動向調査の結果</a></span></span><span><span>を公表し、年齢層別のソーシャルネットワーキングサービス（SNS)の利用状況を明らかにしたが、その中で気になったのが若年層と中年層でSNS利用率が前年比マイナスとなっていたことである。</span></span></div><br /><div>　まずその結果を示すグラフを図1に。</div></div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E5B9B3E6889029E5B9B4E9809AE4BFA1E588A9E794A8SNSE78AB6E6B381.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E5B9B3E6889029E5B9B4E9809AE4BFA1E588A9E794A8SNSE78AB6E6B381-thumbnail2.png" alt="平成29年通信利用SNS状況.png" width="450" height="356" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E5B9B3E6889029E5B9B4E9809AE4BFA1E588A9E794A8SNSE78AB6E6B381-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（ソース：総務省）</div><div>図1　SNSの利用動向。各年齢層のインターネット利用者のうちSNSを利用している割合を示している。平成28年と平成29年の調査結果である。平成29年の調査は<span>平成29年11月～12月に実施。全国約4万世帯に郵送で調査票を配布し、回収率41.1％の16,117世帯から有効回答を得た。</span></div><br /><br /><div>　SNSを最も頻繁に利用している年齢層である13～19歳、20～29歳、30～39歳において、揃って昨年のSNS利用率がわずかながらマイナス成長となっている。一方でSNSを利用している割合がまだ低い50歳以上の高年齢層や6~12歳の低年齢層では、SNS利用の割合がこれまで通り上昇している。</div><br /><div>　図2に示す過去4年間（平成26年～29年）のSNS利用動向を見ても分かるように、平成28年までは10代～60代のすべての年齢層において、SNS利用の割合は増え続けていた。例えば、20～29歳では71.4%（26年）→72.1%(27年）→76.6%(28年）と、30～39歳では62.6%(26年）→65%(27年）→70.5%(28年）と、毎年着実に増えていた。ところが平成29年には10代～30代の年齢層で急ブレーキがかかり、前年比で初めてマイナスに転じたのだ。</div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E5B9B3E6889026~29E5B9B4E9809AE4BFA1E588A9E794A8SNSE78AB6E6B381a.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/E5B9B3E6889026~29E5B9B4E9809AE4BFA1E588A9E794A8SNSE78AB6E6B381a-thumbnail2.png" alt="平成26~29年通信利用SNS状況a.png" width="450" height="388" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E5B9B3E6889026~29E5B9B4E9809AE4BFA1E588A9E794A8SNSE78AB6E6B381a-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（ソース：総務省）</div><div>図2　平成26～29年におけるSNS利用状況。</div><br /><div>　最もSNSを活用している若中年層において陰りが見えてきたのはなぜか。一昨年あたりから、20代や30代のSNS利用率が70%前後が達してきたが、早くも天井感が出てきたのだろうか。</div><br /><div>　そこでSNS先行国の米国はどうなっているかを探ってみた。米シンクタンクの<span>Pew Research Centerは、毎年、18歳以上の米国成人のSNS利用率を観測してきている。今年1月末の2018年調査結果を含めて、これまでSNS利用率がどのように推移しているかを図3に示す。18～29歳、30～49歳、50～64歳、65歳以上の四つの年齢階層別に示されていてる。</span></div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/Pew20SNSUsage2018.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/Pew20SNSUsage2018-thumbnail2.png" alt="Pew SNSUsage2018.png" width="500" height="418" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/Pew20SNSUsage2018-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（ソース：<span>Pew Research Center）</span></div><div>図3　米国における年齢階層別のSNS利用の割合。少なくとも一つのSNSを利用している米国成人の割合を示している。2018年調査は2018年1月に実施。</div><br /><div><div>　SNSはもともと若者向けのコミュニティーサービスとして生まれてきた。その揺籃期から爆発的に急成長し始めた時期（2006年～2008年：Myspace時代）において、SNSに夢中になったのは18～29歳の若者だけで、30代以上の中高年者の大半からは白い目で見られるか無視されていた。若者の文化として開花したSNSは、2008年には18～29歳の若年層でSNS利用率が早くも70%近くに達していた。</div><br /><div>　ところがFacebookが、これまでトップを独走していたMyspaceを一気に追い抜いた2009年頃から、SNSの世界が様変わりしてきた。家族間のコミュニティーの場としても浸透してきたFacebookが、30代以上の年齢層にも広く利用され始め、年々、利用の輪がより高い年齢層へと拡大していったのだ。</div><br /><div>　圧倒的なシェアを占めたFacebookが牽引する形で発展してきたSNSの勢いは、グローバルにもまだまだ衰えていない。若者の間でFacebook離れが目立ち始めているが、代わりにInstagramやSnapchatなどのSNSに新たに飛びつき、複数の多様なSNSを使い分ける個人が増えてきている。</div><br /><div>　ただしSNS利用率で見ると、図3のPewのグラフからも読み取れるように、米国の若中年層において3年前あたりから伸びが急に鈍ってきている。18～29歳で90%近くで、また30～49歳で80%近くで、天井感が出てきている。また50~64歳の高齢者層も最近は、利用率が65%近くで伸びが鈍化し始めている。SNSの普及する時期も天井感が出る時期も、若年齢層から始まり次第に高齢者層で起こっている。天井の位置は、高齢層ほど低くなっている。</div><br /><div>　このような米国におけるSNS利用率のトレンドが、日本でもある程度の時差を持って現れ始めたといえる。日本では、若中年層のSNS利用率で早くも天井感が出てきているように見える。70%前後とは天井が低すぎるように思える。国民性や文化の違いか。また平成29年調査では、<span>調査票の回収率向上のため従来とは違う簡易調査票も用いており、その影響でマイナス成長に下振れしたのかもしれない。今回の調査でも、インターネット利用上の個人的な不安を問うと、87.7％と一番高かったのが「個人情報やインターネット利用履歴の漏えい」であった。これもSNSから敬遠される要因になったのかも。</span></div><br /><br /><div><span>　一方で、日本では50歳以上のSNS利用率がまだしばらく勢いよく上昇していきそう。同じ総務省の調査によると、50代のインターネット利用が昨年初めて90%を超えた。日本の人口構成は世界で例を見ない「<em>棺桶型</em>」と言われているようだが、人口のボリュームゾーンである上部の高齢者のインターネット利用率が若年層と同じ90%台に乗せ始め、SNS利用率も増えていきそう。リアルの世界だけではなくて、ネットの世界でも少子高齢化が日本は先行するのか。</span></div><br /></div><br /><div>◇参考</div><div>・<a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000552667.pdf">平成２９年通信利用動向調査　ポイント</a>（総務省）</div><div>・<a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000552671.pdf">平成 29 年通信利用動向調査の結果（概要）</a>（総務省）</div><div>・<a href="http://www.soumu.go.jp/main_content/000489342.pdf">平成２８年通信利用動向調査　ポイント</a>（総務省）</div><div>・<a href="http://www.pewinternet.org/fact-sheet/social-media/">Social Media Fact Sheet</a><span>（Pew Research Center）</span></div><a name="more"></a><div><br /></div>

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<title>金融新聞「FT」までがFBからインスタグラムへ注力シフト、絵文字を用いたりしてエンゲージメントが大幅アップ</title>
<description>　インスタグラム（Instagram）は、美容やファッション、食、旅行などをカバーする軟らか系パブリッシャーにとって、今や最も注力するソーシャルプラットフォームとなっている。さらに驚くことに、インスタ映えと縁がなさそうな硬派系の金融専門紙フィナンシャル・タイムズ（FT)までも、プロモーションの有効な場としてインスタグラム対策に力を入れている。　メディア分析会社のNewsWhipによると、FTがインスタグラムに投稿した記事の平均エンゲージメントが、フェイスブックへの投稿記事より..</description>
<dc:subject>Web2.0　SNS　CGM</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-05-21T13:13:21+09:00</dc:date>
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<div>　インスタグラム（Instagram）は、美容やファッション、食、旅行などをカバーする軟らか系パブリッシャーにとって、今や最も注力するソーシャルプラットフォームとなっている。さらに驚くことに、インスタ映えと縁がなさそうな硬派系の金融専門紙フィナンシャル・タイムズ（FT)までも、プロモーションの有効な場としてインスタグラム対策に力を入れている。</div><br /><div>　メディア分析会社のNewsWhipによると、FTがインスタグラムに投稿した記事の平均エンゲージメントが、フェイスブックへの投稿記事よりも13.4倍も高かったいう。英国の代表的な新聞サイトがこの1年間（2017年4月～2018年4月）にインスタグラムおよびフェイスブックに投稿した記事を対象に、それぞれのSNSにおける記事一本当たりのエンゲージメント数（ここではコメント数、いいね！数といったリアクションの合計）を計数した結果が、図1である。</div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/FT201804InstagramvsFB.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/FT201804InstagramvsFB-thumbnail2.png" alt="FT201804InstagramvsFB.png" width="451" height="261" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/FT201804InstagramvsFB-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>（ソース：NewsWhip)</div><div>図1　インスタグラム投稿記事　vs　フェイスブック投稿記事。英新聞系の8ニュースサイトが投稿した記事1本当たりの平均エンゲージメント数を示している。FTとGuardianはインスタグラム投稿記事のエンゲージメントが高い。バイラル性の高い記事を売りにする大衆新聞Daily　Mailはフェイスブック投稿記事のエンゲージメントが高い。</div><br /><br /><div>　FTがフェイスブックに投稿した記事の平均エンゲージメントが201だったのに対して、インスタグラムに投稿した記事はその13倍以上の2,703の高スコアを得ている。インスタグラムのオーディエンスのほうが、FTの投稿記事に対して圧倒的に高い反応を示しているのだ。なぜFTの記事が、インスタグラムのオーディエンスに受け入れられているのか。</div><br /><div>　上の図1を見ても分かるように、インスタグラム投稿記事のエンゲージメントが高いパブリッシャーと、フェイスブックのほうが高いパブリッシャーとに分かれる。各パブリッシャーの投稿記事のコンテンツの違いにもよるし、パブリッシャーの力の入れ方の違いにもよる。ただこれまで、日本は別にして、大半の国のパブリッシャーはフェイスブックに高く依存し、その対策に努めてきた。フェイスブック批判の嵐が吹き荒れている今日でも、ほとんどのパブリッシャーは大量の記事をフェイスブックに未だに投稿し続けている。</div><br /><div><div>　ニュース系パブリッシャーからすれば、フェイスブックにはテキストや写真、さらには動画であろうと、これまでのスタイルのニュース記事を投稿できるので、多くの記事を提供できる。一方インスタグラムには写真や動画コンテンツが中心となり、それもインスタ映えするモノでないと埋没しかねないだけに、提供できる記事が限定される。　</div></div><br /><div>　そのため、図1の各新聞系パブリッシャーでも、投稿記事数ではフェイスブック向けがインスタグラム向けよりもけた違いに多くなっているい。そこで、</div><div>総エンゲージメント＝投稿記事数×1記事当たりのエンゲージメント</div><div>で比較すると、FTも含めてすべてのパブリッシャーで、フェイスブックの総エンゲージメントのほうが高くなる。</div><br /><div><div>　ただ現状のままでは、フェイスブックのニュースフィード・アルゴリズムの変更次第でパブリッシャーが大打撃を被りかねないだけに、パブリッシャーからすればフェイスブックへの過度な依存から脱したい。その一環として、同じフェイスブック傘下であっても、いま旬のインスタグラムをもっと活用していきたくなる。</div></div><br /><div>　FTは他の欧米の有力ニュースメディアに比べると、フェイスブックへの依存度は高くない。提供する硬い経済金融記事は一般にバイラル性が弱いため、フェイスブックではエンゲージメントが低くなってしまう。それに有料記事はpaywallに阻止される。それでも本流の記事を中心に投稿して、若いオーディエンスにリーチし認知してもらっていた。だが、若年層のフェイスブック離れが起き始めている昨今、若年層へのリーチを進めていくにはインスタグラムの更なる活用も必要になったのだろう。</div><br /><div>　そこで、FTのインスタグラム・ページを覗いてみた。</div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/FT20180520Instagram.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/FT20180520Instagram-thumbnail2.png" alt="FT20180520Instagram.png" width="479" height="800" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/FT20180520Instagram-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>図2　FTの公式ページ（インスタグラム）</div><br /><div>　毎日、３～５件の写真/動画/イラスト（漫画）/グラフのコンテンツが投稿されていた。ハリー王子の結婚式の写真（左上）は1万5000件のいいね！と71件のコメントを、プーチン氏から花束プレゼントを受けるメルケル氏の写真<span>(右上）は4608件のいいね！と97件のコメントを、ヨガに関するグラフ（左中央）は4490件のいいね！と295件のコメントを受けていた。どの投稿</span>コンテンツも、少なくとも1000件以上のいいね！を獲得しており、常連のファンを掴んでいるようだ。<span>FTのブランド力も効いて、安心して閲覧できるのだろう。</span></div><br /><div>　<span>FT Photo Diary や漫画イラスト、グラフなどの定番のコンテンツを毎日数件、丁寧にまとめられている。簡潔なテキストが添えられているだけで、毎日数件のコンテンツなら、つかの間に閲覧できてしまう。インスタグラムではリンクを張れないこともあって、特定のFT記事と関連付けさせていないところも、押しつけがましさがなくて好感が持たれているのかも。</span></div><br /><div><span>　また、話題になっているのが、コンテンツのテキスト文に絵文字を使っていることである。絵文字採用なんて当たり前のように思えるが、お堅い金融パブリッシャーが採用するとなると、話題になるのだ。FT Photo Diaryにカメラの絵文字を挿入する程度のことだが、インスタグラムユーザーに少しでも親しみを持ってもらおうとする姿勢が伺える。</span></div><br /><div>　こうした、インスタグラムへの取組がうまくいったのか、月間の総インスタグラム・エンゲージメントが、図3に示すように、約2倍に跳ね上がっている。</div><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/FT201804InstagramEngagement.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/FT201804InstagramEngagement-thumbnail2.png" alt="FT201804InstagramEngagement.png" width="450" height="247" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/FT201804InstagramEngagement-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><br /><div>（ソース：NewsWhip)</div><br /><div>図３　FTのインスタグラム・エンゲージメントの総計。この1年間で約2倍に。</div><br /><div>　ついでに、FTのフェイスブックページも覗いてみた。インスタグラムページのフォロワー数が69万人に対して、フェイスブックページでは5倍強の380万人近くのフォロワーを抱えている。でも、フェイスブックページでの投稿記事1本当たりのリアクション（<span>いいね！+コメント）は、インスタグラムページの13分の1以下しか得られていない。</span></div><br /><div><img class="article-eyecatch__thumbnail -js" src="http://zen.up.seesaa.net/image/FT201805FB.png" width="459" height="338" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/FT201805FB.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></div><br /><div>図4　FTのフェイスブック・ページ</div><br /><div>　インスタグラムページでは投稿記事すべてを簡潔に閲覧できる。一方フェイスブックページでは投稿記事はほとんどがFT記事と直結したリンク情報で、全文を閲覧するにはFTサイトに飛ばなければならない。フェイスブックユーザーのほうが満足度が低くなるのは仕方がない。</div><br /><div>　分散型メディアを採るパブリッシャーは、ソーシャルプラットフォーム別に適した役割分担を持たせる必要がある。</div><br /><div>◇参考</div><div>・<span><a href="https://www.newswhip.com/2018/05/financial-times-emoji-instagram/">How the Financial Times switches tactics to win big on Instagram</a>（NewsWhip)</span><span><br /></span></div><div>・<a href="https://www.recode.net/2018/4/5/17200016/john-ridding-financial-times-ft-online-subscriptions-paywall-nikkei-peter-kafka-recode-media-podcast" target="_blank" rel="noopener">Financial Times CEO John Ridding explains how to make people pay for media</a>(recode)</div><a name="more"></a>

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<title>米ニュースメディアが相次ぎ打ち上げる「ポッドキャスト」の新番組、聴取デバイスに「スマートスピーカー」も加わりすそ野拡大へ</title>
<description>　米国の有力なニュースメディアが「ポッドキャスト」の新たな番組の立ち上げに力を入れ始めている。新しいポッドキャストが次々と　先日も話題の「TicToc by Bloomberg」を覗いていると、予告通り同サービスがリーチ拡大のために「ポッドキャスト」を4月27日から新たに始めていた。TicToc by Bloombergは、ブルームバーグが4か月前からTwitterで提供しているライブの24時間ニュースチャンネルである。そのスナップショットを図1に示す。その時の視聴者数は43..</description>
<dc:subject>新聞　ニュース</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-05-06T08:44:47+09:00</dc:date>
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<div>　米国の有力なニュースメディアが「ポッドキャスト」の新たな番組の立ち上げに力を入れ始めている。</div><br /><br /><div><strong>新しいポッドキャストが次々と</strong></div><br /><div>　先日も話題の<span>「<a href="https://twitter.com/tictoc">TicToc by Bloomberg</a>」を覗いていると、<a href="http://bit.ly/2HTCyPP">予告通り</a>同サービスがリーチ拡大のために「ポッドキャスト」</span>を4月27日から新たに始めていた。<span>TicToc by Bloombergは、ブルームバーグが4か月前からTwitterで提供しているライブの24時間ニュースチャンネルである。そのスナップショットを図1に示す。その時の視聴者数は43万人であった。硬派のコンテンツにもかかわらず人気を集めているようだ。</span></div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/BloombergTicToc2-Twitter.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/BloombergTicToc2-Twitter-thumbnail2.png" alt="BloombergTicToc2-Twitter.png" width="452" height="390" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/BloombergTicToc2-Twitter-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><br /><div>図1　<span>ブルームバーグがTwitterで提供しているライブの24時間ニュースチャンネル「TicToc by Bloomberg」</span></div><br /><div>　その<span>TicToc by Bloombergに追加されたポッドキャスト番組では朝版のTicToc Todayと夕版の TicToc Tonightとがあり、それぞれ6分少々の音声で最新のニュースダイジェストを流している（図2）。 世界のニュースのスナップショットという位置づけで、随時更新されているようである。ただし平日のみ。</span></div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/PodcastBloombergTicToc201804.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/PodcastBloombergTicToc201804-thumbnail2.png" alt="PodcastBloombergTicToc201804.png" width="430" height="267" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/PodcastBloombergTicToc201804-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><br /><div>図2　<span>「TicToc by Bloomberg」のポッドキャスト。2018年4月末から開始。</span><a href="https://player.fm/series/tictoc-by-bloomberg">PlayerFM</a>から</div><br /><br /><div>　　また続いて出くわした<span>ポッドキャストも興味深かった。テック系ニュースアグリゲータであるTechmemeが3月6日から始めた「<a href="https://itunes.apple.com/us/podcast/id1355212895">Techmeme　Ride Home</a>」である。平日の東部時間17時に、約15分の音声でその日の注目テック系ニュースを紹介している。Techmemeサイトの特徴は、選ばれたニュース記事に対して識者のレベルの高いコメント（ツイート）が多く付記されていることだが、ポッドキャストでも注目すべきニュース記事へのコメント（識者のレベルの高いツイート）も選んで紹介している。</span></div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/TechmemePodcast201804.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/TechmemePodcast201804-thumbnail2.png" alt="TechmemePodcast201804.png" width="364" height="212" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/TechmemePodcast201804-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>図3　ニュースアグリゲーターのTechmemeもポッドキャストを立ち上げ&nbsp;</div><br /><br /><div>　このように、ニュースメディアが本気にポッドキャストに取り組むようになってきたのは、NYタイムズの<span>大成功があったからであろう。</span></div><br /><br /><div><div><strong>毎日100万人が聴き入る「The Daily」、NYタイムズのフロントページ的な存在に</strong></div><br /><div>　NYタイムズが<span>2017年1月に立ち上げたポッドキャスト</span><span><span><a href="https://www.nytimes.com/podcasts/the-daily">The Daily</a>の勢いは凄まじい。これまで280万回以上もダウンロードされ、毎日、平均すると100万人が聴いている。</span></span>今やApple iTunesの Top 10 podcasts の常連だし、The　Atlanticは<a href="https://www.theatlantic.com/entertainment/archive/2017/12/the-50-best-podcasts-of-2017/548165/" target="_blank" rel="noopener">The 50 Best Podcasts of 2017</a>　のナンバー1に挙げている。</div><br /><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/TheDailyNYTPodcast201804.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/TheDailyNYTPodcast201804-thumbnail2.png" alt="TheDailyNYTPodcast201804.png" width="450" height="272" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/TheDailyNYTPodcast201804-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><br /><div>図4　NYタイムズのポッドキャスト「<span>The Daily</span>」。<a href="http://analytics.podtrac.com/blog/2017/7/21/top-20-podcasts-june-2017-tr9gy-ndn3d-j9l9y">PODTRAC</a>による2018年3月の<span>U.S. Unique Monthly Audience&nbsp;ランキングでは第2位。</span></div><br /><div><span>　パーソナリティーは同新聞の政治ジャーナリストのMichael Barbaro氏が務め、インタビューをベースにした約20分のエピソードを毎日（平日のみ）流している。ニュースの注目トピックスに関するコメントに加えて、そのトピックス関連者とのインタビューも目玉になっている。Barbaro氏の評判も高く、昨秋には雑誌Peopleで<a href="http://bit.ly/2ribYt9" target="_blank" rel="noopener">“sexiest newsmen alive” list</a>と持てはやされていた。The Dailyがその日にどのようなコンテンツを取り上げたかまでがニュース記事になったりしている。</span></div><br /><div><span>　今やThe Dailyは、NYタイムズの一部ユーザーにとって、新聞紙やサイトに代わる事実上のフロントページ的な存在になっているようである。聴取者の多くは、週に4~5回聴いているという。 BMW, Budweiser, Googleなどが大手広告主として付いている。同社CEOのトンプソン氏は今週の<a href="https://www.nytimes.com/2018/05/03/business/media/new-york-times-earnings.html">決算発表</a>でもthe Dailyの成功を誇らしげに語り、このthe Dailyの成功手法をお手本にして、これからの進出するTVとフィルム分野（<a href="https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-04-30/new-york-times-expands-tv-podcast-effort-after-daily-success">参考記事</a>）での成果を目指すと意気込んでいた。</span></div></div><br /><br /><br /><div><strong>スマホでポッドキャストをいつでもどこでも聴取へ</strong></div><br /><div>　音声版ブログとして誕生したポッドキャストは、10年少し前から新しいネットサービスとして注目はされていた。アップルのiTunesでも2005年からポッドキャストの配信に着手しており、その2005年には”podcast"がオクスフォード英語辞典の新語として収録されたぐらいだから、その頃には既にかなり話題にはなっていた。</div><br /><div>　ニュースメディアをはじめ多くのパブリッシャーも、その当時からポッドキャスト・サービスに手掛けていた。ただし一部の根強いファンに支えれらていたものの、ニッチな目立たないサービスの域を出ていなかった。例えばいち早くポッドキャストメニューを充実させていた<a href="https://www.theguardian.com/media/2016/sep/14/podcasts" target="_blank" rel="noopener">Guardian</a>は今も約20番組を備えているが、あまり注目されることはなかった。</div><br /><div>　ところが、ポッドキャストの聴取デバイスがパソコンからスマホへとシフトするに従い、ポッドキャストに接するユーザーが増え始めた。Nielsenの調査によると、2017年には2390万人の米国人（18歳以上）が、最近の30日間にスマホでポッドキャストを利用していた。図5で示すように、2014年の930万人から、3年間で2.5倍以上も増えている。スマホだといつでもどこでも聴けるようになるので、1人当たりの視聴時間も増えている。<br /></div><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/SmartphonePodcastNielsen2017.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/SmartphonePodcastNielsen2017-thumbnail2.png" alt="SmartphonePodcastNielsen2017.png" width="450" height="313" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/SmartphonePodcastNielsen2017-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><br /><div>（ソース：Nielsen)</div><br /><div>図5　ポッドキャストの聴取デバイス。過去30日間でポッドキャストを聴いたユーザー数（聴取デバイス別）</div><br /><div><div>　これからは聴取デバイスにスマートスピーカーも加わり、オーディエンスはさらに増えそう。<a href="https://www.statista.com/statistics/786826/podcast-listeners-in-the-us/" target="_blank" rel="noopener">Statista</a>の予測では、2021年には米国の月間のポッドキャスト・ユーザー数は1億1200万人に膨らむと見込んでいる。</div><br /><div>　もともとポッドキャストでニュースを聴くオーディエンスはエンゲージメントが高いとされているだけに、ある程度の規模が期待できるとなると、パブリッシャーも気合の入れ方が変わる。これまで以上に人と金をつぎ込み、専任のパーソナリティを立てて、ポッドキャスト向けにオリジナルコンテンツを作り込んでいきたくなる。The　Atlanticもポッドキャストの専門スタッフを募集している。</div><br /><div><div>　世界の有力パブリッシャーの多くが、今年、注力する分野としてポッドキャストをあげているのも頷ける。ロイターが世界29か国（日本も含む）の主要パブリッシャーの編集者リーダー194人を対象に2017年12月に実施した調査によると、回答者の属する有力パブリッシャーが2018年に注力する分野として、58%の回答者がポッドキャスト、また同じく&nbsp;58%の回答者が台頭してきたスマートスピーカー向けに特化した音声コンテンツにトライしていくと答えた。</div><br /></div></div><div><strong>スマートスピーカでの聴取を促す</strong></div><br /><div>　ニュースパブリッシャーは、スマートスピーカー介してポッドキャストをオーディエンスに聴いてもらおうと、すでに動き始めている。朝の起床時や、せわしい朝食やトイレ時間とかには、スマホでなくて音声で指示できるスマートスピーカーでニュースを聴きたいというニーズはありそう。Edison Researchの調査でも、以下の図6で示すように、現在のスマートスピーカー・ユーザーも半数近くが既にニュースを聴いている。</div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/EdisonSmartSpeakerMainUses.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/EdisonSmartSpeakerMainUses-thumbnail2.png" alt="EdisonSmartSpeakerMainUses.png" width="450" height="363" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/EdisonSmartSpeakerMainUses-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>図6　スマートスピーカー・ユーザーが聴いているコンテンツ。</div><br /><div>　ワシントンポストが2月12日から始めたポッドキャスト「<a href="https://www.washingtonpost.com/podcasts/retropod/?utm_term=.42e5552134bd">Retropod</a>」でも、Amazon　EchoやGoogle　Homeのセットアップのやり方を案内ページ（図7）で説明し、スマートスピーカーでの利用を促していた。</div><br /><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/PodcastWaPoRETROPOD22Feb2018.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/PodcastWaPoRETROPOD22Feb2018-thumbnail2.png" alt="PodcastWaPoRETROPOD22Feb2018.png" width="450" height="412" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/PodcastWaPoRETROPOD22Feb2018-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>図7　ワシントンポストのポッドキャスト「RETROPOD」</div><br /><br /><div>　こうしたニュースメディアのポッドキャスト番組の課題にプロモーションがある。主流の写真コンテンツや動画コンテンツに比べ視覚性に乏しいだけに、ネット上ではどうしても目立たないからだ。またソーシャルサイトで拡散することもあまり起こりそうもない。ただポッドキャストのプラットフォームには、老舗のiTunes等に加え<span>Spotifyなどの新規参入もあって</span>活気づいてきたので、それらを介してオーディエンスとの接点を広げていけそう。</div><br /><div>　また、ソーシャルサイトにおいては、例えばFacebookグループの利用なんかも興味深い。NYタイムズはFacebookグループを利用して、ポッドキャストのファンクラブ「<a href="https://www.facebook.com/groups/nytpodcastclub/">The New York Times Podcast Club</a>」を立ち上げている（図8）。毎週、特定のポッドキャスト番組のエピソードについて会員間で議論しあっている。会員数は現在、2万4500人。NYタイムズのポッドキャストの月間ユニークユーザー数はこの3月に400万人を超え、月間のダウンロード数は3000万となった。</div><br /><div><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/NYTPodcastClub201805.png" target="_blank" rel="noopener"><img src="http://zen.up.seesaa.net/image/NYTPodcastClub201805-thumbnail2.png" alt="NYTPodcastClub201805.png" width="450" height="326" border="0" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/NYTPodcastClub201805-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><div>図8　NYタイムズのFacebookグループ「The　New　York　Times　Podcast　Club」</div><br /><br /><br /><div>◇参考</div><div>・<a href="https://www.slideshare.net/webby2001/infinite-dial-2018" target="_blank" rel="noopener">Infinite Dial 2018</a>（Edison Research）</div><div>・<a href="http://www.nielsen.com/content/dam/corporate/us/en/reports-downloads/2018-reports/marketeres-guide-to-podcasting-march-2018.pdf" target="_blank" rel="noopener">Nielsen Q1 2018 Podcast Insights (Nielsen)</a></div><div>・<a href="https://reutersinstitute.politics.ox.ac.uk/our-research/journalism-media-and-technology-trends-and-predictions-2018" target="_blank" rel="noopener">Journalism, Media and Technology Trends and Predictions 2018</a>（Reuters Institute）</div><div><div><a href="https://www.fastcompany.com/40540192/listen-up-news-aggregator-techmeme-is-launching-a-podcast" target="_blank" rel="noopener">・Listen Up! News Aggregator Techmeme Is Launching A Podcast</a>(Fast Company)</div><div>・<a href="https://www.thestreet.com/story/14344163/1/times-breakthrough-the-daily-soars-past-the-100-million-download-mark.html" target="_blank" rel="noopener">New York Times' Breakthrough 'The Daily' Soars Past 100M Download Mark</a>（TheStreet)</div></div><div>・<a href="http://www.niemanlab.org/2017/10/newsonomics-the-dailys-michael-barbaro-on-becoming-a-personality-learning-to-focus-and-maggie-habermans-singing/" target="_blank" rel="noopener">Newsonomics: The Daily’s Michael Barbaro on becoming a personality, learning to focus, and Maggie Haberman’s singing</a>（NiemanLab)</div><div>・<a href="http://www.niemanlab.org/2018/02/newsonomics-11-questions-the-news-business-is-trying-to-answer-in-2018/" target="_blank" rel="noopener">Newsonomics: 11 questions the news business is trying to answer in 2018</a>（NiemanLab)</div><div>・<a href="Who needs video? Slate is pivoting to audio, and making real money doing it" target="_blank" rel="noopener">Who needs video? Slate is pivoting to audio, and making real money doing it</a>（NiemanLab)</div><div>・<a href="https://www.mediapost.com/publications/article/317391/bloombergs-tictoc-set-to-launch-podcasts-newslet.html" target="_blank" rel="noopener">Bloomberg's TicToc Set To Launch Podcasts, Newsletters</a>（MediaPost)</div><div>・<a href="http://variety.com/2018/digital/news/abc-news-podcast-launch-start-here-1202733402/" target="_blank" rel="noopener">ABC News Will Launch Daily ‘Start Here’ Podcast</a>（Variety)</div><div>・<a href="https://www.entrepreneur.com/article/312537" target="_blank" rel="noopener">Why Podcasting Is the Next Marketing Frontier</a>（Entrepreneur)</div><div>・<a href="https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-04-30/new-york-times-expands-tv-podcast-effort-after-daily-success" target="_blank" rel="noopener">New York Times Expands TV, Podcast Effort After ‘Daily’ Success</a>（Bloomberg)</div><div>・<a href="https://www.tubefilter.com/2018/04/30/new-york-times-the-daily-tv-show/" target="_blank" rel="noopener">The New York Times Is Turning Its Hit Podcast, ‘The Daily’, Into A TV Show</a>(tubefilter)</div><a name="more"></a>

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<title>モバイル広告市場を牽引する「インフィード広告」、米国では非ソーシャルのシェアが増えて勢力図に異変が</title>
<description>　　ソーシャル化、モバイル化が進むインターネット産業で、この2～3年、広告分野において台風の目となっているのが「インフィード広告」である。今年は少し鈍化するといっても、米国で前年比約30%増、日本で同23%増の高成長が見込まれている。　調査会社eMarketerの米国市場予測によると、今年（2018年）のディスプレイ広告費564億ドル（約6兆2000億円）のうち約6割近い329億ドル（3兆5200億円）をネイティブ広告費が占める。2016年から2019年（予測）までの推移を図..</description>
<dc:subject> マーケティング　広告</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-04-16T15:51:07+09:00</dc:date>
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　　ソーシャル化、モバイル化が進むインターネット産業で、この2～3年、広告分野において台風の目となっているのが「インフィード広告」である。今年は少し鈍化するといっても、米国で前年比約30%増、日本で同23%増の高成長が見込まれている。<br /><br />　調査会社eMarketerの米国市場予測によると、今年（2018年）のディスプレイ広告費564億ドル（約6兆2000億円）のうち約6割近い329億ドル（3兆5200億円）をネイティブ広告費が占める。2016年から2019年（予測）までの推移を図1に示す。ネイティブ・ディスプレイ広告費（図1の赤棒）の対前年増加率は、2016年が63.7%増、2017年が50.1%増と、爆発的な伸びを示した。それに比べ今年はやや減速するが、それでもプラス31%とすごい勢いで伸び続けそうだ。<br /><br />　<a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E7B1B3E382A4E383B3E38395E382A3E383BCE38389E5BA83E5918AeMarketerAA.png" target="_blank"><img border="0" alt="米インフィード広告eMarketerAA.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/E7B1B3E382A4E383B3E38395E382A3E383BCE38389E5BA83E5918AeMarketerAA-thumbnail2.png" width="450" height="398" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E7B1B3E382A4E383B3E38395E382A3E383BCE38389E5BA83E5918AeMarketerAA-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：eMarketer)<br />図1　米国のディスプレイ広告費の推移。今年のディスプレイ広告費（予測）の58.3%はネイティブ広告が占める。ディスプレイ広告には一般のバナー広告だけではなくて、動画広告やネイティブ広告、リッチメディア広告も含んでいる。<br /><br />　このネイティブ広告の大半はインフィード広告である。確かに最近、スマホでソーシャルサイトやニュースサイトに接していて目立つのが、流れるように視野に入るインフィード広告の存在である。米国市場での主役は、やはりFacebook（FB)である。今年の米国のディスプレイ広告費の37.2%に相当する210億ドルをFBが米国市場で稼ぐと、eMarketerは予測している。<br /><br />　米国ではFBなどのソーシャルサイトの広告シェアが高い。そのソーシャル広告は2018年も96%近くがネイティブに頼ることになるという。FBのニュースフィードに流れるインフィード広告がその代表である。だが、そのFBはフェイクニュースや個人情報不正利用の問題を抱えていることもあって、Googleとともに寡占していたデジタル広告市場でブレーキが少しかかりそう。eMarketerもFBのシェア予測を最近になって<a href="https://www.emarketer.com/content/google-and-facebook-s-digital-dominance-fading-as-rivals-share-grows" target="_blank">下方修正</a>している。<br /><br />　ここで注目したいのが、米国のネイティブ・ディスプレイ広告市場で昨年は80.9%も占めていたソーシャルサイトが今年は73.5%に落ちると見られていることだ。代わって、残りの26.5%が非ソーシャルサイトが占めることになる。今年の非ソーシャルのネイティブ・ディスプレイ広告費は、前年に比べ80%も増えて87.1億ドルに達すると見込まれている。<br /><br />　このように広告市場に揺さぶりをかけようとしているのがAmazonである。非ソーシャルプラットフォームであるAmazonがネイティブ広告市場でも暴れようとしている。同社のディスプレイ広告費は、今年の21.7億ドルから2020年には47.8億ドルに膨らむと見込まれている。今年の米国のインターネット広告市場は1000億ドルの大台に乗せるだろう。これからもGoogleとFacebookによる寡占が一段と進むと見られていたネット広告市場も、その勢力図が塗り替わろうとしているのかもしれない。<br /><br />　米国の2017年の870億ドル（約9兆5700億円）規模に比べると、日本の2017年のインターネット広告市場は電通発表で1兆5094億円とかなり小さいが、大きな時差こそあれインフィード広告の展開でも後追いしている。サイバーエージェント/デジタルインファクトが実施したインフィード広告市場調査では、2017年に前年比36%増の1903億円に達した。今年は同23.1%増の2343億円と予想している。インフィード広告のソーシャルサイトの割合は、昨年が69.2%で、今年は71.2%とほぼ同じと見込まれている。つまり非ソーシャルが約3割となっている。規模こそ米国に比べ小さいが活気があり、似通った動きを見せている。<br /><br /><br />◇参考<br />・<a href="https://www.emarketer.com/content/native-ad-spend-will-make-up-nearly-60-of-display-spending-in-2018" target="_blank">Native Ad Spend Will Make Up Nearly 60% of Display Spending in 2018</a>(eMarketer)<br />・<a href="https://www.marketingdive.com/news/emarketer-native-ad-growth-will-dip-to-31-this-year/521167/" target="_blank">EMarketer: Native ad growth will dip to 31% this year</a>（Marketing Dive）<br />・<a href="http://www.businessinsider.com/the-native-ad-report-forecasts-2016-5?r=US&IR=T&IR=T" target="_blank">Native ads will drive 74% of all ad revenue by 2021</a>（Business　Insider)<br />・<a href="https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=21333" target="_blank">サイバーエージェント、インフィード広告市場調査を実施</a>（サイバーエージェント）<br />・<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000275.000007597.html" target="_blank">SNSでは、約6割が「ハッシュタグ検索よりも、タイムラインで情報収集」</a>（プレスリリース、PR　TIMES)<br />・<a href="https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000237.000007597.html" target="_blank">今後、企業が最も注力したいSNS広告は「LINEのインフィード広告」</a>（プレスリリース、PR　TIMES)<a name="more"></a>

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<title>FBのアルゴリズム変更後、フェイクニュースや偏ったコンテンツが減ったのか</title>
<description>　フェイスブック（FB)への批判は高まる一方である。フェイクニュースの発信・拡散だけではなくて個人情報の不正流用問題も大っぴらになり、メディアや規制当局からのFBたたきが一段と激しくなっている。　特にニュースパブリッシャーは、彼らのプラットフォーマーでもあるFBに対して、自らのメディアを通して、1年少し前から厳しく糾弾し続けていた。それに合わせてニュースパブリッシャーのFB離れが進んだせいなのか、この1年間、FBからパブリッシャーサイトへのトラフィックが減り始めている。　ただ..</description>
<dc:subject>出版　雑誌</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-04-10T16:40:14+09:00</dc:date>
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　フェイスブック（FB)への批判は高まる一方である。フェイクニュースの発信・拡散だけではなくて個人情報の不正流用問題も大っぴらになり、メディアや規制当局からのFBたたきが一段と激しくなっている。<br /><br />　特にニュースパブリッシャーは、彼らのプラットフォーマーでもあるFBに対して、自らのメディアを通して、1年少し前から厳しく糾弾し続けていた。それに合わせてニュースパブリッシャーのFB離れが進んだせいなのか、この1年間、FBからパブリッシャーサイトへのトラフィックが減り始めている。<br /><br />　ただ、トラフィックが減り続けている要因としては、どうもニュースパブリッシャーのFB離れが進んだというよりも、FBが繰り返すニュースフィードのアルゴリズム変更が効いたようだ。でも昨年までのアルゴリズム変更などの対策でニューストラフィックを絞り込んできているのに、フェイクニュースなどの信憑性の無いコンテンツが相変わらず蔓延させているとの非難の声は収まらなかった。<br /><br />　そこで、FBのマーク・ザッカーバーグCEOは新年早々に、ニュースフィードでは友達のコンテンツを優先し、メディアコンテンツの表示頻度を減らしていくことを示唆していた。実際に今年1月中旬からアルゴリズムを大幅に改変し、メディアのニュースコンテンツは信頼できるパブリッシャーの優れた記事に絞ってニュースフィードに表示していくことにした。そのアルゴリズムの変更で、米国の代表的なニュースパブリッシャーがどのような影響を受けていくのかが注目されていた。<br /><br /><strong>FBをたたく一方で、FBへの依存から抜け出せないメディア</strong><br /><br />　まず、米国のパブリッシャーの記事への外部からの参照トラフィックのシェア推移を見てみよう。米トラフィック解析会社Parse.lyが毎日公表している測定結果の過去1年間の推移を図1に示す。FBからニュースパブリッシャーへのトラフィックシェアが、1月中旬のアルゴリズム更新までは明らかに減り続けていた。ところが、アルゴリズム更新以降は、意外にもFBのシェアがわずかだが回復しているのだ。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/ParselyReferral201804.png" target="_blank"><img border="0" alt="ParselyReferral201804.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/ParselyReferral201804-thumbnail2.png" width="450" height="207" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/ParselyReferral201804-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Parse.ly）<br />図1　パブリッシャーへの参照トラフィックの流入元シェア。<br /><br />　米国のニュースパブリッシャーは、FB批判を一段と過熱化させているにも拘わらず、実際には相変わらずFBへのニュースコンテンツの投稿に注力していることが垣間見れる。ミレニアル世代に代表される若い人にリーチするソーシャルプラットフォームとなれば、米国ではやはり嫌でも圧倒的な普及と拡散性の高いFBに頼らざるを得ないからである。<br /><br />　Parse.lyの解析では主要なニュースパブリッシャーが対象となっているので、FBのアルゴリズム改変で大きな打撃を被ったサイトは少ない。残念ながらこの解析からでは、フェイクニュースの状況は読み取れない。そこでトラフィック（ページビュー）シェアではなくて、特定のパブリッシャー別にエンゲージメントの観点でどう変わってきているかを探ってみたい。<br /><br /><strong>本流のニュースパブリッシャーが優遇され、バイラルパブリッシャーが冷遇されている</strong><br /><br />　その点で、メディア分析会社NewsWhipから毎月公表される調査結果は参考になる。同社は、各ニュースパブリッシャーからFBへ投稿した毎月のニュース記事が獲得したエンゲージメント（いいね！数＋コメント数＋シェア数）の総計をはじき出している。図2では、nytimes.com、cnn.com、foxnews.comの有力ニュースサイトに極右ニュースサイトのbreitbart.comを加えた4サイトにおける、エンゲージメント総数（total engagements)と月間記事数の推移を、2017年11月から2018年3月に渡って示している。図3はその棒グラフである。<br /><br />　<a href="http://zen.up.seesaa.net/image/FBEngagement201804gg.png" target="_blank"><img border="0" alt="FBEngagement201804gg.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/FBEngagement201804gg-thumbnail2.png" width="450" height="268" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/FBEngagement201804gg-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（データソース：NewsWhip)<br />図2　代表的なニュースパブリッシャーのエンゲージメント総数と月間記事数<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/FBEngagement201804hh.png" target="_blank"><img border="0" alt="FBEngagement201804hh.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/FBEngagement201804hh-thumbnail2.png" width="450" height="273" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/FBEngagement201804hh-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（データソース：NewsWhip)<br />図3　エンゲージメント総数と月間記事数の推移を棒グラフで表示<br /><br />　nytimes.comなどの有力パブリッシャーが、直近の3月に大幅にエンゲージメント総数を増やしているのが目立つ。中でもcnn.comの急伸ぶりはすさまじい。3月に投稿した5597本の記事が、3600万件以上のエンゲージメント総計を得ている。記事1本あたり7010件ものエンゲージメント（いいね！＋コメント＋シェア）を獲得したことになる。１カ月前の2月には、記事1本あたりのエンゲージメントが4982件であったので、3月に入ってユーザーの反応が一段とアップしたのだ。3月にはエンゲージメントが10万件を超えたcnn.comの記事が66本も数えたというから、FBユーザーに非常に受け入れられたのは間違いない。さらにFBのアルゴリズム変更が、このようなcnn.comの躍進を後押したとも言えそう。<br /><br />　次の図4に、エンゲージメント総数の多かったニュースパブリッシャーのトップ25を掲げる。今年3月のランキングである。ここでは英語のニュースサイトが対象になっている。上位には、nytimes.com、bbc.co.uk、washingtonpost.com、theguardian.comのような本流のニュースパブリッシャーが顔を連ねている。少し前までのランキングで上位を占めていたエンターテイメントパブリッシャーやバイラルパブリッシャーの影は薄くなり、トップ25の下位に少し残っているだけである。FBのアルゴリズム変更で、本流のニュースパブリッシャーが優遇され、バイラルパブリッシャーが冷遇されてきていると見てよさそうだ。<br /><br />　また、偏った記事を連発していた右派ニュースパブリッシャーのbreitbart.comは、1年前まではランキングの10位前後まで上り詰めていたが、この3月には21位に落下していた。一方で、FBは今回のアルゴリズム改変でローカルニュースの優遇もうたっていたが、それに応えるかのように3月にnypost.comがbreitbart.comを追い抜いて20位に初登場したのも興味深い。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/NewsWhipFB201803.png" target="_blank"><img border="0" alt="NewsWhipFB201803.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/NewsWhipFB201803-thumbnail2.png" width="428" height="450" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/NewsWhipFB201803-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：NewsWhip)<br />図4　FBでエンゲージメント総数の多いニュースパブリッシャーのトップ25（2018年3月のランキング）<br /><br /><br /><strong>信憑性のないコンテンツが相変わらずはびこるのか</strong><br />　<br />　このようにFBのアルゴリズム変更で、主流のニュースパブリッシャーが優遇されてきているようである。だからと言って、フェイクニュースや偏ったコンテンツが減ってきているとは言い切れない。主流に乗れていないニュースパブリッシャーは多く存在しており、その中には論理的に欠陥のある信憑性のないコンテンツを垂れ流しているパブリッシャーも少なくない。特に、一昨年の大統領選の時から急増している党派色の強い「ハイパーパルチザン・サイト」が、FBのアルゴリズム変更でどのように扱われているかが気になる。<br />　<br />　「ハイパーパルチザン・サイト」では極端に偏ったコンテンツが目立ち、ファクトチェッカーからたびたび"fake"と判定されている記事を発信しているところも少なくない。NewsWhipは、ハイパーパルチザン的な傾向のある右寄り（保守的）ニュースパブリッシャーと左寄り（リベラル的）ニュースパブリッシャーにおいて、FBのアルゴリズム変更によりエンゲージメント総数がどのような変化したかを公表している。図5で右寄りニュースパブリッシャーが、図6で左寄りニュースパブリッシャーが、FBのアルゴリズム変更前後でエンゲージメントがどう変わってきたかを示している。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/FBEngagement201804bb.png" target="_blank"><img border="0" alt="FBEngagement201804bb.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/FBEngagement201804bb-thumbnail2.png" width="450" height="246" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/FBEngagement201804bb-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：NewsWhip)<br />図5　右寄りニュースパブリッシャーのエンゲージメント。ここでは、Daily Wire, Daily Caller, Breitbart, Gateway Pundit, Western Journal, The Blazeを取り上げている。2017年10月末から2018年2月末までの、週間のエンゲージメント総数の推移を示している。<br /><br /><img border="0" alt="FBEngagement201804cc.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/FBEngagement201804cc-thumbnail2.png" width="450" height="245" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/FBEngagement201804cc-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /><br />（ソース：NewsWhip)<br />図6　左寄りニュースパブリッシャーのエンゲージメント。ここでは、Daily Kos， Raw Story, Opposition Report, Think Progress, Talking Points Memo,Truth Examiner を取り上げている。2017年10月末から2018年2月末までの、週間のエンゲージメント総数の推移を示している。<br /><br />　ここで選ばれているサイトは、わりと名が知られていることもあって、FBのアルゴリズム変更後も浮き沈みがあっても大きく落ち込むことはないようだ。どちらかといえば、左寄りニュースパブリッシャーのほうがエンゲージメントを増やしていている傾向が見られる。<br /><br />　ただしY軸の目盛りを見ると、図5（右寄り）が図6（左寄り）より3倍近く大きくなっている。つまり右寄りニュースパブリッシャーのエンゲージメントが、左寄りサイトよりもぐんと多いエンゲージメントを得ているのだ。でも主流のニュースパブリッシャーとなると、米国ではリベラル派（左寄り傾向）の幅を利かせており、FBのアルゴリズム変更後もその状況は変わっていない。<br /><br />　　FBが1月中旬に実施し始めたアルゴリズム改変は、信頼できるニュースソースの記事を優先し、信頼できないソースの記事を少なくしていきたいという狙いがあった。確かに主流のニュースパブリッシャーのコンテンツは優遇されているようだ。でも、減らしていきたいハイパーパルチザン・サイトのニュースは、アルゴリズム変更以降も以前とほとんど変わらないエンゲージメントを維持しており、FB上での拡散の勢いは衰えていない。<br /><br />　またNewsWhipは、フェイクっぽいニュースを多く流しているサイトとして、Your NewswireやNeon Nettleも調べている。図7に示すようにアルゴリズム変更後も突発的に高いエンゲージメントを得ていた。先ほど両サイトのFBアカウントをチェックしたのだが、Your Newswireは2万8000人超、Neon Nettleは55万人超のフォロワーを抱えていた。言論の自由もあって、こうしたニュースパブリッシャーのアカウントを削除できないのだろう。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/FBEngagement201804dd.png" target="_blank"><img border="0" alt="FBEngagement201804dd.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/FBEngagement201804dd-thumbnail2.png" width="450" height="270" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/FBEngagement201804dd-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：NewsWhip)<br />図7　フェイクニュースを流しているニュースパブリッシャーのエンゲージメント。ここではYour Newswire と Neon Nettleを取り上げている。<br /><br />　NewsWhipは、多くのエンゲージメントを獲得しているニュース記者のランキングも発表した。2018年2月の1か月間に、多くのエンゲージメントを獲得したトップ25の記者の顔ぶれを見て驚いたのだが、上位はほとんどが右寄りのハイパーパルチザン・サイトの記者であった。ファクトチェッカーで"Fake"と烙印を押された記事を投稿している記者も選ばれている。一方で主流メディアや左寄りメディアの記者は影が薄く、ほとんど選ばれていなかった。<br /><br />　直感的に面白そうなフェイクニュースのほうが真実のニュースよりもソーシャルメディアでは持てはやされる、と結論付ける研究論文をよく見かける。どうも今回のアルゴリズムの改変レベルでは、フェイクニュースの蔓延を大きく減らすことは厳しそう。プラットフォーマーに期待を寄せるよりも、ニュース消費者のメディアリテラシーを高めるほうに力を注ぐべきか。<br /><br />◇参考<br />・<a href="https://www.newswhip.com/2018/04/engaged-sites-facebook-march-2018/" target="_blank">These were the most engaged sites on Facebook in March</a>（NewsWhip)<br />・<a href="https://www.newswhip.com/2018/03/facebook-algorithm-guide/" target="_blank">The 2018 guide to navigating the Facebook algorithm changes</a>（NewsWhip)<br />・<a href="http://www.niemanlab.org/2018/03/has-facebooks-algorithm-change-hurt-hyperpartisan-sites-according-to-this-data-nope/" target="_blank">Has Facebook’s algorithm change hurt hyperpartisan sites? According to this data, nope</a>（NiemanLab)<br />・<a href="http://www.niemanlab.org/2018/03/two-months-post-news-feed-tweak-real-news-is-not-drowning-comments-are-growing-and-videos-are-still-winning-newswhip-says/" target="_blank">Two months post-News Feed tweak: real news is not drowning, comments are growing, and videos are still winning, NewsWhip says</a>（NiemanLab)<br />・<a href="https://theoutline.com/post/3599/conservative-publishers-hit-hardest-by-facebook-news-feed-change?zd=1&zi=ocrb4ual" target="_blank">CONSERVATIVE PUBLISHERS HIT HARDEST BY FACEBOOK NEWS FEED CHANGE</a>（The　Outline)<br />・<a href="https://www.politico.com/story/2018/03/29/conservatives-facebook-liberal-bias-490920" target="_blank">Conservative outlets take on Facebook（Politoco)<br /></a><a name="more"></a>

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<item rdf:about="https://zen.seesaa.net/article/457078217.html">
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<title>紙の「雑誌ブランド」はまだ死んでいない、米国で雑誌購読者が増える異変が</title>
<description>　雑誌や新聞のプリント（紙）メディアは読者も広告も減り続けている。雑誌および新聞が提供するコンテンツのニーズは決して減ってはいないのだが、オンラインで提供するようになるにつれ、紙の雑誌や新聞のニーズが萎んでいくのは仕方がないのだろう。　ところが米国では昨年あたりから異変が。紙の雑誌が元気を取り戻しているのだ。3月1日に発行されたThe Hollywood Reporterの最新号も、勢いがはじけていた。エンターテイメント業界紙として評価の高い同誌は、毎年この時期に発行するオス..</description>
<dc:subject>出版　雑誌</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-03-14T13:56:03+09:00</dc:date>
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　雑誌や新聞のプリント（紙）メディアは読者も広告も減り続けている。雑誌および新聞が提供するコンテンツのニーズは決して減ってはいないのだが、オンラインで提供するようになるにつれ、紙の雑誌や新聞のニーズが萎んでいくのは仕方がないのだろう。<br /><br />　ところが米国では昨年あたりから異変が。紙の雑誌が元気を取り戻しているのだ。3月1日に発行されたThe Hollywood Reporterの最新号も、勢いがはじけていた。エンターテイメント業界紙として評価の高い同誌は、毎年この時期に発行するオスカー特集号を目玉にしている。これまでオスカー特集号の総ページ数は160ページ前後だったのが、昨年が188ページに、そして今年がさらに増ページが進み200ページとなった。総ページの半分が広告ページで埋まり、Gucci, Armani 、Rolexなどの有名ブランドが競って広告を出稿している。編集内容も同誌らしい企画で、オスカーに絡ませて#MeToo（セクハラ告発）や Envelopegate（昨年の作品賞誤発表事件）に焦点を当てて、切り込んでいる。<br /><br />　同誌のサイト<a href="www.hollywoodreporter.com" target="_blank">THR.com</a>も元気が良い。米国でのユニークビジター数が2017年には前年比で43%増と急上昇。昨年9月には2350万人に達し、トップクラスのエンターテイメント・ニュースサイトとして雑誌ブランドをバックアップしている。同誌編集ディレクターのBelloni氏も、ブランドを高めることに最も注力していると強調する。<br /><br /><div style="text-align: center"><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/HollywoodReporter2018Oscars.png" target="_blank"><img border="0" alt="HollywoodReporter2018Oscars.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/HollywoodReporter2018Oscars-thumbnail2.png" width="349" height="450" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/HollywoodReporter2018Oscars-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a></div><br />図1　The Hollywood Reporterのオスカー2018特集号の表紙<br /><br /><br /><strong>紙の雑誌からの脱皮、ネット版を加えたオーディエンス増を喧伝しているが・・・</strong><br /><br />　このThe Hollywood Reporterのように、米国の有力雑誌の多くが昨年あたりから、ブランドを武器に勢いづいているのだ。でも少し前まで、ひどい状況から抜け出せそうもなかった。<br /><br />　確かに、雑誌の購読者数や広告売上が落下する一方であった。雑誌社のレイオフは日常茶飯事だし、時には発行部数が100万部を超える雑誌までが広告売上減を理由に突然休刊したり（例えば昨年も、Condé Nast社の女性誌Selfが約150万部を誇っていたプリント版をいきなり休刊させた）、さらにトップ雑誌社のTIMEが身売りされたりと、暗いニュースのオンパレードが続いた。<br /><br />　米雑誌協会（MPA：The Association of Magazine Media）は、加盟雑誌社の各雑誌タイトル別に、販売部数（定期購読数と店頭販売数）や広告ページ数/広告売上高の速報値を定期的に公表していた。だが、リーマンショック以降は雑誌事業の低落する姿を見せつけるだけとなり、弱体化する広告メディアであることを浮き彫りにする結果となっていた。<br /><br />　そこで何とか雑誌産業に明るさをもたらす広報活動をしなければということで、MPAは2014年後半に新たな指標となる「<a href="http://www.magazine.org/magazine-media-360" target="_blank">Magazine Media 360°</a>」を導入した（この<a href="http://zen.seesaa.net/article/409510857.html" target="_blank">ブログ</a>でも紹介）。プリント(紙）版だけではなく雑誌サイトの利用状況も集計し、毎月公表することにした。雑誌メディアの多くがデジタル（ネット）シフトに活路を見出そうしているので、プリント版の利用者①に加えて、次のように②～④のそれぞれの利用者も個別に発表することにした。また利用者をリーダーと呼ばないでオーディエンスと称するようになった。<br /><br />①プリント版（デジタルレプリカ版も含む）：Print+Digital Editions<br />②ウェブ（デスクトップ/ラップトップ）：Web（Desktop/Laptop)<br />③モバイルウェブ：Mobile Web<br />④ビデオ：Video<br /><br />　そこで、雑誌ごとにオーディエンス総計（Total　360°＝①+②+③+④)を発表し、プリント版のオーディエンスを超える多くの人が雑誌メディアに接していることを訴えた。つまり雑誌メディアが幅広くリーチする有効な広告メディアであることを主張したかったのだろう。また各雑誌名を雑誌タイトルと言わないで、雑誌ブランドと呼ぶようにしたのも興味深い。ただ非常に残念だったのは、雑誌タイトルごとに提示していたプリント版の月間広告ページ数や売上高を一般公開しなくなったことだ。<br /><br />　2014年後半から始まった「Magazine Media 360°」の対象となる雑誌ブランドには、米国の伝統的な有力雑誌の大半が含まれている。最近の2017年12月の集計では、32雑誌社の135雑誌ブランドが参加していた。図2に示すように、2017年12月には135雑誌ブランドのオーディエンス総計（Total)が18億1100万人に達し、年々順調に増え続けている。特に②のMobile　Webのオーディエンス、つまりスマホユーザーのオーディエンス増がTotalの底上げに貢献するようになっている。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/E7B1B3E99B91E8AA8C2017Dec.png" target="_blank"><img border="0" alt="米雑誌2017Dec.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/E7B1B3E99B91E8AA8C2017Dec-thumbnail2.png" width="450" height="181" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/E7B1B3E99B91E8AA8C2017Dec-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a>　<br />（ソース：MPA、単位:100万人）<br />図2　雑誌ブランドのチャンネル別のオーディエンスの推移。オーディエンスの総計（Total）は増え続けている。この1年間でも、2016年12月の17億8600万人から、2017年12月の18億1100万人へとリーチを拡大している。注目すべきは、長期にわたって減り続けていたプリント版オーディエンス数が、2016年12月の9億200万人から2017年12月の9億3200万人へと、久々にプラスに転じたことだ<br /><br />　その総オーディエンス数の雑誌ブランド・ランキング（上位25)を、図3で示す。124誌の雑誌ブランドの中で64誌ブランドが、月間1000万人以上の総オーディエンスを抱えている。また2017年の1年間で、75誌ブランドが総オーディエンス数を増やしてきている。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/MPATotal360Top202017.png" target="_blank"><img border="0" alt="MPATotal360Top 2017.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/MPATotal360Top202017-thumbnail2.png" width="444" height="600" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/MPATotal360Top202017-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：MPA、単位：1000人）<br />図3　総オーディエンス（Total）数のランキング。Totalでトップ25の雑誌ブランド（左）と、前年比成長率でトップ25の雑誌ブランド（右）<br /><br />　このように総オーディエンスが増えているのだから、雑誌メディアは衰退しているのではなくて、発展しているのだ。米雑誌協会としては、外部に向かってそのように主張しておきたかったのだろう。<br /><br />　ただ総オーディエンスが増えたということだけで、雑誌メディアが復活しているとは言い切れない。かつてのコンシューマ向け雑誌メディア（プリント版）のオーディエンスは、ほとんどが有料読者であったし、接触時間も比較的長く売上に貢献してくれる優良読者であったとも言える。でも新しい指標の総オーディエンス（Total）には、滞留時間が短い無料のネットユーザーが多く加わってきている。1人当たりの売上貢献の低いネットオーディエンスが増えても、雑誌の収益性がなかなか向上しないのが常である。雑誌のプリント広告売上は長期的に低落しており、そのプリント広告売上の減った分を、ネットオーディエンス向けのデジタル広告で穴埋めできていないのが現状である。<br /><br />　実際、図2でも明らかのように米国の雑誌全体の総オーディエンス（Total）は年々上昇し続けていたのだが、雑誌ブランドからは収益悪化を伝える話が相変わらず多い。雑誌ブランドの収益の柱である広告売上についてMPAが全く公開しなくなったことが、雑誌産業に対する心配を膨らませることにもなった。そこで外部の調査会社のデータを見ることになる。PwCの調査によると、多くの雑誌ブランドはやはり未だにプリント版（紙の雑誌）に大きく依存せざるえないようだ。米国の雑誌メディアの広告売上高は2016年度に166億ドルとなったが、そのうちの62%がプリント広告に頼っていた。また販売売上の紙依存はもっと大きく、売上の87%がプリント版からであった。<br /><br />　若者を中心に紙の雑誌離れが進んでいるにもかかわらず、雑誌ブランドは収益面でプリント版にまだまだ頼ざる得ないのだ。急落していたプリント版のオーディエンス（図2のPrint+Digital Editions）数も2016年ころには下げ止まりの傾向が見られていても、プリント版雑誌への広告離れが相変わらず進んでいた。ところが驚いたことに、昨年（2017年）あたりから、そのプリント版雑誌に追い風が吹き始めたのだ。<br /><br /><br /><strong>大半の雑誌ブランド、プリント版読者を増やしている</strong><br /><br />　1年少し前から、伝統の新聞や雑誌のコンテンツが急に見直されている。トランプ大統領の出現などで、フェイクニュースなどの信用できない情報が、ソーシャルサイトなどを介して氾濫し始めたからだ。信頼できる情報に飢えた人たちが、どうも伝統の新聞や雑誌コンテンツに飛びつき始めているようだ。<br /><br />　有力な伝統的な雑誌メディアや新聞メディアは、社会面や文化面で大きな影響力を米国民に及ぼしてきており、長く培ってきた伝統メディアのブランドへの信頼はまだ根強く残っている。<br /><br />　新聞コンテンツの場合、速報性が要求されるフロー情報が主となるので、プリントよりもデジタル（ネット）版がサービスの中心となる。NTタイムズに代表される高級新聞の有料デジタル版オーディエンスがトランプ大統領就任前後から爆発的に急増している。一方雑誌コンテンツの場合、月刊や週刊で提供する比較的賞味期間の長い情報が主であるため、かならずしもネット版である必要はない。また米国の伝統的な雑誌（紙）は、宅配の定期購読者が多いのが特徴である。時間をかけて企画し熟成されコンテンツを読みやすくレイアウトした紙の雑誌メディアに対し、信頼を寄せる人はもともと多かったが、ここにきて新たに見直されてきているのだ。<br /><br />　図2に示した、雑誌メディアのチャンネル別オーディエンス数の推移でも、プリント版(Print+Digital Editions)オーディエンス数が2016年12月の9億200万人から2017年12月の9億3200万人へと、久々にプラスに転じている。MPAの調査によると、昨年は124誌のうち91誌もの多くの雑誌ブランドで、プリント版のオーディエンス数が増えたというから凄い。プリント版のオーディエンス数にはデジタルのレプリカ版（PDF版など）のオーディエンスも含まれるが、重要なのはいずれも紙向けに制作された雑誌コンテンツの読者ということだ。<br /><br />　そこで、日本でも良く知られている6誌の雑誌ブランドについて、プリント版オーディエンス数の推移を見てみよう。図4に示すように、Sports Illustratedを除く５ブランドで、この1年間（2017年）で増えている。有力誌ともなると、Cosmopolitanが178万人、Peopleが416万人、Timeが186万人のように未だに多くの読者を抱えている上に、昨年は読者を減らさないで増やしている。プリント版コンテンツが廃れていくという動きを吹っ飛ばす出来事である。他にも、The　New　Yorkerが前年比17.5%増、The　Atlanticが同11.3%増のように、プリント版オーディエンス数が2桁台の高成長を示した雑誌ブランドが相次いだ。優良顧客であるプリント版オーディエンス数が増えることにより、多くの雑誌ブランドが久々に活気づいてきた。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/MPAPrintAudience20162017.png" target="_blank"><img border="0" alt="MPAPrintAudience20162017.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/MPAPrintAudience20162017-thumbnail2.png" width="450" height="219" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/MPAPrintAudience20162017-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：MPA、単位：1000人）<br />図4　有力雑誌ブランドのプリント版オーディエンス数<br /><br /><strong>ソーシャルプラットフォームを活用、プリント版コンテンツを補完して雑誌ブランド力を高める</strong><br /><br />　プリント版コンテンツが見直されてきたからと言っても、プリント版に特化した雑誌メディアに戻ろうとはしていない。雑誌ブランドの紙（プリント版）コンテンツに惹きつけるためにも、オンライン（ネット）での展開がより重要になってきているからだ。速報性やマルチメディア性（動画など）、対話性など、プリント版では提供できなかった類のコンテンツを中心にネットで補完することにより、若い人にもプリント版ブランドの存在を知らしめている。<br /><br />　　そこで雑誌ブランドはソーシャルメディアなどを活用して、ネットオーディエンスの確保に競って動いている。幾つかのソーシャルメディアに公式ページや公式アカウントを設け、いいね！数/フォロワー数の獲得に注力してきている。そこで雑誌ブランドのネット上での取り組みを後押しするために、MPAは雑誌ブランド別に代表的なソーシャルメディアにおけるアクティビティー（いいね！数/フォロワー数）を計数し、毎月ランキングを公表している。<br /><br />　以下の図5に、2017年12月のランキングを示す"Social Media Report"の一部を掲げておく。図の左の表で、Facebook、Twitter、 Google+、Instagram、それにPinterestの5サイトにおけるアクティビティー（いいね！数/フォロワー数）総数による雑誌ブランド・ランキング（トップ25)が、右の表でFacebook、Twitter、 Google+、Instagramのそれぞれの雑誌ブランド・ランキング（トップ10)が示されている。<br /><br />　<a href="http://zen.up.seesaa.net/image/MPAMagazineFollowers291712a.png" target="_blank"><img border="0" alt="MPAMagazineFollowers291712a.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/MPAMagazineFollowers291712a-thumbnail2.png" width="394" height="600" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/MPAMagazineFollowers291712a-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：ソース：MPA）<br />図5　ソーシャルメディアのフォロワー数の多い雑誌ブランド（トップ25)。特定SNS（Facebook、Twitter、Instagram）のフォロワー数の多い雑誌ブランド（トップ10）<br />　<br />　MPAに入っている雑誌ブランドはもともとプリント版が中核であり、そのプリント版で培ったブランド力を前面にオンライン版にも拡大展開している。オンライン版オーディエンスは、以前はPC　Web版が多かったが、いまやモバイルWeb版が主流となり、さらにビデオ版が急増し始めている。オンライン版コンテンツも、紙の雑誌ブランド力を高めるものが多く、結果としてプリント版オーディエンスの新規獲得に貢献している。<br /><br /><strong>　伝統雑誌社のほうが伝統新聞社よりも生き延びる？</strong><br /><br />　伝統的な雑誌メディアも新聞メディアも、見直されているといっても厳しい状況は変わらないだろう。明るい展望を開くには、収益の柱となっていた広告売上高の落下を食い止めなければならない。そのためには、プリント版広告で減った分をデジタル広告で補う必要がある。幸い雑誌メディアでは一時的にしろ、プリント版オーディエンス数が上向いたので、プリント版広告売上の落ち込みが少しは鈍りそう。その間にオンラインオーディエンスに向けてのデジタル広告売上を増やしていきたいところだ。<br /><br />　PwCのレポート「Entertainment & Media Outlook」によると、コンシューマ雑誌の広告売上高は2017年の166億ドルから2021年の167億ドルへと、ほぼ同じ売上規模を維持できると予測している。年平均成長率マイナス9.7%で減り続けるプリント広告売上を、同16.7%で増え続けるデジタル広告売上で補っていけると見ているわけだ。2021年における雑誌のデジタル広告売上は99億ドルに達し、プリント広告売上（68億ドル）を大きく上回ると予測している。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/MagazineAdMagNews.png" target="_blank"><img border="0" alt="MagazineAdMagNews.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/MagazineAdMagNews-thumbnail2.png" width="450" height="242" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/MagazineAdMagNews-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（グラフ作成：MarketinCharts.com、データソース：PwC、単位：10億ドル）<br />図6　米国における広告メディア別の広告市場規模。2017年と2021年（予測）のメディア別に市場規模を示している。2021年の雑誌広告売上は167億ドル（デジタル広告は99億ドル）、同年の新聞広告売上は122億ドル（デジタル広告は54億ドル）と予測されている。<br /><br />　PwCのレポートでは、図6のように米国における広告メディア別の広告市場規模を予測していたが、興味深かったのは雑誌と新聞との比較である。2017年における広告売上高は、コンシューマ雑誌も新聞も167億ドル前後と同じ規模であった。ところが2021年の予測では、雑誌の167億ドルに対し新聞は122億ドルと大きく落ち込んでいる。新聞広告が雑誌広告に大きく差を付けられたのは、新聞のデジタル広告の伸びが雑誌に比べ低いからである。雑誌ブランドはオンラインでも、広告に向いた特定分野をカバーするターゲッティングメディアとして成り立つため、ニュース主体の新聞ブランドに比べデジタル広告を獲得しやすいのだろう。<br /><br />　こう見ていくと、米国の雑誌ブランドのほうが新聞ブランドよりも、しぶとく生き延びるのかもしれない。雑誌メディアについてはレイオフや休刊といった暗いニュースが多かったが、信頼の高い雑誌ブランドに対する期待が高待ってきたこともあって、明るい話も増えてきた。2月末に入ってきたThe　Atlanticに関するニュースもそうだ。レイオフが日常化している雑誌業界において、同誌は全従業員の30%増に相当する100人を今後12カ月以内に採用すると発表した。The　Atlanticはこの1年間で購読者数を13%も増やし、さらにサイトのビジター数を25%も増やしたという。ワシントン、ハリウッド、ヨーロッパ、それにテクノロジー分野の編集カバーを強化していく方針である。<br /><br />　今年は、信頼できる情報提供がカギとなりそう。<br /><br />◇参考<br />・<a href="https://www.mediapost.com/publications/article/315286/the-hollywood-reporter-publishes-biggest-oscars.html" target="_blank">'The Hollywood Reporter' Publishes Biggest Oscars Issue, Focuses On #MeToo, Envelopegate</a>（MediaPost)<br />・<a href="http://www.magazine.org/sites/default/files/FINAL%20REPORT%20SMR%20Q4-17_0.pdf" target="_blank">SocialMediaEngagementFactors、2017Qtr4</a>(MPA,magazine.org)<br />・<a href="https://www.marketingcharts.com/television-79007" target="_blank">US Online and Traditional Media Advertising Outlook, 2017-2021</a>(MarketingCharts)<br />・<a href="The Atlantic Plans a Hiring Spree" target="_blank">The Atlantic Plans a Hiring Spree</a>)（NYTimes)<br />・<a href="http://www.foliomag.com/print-still-big-business-magazine-media/" target="_blank">Print Is Still Big Business in Magazine Media</a>（Folio)<a name="more"></a>

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<item rdf:about="https://zen.seesaa.net/article/456427314.html">
<link>https://zen.seesaa.net/article/456427314.html</link>
<title>「メディア」も「プラットフォーム」も信頼できないので、「ジャーナリズム」に頼りたい</title>
<description>　世界的にメディアの信頼が崩壊している。今年の世界経済フォーラム年次総会（ダボス会議）では、昨年に引き続いて、メディアの信頼性危機が議論された。メディアがグローバルに信頼されなくなっている　   一つ前の記事で紹介したエデルマンのグローバルな年次信頼度調査「2018 Edelman　Trust Barometer」でも、ほとんどの国でメディアに対する信頼度が散々な結果となっていた。　この調査では、28カ国の成人に対して、4種の組織（政府、メディア、企業、NGO）のそれぞれに対..</description>
<dc:subject>その他</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-02-07T11:30:08+09:00</dc:date>
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　世界的にメディアの信頼が崩壊している。今年の世界経済フォーラム年次総会（ダボス会議）では、昨年に引き続いて、メディアの信頼性危機が議論された。<br /><br /><strong>メディアがグローバルに信頼されなくなっている</strong><br /><br />　   一つ前の<a href="http://zen.seesaa.net/article/456525310.html" target="_blank">記事</a>で紹介したエデルマンのグローバルな年次信頼度調査「2018 Edelman　Trust Barometer」でも、ほとんどの国でメディアに対する信頼度が散々な結果となっていた。<br /><br />　この調査では、28カ国の成人に対して、4種の組織（政府、メディア、企業、NGO）のそれぞれに対する自国民の信頼度を測った。一般層(回答者全体）と知識層(富裕層が多い）に絞って、それぞれが各組織をどの程度信頼しているかの結果を、以下に示す。<br /><br />*一般層国民の各組織に頼する信頼度（％）<br />・NGO：53<br />・企業：52<br />・政府：43<br /><strong>・メディア：43</strong><br /><br />*知識層国民の各組織に頼する信頼度（％）<br />・NGO：64<br />・企業：64<br />・政府：53<br /><strong>・メディア：53</strong><br /><br />　一般層国民からも知識層国民からもメディア組織に対する信頼度が、政府組織と並んで最も低くなっている。国別に一般層国民のメディアに対する信頼度を比べると、図1のようになる。28カ国の中で22カ国の一般層国民が自国メディアを信頼していなかった（信頼度が40%以下）。この中で、自国メディアを信頼している国は、中国、インドネシア、インドのわずか3国である（信頼度が60%以上）。中国が高くて、日本が低くなっている理由として考えられる背景は<a href="http://zen.seesaa.net/article/456525310.html" target="_blank">こちらで</a>）<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanMediaTrust2018.png" target="_blank"><img border="0" alt="EdelmanMediaTrust2018.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanMediaTrust2018-thumbnail2.png" width="450" height="190" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/EdelmanMediaTrust2018-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Edelman)<br />図1　一般層国民のメディアに対する信頼度（国別）。28カ国の中で22カ国の一般層国民は自国メディアを信頼していない（信頼度が40%以下）<br /><br /><strong>プラットフォームもメディアの仲間入りに</strong><br /><br />　ただ、ここで問題となるのは、一般のオーディエンスがメディアをどのような範ちゅうで捉えているかである。かつてのように、新聞、TV、雑誌、ラジオのような伝統的なマスメディアだけが対象ではない。当然、デジタルオンリーの新興メディアも含んでいる。さらにフェイスブックやツイッターのようなSNSや、グーグルのような検索、それにFlipboardのようなアグリゲーターといった、いわゆるプラットフォームも、メディアと見なす人が増えている。実際に65%もの人は、いろんなプラットフォームを介してニュースを消費しているという。<br /><br />　プラットフォームで出会った記事を、実際にはパブリッシャーが編集・制作したのにもかかわらず、プラットフォームの記事として読んでいる人が少なくない。つまり誰が作った記事（どのメディアブランドの記事）かを気にしない人が若者を中心に増えている。たとえばワシントンポストの記事をフェイスブックで読んだ人の中には、フェイスブックの記事と思いこんでいたりしている。<br /><br />　そこでエデルマンは、一般人のメディア・イメージを次の図2のように描いた。パブリッシャーに加えてプラットフォームも含んでいる。パブリッシャーとしては、89%の人がジャーナリストを、40%の人がブランドを、23%の人がインフルエンサーを念頭に入れている。またプラットフォームとしては、48%がソーシャルを、41%がニュースアプリを、25%が検索を想定している。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanMediaPlatformPublisher2018a.png" target="_blank"><img border="0" alt="EdelmanMediaPlatformPublisher2018a.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanMediaPlatformPublisher2018a-thumbnail2.png" width="450" height="433" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/EdelmanMediaPlatformPublisher2018a-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Edelman)<br />図2　一般国民が考えているメディアとは<br /><br />　メディアの信頼度が落ちてきたと言っても、その回答者が定義しているメディアには、バイラル性重視の新興パブリッシャーも含むだけだはなくて、フェイクコンテンツを拡散させがちなプラットフォームも含んでいるわけだ。特に最近は、プラットフォームがフェイクニュースを蔓延させたとして矢面に立たされているだけに、メディアの評判が悪くなるのは仕方がない。<br /><br />　でも、オリジナルコンテンツを編集し制作しているパブリッシャーからすれば、外部のコンテンツを流通させているプラットフォームと同じメディア仲間に入れられるのは面白くない。特に、ジャーナリズムが看板のパブリッシャーからすれば、プラットフォームとの道連れにされて信頼のないメディア仲間と見られては、我慢ならないだろう。<br /><br />　<strong>ジャーナリズムの信頼度がプラットフォームを凌ぐ</strong><br /><br />　そこで、パブリッシャーとプラットフォームとを別々に、オーディエンスがどの程度信頼しているかを知りたくなる。ただパブリッシャーでもフェイクニュース・サイトのように全く信頼できないものも少なくない。そこでパブリッシャーを89%の人がジャーナリストと想定していたので、ジャーナリズムとプラットフォームとを対比させて、それぞれの信頼度をエデルマンが比較した。一般ニュースや情報のソースとして、ジャーナリズムに対する信頼度とプラットフォームに対する信頼度が、2012年から2018年までどのように推移しているかを示したのが図3である。<br /><br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanTrustPlatformDeclineJournalismRebound2018.png" target="_blank"><img border="0" alt="EdelmanTrustPlatformDeclineJournalismRebound2018.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanTrustPlatformDeclineJournalismRebound2018-thumbnail2.png" width="450" height="216" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/EdelmanTrustPlatformDeclineJournalismRebound2018-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Edelman)<br />図3　ジャーナリズムとプラットフォームの信頼度。プラットフォームの信頼度が下降する一方で、ジャーナリズムの信頼度が跳ね上がっている。<br /><br />    新聞のようなジャーナリズムを標榜しているパブリッシャーに対する信頼度も、長期的には低迷していた（例えば<a href="http://zen.seesaa.net/article/405602978.html" target="_blank">ギャラップの調査</a>）。どうしても上から目線の習性から抜け出せないことと、消費者主導のネットメディアの台頭もあって、ジャーナリズムの看板があまりアピールしなくなっていたようだ。<br /><br />　2015年には何と、ジャーナリズムの信頼度がプラットフォームの信頼度よりも低くなっていた。この当時はまさに、フェイスブックがソーシャル・プラットフォームとしてメディアに対して圧倒的な影響力を及ぼし始めていた頃である。ジャーナリズムとは縁遠いバイラルメディアが人気沸騰していた時期でもある。また爆発的に増えるコンテンツに対応して、フィルタリング（時にはパーソナル対応で）してくれるプラットフォームに信頼を寄せるオーディエンスが多かったということでもある。<br /><br />　でもプラットフォームにおいては、信頼性よりもバイラル性の高いコンテンツがやたら目立つようになり、さらに米大統領選の時期にも重なる2017年前後からフェイクコンテンツが一段と増えてきた。このため、プラットフォームの信頼度は下降し始めた。2018年も前年比2%ダウンの51%に落ち込んだ。<br /><br />　信頼性が欠けるバイラルコンテンツが蔓延するに伴い、信頼性の高いコンテンツを守りたいというニーズが沸き上がってきた。トランプ氏の台頭でフェイクコンテンツが市民権を得たかのように世界中で出回っていることに対する危機感も高まってきた。そうした中で、影が薄くなっていたジャーナリズムが再び一般人の間でも脚光を浴びてきた。2018年のジャーナリズムに対する信頼度は、前年比5%ポイント増の59%へと急上昇したのだ。<br /><br />　米国ではこの1年間、トランプ特需の追い風で、ジャーナリズムを看板にしたニュース・パブリシャーの人気が勢いよく盛り返している。ＮＹタイムズやワシントンポストなどの電子版の有料購読者数が記録的に急増した。<br /><br />　先の図3は28カ国での平均値であるが、以下の図4では国別のジャーナリズムとプラットフォームの信頼度を示している。28カ国中21カ国で、ジャーナリズムの信頼度がプラットフォームを上回っていた。主に先進国を中心にその差が拡大しているのは、プラットフォームの信頼度が多くの国で降下したからである。なかでも米国は、プラットフォームに対する信頼度が昨年の53%から今年は42%と11ポイントも急落し、ジャーナリズムとの差が11ポイントに拡大した。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanJournalismPlatformTrust2018.png" target="_blank"><img border="0" alt="EdelmanJournalismPlatformTrust2018.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanJournalismPlatformTrust2018-thumbnail2.png" width="450" height="219" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/EdelmanJournalismPlatformTrust2018-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />◇（ジャーナリストの信頼度）-（プラットフォームの信頼度）＝差<br />ドイツ：(61%）-（40%）＝21<br />フランス：(57%) -（40%)＝17<br />英国：（53%) - (36%)＝17<br />米国：（53%) - (42%)＝11<br />中国：（77%）-（68%)＝9<br />日本：（41%) - (37%)＝4<br />ロシア：（51%) - (47%)＝4<br />インド： (74%)　-（73%)＝1　<br />（ソース：Edelman)<br />図4　国別のジャーナリズムに対する信頼度（上段）とプラットフォームに対する信頼度（下段）。中段に両者の差を示している。<br /><br /><strong>パブリッシャーとプラットフォームとの綱引きが始まる</strong><br /><br />　このようにプラットフォームに対する信頼が急降下するまでは、オンラインパブリッシング事業の展開がプラットフォーム側の優位な形で進められていた。その結果として、プラットフォームというメディアがぼろ儲けし、パブリッシャーという本来のメディアがほとんど儲からない流れになっている。それも広告収益がグーグルとフェイスブックの2大プラットフォームに集中し、2社だけで世界のオンライン広告市場の60%以上も占有してしまっている。このままだと、2社の占有率が今後さらにその拡大していこうとする勢いにある。<br /><br />　ところがここにきて、2大プラットフォームに対する批判の炎が燃え盛っている。個人情報収集に絡んで広告寡占に規制当局が監視を強めだしているし、それにフェイクコンテンツの拡散問題などで世間のプラットフォームを見る目も一段と厳しくなってきた。そして今回のエデルマンの調査でも見られるように、プラットフォームがオーディエンスからの信頼を失ってきているのに対し、ジャーナリズムを標榜するパブリシャーに信頼を寄せたいという声が大きくなってきている。オンラインメディア産業の主導権をプラットフォームから奪回できる絶好の時期かもしれない。<br /><br />　そこで今、米国のパブリッシャーが攻撃の標的としているプラットフォームは、フェイスブックである。ソーシャルプラットフォームとして圧倒的な影響力を駆使するフェイスブックに、米国の大半のパブリッシャーがこの数年、依存の度合い高めてきていた。そして今やパブリッシャーの浮沈が、フェイスブックのニュースフィード・アルゴリズムに大きく左右されかねない状況に至っている。<br /><br />　パブリッシャーとしては、フェイスブック依存を減らしたい。すでに他のプラットフォームへの投稿に力を入れ、フェイスブック離れに動くパブリッシャーも出てきた。さらにパブリッシャーが組んで、自分たちのためのプラットフォームを構築する動きも出てきた。フェイスブックの言いなりにならないよとの姿勢をアピールしているのだ。<br /><br />　一方でフェイスブックは、本来のコミュニティーサービスを強化する一環で、昨春あたりからメディア（パブリッシャー）のコンテンツをかつてほど優遇しなくしている。またフェイクニュース拡散の批判を受けたこともあって、信憑性に疑いのあるグレイゾーンのニュースコンテンツまでも削除し始めていた。もともとCEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、フェイスブックがメディアではないと言い張り、コンテンツの責任をあいまいにしていた。だが、ロシア疑惑のフェイクコンテンツなどに絡んで米議会から突き上げを受けたりして、プラットフォームであってもコンテンツの責任を負わざる得ない情勢になってきた。<br /><br />　こうした流れに嫌気をさしたのか、ザッカーバーグ氏は新年早々に、友達のコンテンツをニュースよりもフィードで優先表示すると明言した。まるで、ニュースパブリッシャー向けのプラトフォームの役割を放棄するかも知れないぞとの牽制球でもある。<br /><br />　対するパブリッシャー各社は交渉力を高めるためにも、無責任な行動をとっているとフェイスブック叩きに躍起になっていた。フェイスブックが強力に推し進めているインスタント記事での投稿を有力パブリッシャーが次々と止めているように、フェイスブック離れをしきりに臭わせている。だがそんなに気に入らないなら、思い切ってフェイスブックへの投稿を止めるかと言えばそんなことはない。<br /><br />　ザッカーバーグ氏がニュースフィードからニュース表示を減らしたいとする発言に対し、パブリッシャー側からフェイスブックと縁を切るとの反応は出てこない。それどころか冷遇しないでほしいとの反応が大勢であった。自メディアの記事でフェイスブック叩きに熱心だったパブリッシャーでも、、殺さないでと訴える者も現れる。つまりフェイスブックなしでは生存できないパブリッシャーもいるわけだ。分散型メディアが定着してきたといっても、分野にもよるがフェイスブックの代替となるような強力なソーシャルプラットフォームが存在しないことも確かである。<br /><br />　ザッカーバーグ氏もニュースフィードのアルゴリズム変更を明らかにした後に、パブリッシャーに配慮したのか、フィードに占めるニュースの割合を5%から4%に減らすと、すぐに追加説明した。パブリッシャーのニュースコンテンツを1%減らすことはパブリッシャーを冷遇しているかのように思えるが、フィード内に4%の割合でニュースを表示すると明言したことは、これからもパブリッシャーのためにプラトフォームの役割を果たしていくとの宣言でもある。<br /><br />　ここで重大なことは、フィード内には信頼できるニュースを優先表示すると発表したことだ。メディアではないと言い張ってコンテンツの責任を回避していたフェイスブックも、プラットフォームだからといって信頼できないコンテンツを垂れ流すことが許されなくなってきている。エデルマンによると一般人の定義では、プラットフォームもメディアである。だからフェイスブックは、一般人から見ればメディアなのである。先に述べたように、問題はそのメディア自体が世界的に信頼を失ってきていることだ。<br /><br />　そこで、ジャーナリストによるパブリッシャーに信頼できるコンテンツを期待したい。フェイスブックが信頼できるニュースを優先表示すると明らかにしたが、それは信頼できるパブリッシャーのニュースを優先表示するということである。エデルマンの調査では、信頼できるパブリッシャーとは、ジャーナリストによるパブリッシャーとなる。<br /><br />　そこで浮上してきた次の難題は、信頼できるパブリッシャーをどのように選別するかである。フェイスブックはその選別を、オーディエンス（ユーザー）の評価に委ねようとする。メディアとして受け入られ始めているフェイスブックが、配送するコンテンツに責任を持っていこうとするなら、自らコンテンツの価値を判定しなければならないはずだが。<br /><br />　ユーザーの評価であろうと、自らの手による評価であろうと、外部から厳しく批判されるのは避けられない。どっちみち新しいコンテンツの価値評価方式によってパブリッシャーが格付けされ、それに従ってニュースフィードに優先表示されていく。評価されるパブリッシャーの立場は微妙である。自分たちのメディアを通してこの成り行きを盛んに報道し始めている。フェイスブック叩きだけでは済まない。高く格付けされたパブリッシャーが浮上し、低く見積もられたパブリッシャーは沈みかねない。<br /><br />　ジャーナリズムを看板にしたNYタイムズなどは、信頼度の高いパブリッシャーとして上位に格付けされるのだろう。ファイスブックとしても、自分たちのブランドを高めるためにも、フィードにNYタイムズのような質の高いニュースを優先して表示したいはず。またトランプ大統領お気に入りのフォックスニュースや、極右のブライトバート・ニュースがどのように格付けされるか興味深い。<br /><br />　これからフェイスブックとパブリッシャーの間で、この格付け問題を中心に、綱引きが始まる。はたしてパブリッシャー側が主導権を握れるのだろうか。<br />　<br />◇参考<br />・<a href="http://www.bbc.com/news/business-42834204" target="_blank">President Trump's challenge to media credibility</a>(BBC)<br />・<a href="https://www.edelman.com/trust-barometer/" target="_blank">2018 Edelman TRUST BAROMETER</a>（ Edelman）<br />・<a href="http://cms.edelman.com/sites/default/files/2018-01/2018_Edelman_Trust_Barometer_Global_Report_Jan.PDF" target="_blank">2018 Edelman　Trust Barometer　Global Report：PDF版</a>（ Edelman）<br />・<a href="https://mondaynote.com/its-time-for-journalism-to-build-its-own-platforms-ef0d8297af7e" target="_blank">It’s time for journalism to build its own platforms</a>(Monday　Note)<br />・<a href="http://www.huffingtonpost.jp/kazuhiro-taira/facebook-media-4_a_23338970/" target="_blank">メディアの「信頼度」をフェイスブックがアンケートで決める｜2018年、メディアのサバイバルプラン（その4）</a>（HuffPost　Japan)<a name="more"></a>

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<title>国民の信頼が最も低い米国と、最も高い中国：エデルマン調査より</title>
<description>　米国は国民から最も信頼されていない国に、一方で中国は最も信頼されている国に・・・。　世界経済フォーラム年次総会（ダボス会議）のセッションでも紹介されていた、エデルマンの信頼度調査によると、国民の自国に対する信頼度ランキングで米国が最下位近くに急落したの対して、中国はランキングのトップに躍り出たのだ。　エデルマンの「2018 Edelman　Trust Barometer」は年次のグローバルな信頼度調査で、今年は18年目。今回は2017年10月28日から11月20日にかけて、..</description>
<dc:subject>新聞　ニュース</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-01-30T07:00:00+09:00</dc:date>
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　米国は国民から最も信頼されていない国に、一方で中国は最も信頼されている国に・・・。<br /><br />　世界経済フォーラム年次総会（ダボス会議）のセッションでも紹介されていた、エデルマンの信頼度調査によると、国民の自国に対する信頼度ランキングで米国が最下位近くに急落したの対して、中国はランキングのトップに躍り出たのだ。<br /><br />　エデルマンの「2018 Edelman　Trust Barometer」は年次のグローバルな信頼度調査で、今年は18年目。今回は2017年10月28日から11月20日にかけて、28カ国で実施したものである。18歳以上の各国1,150人を調査回答者とし、その中に各国200人（米国と中国においては500人）の知識層も含む。知識層は学歴が大卒以上の25～64歳の大人で、年収が上位25％以内のかなり裕福な層と言えそう。<br /><br />　調査では、一般層の国民と、さらに知識層に絞った国民を対象に、各国で自国の公の組織に対する国民の信頼度を測った。その結果の国別ランキングが、図1（一般層）と図2（知識層）である。組織としては企業、政府、メディア、NGOの4種があり、4種に対する信頼度の平均値が、図1と図2に示されている。エデルマンの評価によると、信頼していると答えた割合が60%を超える国は国民から信頼されており、50%～59%だと中立の国で、49%以下だと国民から信頼されていない国としている。図1および図2では、1年間の変化を見るために前年の信頼度も掲載している。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/Edelmans2018E59BBDE6B091.png" target="_blank"><img border="0" alt="Edelmans2018国民.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/Edelmans2018E59BBDE6B091-thumbnail2.png" width="321" height="450" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/Edelmans2018E59BBDE6B091-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Edelman)<br />図1　一般層国民の自国組織に対する信頼度ランキング。この1年間で一般層国民の信頼度を落とした国は、-9ポイントの米国と-5のイタリア。逆に信頼度をアップさせた国は、+7の中国を筆頭に+6の韓国やUAEなど。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/Edelmans2018E59BBDE6B091E79FA5E8AD98E5B1A4.png" target="_blank"><img border="0" alt="Edelmans2018国民知識層.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/Edelmans2018E59BBDE6B091E79FA5E8AD98E5B1A4-thumbnail2.png" width="305" height="450" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/Edelmans2018E59BBDE6B091E79FA5E8AD98E5B1A4-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Edelman)<br />図2　知識層国民の自国組織に対する信頼度ランキング。知識層の信頼度を大きき落とした国は-23の米国で、信頼度を上げた国は+9のアルゼンチンとスエーデンなど。<br /><br /><br />　一般層国民の自国組織に対する信頼度ランキング（図1）で、米国は昨年は52%で中立であったが、今年は43%と信頼されない国に格下げされている。さらに知識層のランキング（図2）で、昨年は68%と信頼されていたのに、今年は45%と最下位に転落し、調査対象の28カ国中最も信頼されていない国に成り下がっている。<br /><br />　対照的に中国は、一般層国民の信頼度が74%、知識層国民からの信頼度が83%へとアップし、トップにランクされた。最も自国民から信頼されている国となっている。　今回の調査結果で話題になったのはやはり、トランプ氏が米大統領に就任してからの1年間で、米国社会の信頼が崩壊していることを浮き彫りにしたことである。過去18年間の調査で見られなかった劇的な変化を見せつけてくれた。まず一般層米国民は昨年の52%から今年の43%へと9ポイントも一気に信頼度を下げた。さらにトランプ大統領が嫌う知識層国民の反発も凄まじい。1年前には68%と信頼されていたのに、大統領に就任後の今年は45%に急降下し最も信頼されていない最下位に転落してしまったのだ。逆に中国は、一般層国民からの信頼度も知識層国民からの信頼度もこの1年間でアップし、ともにランキングのトップの座に上りつめた。<br /><br />　日本人は公の組織をもともと信頼していないのか、一般層国民および知識層国民の信頼度がともにかなり低い。昨年と比べ信頼度はあまり変わっていないが、ランクは最下位近くに低迷している。膨らむ一方の将来への不安に対して、組織がしっかりと対応してくれているとは思えないからか。問題先送りが多すぎては仕方ないのかも。<br /><br /><strong>政府、メディア、企業に対する個別の信頼度でも、中国は上昇し米国は降下</strong><br /><br />　次に、4種の組織（政府、メディア、企業、NGO）のそれぞれに対する自国民の信頼度がこの3年間でどう変化しているかを、日本（図3）、米国（図4）、中国（図5）の各国で見ていこう。<br /><br />　日本人はどの組織に対してもあまり信頼していないが、やはりメディアに対する信頼度の低さが気になる。今回も信頼している回答者が32%しかいなかった。ここでメディアとは、伝統および新興のパブリッシャーだけではなくて、ソーシャルメディアのプラットフォームも含んでいる。<br />　　<br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanTrustJapan2018.png" target="_blank"><img border="0" alt="EdelmanTrustJapan2018.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanTrustJapan2018-thumbnail2.png" width="450" height="223" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/EdelmanTrustJapan2018-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Edelman)<br />図3　日本人の組織（政府、メディア、企業、NGO）に対する信頼度<br /><br />　米国人はこの1年間、どの組織に対しても信頼度を落としており、その凋落ぶりは図4に示すように凄まじいが、中でも当然のように政府に対する信頼度が14ポイント・ダウンと急降下しているのが際立っていた。さらに知識層に絞ると、政府への信頼度が昨年の63%から今年の33%へと30ポイントもダウン、半減してしまっていた。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanTrustUS2018.png" target="_blank"><img border="0" alt="EdelmanTrustUS2018.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanTrustUS2018-thumbnail2.png" width="450" height="330" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/EdelmanTrustUS2018-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Edelman)<br />図4　米国人の組織（政府、メディア、企業、NGO）に対する信頼度。<br /><br />　中国国民の自国組織に対する信頼アップに、トランプ大統領の行動が追い風となったと言える。一党独裁制で政治的自由や報道の自由に制約が多いにもかかわらず、政府やメディアなどへの信頼が高くなっている。昨年は信頼度が下がり気味であったが、2018年に一転して急上昇している。特に一般層国民からの信頼が厚くなっているのが目立つ。一般層の政府に対する信頼度が76%から84%へと8ポイントも、企業に対する信頼度が67%から74%へと7ポイントも、1年間でアップしいるのだ。<br /><br />　政府や企業やメディアの後押しもあって生活が豊かになったお蔭で、中流階級からの信頼が高くなっているようだ。例えば、政府の保護政策の後押しもあってアリババやテンセントのようなネット企業が大躍進し、さらにグローバルに拡大していることをメディアを通して知らされる。中国国民が活躍できる仕事の場をグローバルに用意してくれているのも、政府が進める一帯一路政策のお蔭である。<br /><br />　政治的な自由がないことに対する不満があっても、今はグローバル展開で経済的に豊かにしてくれる組織を信頼しておきたいということか。反グローバルのトランプ政権が居座っている限りにおいては、中国人の自国組織への信頼はしばらく揺るぎそうもない。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanTrustChina2018.png" target="_blank"><img border="0" alt="EdelmanTrustChina2018.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/EdelmanTrustChina2018-thumbnail2.png" width="450" height="298" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/EdelmanTrustChina2018-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Edelman)<br />図5　中国人の組織（政府、メディア、企業、NGO）に対する信頼度<br /><br /><br /><strong>グローバルな好感度も、中国はアップし米国はダウン</strong><br /><br />　ともかく、打算的にしろ中国人は自国の組織を信頼しているが、海外の人は中国をどう見ているのだろうか。 Pew Research Centerが昨年春に実施した「Global Attitudes Survey」が興味深い。37カ国で各国1000人前後の大人を対象に行った調査である。<br /><br />　国際的な問題の対応について、習近平国家主席とトランプ大統領に対するグローバルな信頼度は図6のようになった。両者ともあまり信頼されていない。習近平氏は37カ国の人の28%からしか信頼されていない。それでも、22%%の人からしか信頼されていないトランプ大統領よりもましだが。この調査時からほぼ1年近くになる現在では、グローバル派となっている習近平氏の信頼度が、反グローバル派のトランプ氏をさらに大きく引き離しているかもしれない。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/PewXiTrumpConfidence2017.png" target="_blank"><img border="0" alt="PewXiTrumpConfidence2017.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/PewXiTrumpConfidence2017-thumbnail2.png" width="246" height="159" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/PewXiTrumpConfidence2017-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Pew Research Center）<br />図6　習近平国家主席とトランプ大統領に対する信頼度<br /><br />　政治リーダーに対する信頼度が低い国では、その国に対する好感度も低くなるだろう。政治的や経済的な自由が高いとされる米国に対するグローバルな好感度は、もともと高かった。でも図7のように、世界の成人たちが中国と米国に対してそれそれ好意的に見ている割合は、ほぼ同じになってきた。現在、同じ調査を実施すれば、中国の方が好きと答える人の割合が多くなっているかもしれない。ほぼ1年前でも、18歳から29歳の若年層では、中国が好きと答えた割合がグンと増えていた。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/PewViewChinaUS2017.png" target="_blank"><img border="0" alt="PewViewChinaUS2017.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/PewViewChinaUS2017-thumbnail2.png" width="265" height="311" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/PewViewChinaUS2017-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Pew Research Center）<br />図7　中国や米国に対して好きな国と答えた割合。<br /><br />　中国に対する好感度を国別に示したのが次の図8である。特に、領土問題や安全保障などの利害関係がないアフリカや南米では、経済大国である中国に対する好感度は極めて高い。逆に日本人は中国を嫌っている。領土問題などで衝突しているベトナムと並んで、中国嫌いが際立っていた。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/PewViewsofChina2017.png" target="_blank"><img border="0" alt="PewViewsofChina2017.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/PewViewsofChina2017-thumbnail2.png" width="333" height="693" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/PewViewsofChina2017-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Pew Research Center）<br />図8　中国に対する好き嫌いの割合（国別）<br /><br />◇参考<br />・<a href="https://www.edelman.com/trust-barometer/" target="_blank">2018 Edelman TRUST BAROMETER</a>（ Edelman）<br />・<a href="http://cms.edelman.com/sites/default/files/2018-01/2018_Edelman_Trust_Barometer_Global_Report_Jan.PDF" target="_blank">2018 Edelman　Trust Barometer　Global Report：PDF版</a>（ Edelman）<br />・<a href="https://edelman.jp/insight/trust-barometer2017" target="_blank">トラストバロメーター2017</a>（ Edelman Japan）<br />・<a href="http://www.pewglobal.org/2017/07/13/more-name-u-s-than-china-as-worlds-leading-economic-power/" target="_blank">Globally, More Name U.S. Than China as World’s Leading Economic Power</a>（Pew Research Center）<a name="more"></a>

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<title>メディアに好かれる「グーグル」と、メディアに嫌われる「フェイスブック」</title>
<description>　メディア会社はグーグルに対し好意的になっているが、フェイスブックを嫌っているようだ。　オンラインのニュースメディア市場では、テック会社であるプラットフォームの力が強大化し、メディア会社の主導性が損なわれようとしている。先月（2017年12月）、ロイター（ Reuters Institute for the Study of Journalism and the University of Oxford）がグローバルの主要パブリッシャーの主導者を対象に実施した調査によると、パ..</description>
<dc:subject>新聞　ニュース</dc:subject>
<dc:creator>田中善一郎</dc:creator>
<dc:date>2018-01-21T14:15:18+09:00</dc:date>
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　メディア会社はグーグルに対し好意的になっているが、フェイスブックを嫌っているようだ。<br /><br />　オンラインのニュースメディア市場では、テック会社であるプラットフォームの力が強大化し、メディア会社の主導性が損なわれようとしている。先月（2017年12月）、ロイター（ Reuters Institute for the Study of Journalism and the University of Oxford）がグローバルの主要パブリッシャーの主導者を対象に実施した調査によると、パブリッシャーの半分近い44%が1年前に比べプラットフォームの影響力が増していることに警戒心を抱いていると答えた。警戒していないパブリッシャーはわずか7%しかいなかった。<br /><br />　では現時点で、パブリッシャーが主要プラットフォームのそれぞれをどう見ているかのだろうか。各プラットフォームに対して肯定的見方から否定的見方まで5段階で評価したスコア結果が興味深い。図1に示すように、最も高いスコアを得たのがグーグルで、最も低かったのがフェイスブックとなっていた。スコアが3以上のプラットフォームが、パブリッシャーから好意的に見られていることになる。<br /><br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/ReutersDigitalLeaderPlatform2017.png" target="_blank"><img border="0" alt="ReutersDigitalLeaderPlatform2017.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/ReutersDigitalLeaderPlatform2017-thumbnail2.png" width="450" height="207" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/ReutersDigitalLeaderPlatform2017-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（ソース：Reuters Institute for the Study of Journalism）<br />図1　パブリッシャーがポジティブに捉えているプラットフォームと、ネガティブに捉えているプラットフォーム。<br /><br />　今回の調査では、欧州を中心に米、豪、日本、韓国、ケニアなどを含む29か国の伝統メディアや新興メディア（デジタルオンリー）のリーダー（CEOや編集責任者など）194人を対象に実施した。通常ロイターのこの種の調査では、ニュースメディアが主対象となる。<br /><br />　　オンラインメディアはこぞって、オーディエンスとの出会いの場としてプラットフォームへの依存を高めている。その中で際立っているのが、検索エンジンのグーグルとSNSのフェイスブックである。米国だけではなくて欧州や途上国も含めた世界のパブリッシャーにとって、両巨人への依存が非常に高くなっている（例外的に日本は、中国やロシアと同様、Facebookにあまり依存していない。<a href="http://zen.seesaa.net/article/442444056.html" target="_blank">「FBに頼る海外のニュースメディア、FBに頼らない日本のニュースメディア」</a>を参照）。<br /><br />　米トラフィック解析会社Parse.lyの測定結果からも両巨人の突出が明らかである。米国のオンラインパブリッシャーの記事への外部からの参照トラフィックのシェアを見ても、最近の1年間でも図2のように、3位以下を大きく引き離してグーグルとフェイスブックが競い合っている。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/ReferralTrafficParsely20180117a.png" target="_blank"><img border="0" alt="ReferralTrafficParsely20180117a.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/ReferralTrafficParsely20180117a-thumbnail2.png" width="450" height="271" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/ReferralTrafficParsely20180117a-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />(ソース：Parse.ly)<br />図2 パブリッシャーへの参照トラフィックの流入元シェア。<br /><br /><strong>参照トラフィックでもグーグル検索がフェイスブックSNSに大逆転<br /></strong><br />　もともと4年前頃までは、グーグル検索からのトラフィックを増やすことに、パブリッシャーは躍起になっていた。ところが「検索」から「ソーシャル」への流れがモバイルシフトに乗じて加速化し、2年半ほど前に一つの転換期を迎えた。Parse.lyの測定で、オンラインメディア（デジタルパブリッシャー）への外部トラフィックで、フェイスブックがグーグル検索に2015年6月に追い抜いついたからだ。それ以降、次第に両者の差は開くようになり、一時、米メディアサイトへの全流入トラフィックのうちの45%前後がフェイスブックから、35%前後がグーグル検索からとなり、フェイスブックが事実上独走態勢に入ったかのように思えた。パブリッシャーは競って、フェイスブックに記事を投稿するようになった。<br /><br />　ところが、<a href="http://zen.seesaa.net/article/452826432.html" target="_blank">「メディア接触の主導権争い、「フェイスブック」の独走に「グーグル検索」が奪回迫る」</a>で紹介したように、昨年の初夏あたりから、グーグル・トラフィックが巻き返しフェイスブック・トラフィックに追いつき追い抜き始めたのだ。さらに昨年の秋以降は、図2でもはっきりと見られるように、グーグルのシェアが急上昇しフェイスブックが急降下していった。図3の直近の1か月間のシェア推移からも、両者のトラフィック差が2倍に広がってしまった言える。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/ReferralTrafficParsely20180117b.png" target="_blank"><img border="0" alt="ReferralTrafficParsely20180117b.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/ReferralTrafficParsely20180117b-thumbnail2.png" width="450" height="274" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/ReferralTrafficParsely20180117b-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />(ソース：Parse.ly)<br />図3　直近の過去30日間の参照トラフィックの推移。昨年の春から夏にかけて、グーグルがフェイスブックに抜き去ってからは、両者の差が日々拡大している。直近（2018年1月17日）でも、グーグルが45%でフェイスブックが22%と大差がついてしまっている。<br /><br /><strong>ニュースフィードのアルゴリズムの変更で、トラフィックが激減するパブリシャーも</strong><br />　<br />　1年ほど前から、フェイスブックからのトラフィックが減って、月間ユニークユーザー数とかページビュー数が落ちこんだと、不満を漏らすパブリッシャーが増え始めていた。Parse.lyの調査でも、2017年2月から10月までの間に、測定対象のパブリッシャーサイトの約2/3でフェイスブックのトラフィックが減っていた。残りは増えていたことになる。その期間で半数近くのパブリッシャーは20%以上もフェイスブックのトラフィックを減らし、さらに5分の一のパブリッシャーに至っては50%以上もトラフィックが激減した。フェイスブックのトラフィックに大きく依存している新興パブリッシャーにとって大打撃となったのだ。<br /><br />　多くのフォロワーを擁しているパブリッシャーが大量の記事をフェイスブックに投稿しているにも関わらず、当てにしていたフェイスブックのトラフィックが減り始めているのである。明らかにパブリッシャーからの投稿コンテンツ（大半がリンク情報）がニュースフィードに露出する頻度が減っているのだろう。つまり、フェイスブックが頻繁に実施するニュースフィード・アルゴリズムの変更が大きく影響したのは間違いない。<br /><br />　フェイスブックは3～4年ほど前から、パブリッシャーのコンテンツをニュースフィードに優先して表示するように、アルゴリズムを変えてきていた。それに合わせて、パブリッシャーのフェイスブック依存度が年々高まっていった。だが昨年から風向きが変わってきた。パブリッシャーのコンテンツを優遇しても、フェイスブックの広告売上アップに大きく貢献しないことや、本来のコミュニティーサイトの役割が薄まりユーザーの滞留時間が減る懸念が高まっていた。そのため、友人のコンテンツを優先表示するアルゴリズムの変更はジワジワ進められていた。<br /><br />　それに加えて、フェイクニュースなどの信憑性の無いコンテンツをフェイスブックが拡散させ、蔓延させたと批判が高まり、また増え続けるクリックベイトにも手を焼いていた。その対策として、ユーザーに不利益で信頼のおけないンテンツを表示しないように手を加えていた。グレイゾーンのニュースコンテンツが排除されるようになり、中にはまともなニュース記事までも犠牲になったりしたという。<br /><br />　こうした混乱の中で、フェイスブックＣＥＯのマーク・ザッカーバーグ氏が先日（2018年1月19日）、信頼できるパブリッシャーのニュースを優先して表示していきたいと明言した。信頼できるパブリッシャーをどのように定めていくかが物議をかもしそうだが、ともかくニュースコンテンツは排除していかないということだ。<br /><br /><strong>パブリッシャーはグーグルのAMPを好み、フェイスブックのインスタント記事を嫌う<br /></strong><br />　としても最近のフェイスブックのアルゴリズムの変更で振り回されきただけに、冒頭のロイターの調査でフェイスブックに対して、世界のパブリッシャーの多くがフェイスブックに対して不満を募らせているのは仕方がない。フェイスブックだけではなくてグーグルに対しても、パブリッシャーに分配する収益を増やすべきだと主張しているが、特にフェイスブックへの不満が目立ってきた要因の一つに、インスタント記事の登場がある（<a href="http://zen.seesaa.net/article/430671429.html" target="_blank">「フェイスブックの分散型メディア「インスタント・アーティクルズ」、一気にアジアや南米のグローバル展開に突入」</a>）。<br /><br />　インスタント記事では、フェイスブックに投稿するコンテンツを、リンク情報だけではなくて記事全文にしなければならない。わざわざ時間をかけてパブリッシャーサイトに飛ばなくても、記事全文を高速表示できるようになる。ユーザーにとって高速表示はありがたい。それ以上に、フェイスブックにとって大きなメリットをもたらす。ユーザーを自分のフェイスブックのドメイン内に留めておけるし、インスタント記事内の広告枠も同社のルールに従わせることになる。<br /><br />　2015年春から段階的に、世界中の主要パブリッシャーにインスタント記事の採用を強力に働きかけた。インスタント記事をニュースフィードに優先表示させることを臭わさせられたこともあって、多くのパブリッシャーが採用に動いた。パブリッシャーにとって不利な条件であったが、スマホ時代のコンテンツの高速表示は避けられない動きでもあった。<br /><br />　ところがグーグルも同じようなモバイルで高速表示できるAMPを立ち上げた。インスタント記事よりオープンで、グーグルの検索エンジンだけではなくてTwitterなどのプラットフォームでも利用できる。それにパブリッシャーにとって魅力なのは、AMPを採用したコンテンツがグーグル検索結果の上位に表示されやすいことである。パブリッシャーが雪崩を打って、AMPの採用になびいた。図4でも明らかに、パブリッシャーへのトラフィックでインスタント記事が伸び悩む一方で、AMPが急増している。AMPの急伸のお蔭で、図2に示したように、パブリッシャーへの参照トラフィックの流入元シェアで、グーグルがフェイスブックに対し2倍の大差をつけるに至っている。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/AMPInstantArticlesReferralTraffic201711.png" target="_blank"><img border="0" alt="AMPInstantArticlesReferralTraffic201711.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/AMPInstantArticlesReferralTraffic201711-thumbnail2.png" width="450" height="289" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/AMPInstantArticlesReferralTraffic201711-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />(ソース：Parse.ly)<br />図4　フェイスブックのインスタント記事とグーグルのAMPのトラフィックの推移<br /><br /><strong>嫌でも頼らざるを得ない</strong><br />　<br />　フェイスブックに対して警戒心を募らせているパブリッシャーも、ミレニアル世代に代表される若い人にリーチするソーシャルプラットフォームとなれば、やはり嫌でも圧倒的な普及と拡散性の高いフェイスブックに頼らざるを得ないのが現状だ。バイラル性の高い記事を武器に、フェイスブックを舞台にして大躍進したBuzzFeedやHuffPostのような新興パブリッシャーが、しばらく苦戦を強いられそうだ。<br /><br />　NewsWhipの測定データをプロットした図5でも、フェイスブックにおけるBuzzFeedとHuffPostの月間Interaction数（＝Comment数+Share数+Like数）が、この2年間で急速に落下している。一方で、高級ニュースメディアと言われているNYTimesとWashington　Postは、有料コンテンツの制約がありながらも、エンゲージメントに関わるInteraction数はさほど減っていない。インスタント記事の採用からいち早く離脱し、ファイスブック依存離れを宣言しているNYTimesが、Interaction数を増やしているのが興味深い。マーク・ザッカーバーグ氏が先日、信頼できるパブリッシャーのニュースを優先してニュースフィードに表示していくと明言したことを、先取りして実施しているのかもしれない。<br /><br /><a href="http://zen.up.seesaa.net/image/NYTvsBuzzfeedEngagement2017Dec.png" target="_blank"><img border="0" alt="NYTvsBuzzfeedEngagement2017Dec.png" src="http://zen.up.seesaa.net/image/NYTvsBuzzfeedEngagement2017Dec-thumbnail2.png" width="434" height="450" onclick="location.href = 'https://zen.seesaa.net/upload/detail/image/NYTvsBuzzfeedEngagement2017Dec-thumbnail2.png.html'; return false;" style="cursor:pointer;" /></a><br />（データ：NewsWhip)<br />図5　有力ニュースパブリシャーのInteraction数（＝Comment数+Share数+Like数）<br /><br /><br /><br />◇参考<br />・<a href="https://reutersinstitute.politics.ox.ac.uk/our-research/journalism-media-and-technology-trends-and-predictions-2018" target="_blank">Journalism, Media and Technology Trends and Predictions 2018</a>（Reuters Institute for the Study of Journalism）<br />・<a href="https://blog.parse.ly/post/6663/facebook-declines-google-grows-news-audiences/" target="_blank">Facebook Declines, Google Grows as Battle for News Audiences Continues</a>（Parse.ly、　Blog)<br />・<a href="https://www.recode.net/2017/11/30/16709310/buzzfeed-losing-web-traffic-readers-layoffs-uniques-prefer-news-over-viral-sites" target="_blank">BuzzFeed is losing website traffic as readers head for more traditional news sites</a>(recode)<br />・<a href="https://blog.parse.ly/post/6605/google-referrals-amp-traffic/" target="_blank">Aren’t you glad you adopted AMP? Google referrals up 17% on the year with AMP traffic.</a>（Parse.ly、　Blog)<br />・<a href="https://www.newswhip.com/2018/01/engaged-sites-december-17/" target="_blank">These were the most engaged sites on Facebook in December 2017</a>（NewsWhip)<br />・<a href="https://newsroom.fb.com/news/2018/01/trusted-sources/" target="_blank">News Feed FYI: Helping Ensure News on Facebook Is From Trusted Sources</a>（Facebook　Newsroom)<a name="more"></a>

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